
本日より新たに【SKYLINE 400R】用の SA浜松 SPORTS ECUの開発テストを行っております。
400Rに搭載される【VR30DDT】エンジンは次期Z35にも搭載されると言われている【3.0L】V6ツインターボエンジンです。
まずはVR30DDTエンジンのノーマル状態を把握する為、車両に空燃比計・ノックアンプモニター・データロガーの接続を行いパワー計測からスタートです。
当店のシャシダイ 5速での測定値は【出力 383PS】【トルク 59.8kgm】となりました。ピークパワーとなります5,400rpm以降はターボ過給圧値が下がる事からカタログ出力の【405PS】には届きませんでしたが、トルク値はカタログ値【48.4kgm】を大きく上回る【59.8kgm】と高い数値になりました。
今回使用するツールは【ECUTEK】です。 当店では【Z34・86・BRZ・90Supra】にも使用しいるツールで、純正ECUにはないカスタムMAPをセッティングして行く事で、より細かな制御を行う事が可能になります。
初日はターボ過給圧コントロールを行う為の電動ウェイストゲートバルブの制御の把握を行うと同時に【空燃比】【点火】【バルタイ】MAP確認を行い、400Rのエンジン制御システムを1つ1つ理解する事ができました。
明日も引き続きテストを行い400R本来のエンジン性能を引き出せるようECUセッティングしていきます。
Posted at 2020/12/15 23:23:05 |
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