SUBARU WRX VABオーナー様の車両に装着しました【HKS GTⅢタービン】のECUセッティングを行わせて頂きました。
制御系のセッティングでは【HKS FlashEditor】を使用して行います。
ECUセッティングを行う前には 車両に【空燃比計・ノックアンプ・データロガー・インタークーラー用のダクト】のセットUPを行います。
セッティング機材をセットした後には、HKS FlashEditor内に【SA浜松Spec】基準データをインストール → エンジン始動 → 始動後のデータ確認からスタートして行きます。
エンジン始動後データの確認・補正を終えた後には、Lo boost域よりECUセッティングをスタートして行きます。
空燃比計・データロガー・ノッキングの有無を確認しながら車両に適したECUデータになるようセッティングを進めます。 データロガーで確認した目標Turbo過給圧に対する、アクチュエーター制御値を各過給圧毎にセットして行く事で、安定感のあるTurbo過給プログラムを構築していく事ができます。
Lo boost 〜 Hi boost域までのセッティングを行った後にはアクセル開度に対するTurbo過給圧値の確認・データ補正を行い仕上げに入って行きます。
BBi Tuneの基準データ内にも採用されております【SA浜松Spec】データでは、SUBARU SI-DRIVEモードに対したデータ書換えも行う事で、後付けのboostコントローラーがなくてもDRIVEモードで【Lo boost】【Hi boost】の切替えが可能になります。
ECUセッティング後にはエンジン出力値も【390PS〜】仕様へ進化する事ができました。

オーナー様この度はありがとうございました。
■HKS FlashEditor SA浜松Spec *HKS GTⅢタービン仕様
Posted at 2023/12/24 10:01:02 |
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