どうも(^^)v
今回はカタログのアップになりますが、「後輪駆動」をお題として長々やりましたが、コレで一旦一区切り…。
タイトルで一発でピンと来る人もいれば、分からん人はもう何を言ってるのか分からないこの1台…。
MGB ラバーバンパーです♪
ちなみにこのカタログは表紙をこうやって開くと、グライダーも含めマジマジと写ってるのがカッコイイですね(^^)v
CGでは無く実写…ココもポイント高い♪
ってコトで今回のタイトルでピンと来たかた…
そう!シャコタン☆ブギ!
岡崎クンのMGBですね…自分はこの印象が強いかと(笑)
ソレにGTロマンを読んでたら、この手のイギリス車には自然と興味が出ます(*‘∀‘)
さて…そんなMGBは1962年にデビューしています♪
MGAの後継車となる1台ですが、従来のフレームボディからモノコック構造になったのが大きな違いというトコでしょうか(*'▽')
また、MGBはイギリス本土だけでは無く、アメリカでも人気を放ったモデルで、生産期間が非常に長いのも特徴の1つと言えるでしょう♪
なので改良も多岐に渡り、1974年に今回の通称:ラバーバンパーというモデルになります(*'▽')
そんなMGBラバーバンパーモデルのキャッチコピーは…
いま、スピリットをきかせて、
カムバックMGB
WHAT SPIRIT
だなんてモジャ胸毛が語りかけております(爆)
ちなみにこのMGB…ルーツを辿ると「モーリスガレージ」=MGというブランドが発端で、Bが車名という感じ。
メーカーは生産中の時期だけでもBMCからブリッティシュレイランドに変わったりと、生い立ちが実に複雑…(苦笑)
元々マネージャーだった沢田亜矢子の旦那が、離婚してホストになって、その後AV出たりVシネやったと思ってたら、いつの間にかプロレスラーになってたゴージャス松野位に複雑。
今回はそんなゴージャス松野の生い立ちを追う気なんて全く無く、MGBの話題をするんですけど、ラバーバンパーモデルの中でも、シフトレバーにオーバードライブスイッチが装備された1978年モデルのカタログになります(*'▽')
フルオープンで駆けよう。
さあ、風も光も戻ってくる。
ってコトで「真のエンスー」…って毎度「真の旧車乗り」やら言ってるのもいますが、てんでバカバカしいなぁ…と。
好きで乗ってるならえぇやないかいと思いますね…テメエと趣向や価値観が違うだけの話だと。
まぁその「真のエンスー」とやらはアイアンバンパーのMk.Ⅲ辺りまでを好むらしいのですが、自分はコッチのラバーバンパーの野暮ったい感じが妙に好きです(笑)
しかもこの時代は日本車にオープンモデルが販売されなかった時代なので、特にオープンに乗るコトが貴重だったかと…なので、子供の頃はこのラバーバンパーのMGBが走っているのを少なからず見かけるコトもありました(^^)v
全身リアルスポーツ。
MGスピリットが始動を待つ。
個人的には赤が似合うなぁって思います(*'▽')
ソレにしても海沿いに白いハット…キザ過ぎでしょう(笑)
コレでビートルカブリオレだったら、波の数だけ抱きしめるヤツですよ。
しかし、結構丸っこいクルマなんだとばっかり思ってたMGB…意外と横から見ると水平基調で、直線的なトコもあります(*'▽')
駆ける歓び、小気味よし。
ジャスト、スポーツシーン。
さっきからシグナルカラーで構成されております。
そしてウインドスクリーンからアタマがハミ出しそうなオッサンは、余計な世話ながらもうチョット横に伸びた髪を切った方がイイとも思います。
年にこだわるな。
男のスピリットに年齢制限はない。
年齢制限はないものの、18歳以上の免許取得者に限ります。
ソレと男のだなんて差別をするコトはいけないコトだと思います!!
※1978年当時の文献をそのまま掲載しております。ご了承ください。
色々面倒なヤツが増えてきた…いつからこの国はこんなコトになったのか…。
恐らく今じゃこんなコピー使えないんでしょうね…つまらん。
しかし、夜間の照明に照らされるMGBは実にカッコイイ訳です。
コレをダンディズムと呼ばず、一体何をダンディズムと呼ぼうか。
オーダーメイドで仕立てたスーツを着用し、葉巻を吹かしながら、白熱灯に照らされるMGBを眺めるのは人生で贅沢な時間の一つだと思っている。
なんて、とある人がとある書籍で言いそうな光景(ぇ
最早40歳になろうかともいうオッサンがそんなコトを書いてる自体がもう「間違いだらけ」な訳です。
それにしてもホント…縦長のテールランプに適度に施された加飾とイイ、カッコイイですねぇ♪
コレで全長4020㎜…全幅に至っては僅か1525㎜ですよ…(汗)
で…外観の印象とインパネの印象はまるで別世界な感じで、木目のメーターパネルでも無ければメッキパーツも皆無で実にシンプルなのです…(汗)
当時のドイツ車並みに妙に合理的。
反面、シートは外観にマッチするようなオシャレ具合…ビニールレザーですが。
ちなみにこの1978年以降はヘッドレストが装着されるようですね(^^)v
そんなMGBのラバーバンパーモデルに搭載されるエンジンは1機種のみ…。
・BMC Bタイプ…直列4気筒1800㏄OHV、キャブ、62馬力、12.1kg-m。
基本設計はどうやら1940年代後半らしく、排気量拡大やブロックの再設計、排ガス対策等を行いながら生き長らえていた長寿ユニットのようです。
また、本来ならイギリスなら90馬力程度出ているこのエンジンも、日本では厳しい排ガス規制の影響でココまでパワーダウンしてる模様。
そしてこの1978年のモデルでは、ラジエターのリザーバタンクと電動ファンを装備。
しかし、シャコタン☆ブギでは毎度デスビトラブルで止まります。
この影響で、百姓のセガレがソアラに乗ったヤンキー2人組に殴られるハメになります。
更に余談ながら、そういえばこのMGBには今回のカタログには掲載されてないV8、3.5リッターのMGB GTというのもあります…極端(笑)
コレに組み合わされるミッションは、4速マニュアルのみ。
この4速マニュアルには1978年から、シフトレバーに電磁作動で切替可能なオーバードライブが装着されるますが、どうやらコレが壊れる模様…(汗)
ってか壊れるフラグしか立ってない…(苦笑)
足回りはフロントがダブルウィッシュボーンで、リアがリーフリジッド…この時代の典型的な組み合わせではあります。
但し、野村自動車の跡取り息子曰く、「今時の軽トラでもまだマシ」とも評される乗り心地だそうです…(苦笑)
けど…コレはコレだけやないかと…。
装備としましては、先程から何回も話題にしているラバーバンパー。
正式にはウレタン製の5マイルバンパーです(*'▽')
幌は通常のソフトトップの他、ハーフカバー、フルカバーと各種標準装備で結構気前がイイという(笑)
そして意外やワイパーはなんと3本!!
コレでガラス面積の96%を払拭可能という…ホントかよ(笑)!?
ミスト機能もあるそうです。
オーディオはカセットが標準装備…詳細な仕様は何も書いてないので不明…(苦笑)
シート後部にはボストンバッグ程度なら積載可能なスペースもあります(*'▽')
この手として荷物の積載量はおおよそ平均的ではないかと思いますね(*'▽')
装備詳細は記載されてないので省略。
モノグレードで、ボディカラーは全部で7色。
自分でしたらフラメンコレッドですね(*'▽')
アイアンバンパーまでのモデルなら緑にベージュ内装の方がしっくりくるような気がするものの、ラバーバンパーだと内装がブラックの方がマッチしそうですし、やはりフラメンコレッドの方が好みですね(*'▽')
さて、そんなMGBはコレがモデル全体の最終形態。
どうもこのラバーバンパーは重量増…1055㎏は確かに当時のこのクラスではヘビーですねぇ…(汗)
ソレもあって、ライトウェイトなのにそうでもないという感じで販売台数が低迷。
1980年には北米市場の不振を理由に、生産していたイギリスのアビンドン工場と共に撤退…歴史が終了します…。
ちなみにモデル全体で言えば大成功…シリーズ全体で52万台以上を販売し、ユーノスロードスターが登場するまでは世界で1番販売されたオープンカーだったりしますので(∩´∀`)∩♪
ココで完全に終了と思われたMGB…
が…
なんと今度は1993年にローバーから、MG RV8なる、このMGBのボディをベースに3.9リッターV8を搭載したモデルが登場します…(汗)
コレは正直現役時からもう古臭さしか無かった…と、いうよりソレがウリだったんですが…(笑)
一旦生産終了したモデルが時を経て、全く同じままとは言わないものの再生産されるのは異様ではありますね…。
ランクル70とはまた違いますし…(アレは輸出は絶えず生産し続けてたのでなんとかなった…)
う~ん…日本車じゃカスタムキャブ位か…(爆)
そんなMGBは未だにエンスーな方々に人気があるのはご承知の通り。
その前に今やラバーバンパーだから…なんて言う人も今やいないでしょう(笑)
このラバーバンパーでさえ半世紀前のモデルですからねぇ…(^_^;)