愛車の整備手帳などはマメに書いていたものの、親父が亡くなってからこのところほぼ毎週実家へ帰っていたり、今月に入ってから仕事が突然(?)忙しくなるなどでブログを書く時間がありませんでした。
みんカラ内でトラブルに遭ったのが原因だとか、みんカラが嫌になって更新を休止してた訳じゃありません。
オーナーである親父が8月に亡くなり、他に乗る人もいないラウム。
実家には姉のムーヴが既にありますし私自身もフーガとデイズの2台を所有しているので、ラウムを手放すことが早々に決定しました。
個体としては7年前に新車購入し、走行距離は27,000km台と年式の割には少な目です。
…が、納車から3か月後ぐらいに親父が単独事故を起こしてフロント部分を損傷。早くも事故&修復歴有となってしまい、その後もあちこち擦ってはタッチアップペンを使ってのヘタクソ素人補修により『傷だらけのラウム』となってしまいました(汗)
とりあえずはラウムを購入した某ネッツ店に査定してもらったところ、なんと10万円を提示。
確かに修復歴有&傷多数ですから覚悟はしていたけれど…。
それから数日後、姉がラウムで市外のいとこ宅へ行った時の事。
ネッツでの査定額を聞いたいとこの奥さんが『安すぎない?』とのことで知り合いの中古車業者に電話で聞いてもらうと『30万円』との回答。
更に数日後、実家まで来てもらい姉立会いの下で改めてラウムを確認すると30万円+数万円を提示され、その業者に買い取ってもらうことが決まりました!
買い取りが決定してからは、ETCやリモコンエンジンスターターなどを除き車内に付けていた装備品(主に小物類など)を取り外したり、LEDに交換していたルームランプバルブを純正に戻したり…。
その中から、サンバイザーや世界的に有名な某キャラクターのシートクッションを私のデイズに移籍させました(^^)
そして昨日、業者によってラウムは引き取られていきました。
奇しくもこの日は母の命日で、仕事が休みだった姉は立ち合いましたが私は仕事で実家へ帰れず立ち会えなかったのは残念です…。
さて我が家とラウムとの付き合いは長く、振り返ると2004年に前期型ラウムがやって来ました。
ビスタアルデオからの乗り換えで、リアのスライドドアが購入の決め手になったらしく、助手席側Bピラーがないので(ドアにピラーが埋め込まれボディ剛性を確保)前後のドアを開けると後席の乗り降りがしやすく、とくに足が悪かった母には重宝したのではないかと思います。
2010年に後期型、しかも助手席リフトアップシートの福祉車両へ乗り換えました。
後期型へ乗り換えてから母は主に助手席に座ることになりましたが、乗り換えから2年後に母が他界。そして今年、オーナーである親父が他界してしまいました。
私も実家へ帰った時に家族との買い物などでラウムを何度も運転しました。
実用コンパクトカーなので、加速やハンドリングが良いといった『運転していて楽しいクルマ』ではなかったけれど、真面目に作られていてコンパクトなサイズの割に広い室内や使い勝手の良さは日常の足として十分なクルマだったと思います。
前後期合わせて13年もの間、我が家の足として活躍してくれたラウムには感謝の言葉しかありません。
ありがとうラウム!
大事に乗ってくれるオーナーさんに出会えますように…。