
オーディオカスタム担当の大塚です。
新製品(未発売ですが)、BEWITH<STATE MM-1D>のご予約キャンペーンが始まり、皆様から多くのお問い合わせ、近隣店舗のお客様もご来店下さり、少しずつですが、このユニットの実力ベールが脱がされつつある今日この頃。。。
今のところはまだ試聴できる店舗が限られている中で、量販店の当店も先行試聴可能店舗に選んでいただき感謝している毎日でございます。
このユニットを搭載し、試聴・調整・テスト音源試聴を繰り返すうちに、2つの<考動>に辿り着きました。
①<音楽性>とはなんなのか?を考える。
②<原点回帰>してみて、当店オープン時の0からスタート、「意気込みの高かった時代」の音楽を聴いてみる
先月のBEWITH SOUND CUPに参加させて頂いた時に、<ゴールドクラス>をジャッジして下さった新日本無線の瀬志本氏。あの後知ったのですが、瀬志本氏は現在の新日本無線の音響パーツ開発部門の最高責任者と言うことで、そのような方にエントリー車輌の音を高く評価していただいたコトは大変光栄に思うのですが、2台の<RX-8>に共通して評価していただいた項目に、
◎<サウンドステージが、当社内のデモ試聴機のような空間>◎
◎<非常に「音楽性が高い空間」で聴いていて感動できる空間>◎
と言う2項目を記憶している中で、<音楽性>とはなんなのか?今更ながらじっくり考えてみました。
もちろんBSCの当日にSTATE MM-1Dを搭載していたわけではありませんが、デモカー<ブリット>にて店舗内のスタッフに試聴していただいていたり、<STATE MM-1D>を聴きに来て下さるお客様方とのお話の中で、
<心に響く音> <なんだかスゴク感動する> <オーディオを聴いている感じじゃない>
このような意見は今までももちろん頂いたコトはありましたが、決定的に違うのは、調整した自分でも全く同じコトを思っている所です。
少なからず今までは、こんな感じで聴いてもらえたらいいなぁ。と思いながら調整して音を作っていた感じでしたが、この<MM-1D>が新たにやろうとしている所はどんなことなんだろうか?と考えながら仕上げた空間は、勝手な思い込みですが、ホントに何を聴いても自分が感動できる音に近いものが出来ている。
お客様に楽しんで頂くだけでなく、自分の心が根こそぎ持って行かれるのは久々で、記憶に新しいのはBEWITHデモカー<BMW>の最終型のオーケストラ。
そしてその前がBEWITHから登場した<AZ-1>のデビュー戦である<MES>で試聴した<コルベット>の「ケルティックウーマン」と「平井堅」。
一番最初はこの店舗に所属して初めての認定取扱い製品である<LUXMAN>を搭載したOSCAR「CubicSense」デモカーの<S-MX>アナログシステムで聴いた「マライアキャリー」。
今まで自分の中で感動できたポイントで感じていたのが<音楽性>だったのかもしれません。
これは現状のデモカー<ブリット>に搭載している新旧<MM-1>比較で多くのお客様がおっしゃっていることですが、
<Mirro Media・MM-1>は<高音質なオーディオを聴いている感じ>
<STATE MM-1D>は<臨場感たっぷりでその場に居る感じ>
心に染みて来るような音が出来たら、それは<音楽性>の高い空間なんでしょうか。。。
審査員の瀬志本氏に感じていただいた感覚とは違うのかも知れませんが<感動>という言葉が必要なのかもしれません。
オーディオの調整をする以上、「感動させられる音造り」。。。永遠のテーマです。
そして原点回帰することになったキッカケは、デモ試聴曲の中に、この店舗でハイエンドを始めた時にスゴク気に入って聴いていた<<OSCAR高音質CD>>。僕のコレクションは在庫欠品などが続き32作品で終了してしまいましたが、このCDを全て高音質の<WAVデータ>で変換し直し、じっくり試聴することにしました。
なんだかホントにオープンして寝る間も惜しんで取付・調整していた頃の記憶が甦ります。
「いい音を聴かなくては良い音は作れない」、「高音質CDを持っていなくてはハイエンド担当じゃない」「リファレンスの曲は高音質なソフトじゃなきゃならない」。。。
こんなことを考えながら駆け出していましたが、どこまで言っても、高音質を聴ける環境が無かったのに、高音質をどのようにしてリファレンスにしていたのか?高音質CDを高音質で聴けていたのか?
全てが無意味ではありませんでしたが、矛盾ばかりだったような気がします。
積み重ねは無駄ではなかったと思いますが。
ココに来て<高音質音源(CD)>の意味がスゴクわかることがとても嬉しいコトです。これは先日のブログでも少し触れましたが、基本的に超ポジティブシンキングな男なので、8年前の自分から少しでも成長しているところがわかることが嬉しいと思えるのと同時に、まだまだ成長できると思える機材が発売になる事。
そして今ではあの当時<ダメだ><使えない>と罵倒されていたJ-POP音源でもスゴク感動できる音造りが出来るようになって来たこと。
当店は量販店です。誰もがみな<J-POP>をメインに聴かれる方が多く、オーケストラやクラシック、ジャズなどのジャンルを好んで聴かれる方は滅多にいらっしゃいません。
ですから高音質音源のありがたさを再認識でき、まだまだ成長できそうな技術に少しでも可能性を見出せるキッカケになった製品の発売が待ち遠しいです。
2月1日の発売まで、まだ約3ヶ月あります。
それまでじっくりとこのユニットの特性を掴んで行きたいと思うと同時に、<音楽性>の追求をしていきたいと思います。
このユニットは何処まで僕のスキルを引き上げてくれるのか、はたしてまだまだ成長できるポテンシャルを持ち合わせているか。。。
「感謝する、俺はまだまだ強くなる。。。」
な~んて、ゾロみたいなこと言ってみたい(笑
今月は先行予約キャンペーンを行なっております。
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更に明後日、8日(土)からは<ハイエンドオーディオコーナー歳末感謝セール>が始まります!!
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皆様のご来店、スタッフ一同、心よりお待ち致しております。