2019年10月26日
最強のGTI日本導入だね
【WTCR】フォルクスワーゲンがGolf GTI TCRのストリートバージョンを限定販売、鈴鹿で実車公開
WTCR日本ラウンドとTCRJ最終戦が開催されている鈴鹿サーキットで、フォルクスワーゲン グループ ジャパンが記者会見を行い、国内で限定600台が販売されることになったGolf GTI TCRのストリートバージョンがお披露目された。
現在、WTCRを筆頭に世界各国でTCR車両を使ったシリーズが普及しており、日本では2017年からスーパー耐久でST-TCRクラスが新設された他、日本国内のスプリントシリーズとしてTCRJが今年から開幕。多くの車両がエントリーしている。
その国内シリーズにも参戦し、毎回上位に食い込む活躍をみせているGolf GTI TCRのパフォーマンスを限りなく再現したモデルを一般の公道でも乗ることができるストリートバージョンが完成した。
パワートレインは現行Golf Rの2.0リッター TSIエンジンをベースに専用チューニングされたものを搭載しており、最大出力は290馬力、最大トルク380Nmを発揮。まさに“日本仕様史上最強のGolf GTI”となっている。その他にも電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックや大型ブレーキディスク、“アクラポヴィッチ”チタンエキゾーストシステムを採用するなど、特別な仕様となっている。
今回、WTCRとTCRJが開催されている鈴鹿サーキットで車両お披露目の記者会見が行われ、フォルクスワーゲン グループ ジャパンのティル・シェア代表が挨拶。ストリートバージョンのGolf GTI TCRの魅力を語るとともに、「今週末開催されるTCRレースの全てのフォルクスワーゲンのチームを全力でサポートしたい。健闘を祈っている」と参戦するフォルクスワーゲン勢を激励していた。
記者会見では、今季WTCRでセバスチャン ローブ レーシングから参戦し、このストリートバージョンの開発にも携わったベンヤミン・ロイヒターも登場。「僕はレースをしながら、こういった市販車の開発に携わっている。もちろん、レースでの楽しさもあるけど、そこでの魅力を市販車にフィードバックして開発していくのも自分としては楽しみのひとつ。ぜひクルマをみんなに楽しんでほしい」と語った。
このGolf GTI TCRストリートバージョンは、日本国内では全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーでの受注販売となり、販売台数は600台限定。納車は11月以降になる予定だという。
究極のファイナルゴルフ!? 日本仕様最強のVWゴルフGTI「ゴルフGTI TCR」が600台限定で受注開始! 税込車両価格は509万8000円
10月25日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ゴルフGTIのパフォーマンスを最大限に高めた限定車「ゴルフGTI TCR」を、600台限定で発売すると発表。同日より受注を開始した。税込車両価格は509万8000円で、納車は11月以降の予定だ。
2.0Lターボエンジンは60ps上乗せとなる290psを発揮
「ゴルフGTI TCR」は、“WTCR(ワールド・ツーリング・カー・カップ)”に参戦するレーシングカーのストリートバージョンとして開発されたモデル。エンジンは現行「ゴルフR」の2.0L TSIエンジンをベースに専用チューニングが施され、最高出力は標準のゴルフGTIよりも60ps上乗せとなる290psを、最大トルクは380Nmを発揮する。トランスミッションは7速DSGで、0-100km/h加速を5.6秒(ドイツ本国測定値)でこなすなど、日本でこれまで販売した「ゴルフGTI」のなかで史上最強のモデルとなる。
メカニズム面ではそのほか、電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックや大径ブレーキディスク(前後輪ともにベンチレーテッドディスク)、官能的なエキゾーストサウンドを奏でるアクラポヴィッチ製チタンエキゾーストシステムなどの特別装備を採用し、GTIのパフォーマンスを最大限まで高めている。
エクステリアでは、リヤディフューザーやサイドスカート、フロントリップスポイラーといったブラックペイントされた専用エクステリアパーツに加え、ドアミラーとともにルーフもブラックペイントとなり、足もとに採用したマットブラックの専用19インチアルミホイールとのコンビネーションにより、精悍なルックスを演出。ボディカラーは専用色のピュアグレーを含む全4色が展開されている。
インテリアではTCR専用となるファブリック&マイクロフリースシートを装備し、赤いラインをフィーチャーした新デザインのシートトリムが室内をひときわスポーティに演出。さらにステアリングホイールは12時の位置に赤いアクセントの入った専用タイプを採用するほか、フロントドアを開けた際に地面にTCRロゴを映し出すプロジェクション機能など、より一層ドライバーの高揚感を高めるアイテムが満載だ。
●「VWゴルフGTI TCR」主な特別装備
・専用チューンによる2.0L TSIエンジン(最高出力290ps)
・電子制御油圧式フロントディファレンシャルロック
・アダプティブシャシーコントロール“DCC”
・大径ブレーキディスク(前後輪ともにベンチレーテッドディスク)
・アクラポヴィッチ製チタンエキゾーストシステム
・専用ファブリック&マイクロフリースシート
・専用エクステリア、専用ステアリング、専用シフトノブ
・TCRロゴプロジェクション機能(フロントドアのみ)
・テクノロジーパッケージ(デジタルメータークラスター“Active Info Display”/ダイナミックライトアシスト/ダイナミックコーナリングライト/ダークテールランプ/LEDテールランプ(ダイナミックターンインジケーター付)
・フォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム“Discover Pro”
・モバイルオンラインサービス“Volkswagen Car-Net”(コネクティビティ機能“App-Connect”、テレマティクス機能“Guide & Inform”)
・235/35R19タイヤ/8Jx19アルミホイール(5ダブルスポーク)
※ゴルフGTI をベースに以上の主な専用アイテムを標準装備
ストリートからサーキット、そしてストリートへ。ゴルフGTIに『TCR』の名を冠した限定車登場
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは10月25日、FIA WTCR世界ツーリングカーカップが開催されている鈴鹿サーキットで、世界中のサーキットで活躍するフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRのストリートバージョンである『ゴルフGTI TCR』を発表した。25日から受注が開始され、限定販売台数は600台。納車は11月以降が予定されている。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRは、世界中で愛されるゴルフのホットバージョン、GTIから仕立てられたレーシングカー。近年世界中でスプリント、耐久とさまざまなレースに活用されているTCR規定向けにフォルクスワーゲン・モータースポーツによって製作されたマシンで、世界中で多くのチームが活用している。WTCRはもちろん、日本でもTCRジャパンシリーズ、ピレリスーパー耐久シリーズで大活躍しているマシンだ。
もともと、レーシングカーとしてのゴルフGTI TCRは市販車のゴルフGTIと多くの部分が共通だが、そのレーシングカーのゴルフGTI TCRとまったく同じ名前を冠した限定車『ゴルフGTI TCR』が日本でも発売されることになった。
このストリートバージョンのゴルフGTI TCRは、2018年にオーストリアで開催されたファンミーティングでコンセプトモデルが発表され、ファンから熱狂的な支援を受けたもの。パワートレインは現行のゴルフR用の2.0LTSIエンジンをベースに、専用チューニングによって改良。290馬力を誇り、7速DSGと組み合わされる。
さらに、大パワーを受け止めるために電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックや大径ブレーキディスクを装備。また、モータースポーツはもちろん市販車でも高い評価を受けるアクラポビッチ製のチタンエキゾーストを備えるほか、外装でもブラックにペイントされたディフューザーやサイドスカート、前後スポイラー、マットブラックの専用19インチアルミホイール、そしてTCRのロゴが装着されるなど、ツーリングカーファンはもちろん、ゴルフファンにはたまらない装備となっている。
そして、このストリートバージョンのゴルフGTI TCRがスペシャルなのは、WTCRに現役で参戦し、ニュルブルクリンクではゴルフGTIを駆りレコードも樹立したベンジャミン・ロイヒターが開発に携わったことだ。
ロイヒターは、このゴルフGTI TCRの開発に1年半に渡って携わっており、季節、路面コンディションを問わずにパフォーマンスを発揮するようにチューニングを行った。
この日、WTCRの予選後に発表会に出席したロイヒターは「まずはこのゴルフGTI TCRを試してほしいね。きっと欲しくなると思う(笑)」と自信をみせた。ちなみに、同じく発表会に登場したフォルクスワーゲン・モータースポーツのスヴェン・スミーツは、10月24日にヴォルフスブルクで発表されたゴルフVIIIのGTI、そしてTCRレーシングカーの登場も示唆している。
ストリートバージョンのゴルフGTI TCRは、全国希望小売価格509万8000円。290馬力を誇る『日本最強仕様のGTI』の価格としては破格とも言えそうだ。
問い合わせ先
フォルクスワーゲン カスタマーセンター:TEL 0120-993-199
https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfgti.html
フォルクスワーゲン WTCRレーシングカーのストリート仕様の限定車「ゴルフ GTI TCR」発売
フォルクスワーゲンは2019年10月25日、「ゴルフ GTI」のパフォーマンスを最大限まで高めた600台の限定車「ゴルフ GTI TCR」の受注を開始した。なお、デリバリーは11月以降を予定している。
モデル概要
今回導入する限定車「ゴルフ GTI TCR」は、ワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR))に参戦するレーシングカーのストリートバージョンとして開発されたモデルだ。パワートレーンは、現行の「ゴルフ R」の2.0L・TSIを60psアップさせ290psを発生、最大トルクは380Nmだ。7速DSGとの組み合わせにより、0-100km/h加速5.6秒を記録するなど、これまで日本で販売された「GTI」モデルの中で最強のモデルとなっている。
「ゴルフ GTI TCR」はエンジンだけではなく、電子制御油圧式フロント・デファレンシャルロックや大径ブレーキディスク(前後ベンチレーテッド・ディスク)、官能的なエキゾーストサウンドを生み出す「アクラポヴィッチ」製チタン・エキゾーストシステムなどの特別装備を採用している。
インテリアもTCR専用ファブリック&マイクロフリース・シートを装備し、赤いラインを加えた新デザインのシートトリムが室内をスポーティに演出。さらにステアリングホイールは12時のポイントに赤いアクセントの入った専用ステアリングを採用する他、フロントドアを開けた際に地面にTCRロゴを映し出すプロジェクション機能など、ドライバーの高揚感を高める装備を採用している。
ボディカラーは専用色のピュアグレーを含む全4色展開。リヤディフューザーやサイドスカート、フロント・リップスポイラーといったブラックペイントされた専用エクステリアパーツに加え、ドアミラーとルーフもブラックペイントとなっている。ホイールはマットブラックの専用19インチ・アルミホイールを装着している。
この限定モデルは2018年5月に開催されたるGTIのファンミーティング「ヴェルターゼー(オーストリア)」で世界初披露されている。そのため、今回制約した全員の人に「ヴェルターゼー」をモチーフにしたデザインをあしらったゴルフGTI TCR成約記念品「スペシャル・キーボックス」を納車時にプレゼントされる。このギフトボックスには車両の鍵の他に、シリアルナンバーが刻印されたプレートと最大200mの範囲の物を探せるBluetooth発信機「LIFE BEACON」が同梱されている。
ゴルフ GTI TCR 諸元表
【価格】
ゴルフGTI TCR
509万8000円(税込み) 600台限定
限定600台の『フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR』発売。TCRがベースのストリートモデル
フォルクスワーゲン・ジャパンは10月25日、発売中のゴルフGTIのパフォーマンスを最大限まで高めたとうたう限定車『ゴルフGTI TCR』の受注受付を開始した。販売台数は600台の予定で、11月以降に納車が開始される。
今回予約受注がスタートしたゴルフGTI TCRは、その名が示すとおりWTCR世界ツーリングカー・カップやTCRジャパンなど、日本のみならず世界各国のレースで使用されているTCR規定のレーシングカー『フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR』のストリートバージョンとして開発されたモデルだ。
パワートレインは現行のゴルフRに搭載されている2リッターTSIエンジンをベースにチューニングしたものが搭載されており、最大出力は290馬力。7速DSGと組み合わさることで停止状態から時速100kmまでは5.6秒で加速する。これは日本で発売されてきたゴルフGTIモデルのなかで“史上最強”という。
そのほか電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックや大径ブレーキディスク、「官能的なエキゾーストサウンドを奏でる」とする“アクラポヴィッチ”チタンエキゾーストシステムといった特別装備も採用された。
インテリアも、このTCR専用の装備が施されるほか、赤いラインをフィーチャーしたシートトリムも採用され「室内をひときわスポーティに演出」するとのこと。600台限定販売のゴルフGTI TCRは、希望小売価格509万8000円(税込)となっている。
600台限定のVW『ゴルフGTI TCR』…WTCR日本戦開催中の鈴鹿サーキットにて国内発表、受注も開始
フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、WTCR(世界ツーリングカー・カップ)日本戦が開催されている鈴鹿サーキットにて25日、WTCR参戦レースカーのストリートバージョンとして開発された『ゴルフGTI TCR』をプレス発表した。
ゴルフGTI TCRは専用チューニングを施した2リットルTSIエンジンを搭載し、290PS/380Nmを発揮、GTIのパフォーマンスを最大限まで高めたモデルとされる。それだけにストッピングパワーも重視され、4輪ベンチレーテッドディスク、大径ブレーキディスク採用などが為されている。官能的なサウンドを奏でる「アクラポヴィッチ チタンエキゾーストシステム」なども有し、フロントドアを開けた際には地面にTCRのロゴを映し出すプロジェクション機能も。
カラーは4色展開で、全国希望小売価格(税込)509万8000円。
この日の夕刻、鈴鹿でのプレス発表会にはVGJのティル・シェア社長らに加え、フォルクスワーゲン・モータースポーツのトップであるスヴェン・スミーツ氏、そしてWTCRの予選を走り終えたばかりのベンジャミン・ロイヒター選手も参加した。
ロイヒター選手はゴルフGTI TCRのレース車両とロードカー(ストリートバージョン)、両方の開発に携わってきたとされるドライバーで、ゴルフGTI TCR(ロードカー)の魅力について問われると、「どこかが特に、ということではなくパッケージとしてすべてが素晴らしく、魅力的に仕上がっているんだ」との旨を強調していたのが印象的だった。
『日本仕様史上最強のゴルフGTI』ともいわれるこのクルマ、600台限定の導入で、受注は国内発表と同時に開始されている(納車予定は11月以降)。
いっぽう本国では24日に、8代目の新型ゴルフが発表されている。
ゴルフGTI TCRを600台限定で発売。コンセプトはWTCR参戦車両のストリートバージョン
2019年10月25日、フォルクスワーゲングループジャパンがゴルフGTIをベースにした特別仕様車「ゴルフGTI TCR(VolksWagen Golf GTI TCR)」を発売した。
チューニングされた2Lターボエンジンは、290ps/380Nmを発生
2L以下のターボエンジンを搭載した前輪駆動の4ドア/5ドア市販車をベースに、規定に則ったチューニングを施されたTCRマシンで競われるWTCR(世界ツーリングカーカップ)は、フォルクスワーゲンやホンダをはじめ、アルファロメオやヒュンダイなどが参戦し、自動車メーカーが増え続けるなど人気レースである。
この選手権の日本ラウンドも開催され、2019年は10月25~27日の日程で鈴鹿サーキットを舞台にレースが繰り広げられている。
FFのコンパクトスポーツ、ゴルフGTIをベースにした車両でWTCRに参戦するフォルクスワーゲンは、このレーススケジュールに合わせるように特別仕様車「ゴルフ GTI TCR」を600台限定で発売した。そのコンセプトは「WTCRに参戦するレーシングカーのストリートバージョン」で、290ps/380Nmを発生する2Lターボを搭載する。
このエンジンパワーの数値、標準のGTIと比較すると60ps/30Nmも向上しているのだが、実は4WDの上位モデル「ゴルフR」の2L TSIエンジンを専用チューニングしているのだという。7速DCTと組み合わせることで、0→100km/h加速を5.6秒で達成し、これまで日本で販売された「ゴルフGTI」の中でも最強モデルだという。
エンジンのほかにも、電子制御油圧式フロントデフや大径ブレーキディスク、欧州のエキゾーストメーカー「アクラポヴィッチ」製チタンエキゾーストシステムなど、特別装備多数を採用して運動性能を高めている。またエクステリアでは、ブラックペイントされたルーフやリヤディフューザー、サイドスカート、マットブラックの専用19インチアルミホイールが装着されるなど精悍なデザインとなってる。
インテリアにも赤のアクセントをハンドルやシフトノブ、シートなどに配置した専用のデザインとなっている。フロントドアを開けると、路面にTCRのロゴを映し出すプロジェクション機能も採用されている。
このゴルフGTI TCRは600台の台数限定で、車両価格は509万8000円となっている。
ゴルフGTI TCRの欧州試乗記はこちら
フォルクスワーゲン ゴルフGTI TCR 主な特別装備
●専用チューン2L TSIエンジン/7速DCT
●電子制御油圧式フロントディファレンシャルロック
●アダプティブシャシーコントロール「DCC」
●大径ブレーキディスク(前後輪共にベンチレーテッドディスク)
●アクラポヴィッチ製 チタンエキゾーストシステム
●専用ファブリック&マイクロフリースシート
●専用エクステリア/専用ステアリング/専用シフトノブ
●TCRロゴプロジェクション機能(フロントドアのみ)
●テクノロジーパッケージ
●デジタルメータークラスター「Active Info Display」
●ダイナミックライトアシスト/ダイナミックコーナリングライト
●ダークテールランプ/LEDテールランプ(ダイナミックターンインジケーター付)
●純正ナビゲーションシステム「ディスカバープロ」
●モバイルオンラインサービス「フォルクスワーゲンCar-Net」
●235/35R19タイヤ・8J×19アルミホイール(5ダブルスポーク)
フォルクスワーゲン ゴルフGTI TCR 主要諸元
●全長×全幅×全高:4275×1800×1465mm
●ホイールベース:2635mm
●車両重量:1420kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●排気量:1984cc
●最高出力:290ps/5400-6500rpm
●最大トルク:380Nm/1950-5300rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:FF
●車両価格:509万8000円
レーシングDNAを注入! 最強のVWゴルフGTI「TCR」が600台限定で発売
レーシングカーのDNAを受け継ぐ最強のGTI
フォルクスワーゲングループジャパンは、人気のホットハッチ・ゴルフGTIのパフォーマンスを最大限に引き出した限定モデル「ゴルフGTI TCR」の受注を開始した。限定台数は600台で、509万8000円。11月以降の納車を予定している。
今回の限定モデルは、WTCR(ワールド・ツーリング・カー・カップ)に似参戦するレーシングカーのストリートモデルとして開発されている。パワートレインは現行ゴルフRに搭載する2L TSIエンジンをベースに専用チューニングを施したスペシャルモデル。最大出力はベースとなるゴルフGTIから60馬力アップした213kW(290馬力)、最大トルクは380N・mとなっている。
トランスミッションは7速DSGを採用し、0-100km/h加速はドイツ仕様で5.6秒という俊足を見せる。また、電子制御油圧式フロントデファレンシャルロックや、大径ブレーキディスク、アクラポヴィッチ製チタンエキゾーストシステムなどを備えている。まさに、GTIのパフォーマンスを最大限に引き出した最強のゴルフGTIと言えるだろう。
ボディカラーは専用色ピュアグレーを含む全4色を設定している。リヤディフューザーやサイドスカート、フロントリップスポイラーなどはブラックペイントを施した専用品を装着し、それに合わせてドアミラーやルーフもブラックペイントとなる。
足もとはマットブラックの専用19インチアルミホイールを組み合わせ、精悍な印象に仕立てられている。
インテリアもゴルフGTI TCRのためのスペシャル仕立てとなっている。専用ファブリック&マイクロフリースシートには、赤いラインをあしらった新デザインとなっている。
また、ステアリングには12時の位置に、センター位置をわかりやすくする赤いアクセントが入るほか、フロントドアを開けた際にTCRのロゴが地面に投影されるオシャレな演出も用意する。
なお、この限定モデルのコンセプトカーが登場した、オーストリアのGTIファンミーティング「ヴェルターゼー」をモチーフにしたデザインを採用した、成約記念のスペシャルキーボックスがプレゼントされる。
史上最強のVW ゴルフ「GTI TCR」、レースで培った技術をフィードバックした超ホットモデル
600台限定のFFハイパフォーマンスカー
FF2ボックスモデルの元祖、フォルクスワーゲン・ゴルフ。そのホットモデル「GTI」に、圧倒的性能を誇る限定車「ゴルフGTI TCR」が600台限定で登場した。
ゴルフはWTCR(世界ツーリングカー・カップ)というレースに参戦しているが、そのレーシングカーのストリートバージョンという位置づけがゴルフGTI TCR。通常のゴルフGTIとはまったく別物といえるほどの性能を秘めている。
2リッターターボエンジンは310psを発生するゴルフR用のDJH型がベース。駆動方式(FF)などに合わせて最高出力は20ps抑えられた290psとなっているものの、通常のゴルフGTIのじつに60ps増し。歴代GTI最高のパフォーマンスを発揮する。FFハッチバックモデルで、現在世界最速モデルの1台であることは間違いない。
ちなみに、2016年には、同様にDJH型2リッターターボに換装し、オーバーブースト時に290ps(通常時265ps)を発生する“クラブスポーツ”が限定販売されているが、今回の“TCR”では、ミッションが2ペダル式MTの7速DSGにバージョンアップしているのがミソ。0-100km/h加速タイムはクラブスポーツの6速DSGの5.9秒を凌ぐ5.6秒を誇るに至っている。
さらに電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックや大径のブレーキディスクなどシャシー面も強化。ヨーロッパ最大のエキゾーストメーカー「アクラポヴィッチ」社製のチタンエキゾーストシステムも装備される。
内外装もスペシャル。フロントリップスポイラー、サイドスカート、リヤディフューザーに加え、ドアミラーとルーフもブラックペイントとなる。室内は赤いラインの入った専用ファブリック&マイクロフリースシートを装備し、ステアリングホイールも赤のアクセントが入った専用品。また、ドアを開けると地面にTCRのロゴを投影する機能など遊び心も併せ持つ。
レーシングマシンの公道仕様というと、装備面は簡素だと思われるかもしれないが、このクルマには当てはまらない。コンフォート、ノーマル、スポーツの3モードを備え、ダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を変化させるDCC(アダプティブシャシーコントロール)に加え、前走車に合わせ自動で加減速するACC(アダプティブクルーズコントロール)や自動ブレーキを網羅。ホイールはマットブラックの専用19インチが装着される。
純正ナビの「Discover Pro」を装備しモバイルオンラインサービス「Car-Net」にも対応など、装備面は超が付くほど充実しているのは興味を引くポイントだ。
ちなみにWTCRとはWTCC(世界ツーリングカー選手権)を引き継いだ国際規格の自動車レース。全長4.2m以下とコンパクトで二輪駆動、排気量は2L以下のターボエンジン……などの規定がある。参加車両はフォルクスワーゲン・ゴルフを始め、ホンダ・シビック、アウディRS3など。10月26~28日には日本の鈴鹿サーキットでも開催され、レース3では見事にゴルフが優勝している。
※希望小売価格 フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR 509万8000円
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フォルクスワーゲン | 日記
Posted at
2019/10/26 10:46:43
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