
ご好評頂いております【LEVORG 1.6L VM4】用の【SA浜松 SPORTS ECU】のバージョンUPテストを行ないました。
これまでのSpec1の仕様では【純正マフラー・純正CVTオイル】にも対応できる仕様でしたが、今回は【SA浜松 SPORTS CVTオイル】の交換を始め、【社外マフラー *中間付き】に仕様変更した状態をベースに【吸気系パーツ】まで変更した際の検証と・仕様に合わせたセッティングを行ないました。
ECU + プラグ交換に【ハイオクガソリン】への変更をする事で、本来のエンジンポテンシャルを発揮します。
今回のSpec2データでは更に高回転域に掛けた出力UPを視野に入れている為、ECU・プラグ以外のパーツ【CVTオイル・中間パイプ付きマフラー】へパーツ交換を行ないテストをスタートしました。
また2.0L VMGでは大きな効果を確認できました【ムキ出しTypeエアクリーナー】も合わせてテストを行いました。
ムキ出しエアクリーナー装着後には吸入空気の流れが変わる為、空燃比補正が入る事が多くあります。
今回テスト的に装着したエアクリーナーではアイドリング状態から30%前後の空燃比補正【ズレ】が確認できた為、純正エアクリーナー同等の補正値になるように【エアフロ電圧MAP】を補正し、パーツテストを行ないました。
吸気パーツの検証を行なった限り1.6L VM4に対してのメリットは確認できず、オーナーの皆様に推奨できるまでの結果は確認する事が出来なかった為、改めて純正吸気システムに戻し、ECUバージョンUPテストを行ないました。
Spec1データ開発時と同様に1つ1つのMAPを改めて検証して行くと同時に、これまで蓄積して来ましたデータと新たに確認できたMAPデータを変更しては車両にインストール→データロガーチェック→パワーデータチェックと繰り返し行ない、バージョンアップできるポイントを絞り込んで行きました。
文字にすると数行の内容になって来ますが、この終わりの見えない検証作業の先に【SA浜松Specデータ】ならではの高出力化と乗り易さを両立したECUデータがあります。
☆赤ライン→SA浜松 SPORTS ECU Spec2データ仕様
*SPORTS CVTオイル交換・中間パイプ付き社外マフラー交換に対応。
☆紫ライン→SA浜松 SPORTS ECU Spec1データ仕様
*純正CVTオイル・純正マフラーにも対応致します。
*CVTオイルは交換を推奨しております。
今回のバージョンUPテスト後には、特に4,000rpm以降の出力特性を向上する事ができました。
6,000rpm付近においても大きな出力ダウンがない為、高回転域においてもパワーがあり気持ち良いエンジン特性へと進化しております。
最終チェック走行は車両をシャシダイから出し、ストリート〜高速道にて行ないました。
まず感じるのは走り出しからCVTオイル交換によるリニア感が出た事です。
マニュアルシフト操作時の繋がりもリニアで2.0L同等にCVTに乗る楽しさまで体感できました。
SA浜松 SPORTS CVTオイルは【耐熱性能】にも優れている為、CVT本体の保護・パワーロスの低減に繋がるオイルです。
高速合流時の加速では出力データでも確認できました【高回転域に伸びのあるエンジン特性】を実走でも確認できました。
1.6L VM4を全てのステージで楽しんで頂けるECUデータです。
☆LEVORG VM4 【純正ECUデータ / SA浜松 SPORTS ECU】データ比較
最後に改めて【純正データ】にシャシダイ上でデータを戻し、パワー計測を行なってみました。
☆赤ライン→SA浜松 SPORTS ECU Spec2
☆紫ライン→純正ECUデータ *CVTオイル・マフラー交換済み
これまでのSpec1データとの違いは4,000rpm以降から更なる出力UPを実現している部分です。
同日、ほぼ同じ時間に計測比較したパワーデータを見ても5,000rpm付近で【+40PS〜】の出力UPを実現致しました。
Spec1仕様から、もう1歩と思われたVM4オーナーの皆様にも満足して頂けるECUデータへと進化致しました。
是非LEVORG VM4オーナーの皆様、SA浜松 SPORTS ECUを体感してみて下さい。
*SUBARU車へのECU書換えには【メタルキャタライザー・レーシングプラグ】の交換が必要です。
*社外エアークリーナーへの対応も可能です。
*SPORTS ECUに関するお問合せはSA浜松 鈴木までお問合せ下さい。