
NEWリリースに向け開発テストを行って来ました【SUBARU LEVOG VMG用】のSA浜松 SPORTS ECUテストが完了致しました。
FA20エンジン本来の性能を引き出し、実用領域では純正を超える乗り易さをコンセプトにテストを繰り返し行う事で納得のできるベースデータが完成致しました。


全域に渡り出力向上したエンジンに対して【CVT】には【SA浜松 SPORTS CVTオイル】へ交換する事で摩擦係数の適正化・耐熱対策を行いました。
SA浜松 SPORTS CVTオイルは、サーキットでの連続走行においても安定した出力をキープし、耐熱性能に対しても実績あるオイルをベースに開発されております。

最終の出力値は【300PS】トルク【43kgm】なりました。
エンジンや過給器に対しての負荷を低減し、高効率化する事で本来の出力を引出す事、それによりアクセルを踏み始めた瞬間から【エンジンレスポンス】が向上し全域出力向上へと繋がります。
その為、SA浜松 SPORTS ECUでは【ECU + メタルキャタライザー + エアクリーナー・プラグ】マフラーの交換を推奨した【SETパッケージ】として販売して行きたいと考えています。
このパッケージは以前に開発テストを行いました【VAB・GRB】で各パーツテストした際も同じ結果が確認できており、TOTAL的にカスタマイズする事でバランスの取れた出力向上を実現致します。
*エアクリーナーに関しては純正も可・より低域からのレスポンス向上・高回転域での伸びを重視されたいオーナー様にはムキ出しTypeを推奨致します。


上のグラフは【3,180rpm】と【4,470rpm】時を比較した際のパワーデータ値です。実用回転域となります、3,180rpm時でも【
20PS UP】 4,470rpm時には
【36PS UP】また高回転域では
【50PS UP】と大きな差を出す事ができました。
実用回転域においては【可変バルタイ】のセッティング【エアクリーナー】の交換により2.0Lターボとは思わせないトルク感を引出す事ができました。



またステアリング内にあります【SI-DRIVE】の切り替えによる【Iモード】【Sモード】【S♯モード】に対してもオリジナルMAPの構築を行いました。
ベース基準をSモードにした中で、各スロットル開度に対した要求トルクの適正化・要求トルクに対した過給圧の適正化を行う事で、それぞれのモードをオーナー様が楽しめるプログラムになってます。

最終テストは一般道・高速道・ワインディングにて行いました。
一般道ではアクセルにリニアな出力が扱い易く、実際エンジントルクが向上している事から車両の重みを感じる事のない走りへと変化し、ワインディングや高速道でSPORTSフィールを楽しみたい時には【Sモード・S♯モード】に切り替える事で純正では体感できなかった高回転域での伸び・パワー感を体感できました。
またCVTオイル交換により熱ダレ感もなく終始、高フィールをキープしたSpecになりました。
オーナー様この度はありがとうございました。
◆発売中
SUBARU WRX STI用 SA浜松Spec
*GRB用も設定あります。
*SPORTS ECUに関するお問合せはSA浜松 鈴木までお問合せ下さい
Posted at 2017/04/22 00:04:50 |
トラックバック(0) |
SAH Racingデモカー開発日記 | イベント・キャンペーン