
Z34用 足廻り走行テストの為、FSW本コースに行って来ました。
今回のテストでは主にサーキット走行をターゲットにされたZオーナー様に向けた足廻りの開発テストです。
使用するショックはこれまで同様にOHLINS製ですが、スプリングは【HALスプリング】製に変更して行っています。
HALスプリングさんとは【スーパーオートバックス × HALスプリング】コラボ企画にて先日発売されました【レヴォーグ VM系】がSA専売品としてリリースされる等、昨年は自身も【スプリングの可能性】を体感させて頂きました。
今回のテストでは車両がZになりますが、新たな可能性を求めHALスプリング仕様にてセットアップして行きます。
テスターはこれまでも当店のオリジナルパーツの開発ドライバーを担当して来て頂いている【木下みつひろ】氏です。
走行ステージがFSW本コースになった事も含め、車高調以外の部分まで細かな走行チェックを行って頂き、ハイスピードサーキットにおいてもバランスに優れたセットアップをコンセプトに開発しております。
現地での仕様変更は当店のメカニック【大谷】が担当しています。
HALスプリングは、今後のストリートSpecの方向性を確認する事も含め【22k〜30k】までの装着テストを行っています。 ストリートに関しては新たなスプリングレートも今後試して行きますが、サーキットSpecに関しては今回のテストにてほぼスプリングレートは決まりました。
OHLINS SA浜松Specとのマッチングも良く、これまでの仕様のままでHALスプリングの良いポイント引き出す事も出来ました。
最終テストでは更に細かなポイントの確認・テストを行います。
先日のFSWテストは【ATTKD塚田さん】の35GT−Rと一緒に行わせていただきました。
どちらの車両も使用しているタイヤは【HANKOOK RS−4】ラジアルタイヤです。
FSWテスト中のベストLAPは【1′57.5】と車両の仕様から考えれば良い仕上がりになって来ました。

これまでのSA浜松Specの開発コンセプトからブレずに最終Specへ向けたテストを行います。
Posted at 2019/01/10 11:55:24 |
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