ホンダZ乗り『だった』法被です。
今回はセカンドカーの乙君ことホンダZに色々とあったので、報告したいと思います。
このクルマは最低地上高が高いのである程度の積雪でも腹下を擦ることが少なく、冬場でも小回りが利いて機動性は抜群。
そんな厳しい冬を乗り切ったかに見えた乙君ですが、4WDとはいえ所詮は簡易なビスカス式&ミッドシップという出自だからなのか極々低い速度にもかかわらず挙動が急激に変わり、ツルツルのミラーバーンやシャーベット状の深い雪でスピンを3回経験。
道路側面に積もっている雪壁に当たるも、幸い雪質が柔らかいことで乙君に損傷を与えることはありませんでした。
ところが先月の名古屋から帰ってきた翌日の夜、住宅街の狭い路地を走っていたら(速度はあまり出ていません)アイスバーンにいきなり出くわしスピン!!
そして気温低下で硬くなってしまった雪壁に当たってしまい、左フロントのフェンダーが激しく損傷しヘッドライトのステーも折れてしまう事態に…。
ヘッドライト側の他に助手席ドア側にも損傷があり、ドアが全開しません(>_<)
前述したように速度が低かったこと(エアバッグは作動せず)、それに電柱や他車に当たらなかったのが不幸中の幸いです。
数日後、修理工場へ板金修理の見積もりをお願いしたところフェンダーやヘッドライトなどのパーツを新品交換する前提で20万円弱との回答でした。
私の運転がまだまだ未熟なのも原因ではあるでしょうが、極端なツルツル路面での挙動に不安を感じてしまったことは事実(こちらではブレーキングと発進を繰り返すことで尋常じゃないぐらいツルツルテカテカに路面が磨かれ、とても危険な路面に遭遇することがあります)。
ツルツル路面といえば、青信号で発進しツルツルかつ登り勾配の交差点を曲がる際になかなか登っていかず焦ったことも…。
思い返すと2月の豪雪時には駐車場でスタックしJAFのお世話になったり、隣のクルマを牽引しようとしたらロープが外れて乙君のバンパーが割れることもありました。
他にも、最近は高速道路・市街地問わず走行しているとレーダー探知機のスピードメーターが正しい速度を表示しているのに乙君のスピードメーターは実際より低い速度で表示する症状が発生(スピードメーター故障)。
さらには追い討ちをかけるように駐車場で乙君の下を何気に覗くとオイル漏れの形跡も発見!
発見から数日後、ホンダより
リコールが発表されました。
そして今回の顛末…。
冬場の乗りづらさに不安を感じることや様々な異常とトラブル、板金塗装だけでも20万円を出して修理するぐらいなら乗り換えたほうが賢明という結論に達し、不本意な形ではありますが今回をもって乙君を降りることにしました。
乙君を手放すため、自分で交換したヘッドライトなどのバルブ類を納車時のものに変更。
今までのバルブより黄色くて薄暗くなり、心なしか余計に侘しさが漂います…。
所有期間は8ヶ月、その間の走行距離は約5,000km。
図らずも私の愛車史上最短記録となってしまいました(汗)
しかし私は以前から興味があったこのマニアックなクルマに乗れて嬉しかったですし、買ったことについて後悔もしていません。
短い間だったけれど本当にありがとう。
そして、ごめん…乙君!
Posted at 2013/04/21 08:26:17 | |
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