運転免許を取得して24年、一度もレンタカーを利用したことがなかった法被です。
過去のブログを調べると車検時の代車で2台のレンタカーに乗ったことがありましたが、いずれもディーラーが手配したもので私自身がレンタカー会社に直接手配したものではありません。
先日ニッポンレンタカーのスーパーレッドメンバーに入会し、以前から乗ってみたかった車種を先週末に試乗しました。
その記念すべき第一弾は…
スバルレヴォーグ1.6GTアイサイト
何故レヴォーグを選んだのかと言いますと、一つは街中で見かける機会が多い車種であること。もう一つは、私がフーガに乗る前は初代~3代目まで歴代のレガシィツーリングワゴンに乗っていて、スタイリングや使い勝手、そして走りっぷりの良さに惹かれてスバリスト&レガヲタ街道をひた走っており、レガシィワゴンの実質的後継車たるレヴォーグが3代目BH型レガシィでストップした私の中のスバル車観からどれだけ変わっているのか興味を持ったからです。
初度登録は2015年8月、貸出時の走行距離は25,000km台という個体。
引渡し時に窓口の方と車両の傷をチェックすると、酷使されているのかバンパーやらサイドスカートやら下回りの傷が多かったですね(汗)
運転席に乗り込むと着座位置がかなり低くて驚きました!
それもそのはず、デイズは勿論フーガよりも車高が低いので慣れるまで違和感が…。
純正サスペンションでありながらタイヤハウスの隙間が小さく、乗り心地も含めあたかも血気盛んな小僧が弄ったシャコタン車に乗ってるような感覚でした(笑)
1.6L直噴DITターボエンジンはトルクフルな部類ではないけれど、アクセルを踏んだだけ滑らかに加速し、静粛性もなかなか良かったと思います。
ステアリングは軽めながら滑らかなフィーリングで特段違和感がなかったし、CVTも自然な感じでした。
乗り心地は硬めで少々コツコツという振動が伝わってきましたが、足回りはしっかりしていて高速での直進性や安定感は素晴らしく、かつて乗っていたレガシィの感覚を思い出しました。
高速で気になったことは路面からのノイズ。ボディ構造上、致し方ないのと個体に装着されていた
タイヤの影響もあるでしょう。
もう一つはアクセルを踏み込んで追い越す際、一拍置いてから加速するという違和感。これはSI-DRIVEの走行モードが穏やかで大人しいインテリジェントモードだったからでしょうか。これが加速重視のスポーツモードに切り替えていたら、そんな違和感がなかったかも?
翌日に峠を走ってみたところクルマの機敏な動きが感じられ、下りでパドルシフトを駆使しながら走らせるとなかなか楽しかったです。硬い足回りも峠で走りを楽しむにはいい塩梅でした。
車両引渡しから返却前のガソリン満タン給油までの走行距離は326.4km(うち高速道路104km程)、給油量が25.06L。
したがって今回の燃費は
13.0km/Lとクルマのサイズを考えると優秀で、奇しくもセカンドカーで乗っているデイズ(ターボ4WD)並の数値となりました。
DITダウンサイジングターボエンジンやCVT、アイドリングストップなどの効果もあるでしょう。レギュラーガソリン仕様というのも有難いです!
2日間乗ってみた感触としては、水平対向エンジンや4WDというスバル伝統の技術とリニアトロニックというCVTやアイドリングストップ、アイサイトなどの新技術が巧みに融合したクルマなのかなという印象をレヴォーグには抱いています。
ただ、スポーティさとは引き換えで硬められた乗り心地は日常的にいささか辛いような気がするのと(とくに積雪などで路面状態が悪くなる冬場は尚更!)、スバリスト&レガシィ乗りから脱退した最大の理由であるスバルディーラーの対応の酷さというトラウマも個人的に根強く残っているので、愛車としては残念ながら選択肢に入らない気がしました。
何故なら、今更ゴツゴツしたガキっぽいスポーティさを喜ぶ小僧のような年齢ではありませんし、クルマ(とくに新車)という高額商品を買う際にディーラーのアフターフォローがあまりにだらしなく、『売りっぱなし』でユーザーと向き合う姿勢が感じられないのは論外と思うので。もっとも、今のスバルディーラーは対応が改善されたのかどうか知りませんが…。
フォトアルバムに画像をたっぷり保存したので、お時間ありましたらこちらも御覧くださいませ♪
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フォトアルバム■
スバルレヴォーグ試乗記
【あくまで個人の感想であり、当該車種及びオーナー様を批判したり貶すものではありません】
Posted at 2016/05/27 02:11:01 | |
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