どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります。
ってコトで…現在も爆発的人気のこのクルマ…
JB64ジムニー1型です♪
デビュー前に雑誌やネットで出てた写真を見た時に「コレは絶対売れる!!」って思ってたら案の定爆発的なヒット…
そしてそのまま未だ絶大な人気で、たまたまタイムリーな話で納期を耳にした話では現在最大でなんと14ヶ月待ち(2022年1月4日時点)!
今注文しても手元に届くのは2023年になるってコトで、即納が欲しい人は中古車で
購入するにしても300万円コースになるという恐ろしい1台でもあります…(汗)
実はこの新型ジムニーに乗ったコトは残念ながらありませんが、これまたタイムリーな話でジムニーシエラには乗る機会があったので、記憶が新鮮なウチに色々書くことが出来そうですね(^^)v♪
さて…そんなJB64ジムニーは4代目ジムニーとして2018年にデビューしています♪
実に21年ぶりのフルモデルチェンジだった訳ですが、時代は自動運転やら電動化やらでジムニーのフルモデルチェンジは長年危惧されてきた訳です…。
新型ジムニーが出るとしても軟弱なSUVになるのではないだろうか??…と。
しかし、見事にそんな不安を潰すどころか、歴代の魅力を期待以上に上回る位の渾身の1台としてデビューしてきた辺りに驚きましたね(*'▽')!!
気付けばデビューから3年を経過するのに未だ1年待ち以上のバックオーダーを抱える大ヒットクロカンとなっております♪
キャッチコピーは…
Nobody But Jimny
確かに小回りが効き、軽量、そして極悪路でも抜群の機動性を持つクロカンなんて世界広し言えどもジムニーしか無いと言い切れる位に唯一無二の個性を持っています!
今回はそんなJB64ジムニーの中でもデビュー当初の2018年7月のカタログになります。
さて、そんなJB64ジムニーですが、昨今の丸味を帯びた車種が多い中で異例とも言える角型のフォルムが無骨な感じで何とも言えません♪
寧ろ現代の法規においてまだこんな旧車のような角ばったデザインのクルマを出せるんだというコトに驚きますし、やろうと思えば出来るんじゃんとも思います。
正直、個人的にはこういうデザインの方が分かりやすいし好感が持てます。
何よりソレで安っぽく見えるかというと全然安っぽく見えません!
他のメーカーもこんな感じでセダンなりクーペなりクロカンなり出せばえぇやんとも思います…出来るんだから。
横からリアにかけてのフォルムで、余計歴代ジムニーのアイディンティティが守られていると思います♪
フェンダーの上に乗ったフードのラインとか、各ピラーが気持ちイイ位に直立近い角度で構成されてるとか…。
にしてもホントに岩場が似合うクルマですねぇ♪
それとジムニーはピカピカよりも多少ドロで汚れてた方がソレらしい感じがしますがね…(笑)
インパネは最新のトレンドを最低限で取りつつ、本格クロカンとしての機能美をハッキリと出しています♪
スイッチ類も物理式で大きいのは昔ながらで、かと言って昔のスズキ車のチャチさはイイ意味で無くなっててスイッチのタッチもしっかりとしてます(*'▽')
カタログでも別項目でアピールポイントとして出てくる位に機能美を求めてまして、インパネは車両感覚が掴みやすく視認性に優れた水平形状!
メータークラスターは反射を防ぐ為にヘアライン仕上げにしてますし、助手席側のグリップは握りやすさと質感を兼ね備えソフトパッドが入っています♪
ピラーが直立ってのもホント効いてますね…見切りが凄くイイんですよ!!
シートは全然ショボい感じも無く、体をシッカリと支えますが、かと言って変に拘束する訳でも無く非常に良く出来ています(^_-)-☆
リアシートはあくまでエマージェンシーですが、足元の空間は意外とあり、実用に耐えますし、舗装された直線なら突き上げも少なく予想より快適です♪
そんなJB64ジムニー1型に搭載されるエンジンは1機種のみ…
・R06A…直列3気筒660㏄DOHCターボ、64馬力、9.8kg-m。
エンジンはジムニー専用にチューニング。
時流に沿ってインマニは当然のように樹脂製ですし、電制スロットルも当然。
樹脂製ベルトカバーも採用して、オフロード走行時の防塵性も確保しています♪
コレに組み合わされるミッションは、5速マニュアルと4速オートマ。
マニュアルはNから2、または4への縦ストロークがやや長め。
しかしながら、操作性、節度感は非常に良いですね(^^)v
ギヤ比は性格上高め。シエラでも高速域はツライですね。
振動対策も気合が入ってまして、シフトレバー振動の低減も図られています♪
実際に音振の性能はイイんですよね…60㎞/hまでの国道なら全然静か!!
始動時に気持ちエンジンが横揺れ(レベルはホントに小さいけど…)することで、「あぁ…縦置きなんだなぁ♪」って感じ取れるレベルです(*'▽')
足回りは前後車軸式の3リンクリジッド。
その昔…「ジムニーはリーフサスだからジムニーであり、コイルはジムニーにあらず」的な風潮もありましたが、今やコイルだろうと誰もソレを嘆きません(笑)
ちゃんと出来てるんだからコイルでえぇでないの。
4駆のシステムは伝統のパートタイム式。
電子制御前後トルク配分なんちゃらら…なんてのはジムニーには不必要で、昔ながらの堅牢且つ丈夫なコッチなのです。
また凹凸乗越え時の路面入力からのショックを低減させるステアリングダンパーも備える本格派だったりします♪
また、ぬかるみ等にハマり空転した際に、空転側のホイールのみブレーキをかけて反対側のタイヤへ駆動力を与えるブレーキLSDトラクションコントロールも装備♪
このような電子制御デバイスは有効活用されています(*'▽')♪
そしてボデーは伝統のフレーム式。
ボディとフレームの間はマウントゴムで衝撃が減衰されます♪
実際にアイドル振動なんてのに効果はてきめんで出ていると思います(*'▽')
装備としましては、レーダーで感知するタイプではないものの、クルーズコントロールまで進歩され高級感が1ランクアップしています!
エアコンは共にダイヤル式ですが、操作しやすいフルオートエアコン並びにマニュアルエアコンを用意♪
メーターはグレードにより表示方法が違えどサブディスプレイも完備しています(^^)v
運転視界は前述の通り抜群で、見晴らしは十分!!
ヘッドライトウォッシャーにヒーテッドドアミラーと雪国や悪天候での走行時にとても効果的なものまで装備されます♪
ラゲッジスペースは歴代通してですが、ボンネットがあるだけ荷室は期待出来ません…(^-^;
バックドアは段階的に止まるストッパーが無く.壁際での開閉は注意が必要です。
ラゲッジスペースの下にはボックスも用意されますので、貴重品等の荷物はココへ。
センターコンソールは時代を反映してスマホが収納出来るスペースが確保されていますね(^^)v
後席シートベルトは珍しい脱着式!
シートを折り畳んだ際にベルトがジャマになるので外すコトが出来ます♪
バックルのキャッチ側に何かしら差したら外れるみたいです。
ラゲッジにはアクセサリーソケットも完備。
先進機能も抜かりなく、標識認識機能や車線逸脱警報、先行者発進通知もあります!
何気にオフロード走行時でも誤作動が発生しないようにこの辺りをプログラミングするのって大変だと思います…(汗)
グレードはこんな感じで3種類…
・XC…(5速MT/4AT) 174万4200円/184万1400円
最上級グレードになりますが、LEDヘッドランプにヘッドライトウォッシャー、クルコン、本革巻ステアリング、ステアリングオーディオスイッチ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー、16インチアルミに室内各部メッキ加飾と豪華です(^^)v
コレだけ装備が付いてたら日常使用も使えます♪
・XL…(5速MT/4AT) 158万2200円/167万9400円
スズキセーフティサポート装着車は42120円高。
中間グレードなります。装備はコレでも十分。
・XG…(5速MT/4速AT) 145万8000円/155万5200円
スズキセーフティサポート装着車は42120円高。
エントリーグレードとなりまして、XL比でフォグやヒーテッドミラー、運転席除く各種シートベルト警告灯、プッシュスタートキー、シートヒーター、左右リアシート分割リクライニング、スモークガラスにカラードドアハンドルと色々削られます。
ってかジムニーなら実用一辺倒でコレでも十分かと。
ボディカラーはモノトーンカラーが9色に、XCにのみオプション設定される2トーンカラーにブラックトップ2トーンと豊富なカラーラインナップです(^^)v
中でもキネティックイエローやジャングルグリーンなどは機能性を追求し、場合に応じて保護色となるような色や対比色となるような色を選択出来るように研究して設定されてる辺りに開発のマジメさを感じますね!
所謂アースカラーなんてのが最近流行ってますが、このようなジムニーだからこそ似合います!!
何を血迷ったか、ベンツのセダンなんかにサンドベージュで全塗した上にSUVチックに仕立てて販売してる中古車屋なんていますが、一体何がしたいのか…(汗)
そしてあんな仕様を購入する人がホントに出てくるのか…(^-^;!?
あ…ちなみに自分でしたらココは敢えて実用一辺倒且つ機能美溢れるジムニーを味わいたいのでXGの5速でジャングルグリーンと行きましょう!
ちなみにメーカーオプションというモノがジムニーはXCで設定される各種ツートーン系しかありませんが、ディーラーオプションは歴代モデルをオマージュしたアイテムも沢山あり、選択肢に迷いそうな内容が多いですね(^^)v
サイドストライプ1つ取っても過去のジムニーで見たコトあるデザインだったり♪
スペアタイヤカバーは個人的にカタカナのジムニーのヤツがツボです(^^)v♪
スペアタイヤカバーでカタカナ表記が純正にあるのは恐らくこのジムニー位なのではないかと思います(笑)
さて…そんな3代目ジムニーですが、冒頭の通りのこの大ヒットによる供給不足は一体いつまで続くのでしょうか…。
半導体不足やコロナの影響で国内の新車は軒並みバックオーダーが溜まっている訳ですが、コレも後押しして恐らく…あと3年しても解消されないような気もしますね…(^-^;
にしてもスズキはホントにスゴイ名車を新たに生み出したと思いますね(^^)v
ひょっとしたら旧型の極上車が新型の相場を上回るのでは!?
なんて不安も全く無いですね…ホントに今のご時世にコレは凄いと思います。