しばらくぶりにレンタカーを借りた法被です。
ニッポンレンタカーで実施中のメルセデス・ベンツ体感キャンペーンが10月20日に終了するとのことで、二週間前の連休を使ってこのクルマを借りました。
メルセデス・ベンツC180アバンギャルド(W205)
Cクラスとしては4代目となる現行モデルで新車価格は486万円(税込)。
今年3月末に登録され、貸出時の走行距離は8,551kmという個体です。
伝統的なメルセデスのセダンフォルムですが、滑らかな曲面を取り入れていて落ち着きとスポーティ感のいいバランスでまとめられていると思いました。
落ち着いているけど若すぎない…大人のセダンフォルムです(^^)
インテリアデザインも同様のバランス。
重厚すぎない程度の高級感で仕立ても素晴らしいです。
前後席とも十分なスペースがあり、硬めのシートは長時間の運転でも快適で疲れ知らず。
エンジンは274M16型・直噴1.6L 直4DOHCターボで、スペックは最高出力156PS/5,300rpm、最大トルク25.5kg-m/1,200~4,000rpm。
ちなみに、このエンジンの2Lバージョン(274型)が他のCクラスやEクラス、そしてV37スカイライン200GT-tに搭載されています(274A型でスペックは若干異なる模様)。
ダウンサイジングターボなので低回転から最大トルクが発生されていて、出足は良くレスポンスも優秀。アクセルを踏んだ分だけ素直に加速してくれる印象です。
それに静かですし回転フィーリングも滑らか。
去年試乗したV37の2Lターボもそうですが、大排気量車から乗り換えても線が細かったり物足りないような印象は抱かないのではないでしょうか。
ミッションは7速ATで、ステアリングコラム右上にセレクターが配置されています。
Pレンジにするにはセレクター側面のボタンを押し、Rレンジはセレクターを上に、Dレンジは下に操作するというもの。
乗っているうちに多少操作は覚えたけれど、慣れるまでには時間が掛かるかも?
クルマが新しいのもありボディや足回りの剛性感はガッチリしていて、高速道路での安定感も抜群!
乗り心地は硬めでありながら不快な感じではなく、揺れを後々残さない快適なものです。私のY50フーガもガッチリしている方だと思ったのですが、最新のクルマに乗ってしまうと流石に11年選手&82,000km走行の個体というのを実感しますねぇ…(トホホ)
そういえばCクラスはステアリングやクルマ全体の反応も良く、例えばUターンする場合などは適度なサイズかつFRということもあって想像した以上に軽快で小回りが利くなど反応が良くて感心しました。
それに比べてY50はサイズの割に小回り利く方だけど、やっぱりガタイが大きいから軽快とはいかないですな。
不満点としては、まず純正ナビの使い勝手が不便なこと。
貸出前に使用説明を受ける時、スタッフさんですら操作に難儀していました。
実際に目的地検索など各種操作を試すもスラスラ簡単とはいかず…。
ディスプレイのサイズが大きくて見やすいのは救いです。
下の写真がナビのコントローラー。
あとこれは個体差かも知れませんが、2~3速周辺でシフトショックが大きい時があったのと、助手席側のインパネ付近からジリジリといった不快なノイズが発生していたのが気になりました。
今回は384.0km走行し(うち高速道路往復計・約275km)、返却時のガソリン給油量が27.79L…燃費は
13.8km/Lという結果。
高速メインだったこともあるでしょうけれど、一般道でのアイドリングストップ機能も効果があったのではないでしょうか。
フーガ君を普段駐車している車庫に鎮座するCクラス。
車幅はY50より僅かにワイドでも、車庫に入れると余裕があります。
今度買い換える時はボディサイズも排気量もダウンサイジングかな?
価格は別としてボディサイズや性能が適度でバランスが良く、スポーティで安定感や剛性感もあり快適性も兼ね備えているというのがCクラス(W205)に対する私の感想です。
フォトアルバムに画像をまとめたので是非ご覧ください★
■
フォトアルバム■
メルセデス・ベンツCクラス(W205)試乗記
Posted at 2016/10/30 00:06:35 | |
トラックバック(0) |
いろんなクルマ・輸入車編 | クルマ