あれだけ売れたのに…。
CMはたった最後の2秒のみです…(苦笑)
つ~ことでタイトルから解る方も多いと思いますが、本日はこのカタログです…
R32スカイラインGT-R前期です♪
実は、いろいろなクルマに乗ってきましたし…、日産でも働いていたのに…
1度しか横に乗ったことないんです…(しかも10分位)
なぜかGT-Rというクルマには縁がありません…(苦笑)
その1度GT-Rに乗ったというのも、まだ学生の時でしたから…、もうかれこれ7年ですか…(汗)
当時は週末と言えば、地元の峠や箱崎埠頭までガソスタのバイトが終わった後、走り屋やドリフターのギャラリーにローレルに乗って良く行ってました♪
あの時はいつも金が無くて、友人含む4人乗車で割り勘して毎週行ったもんです…(笑)
金は無いけど、あの時はローレルで行く毎週末のあれが楽しみで楽しみで…(笑)
その時に地元の峠でタメ年の子と知り合いましてねぇ…
その子がGT-Rに乗ってたんですよ←今考えたらリッチなヤツやなぁ…
で、横に乗ったと。
けど、特に覚えてないんですね…これが…(苦笑)
あの子は今どうしてるんでしょう??
さて…そんなGT-Rは今から21年前の1989年にデビュー…気がつきゃもう20年選手です…(汗)
この年は国産車の当たり年でしたねぇ…、レガシィ、R32、Z32、ロードスターとか他にもいろいろ…。
そんな時にスカイラインは16年振りにGT-Rを復活させました。
で…やっぱり32GT-Rと言えば、自分はそこまで詳しく無いですが、モータースポーツなわけです♪
星野和義がドライブするカルソニックスカイラインがこれまたカッコ良くて♪
デビュー後からGr.AレースではGT-Rがぶっちぎり(笑)
29戦全勝というGT-Rの歴史に恥じない記録を残し、雑誌で目が痛くなるほどよく見る、新たなGT-R伝説の幕開けがなんちゃらかんちゃら…(爆)
R31にもカルソニックカラーはあったのですが、個人的にはカルソニック=R32という位インパクトが強かったです♪
そんなこともあり、R33、R34と続く、「第2世代GT-R」なんて言われますね…
携帯電話みたいですが(爆)
さて…今回のカタログ、表紙と裏表紙を広げますとこんな感じになります…
カッコイイですねぇ♪
空をバックにGT-Rのテールがドンと出てくる演出は硬派な感じでなかなかのものです♪
32のGT-Rは前期はガンメタというイメージが強く、後期はVスペックⅡのシルバーというイメージが強いです♪
そういえばGTSにGT-R風の3本グリルを入れるのが流行りましたねぇ(笑)
写真はノーマルグレードのGT-Rですが、発表時に限定500台でGT-Rニスモというグレードがありまして、そちらはバンパーに四角いダクトが2つ(通称:ブタ鼻)、リアウイングの下に小さなスポイラーが装着されます♪
ちなみに、32GT-Rのウイングは本当はGTSのウイングが付く予定だったのですが、それでは小さいということで、このグリルになったそうです。
そういえば、このガンメタの純正アルミも流用装着が流行ったホイールですね(笑)
未だに高値で取引されている模様です。
室内は曲面を多用しつつもスパルタンなイメージです。
エアバッグが無いだけあって、ステアリングがかなり小ぶりですねぇ(笑)
GT-Rのシートも、これまた純正ながらにホールド性が抜群に良く、ローレルなどにもポン付けで流用出来たので、人気のあったパーツです♪
日産自身もこのシートには自信があったようで、R33GT-Rにも柄は違えど形状はそのままで使われました♪
エンジンは発売は国産初の280馬力、名機RB26DETTです!!
実は発表はZ32の方が早いんですよね…(汗)
んで発売はGT-Rが先と…
なんともややこしい話です…(苦笑)
そんなRB26DETTの排気量は2568cc。
コレはGr.Aレースの規定排気量にターボを装着して、レギュレーション一杯まで取った排気量のようです。
まさにレースで勝つことを前提に開発されたなんともGT-Rらしいエピソードです。
なので税金多少高くても我慢しましょう…(爆)
ターボは当時の日産お得意のセラミックターボを2機掛け。
タービンを熱膨張率の低いセラミックにすることで、熱ダレによるパワー不足を解消しているわけです。
但し、N1仕様に関しては、耐久性重視でメタルタービンになっています。
それに6連スロットルチャンバーというなんとも贅沢な話です…(汗)
現在は電制スロチャンに置き換わっていますが、ここら辺って現行GT-Rはどうなってるんでしょう??
バルブは冷却効率を考慮した日本初のナトリウム封入バルブです♪
駆動システムもいろいろな工夫がしてあり、ハイキャスⅡをさらに進化させたスーパーハイキャス。
極めつけは路面状況によって駆動力の前後配分をするアテーサET-Sですね♪
本当は、櫻井さんがR30を開発していた時に実現したかったシステムなのですが、その当時はまだハード面が追いついてなく、R32になってようやく櫻井さんの弟子にあたる伊藤修令さんの手によって実現されたようです♪
コレのヒントは実は馬にあるようで、櫻井さんがよく馬を見に行っていた時に、「動物は後ろ足で蹴り、前の足で方向転換を行う。しかし、前足でも方向転換を行うと同時に蹴りだして前に進む力を生みだしている。」という、自然の法則にのっとってアテーサのコンセプトを思いついたそうです♪
その後、アテーサはR33でさらに進化し、デフと統合制御され、左右の駆動力配分も行える「ヨーコントロール制御付き」というものに進化したそうです♪
そ~いえば、R32まではアテーサのヒューズを抜くことでFRにも出来ましたね~(笑)
ボディに関しては、左右フロントフェンダーとエンジンフードにアルミを使用しています。
その後、R34の後期VスペックⅡでは量産車初のNACAダクト付きカーボンフードになりました♪
最近のGT-Rについて思うのは、確かに凄いですし、実際に見てもカッコイイのですが、なんかこう…現実離れしたイメージがあるんですよね…(苦笑)
そりゃ32Rでも簡単に手が届く値段では無かったのですが、現行になってからはさらに遠い存在…スポーツカーがスーパーカーになった…そんな感じがしちゃうんですよね…(汗)
この時代の日産車…上から下まで印象に残るクルマが多かったですねぇ…