西部警察フリークの法被です。
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シンボリルドルフさんのブログに触発され、今日は刑事ドラマのネタを…。
石原プロモーションが制作したアクション刑事ドラマと言えば
『大都会』シリーズや
『西部警察』シリーズが代表作。派手なカーアクションや銃撃戦が特徴ですが、西部警察に関してはスーパーマシンと言われるパトカーの特装車両投入や全国縦断ロケなど一段と勢いがあり『伝説の刑事ドラマ』という異名も。
そんな石原プロが制作し、1989年4月から西部警察と同じ日曜夜8時の時間帯にテレビ朝日系列で1年間放送されたのが
『ゴリラ・警視庁捜査第8班』という刑事ドラマです。
舞台や設定が西部警察とは異なるものの、パトカーが爆破されるなど派手なアクションは如何にも石原プロ的な展開。
しかし視聴率は低迷し、それまでのアクション路線から一転して作品後半では人間模様を描いた路線へとシフトされテコ入れを図るも、結果的に西部警察を超えることは出来ませんでした…。
ここから本題。
実は3年前にブックオフでゴリラの前期オリジナルサウンドトラックCDをゲットしました。
前述の通りゴリラは1年間放送されていて、オープニングテーマやタイトル映像も前期と後期では異なり、サントラCDも前期と後期の2種類が存在。
前期サントラはオープニングテーマのフルバージョンや劇中に流れるBGMが全12曲収録されています。
作家陣は作品に出演している舘ひろし氏をはじめ、故・井上大輔氏や鈴木雄大氏などが参加し、Sing Like Talkingの佐藤竹善氏がCHOCOLATE KIDS Jr.名義で参加していました。
リアルタイムで視聴していた当時高校生の私。好みはそれぞれあるでしょうけど、個人的にはオープニングテーマやアクション路線のドラマ展開から作品前期の印象が強く、好みでもあります。
とはいえ、作品全体としては西部警察の極端に浮世離れしたド派手さ・荒唐無稽さを味わった後では、いささか地味で中途半端な印象を抱いてしまいましたね…(^^;
CDに同梱のブックレット後半には主要キャストの解説と共に、作品に登場する特装車の説明が掲載されています。
西部警察では日産が車両協力だったのに対し、ゴリラでは三菱自動車が車両協力を担当。当時の私は『えっ?何で??』と思っていましたが、番組制作に関わっている某広告代理店のクライアントの一社が三菱自動車で、いわば『大人の事情』だったようですね。
まずはギャランVR-4。
WRCでも活躍していたE39A VR-4はカッコよくて、昔購入を考えたこともあります。
お次はスタリオン2600GSR-VR。
ワイドボディに2.6Lターボエンジンを搭載したスタリオンの最終モデルで、西部警察のスーパーZを彷彿とさせるガルウィングドアが特徴です。
デボネアV 3000ロイヤルAMG。
FFへフルモデルチェンジを果たした2代目デボネア。お世辞にも上品とは言えないAMGデザインのエアロパーツを装着するビッグセダンでした。
パジェロ メタルトップワゴンV6 3000 スーパーXL。
新たな市場を開拓した初代パジェロ。クロカン四駆らしく川を走るオープニングシーンが印象に残っています。
そしてミラージュ サイボーグ。
上記4台に比べると活躍した記憶があまりないような…?
後期ではガルウィングに改造されたエクリプスも登場。
いずれの車種も無線機やコンピューターなどの特殊装備が搭載されています。
一方で外観はノーマル然としたもの。西部警察のように市販バージョンでは存在しない派手なカラーリング(除くRS-1/2/3)、社外ホイールではない点などが少々地味だったかもしれません。
というか西部警察の方がやり過ぎていたというのが正しいか?(笑)
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今日のおまけ■
ゴリラ・警視庁捜査第8班 前期オープニング
Posted at 2015/12/11 00:15:24 | |
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