どうも(*'▽')
今回はみん友さんの愛車紹介に出てるクルマのカタログになります。
地元の方ですが、もう10年以上お会いしていない方ですね…(^_^;)
そして、縁の無いクルマですが、今見てもカッコイイですね(*'ω'*)
ワンダーシビック前期Siです♪
今見ても低いルーフでカッコイイ1台!
それにしても昔は一般的なグレードからSiまでワンダーシビックはウジャウジャいましたよね(笑)
自身の記憶の限りでは、2000年を境にパッタリと激減しました…(汗)
ソレこそ1999年位に購入した絶版車ガイドの本に、ワンダーのタマ数が数年以内で激減するだなんて書かれてて、絶対ありえないと思ってたら、コレがアッサリ予言通りに消えちゃった時はショックでしたねぇ…(泣)
当時16歳…あぁこうやって普段街中で見かけるクルマって見掛ける機会が減って行くんだなぁって。
後は、ナニワトモアレのゼンちゃんのワンダーというイメージがどうしても…(爆)
自身はリアルタイムで実感は無いですが、大阪の環状族には人気の1台だったようですねぇ(笑)
さて、そんなワンダーシビックは3代目シビックとして1983年にデビューしています♪
初代のキープコンセプトだった2代目から一転…3代目はワイド&ローのフォルムで当時としては非常に斬新なデザインとなってます(*'▽')
スポーティな見た目のワンダーシビックですが、登場の翌年となる1984年に本命車とも言えます、今回取り上げるSiが追加されます♪
当時のキャッチコピーは…
DOHC SPORTS
そう…このキャッチコピー通りのDOHCエンジン搭載、しかもテンロクというのがこのSi最大のウリですよね( *´艸`)!
そういえば、ワンダーシビックと言えば、ルイアームストロングの「この素晴らしき世界」のBGMをバックにゆったりとした穏やかな感じのCMが展開されるのが定番だと思いがち…なんですが、このSiに関しては専用の全然違う感じのCMです!
この硬派な感じもコレまた中々イイ♪
今回はそんなSiが追加された直後の1984年10月の内容となります。
さて…そんなワンダーシビックの中でもスポーツモデルのSi。
大型一体のエアロカラードバンパーでスッキリとした感じになりますし、高級感もアップします(*'▽')
4つの大きな穴が開いたデザインも個性的で印象に残ります…ってかワンダーとバラスポと言えばこのアルミですね(^_-)-☆
ロングルーフのシルエットで、一見長く見えるボディは実のトコたったの3810㎜。
結構長く見えますが4mも無いコトに驚きます…(汗)
全高もグッと低いように見せつつも1340㎜と、当時のセダンと大差無いか気持ち低いか…そんなレベル。
一文字のリアテールがワンダーはカッコイイんですよねぇ♪
フルラップラウンド・インストルメントパネル…という言葉通り、全体的に包まれる感じで形成されたインパネはスポーティな感じがします(^_-)-☆
インパネ上段にセンターレジスターが4連で装備され、空調環境がかなり良さそうに見えます(*'▽')
シンプルながらも各種スイッチの配置はドコか個性的な感じがあります。
シートはサイドサポートアジャスターが装備されたスポーティシート。
まぁ…実際のトコではレカロに換えたりするんでしょうけど…(爆)
そんなワンダーシビック前期Siに搭載されるエンジンは1機種のみ…。
・ZC…直列4気筒1600㏄DOHC、PGM-FI、135馬力、15.5kg-m。
まず、80年代あるあるなこの透視図がイイ(笑)!
ソレと、ホンダにとってはS800以来14年ぶりのDOHCとなります♪
エンジンのホンダという感じで、カタログもエンジンの解説が大半(笑)
4気筒16バルブのクロスフローエンジンという、当時としては先進的だった方の機構…今じゃ当たり前ですが。
4バルブ内側支点のスイングアーム方式…コレが何気に世界初。
カムシャフトをバルブより内側に配置するコトでシリンダーヘッドのコンパクト化に貢献、そしてスイングアームでバルブを押すコトにより、ハイリフト化も実現♪
ハイリフトにするコトで、より吸排気効率がアップするという訳ですねぇ。
燃料供給方式は、当時のホンダがF1に掛けたような感じの名称だった、PGM-FI。
シリンダーブロックはアルミ製で、これまた軽量化に貢献。
当時の1.6リッターでは最軽量となってます。
また、異形中空カムシャフトもこれまた世界初というコトで、エンジンにどれだけコスト掛けてるんだという内容です。
インテークマニホールドは等長。
4-2-1-2エキゾーストシステムで排気効率アップとデュアルマフラーでエキゾーストノートもソレらしくしているようですね(^_-)-☆
コレに組み合わされるミッションが、5速マニュアルと3速オートマ。
まず、ココまでのスポーツモデルに3速オートマというのが時代を感じる内容(笑)
但し、3速はオーバードライブレシオとなってまして、それなりに高速域も考えられたギヤ比にはなってますね(^_-)-☆
足回りはフロントがトーションバースプリングを用いたストラット。
リアがコイルスプリングの車軸式。
通称:スポルテックサスと呼ばれる機構ですが、この手のスポーツモデルにトーションバーを用いたクルマだなんて、ワンダー位しかありません…(汗)
いや…スバル360ヤングSSとかも厳密に言うとそうなんでしょうが、またチョット立場が違うというか…時代が違うというか…(爆)
確かにトーションバーにするコトで、エンジンルームのスペースも取れますし、ショックアブソーバーのストローク長だけ考えとけばイイので、フード高も低くは出来ますが…(汗)
コレ…走行性能というよりもデザイン重視な気がしますが果たして…(汗)!?
そう言えばワンダーとかって強化サスってやっぱあったんでしょうね。
ボディは空気抵抗を考えた形状で、cd値0.35と、当時としてはまずまずのレベル。
しかしこの低重心な感じがイイですよね~横から見ると非常に分かりやすい感じ♪
装備としては、基本的なオーディオはAMラジオのみですが、とにかくデッキが薄い!
後は電動では無い脱着式のサンルーフ…コチラはオプションですがね(^_-)-☆
そんなワンダーシビックSiは当然ながら専用カタログなので、掲載されるのもこのグレードのみですね(笑)
■Siの主な装備
・チルトステアリング
・熱線吸収青ガラス
・テールゲートオープナー
・フューエルリッドオープナー
・フットレスト
・電子チューナー式AMラジオ
・デジタルクォーツ時計
・専用シート(モケット+ダブルラッセル)
・リクライニングリアシート(9段)
・大型一体エアロ・カラードバンパー(H.P.BLEND)
・フロントロアスカート
・可倒式ドアミラー
・デュアルエキゾーストパイプ(マフラーカッター付)
・セミコンシールド・フロントワイパー
・オイルクーラー
・185/60R14タイヤ+5Jスチールホイール
▲Siの主なオプション
・油圧反力感知方式パワーステアリング
・4WAYスモークドガラス・サンルーフ
・ブロンズガラス
・フェンダーミラー
・マッドガード
・アルミホイール
自分でしたら、5速でボディカラーは掲載されてませんが、白にしてベタな路線で行きます(笑)
オプションでパワステとサンルーフを…ホイールは敢えて社外入れますねぇ。
ワタナベやブラックレーシングでレーシーな装いもイイですし、スーパーボルクを入れてホワイトシンドローム仕様も捨てがたい♪
で…コチラが価格表。
コレがハッチバックの全グレードになりますね(^_-)-☆
更にオマケで当時の見積り(笑)
車両価格137万8000円に当時の値引きが80000円というリアルな数字が見て取れます(笑)
諸費用にマッドガードを入れて総計149万3890円と、150万円をギリギリ割ってますね(^_-)-☆
さて…そんなワンダーシビックですが、ココから1年経たないウチに後期型へマイナーチェンジ。
よって、前期のSiとなると結構レアなのではないかと思います…(汗)
後期になるとどうやらオートマが4速化…ココが一番デカイかも。
1987年に次期型のグランドシビックへモデルチェンジし、更に高性能化していきます(^_-)-☆
この時代のクルマはテンロクのこの手のスポーツマシンがゴロゴロとありまして非常に面白いですね(*'▽')
ボディはペラペラなんでしょうが、車両重量は僅か900㎏…(汗)
かなり軽快な動きするんでしょうねぇ…残念ながら機会が無く、ドコかで乗ってみたい1台ではあります(*'▽')