
TOYOTA GR86用の足廻りテストがスタート致しました。
今回の車高調は、当店のオリジナルパーツ開発ドライバーを行なって頂いております【木下みつひろ】氏が 自らプロデュースされている【G-MAX】と【SA浜松】のコラボで作り上げて行きます。
テスト初日は主にストリート走行チェックを 木下さんと行いました。
足廻りの慣らしを含めストリート走行で感じて来た事を 木下さんに伝え、市街地・ワインディングで走行テストを行い 今後の方向性を木下さんと話し合いました。
テスト2日目には朝からFSWに入り、サーキット走行テストを行いました。
サーキットでもストリート同様に足廻りの前後バランス・ショック減衰力を変更した際の追従性やトラクション性能・操作性を確認して頂きました。
ストリート・サーキット走行を終え、改善したいポイントを足廻りのエンジニアと話し合い、現地でのショック仕様変更スタートです。
ショックの仕様変更は【バンプ/縮み側】【リバンプ/伸び側】のシム構成、内部のガス圧 変更を始め、組合せるスプリングレート・バンプラバーの変更を順を追って行いました。
ハイスピードで走行するサーキットテスト→ 1回目のショック仕様変更を終えた後には、基本となります【ストリート】走行テストへ。
凹凸のある路面でのスロー走行 〜 通常速度 走行・ワインディング走行・加速/減速時の荷重移動・角のある凹みに入った際の衝撃確認を 異なるショック減衰力で試み、仕様変更したショックの変化を木下氏と確認 → 再びFSWへ戻りエンジニアと話し合い【2度目】のショック仕様変更へ。
仕上がった足廻りを再びGR86へ装着 → ストリート走行テストへ
確かな変化とショック仕様変更による方向性を確認する為、再びFSWに戻りこの日【3度目】の仕様変更を行いました。
テスト初日へ向かうGR86の中では 前途多難なこれからを想像して向かいましたが、仕様変更を行う毎に変化していくGR86に乗る事ができ、困難ながらも 木下氏と大変充実した2日間を過ごす事ができました。クリアしなければならない課題も多くありますが、テストを継続して行なって行きます。
Posted at 2022/09/22 22:18:55 |
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