どうも(*'▽')
今回はみん友さんの愛車紹介に出ているクルマのカタログになります。
コレは全く馴染みが無いなぁ…(苦笑)
EKシビックフェリオ後期です♪
EKってタイプRに乗ったコトがある以外は馴染み無いんですよねぇ…(^-^;
ただ、個人的にはこのモデルまでがシビックらしいシビックという感じだと思ってます。
さて…そんなEKシビックフェリオはシリーズ通算6代目モデルとして1995年にデビューしています♪
通称:ミラクルシビック。
全体的には先代からのキープコンセプトになりますが、バブル崩壊後の時代背景もあり、装備が若干控え目で、オーソドックスなセダンになってしまった印象。
モデルライフ中、モデルイヤーレベルでのマイナーチェンジが行われ、1998年に今回の後期型になります。
この後期型では、従来の改良以上に手が入り、内外装のリファインやグレードの改廃等が行われていますね(*'▽')
そんなEKシビックフェリオ後期のキャッチコピーは…
CIVIC MESSAGE.
このCM当時頻繁に流れてましたね~(*'▽')
ただ、前期の松雪泰子やスティービーワンダー、無名時代のディカプリオが出てきたCMの方が好きだったりします(爆)
今回は後期にマイナーチェンジした直後となる、1998年9月の内容になります。
ってコトでこの後期フェリオは、1500㏄にスポーティグレードのVi-RSを追加したのが最大の特徴かと思います(*'▽')
エアロバンパーとメッシュグリルでスッキリとした印象に♪
後期は無塗装のバンパーモールが付いてたりで正直地味な感じはしてました…(汗)
そしてリア周りはテールランプの配置を変更、またバンパーのモールも無くなったコトでスッキリとした見た目になってます(*'▽')
反面、シビックらしい感じ?はやや薄れ、よりオーソドックスな印象に。
Vi-RSは比較的大型のリアスポイラーも装着されます。
で…後のグレード紹介で出しますが、最もハイパワーなスポーツグレードのSiが非常に素っ気なく、一体このVi-RSとSiのドチラを推したくなってくるのか分からなくなってきます…(苦笑)
今回のブログタイトルはまさにそんな感じだったり…。
インパネは主に中央部分が変更されてるようで、エアコン操作系が全てダイヤル化で操作性向上♪
また、ナビユニットも2DIN化され、画面も大きくなってますね(*'▽')
従来のナビは独自規格でリモコンが外れるタイプの個性的な仕様でしたが、アレはアレで面白そうではありました(笑)
このEK型の特徴としては、インパネセンターの上面に大きなエアコンレジスターが装備されてまして、天井方面~後席という感じで空調が循環出来るのが魅力的ですね~(*'▽')
一方、シートはグレードにより変わりますが、全般的にオーソドックスな形状。
Vi-RS等のスポーティグレードは一部でシースルーヘッドレストが装備されます♪
また、リアシートは最廉価のELはヘッドレスト無し。
他グレードは写真の上部がやや盛り上がった一体ヘッドレスト。
で…Siは別体ヘッドレスト。
今じゃ安全性でまずありえませんね…ってかSiだけ別体なんだぁ…と。
そんなEKシビックフェリオ後期に搭載されるエンジンは全部で5機種…。
・D15B…直列4気筒1500㏄SOHC、3ステージVTEC、130馬力、14.5kg-m。
Vi-RSとViに搭載されるユニット。
エンジンの低・中・高回転で可変バルタイ&リフト量を変化させる、3ステージVTECを装備しています♪
何気にリーンバーン領域を作り出したりしてて、単純にスポーティなエンジンって訳でも無い感じはします。
・B16A…直列4気筒1600㏄DOHC、VTEC、170馬力、16.0kg-m。
Siに搭載されるユニットで、AT車は155馬力、15.6kg-m。
コレが一番知れたユニットでしょう…名機(笑)
また、EKのシビックフェリオでは唯一のDOHCエンジンってのが意外です…(汗)
・D16A…直列4気筒1600㏄SOHC、120馬力、14.7kg-m。
RTiに搭載される、4駆専用ユニット。
・D15B…直列4気筒1500㏄SOHC、105馬力、13.6kg-m。
MiとMLに搭載されるLEV仕様で、この時期のホンダ車は確かにシビックでこの手の低公害仕様を出していました(*'▽')
ただ、このラインナップを見る限り、購買層は環境意識というよりも、メイングレードに搭載されていたので、恐らくそんなコトも気にしないまま購入されていたかと思います(笑)
・D13B…直列4気筒1300㏄SOHC、91馬力、11.6kg-m。
最廉価グレードのELに搭載される最もベーシックなユニットで、これまた唯一の1.3リッター搭載グレードになります。
EGのフェリオはコレのキャブ仕様がありましたね…とにかく遅い…(苦笑)
コレらに組み合わされるミッションは、なんと全車に5速マニュアル!
他はホンダマルチマチックSというCVT及び4速オートマ。
ただ、4速オートマも7ポジション電子制御のヤツ、ロックアップ付4速、ローホールド機構付の4速と3種類ありますね~。
特にこのマルチマチックSと呼ばれるCVTは、ステアリングスイッチでスポーツモードやエコノミーモード、通常のドライブモードの3種類の切替が可能。
つまり、単純に変速点をステップ制御してズラすという、今のCVTとやってるコト特段変わりは無いと…。
当時はコレだけでも珍しいので、アピールポイントとしてステアリングに切替スイッチを設けたのでしょう…まず使いませんがね…(苦笑)
ソレと耐久性はどうなんでしょう?この辺りもやっぱり弱いのか??
で…足回りは4輪ダブルウィッシュボーンの独立懸架。
元来、80年代にホンダ車がダブルウィッシュボーンを採用したのは、フード高を低くする為という、スタイル優先設計でしたので、ストロークを無視してアシとしてはまるで機能しない、なんとも言えない造りだったりしましたね…(汗)
さすがにEG辺りでその辺りを改めまして、このEKではハイマウントアッパーアームになっていると。
装備としましては、まだこの時代では十分にアピールポイントだったナビ。
もう98年の時点でインターナビシステムを採用しています!
思えばこの時代からインターネットの普及もありまして、このように通信型(通信速度はともかく…)ナビも出てくるようになってますね(*'▽')
3Dマップ機能(日産で言うバードビュー)、自宅で作成したルートを受信とか…。
当時実際にやってた人は恐らく激レアさんです…(汗)
ハンズフリー対応にVICS機能と、当時では最先端のスペックですね(*'▽')
また、後期ではSiに8ウェイパワーシートを装備!
他のグレードもシートリフターを前後に装備。
ソレと話題にした通りで、ダイヤル式のエアコンパネルですね(*'▽')
何気に運転席側にレイアウトしてて使用性は抜群かと♪
ソレと90年代末辺りからカタログで話題にされ出した収納アピール。
シートサイドトレイはもうムリヤリでしょう…(苦笑)
ココに砂が溜まるんですよ…ロクなコトが無い…(苦笑)
その分、シートを寄せてコンソール広くするとか、シート幅を広げてゆったりさせるとかの方が全然イイです…(汗)
で…グレードはこんな感じで。
・EL…(5MT/ロックアップ付4AT)
最もベーシックな1.3リッターグレード。
■ELの主な装備
〇安全装備
・前席SRSエアバッグ
・ABS
・シートベルトショルダーアンカー
・熱線リアウインドウデフォッガー
〇快適装備
・高熱線吸収UVカットガラス
・マニュアルエアコン
〇運転席まわり
・パワーステアリング
・トランク&フューエルリッドオープナー
・フットレスト
〇シート
・モケットシート
〇インテリア
・カップホルダー
・昼夜切替式ルームミラー
〇エクステリア
・間欠・ミスト機構付ワイパー
〇足回り
・フロントディスクブレーキ
・175/70R13タイヤ+5Jスチールホイール
・ML…(5MT/ロックアップ付4AT)
1.5リッター最廉価グレード。恐らくタマ数でもコレが結構多いと思います。
■ELにプラス、またはグレードアップする装備
〇快適装備
・パワーウインドウ/パワードアロック
・電動ドアミラー(ブラック)
・AM/FMカセットデッキ+2スピーカー
〇シート
・一体式リアシートピロー
〇インテリア
・助手席バニティミラー
〇足回り
・フルホイールキャップ
・Mi…(5MT/マルチマチックS)
1.5中間グレードで、マルチマチックSが選択出来ます。
恐らくこのグレードもソコソコ売れてるんだろうとは思いますね。
■MLにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・半ドア警告灯
〇快適装備
・キーレスエントリーシステム
・ボディ同色電動格納式ドアミラー
・オートエアコン
・リアヒーターダクト
・AM/FMカセットデッキ+4スピーカー
〇運転席まわり
・タコメーター
〇シート
・アームレストスルー機構付リアシート
・運転席マニュアルハイトアジャスター
〇インテリア
・カップホルダー付リアアームレスト
・トランクルーム照明
〇エクステリア
・ボディ同色ドアハンドル&リアライセンスガーニッシュ
▲Miの主なオプション
・ナビゲーションシステム(CD・AM/FMカセットデッキ・TVチューナー+4スピーカー)
・Vi…(5MT/マルチマチックS)
3ステージVTEC搭載で、比較的ハイパワー&装備が充実したグレード。
但し、快適装備がMLに劣ります…ナゼ…(汗)
■Miにプラス、またはグレードアップする装備
〇運転席まわり
・エコノランプ
・燃料残量警告灯
〇インテリア
・フロントアームレスト付大型コンソールボックス
・助手席シートバックポケット
・フロントスポットランプ
〇エクステリア
・マフラーカッター
・ボディ同色サイドプロテクター
〇足回り
・フロントスタビライザー
・185/65R14タイヤ+フルホイールキャップ
□Miより省略される装備
・キーレスエントリーシステム
・AM/FMカセットデッキ+4スピーカー
▲Miより更に選択可能なオプション
・電動ガラスサンルーフ
・キーレスエントリーシステム
・AM/FMカセットデッキ+4スピーカー+オートアンテナ
・アルミホイール
・Vi-RS…(5MT/マルチマチックS)
1.5リッターの最上級且つスポーティグレード。
■Viにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・スモークタイプヘッドライト
〇快適装備
・プライバシーガラス
〇運転席まわり
・革巻ステアリングホイール
〇シート
・ソフトウィーブ/ジャージースポーツタイプシート
〇インテリア
・メタル調センターパネル
・メタル調ATエスカッション&パワーウインドウスイッチパネル
・前席シートバックポケット
〇エクステリア
・トランクスポイラー
・前後アンダースポイラー
・メッシュタイプフロントグリル
・ボディ同色サイドシルガーニッシュ
〇足回り
・前後スタビライザー
・4輪ディスクブレーキ
・フロントタワーバー
・195/55R15タイヤ+6JJアルミホイール
▽Viより省略されるオプション
・電動ガラスサンルーフ
・Si…(5MT/電子制御4AT)
最強1.6リッターグレード。
でもVi-RS比較でかな~り地味になります…ナゼ…(汗)
■Viにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・スモークタイプヘッドライト
〇快適装備
・オートアンテナ
〇運転席まわり
・革巻ステアリングホイール
〇シート
・ソフトウィーブ/ジャージースポーツタイプシート
・6:4分割可倒式リアシート
・別体式リアシートピロー
・運転席8ウェイパワーシート
〇インテリア
・前席シートバックポケット
〇エクステリア
・リアワイパー
〇足回り
・前後スタビライザー
・4輪ディスクブレーキ
・フロントタワーバー
・195/60R14タイヤ+5.5JJスチールホイール+ホイールキャップ
□Viより省略される装備
・エコノランプ
・フロントアームレスト付大型センターコンソールボックス
▲Viより更に選択可能なオプション
・ビスカスLSD(5MT)
▽Viより省略されるオプション
・キーレスエントリーシステム
・ナビゲーションシステム
・AM/FMカセットデッキ+4スピーカー
・アルミホイール
・RTi…(5MT/ローホールド機構付4AT)
唯一の4WDで伝統のグレード名。
デュアルポンプ式はあくまで生活4駆という感じで、スリップ感知で4駆になるので、どうしてもタイムラグが避けれないメカニズムとなってます…(汗)
装備内容はMLよりイイかなという内容。
■MLにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・半ドア警告灯
〇快適装備
・ボディ同色電動ドアミラー
・オートエアコン
・リアヒーターダクト
〇運転席まわり
・タコメーター
〇インテリア
・助手席シートバックポケット
・トランクルーム照明
〇エクステリア
・マフラーカッター
・ボディ同色ドアハンドル&リアライセンスガーニッシュ
・リアワイパー
・リアマッドガード
〇足回り
・フロントスタビライザー
・175/65R14タイヤ+フルホイールキャップ
□MLより省略される装備
・AM/FMカセットデッキ+2スピーカー
▲MLより更に選択可能なオプション
・ナビゲーションシステム
ボディカラーは全部で8色。
特にロイヤルグレープパールは新色で、Vi-RS専用色になってますね(*'▽')
自分でしたらSiの5速でクローバーグリーンパールを…。
オプションでLSDとサンルーフって感じですね(*'▽')
さて…そんなEKシビックフェリオですが、その後は特別仕様車が設定されたりして(スペリアっていうんですね…プレミオみたいだ…)2000年にES型へバトンタッチしています。
もうES型になったら全然シビック感が無くなったというか…ただ地味になった…。
で…どんどんでっかくなっちゃって、今やもうシビック感の無いシビックにはなってます(笑)
中古車の相場を何気に見ましたが、EKのフェリオまでこんなに高騰してるのか!?
Siどころか、通常グレードでも当時の新車価格に迫る勢い…いやぁ驚いた…(汗)
1.5なんて、なんちゃチョット元気のイイ、カローラ位の印象なんですがね…(汗)