2018年08月26日
競技用のヘッドライトって明るいよなぁ
Honda Team MOTUL、決勝レースに向け準備着々を進める|鈴鹿10H
鈴鹿サーキットで行われている鈴鹿10時間耐久レース。今回、このレースのために結成されたドリームチーム「Honda Team MOTUL」は、大きなトラブルなく金曜日の走行を終了。決勝レースに向けて着々と準備を進めていた。
今回、中野信治監督のもと、現在スーパーGT500クラスに参戦する山本尚貴、武藤英紀、中嶋大祐がドライバーを務める#10 Honda Tema MOTUL。チームスタッフも普段はスーパーフォーミュラ、スーパーGTのホンダ勢のチームでメカニックをするスタッフに加え、イタリアのJASモータースポーツのスタッフも加わる混成メンバー、このレースでしかみられない特別チームということで開催前から注目を集めていた。
金曜日の走行ではフリー走行1回目が13番手、フリー走行2回目は24番手となった。
ただ、3人ともNSX GT3でレースをするのは初めてで、ピレリタイヤの経験もない。金曜日はスポーツ走行を含め、5時間30分もセッション時間が設けられていたが、山本はGT3のマシンをさらに理解していく必要があると語った。
「例えばGT500に関してはセッティングを大きく変えられたりしますが、今のGT3は(セッティング変更などで)触れるところが限られている印象です」
「あとBoPもかなり影響してきて、速ければスピードを削がれてしまうし、遅ければ優遇されるのも特徴です。そういう意味では、頭を切り替えて(そういうクルマなのだと)割り切る必要があるかなと思います。なので、GT500と比べてどうか? と答えるのが難しいです」
「だからこそ、このカテゴリーをもっと理解したいと思うし、理解した上で戦えば、また楽しさももっと見出せると思いますね」
また、武藤英紀は金曜日の走行をこのように振り返った。
「事前のテストでは1セッション30分のスポーツ走行枠を使ってのテストだったので、どちらかというとシステムチェックというのがメイン。今週末から本格的にセットアップを煮詰めていく感じでした」
「走り始めは、ちょっとバランスが良くなかったですが、そこからの上がり幅がすごくて、少し改善はできたかなと思います。ただ、他の2台のNSXを使っているチームと比べて、(NSX GT3を)走らせている経験が少ないので、まだまだ改善しなきゃいけない部分がありますね」
中嶋は事前のテストの時はウエット路面でしか走行ができていなかったそうだが、NSX GT3のマシン自体には慣れたという。
「僕個人としては、事前のテストはウエットしか走れていなかったので、まずは慣れることからスタートでした。単純にクルマに慣れるという部分ではすぐにできました。基本的にはちょっとオーバーステアが強い感じでした。それを直すために色々やってきましたが、まだちょっと完璧ではないですね」
3人ともまだまだ手探りな部分が多いような印象だったが、全員鈴鹿でのレース経験は豊富。武藤は、決勝を見据えたマシン作りをしていきたいと語った。
「予選ももちろん重要ですが、それよりも10時間をいかにコンスタントに走るかということを一番に考えて色々準備をしています。でも、まだまだ合わせこみが必要な部分があるので、そこを決勝までに詰めていきたいですね」
同じように山本も予選一発の速さよりも決勝でのレースペースに重点を置きたいと語った。
「長丁場のレースと、ピレリタイヤのキャラクターも含めて、予選のポジションよりも決勝中のペースがかなり重要になると思います。やっぱりロングランの時にバランスのいいクルマにしておくことで、前に行ければなと思います、そこに重点を置いて今日は走行をしていました」
中嶋は、3人とも鈴鹿サーキットを知り尽くしているという部分をアドバンテージにしていきたいと語った。
「タイヤは扱いが難しいかなという印象で、特にレースはすごくケアをしてあげないといけないかなと思いますね。クルマとタイヤが初めてな分、サーキットはよく知っているという部分は助かりますし、アドバンテージにしなきゃいけないですね」
【鈴鹿10時間】水村リアのModulo Drago CORSE密着記(2)/慣れないピレリタイヤ。お願いします『道神』さま
スーパーGTのサーキットやModuloブースなどでMCを務めている水村リアさんが、鈴鹿10時間で劇的復活を果たしたModulo Drago CORSEのチームに帯同して4日間密着。第2回目は夜間走行も行なわれた金曜日の様子をお届けします。
誰もが息を飲んだ、スーパーGT第5戦富士の練習走行でのアクシデント(ZENT CERUMO LC500の追突を受けてマシン全損)からはや3週間。もうダメかと思った時もあった。レースができないんじゃないかと諦めかけた瞬間もあった。それでも復活を願ってくれたファンと、支えてくれた人たちのおかげで、34号車Modulo KENWOOD NSX GT3がサーキットに帰ってきました!
34号車の復帰戦となるのは、海外からも強豪チームが参戦する耐久レース“SUZUKA 10H”。Modulo Drago CORSEにとって波乱万丈となった夏を締めくくる一戦を、日本を代表するNSX GT3でどう戦うのか。私、水村リアが4日間チームに密着してお届けしたいと思います!
台風は過ぎ去ったものの、すっきりしない金曜日の朝。SUZUKA 10H 2日目の朝は、コース上でのマシン撮影からスタートです。
参加する全マシンの集合写真の撮影前に、3台のNSX GT3による撮影が行なわれていました。
撮影にはマシンを支える監督とメカニックも参加! 今週末、34号車を一番近くで支えるメンバーたちです。
予選を翌日に控えた金曜日は、走行セッションが3回予定されています。午前中のセッション開始前は、すでに汗ばむ気温に。
夏場のレースではもはや欠かせないスポットクーラー。走行開始ギリギリまで車内を冷やします。走行中も車載のクーラーが効いていて、夏場の暑いレースでもドライバーが集中して走れる環境なのだそうです。加えてクールスーツも着用しているので快適かと思いきや、走行から戻ってくるドライバーは汗だくに……。私たちが想像できないぐらい、ドライビング中は体力を使うんですね。2時間ある金曜午前の走行セッションは、まず道上龍選手が走行確認と、タイヤとマシンのマッチングの確認を行ないました。
普段はGT500クラスのNSXをドライブする小暮卓史選手ですが、大津弘樹選手やエンジニアからNSX GT3ならではの特性や挙動を聞いて走行に備えていました。同じNSXとはいえ、GT3ゆえの特性はGT500のNSX-GTとは異なるのだそう。昨日の走行では「頭を冷やしにピットに入ります!」と、初日からアツくなっていた様子の小暮選手。NSX GT3での“小暮劇場”に期待大です。
スーパーGTではヨコハマタイヤを使用している34号車ですが、今回初めて装着するピレリタイヤとのマッチングに少し時間がかかっている様子。大津選手いわく、ドライなのにウエットで走っている感覚なのだとか。
小暮選手はGT500での経験や知識も含めてコメント。少ない走行時間しかありませんが、なんとかピレリタイヤにマッチしたセッティングの方向性を見つけて欲しいものです!
無線から「リヤが不安定!」と聞こえると……
「え!」とドキドキしてしまう、水村リアなのでした。
午前の走行で頭を悩ませたタイヤは、この大会を通して使えるのが19セット。午後に行われた本日2回目の走行では、新品タイヤを履いて大津選手から走行を開始しました。
赤旗が2回も提示されたセッション前半、道上龍選手と小暮選手が無線を聞きながら、大津選手の走行の様子を見守ります。そして、タイヤに悩まされながらも午前中のタイムを更新。ストレートスピードも全体で1、2を争うほど速い!
スーパーGTでも速さを見せる大津選手ですが、そのスピードは才能だけで得られたわけではないんです。走っていない時にも何かをメモしている様子。詳しく聞くと、自分のラップタイムをターゲットマシンと比較し、走ったフィーリングとデータとを合わせ込んで、改善する個所を見つけ出しているのだそう。若いけど真面目で堅実!
夕方になり陽が落ち始めた鈴鹿サーキット。18時30分から、いよいよナイトセッションとなる金曜日最後の公式練習が開始されます。
ナイトセッションで活躍するのは、LEDで光るゼッケン。
見たくないものがあるわけでも、泣いているわけでもありません。暗闇に目を慣れさせるために、走行前にサングラスで視界を調整しているそう。スーパー耐久の富士24時間レースに出場した際に役立ったとのこと。ナイトセッションでの練習走行も、無事に終了。朝は慣れないタイヤに苦戦していたチームも、午後になってセッティングの方向性が見えてきたようです。
決勝レース前にもう練習走行は設けられていないので、最後は時間を有効活用しドライバー交代練習を実施! このレースで初めてパートナーとなる大津選手から小暮選手へのドライバー交代作業を終え、セッションを締めくくりました。
長い一日を、組み上がったばかりのマシンと新しいタイヤとのマッチングに努め、時には闇とも戦いながら光明を見出したModulo Drago CORSE。世界の強豪マシン35台がひしめき合う中で、土曜日の予選ではどのようなスピードを見せてくれるでしょうか。セッションは13時からのスタートとなります。
ピットの「道神」さま、よろしくお願いします!
鈴鹿10時間:得意コースのはずが……。2台のGT300マザーシャシーが大苦戦中
インターコンチネンタルGTチャレンジ第3戦・第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レースは8月24日、2回のフリープラクティスが行われた。上位には日欧の強豪がひしめく結果となりタイム差も僅差だが、35台のエントリーのなかで、大いに苦しんでいるのが2台のGT300マザーシャシーだ。本来鈴鹿は得意なコースであるはずだが、なぜこれほどまでに苦しんでいるのだろうか。
■本来鈴鹿は得意なマザーシャシー
2015年からスーパーGT GT300クラスに登場したGT300マザーシャシーは、日本のものづくりの伝承を願い、童夢製のモノコックを使用しGTA V8エンジンを搭載したマシン。チームが創意工夫でマシンを速くすることができ、そのクイックな特性と相まって、鈴鹿やスポーツランドSUGOといったコースでは素晴らしい速さをみせている。
特に鈴鹿では、例年マザーシャシー勢が予選でも決勝でも上位に食い込んでおり、FIA-GT3使用チームからは不満の声も上がるほど。また、レースではタイヤ無交換等の作戦も駆使してくるのが特徴だ。
そんなGT300マザーシャシー使用チームのうち、世界との戦いとなる今回の鈴鹿10時間に名乗りを上げたのは2台。Cars Tokai Dream28が走らせる2号車ロータス・エヴォーラMC(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘)、TEAM UPGARAGEが走らせる18号車トヨタ86 MC(中山友貴/小林崇志/井口卓人)だ。
2台は今回ワンメイクタイヤとして使用されるピレリタイヤを履いて事前の公式テストにも参加したが、GT3勢とはタイムに差があった。さらに、初日はウエットだったものの、2日目のドライ路面ではTEAM UPGARAGEの18号車がクラッシュを喫している。厳しい戦いが予想されていたが、実際レースウイークに入ってからも、リザルトは下位のまま。この日の2回のフリープラクティスでも、2台とも下位に沈んでしまった。両車とも、GT300で多くの実績を挙げてきたトップドライバーたちが乗っているにもかかわらずだ。
■「一瞬のグリップでしか走れていない」
苦戦の理由は、今回鈴鹿10時間で使用されるピレリのワンメイクタイヤとのマッチングにあるのは間違いなさそうだ。ブランパンGTシリーズやブランパンGTアジア、さらにスーパー耐久等で使用され、世界中のGT3レースで使用されている実績あるピレリは、その特性を少しずつ日本人ドライバーが理解し始めている状況ではあるが、このレースではGT3用をそのまま使わざるを得ない2台のマザーシャシーの場合は問題が深い。
「発熱はしていると思いますが、ピークのグリップを引き出し切れていないように感じます」というのは、TEAM UPGARAGEの中山だ。
また、今回第3ドライバーとして加わった井口も「とにかくリヤのグリップがない。タイヤ表面にある一瞬のグリップでしか走れていないです。GT3用では構造が堅すぎて、タイヤ自体を潰せていないですね」と分析する。また、小林も「おそらくタイヤの限界にいると思う」とコメントしている。3人のドライバーたちのフィーリング、そしてコメントはほぼ同じだという。
一方、Cars Tokai Dream28の加藤も「ワンメイクタイヤだとさすがに厳しいですね。GT3勢は1時間タイヤマネージメントすると言っていますが、うちは1時間走っても半分も減っていない」と現状を教えてくれた。
これは1100kgという軽い車重、そして純レーシングカーでもあるマザーシャシーのサスペンション形式が大いに関係しているようで、Cars Tokai Dream28の渡邉信太郎エンジニアも「やっぱりサスペンションの形式が乗用車かレーシングカーかということですね。ザックリ言うと基本のディメンションが違います」と語っている。また、GT3カーに比べて170kg~200kgほど軽いため、本来GT3なら問題ないはずの、タイヤの構造を潰しながらグリップを発揮するということができていない状況のようだ。今回規定でやや重くなっているというが、逆にハンデになっているよう。
「実はスーパーGTのGT3用のタイヤをエヴォーラが履いたこともありますが、やっぱりこうなります」と渡邉エンジニアは教えてくれた。
「クルマはアンダーかオーバーのどちらかなら、ドライバーなら対処できるんです。でも、突然グリップしたと思ったらスパーンといってしまう。トラクションもかけられない」とは中山のコメント。また、小林も「GT3はパワーもあるので、それがタイム差に繋がっていると思います。僕たちはコーナーで頑張るしかないけど、攻めても怖いばかりになってしまう」というから問題は根深い。
■JAF-GTは鈴鹿10時間に出づらくなる?
ドライバーたちやエンジニアからのコメントを総合すると、GT300マザーシャシーがふだんのスーパーGTでどんな戦い方をしてきたかが逆に浮き彫りになってくる。パワーはGT3勢に比べて無いものの、ダウンフォースとクイックな特性を活かし、ストレートで抜けないハンデをピット作業で逆転するべく、無交換作戦が採れるタイヤをタイヤメーカーとともに開発することが彼らのスーパーGTでの戦い方なのだ。
しかし、今回の鈴鹿10時間ではピットストップの時間も規定で決まっており、作業でタイムを稼ぐこともできない。また、GT3用のタイヤを履かざるを得ないことから、コース上でタイムを稼ぐことも現状は厳しい状況だ。中山は「セットはいじり倒してます」というが、決勝までにどれほど向上できるか。
鈴鹿10時間は、日欧のチームが戦うことがコンセプトで、日本からはスーパーGT参戦チーム、スーパー耐久チームの参加が望まれている。当然スーパーGTチームのなかでも、JAF-GTチームの参戦はファンからも大会側からも望まれるものだろう。
ただ今回の2台の苦闘を見る限り、来季参戦を希望するJAF-GTチームが現れるとは思えない。今回ピレリは大会に大きく貢献しているが、車重も異なるJAF-GT用の“スペシャルタイヤ”を作ることもレースのスタイルや意義を考えると難しいところ。来季以降の大会の仕組み、さらには今後のJAF-GTのあり方にも課題となるのかもしれない。
SUPER GTでのクラッシュから復活した#34 Modulo NSX、10日で新車を整備…鈴鹿10時間耐久
SUPER GT第5戦の公式練習中にクラッシュした#34 Modulo Drago CORSEのModulo KENWOOD 「NSX GT-3」(GT300クラス)。一時は今シーズンの活動中止かと思われたが、8月23日からの鈴鹿10時間耐久レースに復活した。
#34 NSX GT-3は、富士スピードウェイでのSUPER GT第5戦、4日の公式練習中に、ブレーキトラブルを起こした#1 ZENT CERUMO LC500に、リアからヒットされて激しく損傷し、予選~決勝レースは出走取りやめとなった。鈴鹿10時間耐久レースの参戦も一時は諦めたが、新車のNSX GT3の購入を決断し、マレーシアにあった新車のNSX-GT3を手配。8月13日に日本に到着し、そこから鈴鹿へ間に合わせてきた。
23日の特別スポーツ走行でシェイクダウンした#34 NSX GT-3は、順調に周回を重ねた。ドライバーの道上は「前の車両からフィーリングも問題なく走れている」と語った。コンビを組む大津選手は「富士では、チームの気持ちも高かったので走れなかったのは残念だった」と語った。
鈴鹿10時間耐久レースは25日が決勝。
鈴鹿10時間:ナイトセッションのFP2は千代が駆るKCMGのGT-Rがトップタイムに
インターコンチネンタルGTチャレンジ第3戦・第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レースは8月24日、鈴鹿サーキットで18時30分からフリープラクティス2が行われ、松田次生/アレキサンドレ・インペラトーリ/千代勝正組KCMGの018号車ニッサンGT-RニスモGT3が2分03秒183で最速タイムをマークした。
これまで2回のペイド・プラクティス、そしてフリープラクティス1が行われてきた鈴鹿10時間。2回目のフリープラクティスは、18時30分から20時までと、決勝レースでのナイトセッションを想定したなかでの走行となった。
走行開始直後から暗くなり始め、各車がライトを点灯させながら走行する様子は、今までの鈴鹿ではなかなか無かった光景。各チームともドライバーたちが夜間走行を体験しながら走行を進めていくが、開始から1時間が経とうかという19時26分、130Rで木村武史がドライブしていたCARGUY Racingの777号車ホンダNSX GT3がクラッシュ。赤旗が提示される。このタイミングで、SATO,YAMASHITA-SS Rn-sportsの112号車メルセデスAMGもヘアピンでストップした。
「スプーンで1台譲ったときにピックアップがついてしまって、130Rで回ってしまいました。衝撃を和らげるためにサイドからリヤにかけてヒットしましたが、真っ直ぐいっていたら危なかったですね」と木村。
セッションはその後再開され、赤旗なく20時にチェッカーが振られた。2分03秒183でトップタイムをマークしたのはKCMGの018号車ニッサンGT-RニスモGT3で、千代が最速タイムを叩き出している。2番手にはクリストファー・ミース/ドリス・ファントール/フレデリック・ベルビシュ組アウディスポーツ・チームWRTの66号車アウディR8 LMSがつけた。
3番手にはメルセデスAMG・チーム・グループMレーシングのラファエル・マルチェッロ/マーロ・エンゲル/トリスタン・ボーティエ組888号車メルセデスAMG GT3がつけ、FP1に続き好調ぶりをみせた。4番手にはJLOCの平峰一貴/マルコ・マペッリ/アンドレア・カルダレッリ組88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3が続いている。5番手はFP1首位だったローレンス・ファントール/ケビン・エストーレ/マシュー・ジャミネット組クラフト・バンブー・レーシングの991号車ポルシェ911 GT3 Rとなった。
「ニュータイヤで予選のセットアップ確認にいったときのタイムです。ただそれまでの状況が大変で、朝は電気系トラブルもあったりで走れず、午後は途中から走りましたが、僕は4周くらいしかできませんでした」と千代。
「そのときも消耗したタイヤで走行でしたし、このクルマ、タイヤで走るのもひさびさだったので焦っていたのですが、セッティングをアジャストして出たタイムが良かったのでひと安心でしたね」
最終的にGT500ドライバーが乗り込むチームが金曜日の首位となったが、KCMGも含め日本勢はまだまだ試行錯誤している様子が感じられた。ただ海外勢ともタイム差は僅差で、レースまでは状況がどう転んでいくかは分からないだろう。
鈴鹿10時間は8月25日(土)にはピットウォークと予選が行われる予定だ。
【鈴鹿10時間耐久】金曜日フリー走行は#018 KCMGのGT-Rがトップタイムをマーク
第47回サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レース(鈴鹿10H)の公式スケージュールが24日にスタート。初日のフリー走行は#018 KCMGがトップタイムをマークした。
前日の特別スポーツ走行は台風の接近に伴う雨でウェットコンディションでの走行となったが、24日は台風も日本海に抜け、曇り空ながらも雨は上がった。午前中に行われた特別スポーツ走行2回目がスタートするとすぐに路面が乾き、タイムも2分3秒525まで短縮。そして13時50分にはいよいよ公式スケジュールのフリー走行1回目がスタートし、#991 CRAFT BAMBOO RACING(PORSCHE 911 GT3R)のマシュー・ジャミネットが2分3秒444のトップタイムをマークした。
18時30分からはフリー走行2回目が行われ、辺りが暗闇に包まれる中、序盤に#66 AUDI SPORT TEAM WRT(Audi R8 LMS)が2分3秒328と、この日のトップタイムを記録。その直後に#018 KCMG(NISSAN GT-R NISMO GT3)の千代勝正が2分3秒183を記録して逆転トップに立った。このあと、このタイムを更新するものは現れず、#018 KCMGがフリー走行を総合トップで終えたが、上位11台が1秒以内、20番手でもトップから1.3秒の僅差。予選、決勝は大接戦となりそうだ。
日本勢は松田次生と千代がドライバーラインアップに名を連ねる#018 KCMGを筆頭に、#88 JLOC(LAMBORGHINI HURACAN GT3)が総合5番手、#21 Audi Team Hitotsuyamaが6番手、吉田広樹が乗る#28 HubAuto Corsa(Ferrari 488 GT3)が10番手とトップ10に4台が名を連ねた。スーパーGTの大クラッシュから新車で復活した#34 Modulo Drago CORSE(Honda NSX GT3)は1回目17番手、2回目13番手だった。
■金曜日フリー走行2回目結果(トップ10)
1. #018 KCMG/2分3秒183
2. #66 AUDI SPORT TEAM WRT/2分3秒328
3. #991 CRAFT BAMBOO RACING/2分3秒444
4. #888 Mercedes-AMG Team GruppeM Racing/2分3秒734
5. #88 JLOC/2分3秒847
6. #21 Audi Team Hitotsuyama/2分3秒883
7. #27 HubAuto Corsa/2分3秒903
8. #6 Audi Sport Team Absolute Racing/2分3秒904
9. #44 Strakka Racing/2分3秒944
10. #28 HubAuto Corsa/2分3秒987
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Posted at
2018/08/26 22:29:57
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