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2022年12月16日 イイね!

ーちょっと、自慢してもいいですか。ー



どうも(*'▽')

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。

ナゼだろう…全然馴染みが無いんですわコレ…(汗)



2代目ディアマンテデビュー時です♪

全然カッコ悪い訳でも無いし、バブル崩壊後の車種にしては結構豪華♪

そしてスペックも中々で全然悪くない…寧ろイイ。

なのになのに自分を含め誰一人欲しいという声が不思議と出なかったのがこの2代目ディアマンテ…(汗)

恐らく改めて思いなおすと、FFで深リムが履けないとか、アフターパーツが少ないとか…そして初代のインパクトが大き過ぎたのが理由なのではないかと…(^_^;)

特に自分達が免許を取った2003年の頃はまだ平成7年式辺りのこの手のセダンは100万円前後は出さないと手に入らない上、ディアマンテだけで見ても豪華でバブリーな初代が底値でゲット出来てたからどうしてもノーマークになりがち…ではありました…(苦笑)

後は一連のリコール騒動に対する三菱のイメージ…自分は全然気にしてないけど。

さて…そんな2代目ディアマンテは1995年にデビューしています♪

初めて三菱がバックオーダーを抱えたという話題を聞く程ヒットした初代というコトもあり、まさに命運を掛けたフルモデルチェンジはより各部を洗練したような内容となりました(*'▽')

また、三菱お得意の各種電気装備もより充実しているのもトピックですね(^_-)-☆

そんな2代目ディアマンテデビュー時のキャッチコピーは…



ーちょっと、自慢してもいいですか。ー

周囲がどういう反応を示すかはともかく、どうぞどうぞという感じ(爆)

ただ…CMではこんなキャッチコピーは全く使われず…

なかった。

とか…

2代目ファーストミディアムクラス

なんていう、初代を焼き直したようなコピーが出ていますね…安易だなぁ…(苦笑)

今回は2代目デビュー直後の1995年1月のカタログとなっております。



と…いうコトで初代から続く和製BMW感は健在♪

各部の面がよりカチッとして堂々とした印象があります(*'▽')

その後の度重なるマイナーチェンジで装飾が増して行き、よりアメ車風な感じが出てきますが、デザインはこの初期モノが一番シンプル且つヨーロピアンな雰囲気がして好感が持てます♪



リアテールはL字形…この辺りもややBMWっぽい雰囲気がするように見えます。

全長で先代比+45㎜、全幅で+10㎜、全高+20㎜と大型化されているにも関わらずスッキリと見えるのは今では見ないハードトップというのもあるかと(*'▽')♪

ベルトラインより下が重厚なのに対し、スッキリとしたグリーンハウスってのが個人的にツボではあります(笑)



インパネは助手席側が2段グローブボックスとなり(助手席エアバッグ装着の絡みもある)、収納力はアップしているものの、自分は真横に曲線を描きながらウッドパネルが備えられた初代の方が好みではありますね…(^_^;)

2代目はオートエアコンのパネルが液晶化されたり、センターメッセージディスプレイなるモノが装備されたりと、三菱お得意の電気仕掛けの要塞化。

シフトノブのINVECS-Ⅱでこれまたそんな印象を強くします。



シートは初代でも(ってか初代しか乗ったコト無いんですわ…)結構ゆったりとしたモノでしたが、この2代目もかなりゆったりとした掛け心地なのではないかと…。

シート幅は運転席側の方が助手席側と比較し20㎜広くなっています♪

ドコとなくクラウンやセドグロと比べてやや若々しいというか、スポーティな感じと言いますか…そんな雰囲気を感じます。

そんな2代目ディアマンテデビュー時に搭載されるエンジンは全部で4機種…。



・6G73…V型6気筒2500㏄SOHC、リーンバーン、175馬力、23.0kg-m。

最もベーシックなエンジンで唯一のSOHC。
しかしこれまた唯一のリーンバーンのレギュラー仕様で経済的なのがウリです♪
コレにより2.5リッターながら2リッター並の低燃費を実現!
どうやらそういう理由で初代に設定のあった2リッターが廃止されてます。

まぁ…当時のリーンバーンというだけで、その後どうなるかはなんとなく予想出来てしまう…(汗)



・6G72…V型6気筒3000㏄DOHC、MIVEC、270馬力、30.7kg-m。

スペック的にはコレが最強仕様で可変バルタイのMIVEC搭載により、3リッターノンターボながら270馬力を実現!

・6G72…V型6気筒3000㏄DOHC、230馬力、29.2kg-m。

上記の可変バルタイ無し版。

・6G73…V型6気筒2500㏄DOHC、200馬力、24.5kg-m。

2.5リッターでも先程のリーンバーン比較でツインカム化&ハイオク仕様。



コレらに組み合わされるミッションは、2.5のリーンバーン仕様のみ4速オートマで他は全て5速オートマ。

で…全車にINVECS-Ⅱというマニュアルモード付のオートマになります。

このINVECS-Ⅱは1994年10月にFTOで日本初搭載され、そのままディアマンテも同様の機構で搭載…当時は画期的だったこのマニュアルモード付ATも今では当たり前のモノになりました(*'▽')

ただ…最近はCVTの普及によってマニュアルモードを備えないクルマと半々と言った状態でしょうかね(*'ω'*)



足回りは4輪マルチリンクサスで、グレードにより4駆のモデルも存在します♪



その他のメカニズム面では、トラクションコントロールや4駆の30R-SEには4WS、電子制御パワーステアリングに、これまた30R-SEにECSと呼ばれる電子制御可変ショックアブソーバーという感じで三菱お得意の電子制御の要塞ですね(笑)



また、空力も考えられてまして、Cd値はなんと0.28!!

当時の国産車の中ではトップレベルな上、見た目からしてそんなに空力がイイと思って無かったので少々意外な感じです…(汗)



で…トヨタのレーダークルーズコントロールより2年も早く…(汗)

ってか恐らく日本初のプレビューディスタンスコントロール♪

ビデオカメラとレーザーレーダーで前走車を検出。

距離の制御はエンジン出力とシフト制御になるので、ブレーキは使用しません。



で…コレは初代から採用されている三菱インテリジェントコックピットシステム(MICS)♪

現在のシートメモリーのようにステアリングのチルテレ制御、シートポジション、ドアミラー角度…に加え何とルームミラーの角度まで調整!

初代からココまで凝ってるんですよ…やたらバブリー。

そしてインパネ上面にはセンターメッセージディスプレイを装備♪

各種文字情報に加え、タイヤ空気圧警報も装備されます。



三菱マルチコミュニケーションシステム(MMCS)

要はマルチですね(*'ω'*)

ナビゲーション機能にテレビはモチロン、エアコン表示も可能。



その他フロントドアのインサイドハンドルは静電気除去機能付。

キーレスに関してはこれまた三菱お得意の電子制御でミラーの格納・復帰、パワーウインドウの操作と現行車に負けない内容(*'▽')

収納も豊富でアッパーグローブボックスやリヤシェルフボックス等各所に用意されています(^_-)-☆



で…グレードはこんな感じ…。

・25V-SE/25V-SE 4WD

2.5リッターの最上級グレード。
ABS、TCL、16インチアルミ、本革ステア&ノブ、センターメッセージディスプレイ、タイヤ空気圧低下警報と3リッター並の豪華装備です(^^♪



・25V/25VタイプS

上記25V-SEの装備を削った仕様が25V。
タイプSはスポーティグレードかと思えば実は違い…
パワーシート、フロントシートアームレスト、CDプレーヤー、キーレスが削られた廉価版…(汗)



・25S/25S 4WD

25V比で、エンジンがリーンバーンになります。
装備はハイコントラストメーターを削っただけ。

・25E

最廉価版でリーンバーン仕様。

フォグランプ、パワーシート、フロントシートアームレスト、CDプレーヤー、キーレスが削られた仕様。



次いで3リッター仕様。

・30M-SE

3リッターMIVECの最強仕様。
BBS製の16インチアルミ、テンションリデューサー付シートベルト、7スピーカーオーディオ、ダイバーシティシステム、ステアリングスイッチ、エアコンのオートドライ&ゆらぎ機能、自動防眩ミラー、照明付助手席バニティミラー、電気式トランクリッド&フューエルオープナー、EPSと装備も十分!

・30M

コイツもMIVEC仕様ですが、上記の30MーSEの装備が削られています。



・30R-SE/30R-SE 4WD

エンジンこそMIVECではなくなるものの、装備が一番イイのがコレです(^_-)-☆

30M-SE比でECS、4駆のみ4WS、MICS、4駆のみMMCS、電動チルテレと電気仕掛けになるものの、BBSのホイールとリアスポイラーが削られます。

・30R/30R 4WD

3リッター廉価グレード。

30R-SE比でECS、MICS、電動チルテレが削られます。



ボディカラーは全部で6色。

内装は全部で6仕様。

自分でしたら30R-SEのサンチャゴレッドでベージュ本革がイイですねぇ(*'▽')

オプションでBBS、リアワイパー、サンルーフ、フッ素樹脂クリア塗装、MMCS、プレビューディスタンスコントロール、熱線ミラー、ディアイサー、ヘッドランプウォッシャーという感じですかね(^_-)-☆



で…コチラが価格表。

意外や最高額は30R-SEの4駆で440万3000円。

最も唯一のMMCS標準だったり、4WSやMICSの装備だったりで高額にならざるを得ない感じしかしません…(笑)

最廉価は25Eで231万9000円。



ディーラーオプションとしては、純正にしてはやたら派手目のメッキホイール。



各種シートカバーや電動ロールブラインドも用意しております(^_-)-☆




で…コチラは1995年9月に追加された特別仕様車の25X/30Mデポルテ。

特にこの中でも30Mデポルテは結構貴重なんだそうですよ♪




で…この30Mデポルテってのが名前通り30Mをベースとした特別仕様車。

専用装備が目立ち、まず外装はフッ素樹脂塗装が施されたランプブラックの特別色が最大の特徴♪

そう…実は当時のディアマンテの通常カラーにブラックの設定が無いんです…(汗)

更にBBSのホイール。



内装も専用生地のシートでダークカラーの内装が特徴!

ドアトリムとシートの配色と生地の違いに違和感がやや残りますがね…(^_^;)



エンジンはベース通り3リッターのMIVECで、他にも7スピーカーのディアマンテ・スーパーサウンド・システムを装備。

足回りも30Mデポルテだけの特別仕様でスポーツチューンドサスペンションが入っています(^_-)-☆



で…コチラは25X。

25Sをベースに15インチアルミとスポーツモードを装備した4AT、ハイコントラストメーターを装備したお買い得車ですね。

さて…そんなディアマンテですが、年次改良で時代の流れと共にエアバッグが装備されたり、マイナーチェンジでGDIになったり、最終的にリア周りが大きく変わったりしながら2005年まで10年間と、当時にしてはロングランモデルでしたね。

時代背景として、三菱に開発費が捻出出来なかったとかもあるんでしょうが、2000年辺りからセダンはおろかハードトップ自体が最早時代遅れの傾向がありましたし、何より中古で手軽なハードトップがゴロゴロと販売されていた中に敢えて新車でコレを買うのはかなり珍しかったのではないかと思います…(汗)

こうやって時代背景と当時のライバルを全て払拭して単体で見ると結構気になるクルマなんですがね…(^_^;)
Posted at 2022/12/16 13:49:18 | コメント(14) | トラックバック(0) | カタログ~三菱~ | クルマ
2022年12月13日 イイね!

また。36年前の中古車事情 (前編)



どうも(*'▽')

またまた新たにこんな動画を発掘♪

ココの風景は未だに路面電車の軌道が無くなった意外に変化が無いので土地勘がありますね(*'ω'*)

そして走ってるクルマが懐かしい…。

何気にオヤジにこの動画を見せたところ、途中で走ってるTNアクティトラックに書いてる屋号が知ってる会社だったそうで驚いた次第(爆)

さて…今回もタイトル通り。



実は1986年のオートブロスをもう1冊持ってましてね。

ただ…コレは13年位前に1度アップしてるんですが、その時は内容を3枚しかアップしてなかったので、今回改めて見て気になった内容をピックアップ(*'ω'*)



大量のE23キャラバン。

どうやらディーゼルを特に扱うショップの模様です♪

そして唯一当時最新型のE24も掲載(*'▽')

GL-Lなんでバンの豪華グレードですね(^_-)-☆

グレードの差と型式の差もありますが、同年式でも右の旧型より50万も違います。

そして何気に左下のミラがコラムATなのもポイント。



今じゃ超激レアでマニアアイテムな61チェイサー♪

しかもツインカム5速のグランドエクスプレストーニング!

当時3年落ちでこんな感じですね(^_-)-☆



サイドストライプでハイルーフにサンルーフと豪華仕様のエブリイ♪

AC、CSってコトでエアコンにカセットと大枚叩いて新車時に購入された仕様かと思われます(^_-)-☆



右上の12クラウンは初期モノの2.8ロイヤルサルーンで、ボディカラーもスーパーホワイトに対し比較的珍しいブラック…そしてサンルーフ♪

年式古くサンルーフも無いですが、スーパーホワイト…そしてロイヤルサルーンGってのが効いてますね…左の方が高いです(^_-)-☆



ココで気になったのはギャランΣのディーゼルターボ。

コレは当時から結構珍しかったんじゃないでしょうか(*'ω'*)

正直コレが当時の相場的に安いのか…高いのか…よく分かりません…(苦笑)




で…またまた出てきたグランドエクスプレストーニングのツインカム5速!

コッチは後期の出たてで、さっきのより20万程度安いです。

そういえば後期の出たてのツインカムは5速しかなかったですね♪

そして赤黒ツートンの910ブルが2台も並んである辺りに当時910ブルがいかに売れてたかが分かりますね…(ホントに沢山走ってた)。

他はコルディアのターボなんてのも気になるトコです。



ココで気になったのは応談になってるトゥデイ。

なんとオープンです(笑)

当時改造して乗ってる人いたんですね…恐らく現存してないでしょうけど…(汗)

右上にあるレーザーのハッチバックなんてのも気になる(笑)



パルサーエクサだけでもやや珍しいのに、ノーズブラ!?

一体どういう経緯でコレを付けたんでしょうね…(汗)

USDMなんて言ってる時代でも無いのでかなりレアアイテムかと。



今回は中古車コーナーから一旦離れ、コチラはダートトライアルのドライビングスクールの話題。

後ろに映るのは今話題のモンスターな方…どうやら事実なのかハッキリしませんが、マスコミがデマで上げてるならとんでもなく名誉棄損な話です。



ダートラでAW11なんてのは今では信じられないかもしれませんが、当時ではよくある話かと(^_-)-☆

スズキドライビングスクールなのに、参加車種に制限が無いのがイイ話。

モンスター田嶋氏も86レビンで豪快にドリフトしてます。



コチラは61年秋の大感謝Saleと題したパーソナル無線の広告。

ホントに安いんだろうか…(汗)

その前にパーセンに馴染みが全く無いから良し悪しも相場も全く分からん…(苦笑)



新型車紹介はマイナーチェンジしたZ31フェアレディZ♪

確かに周りの当時のクルマの写真を見てると最新型!って感じがしますね(*'▽')



この前編の〆は前回に引き続き偶然サンバーの話題。但し4代目。

クラブテラアウトドア…なんていう全国800台の限定車があったようですね♪

こういうのはホントにカタログも希少で、特に4ナンバーの軽貨物はプレスリリースもネット上や書籍にも残ってないコトが多いので貴重な話題です。

ってコトで今回は前編をこんな感じで。

また改めて後編の話題をさせて頂きます。

ではまた。
Posted at 2022/12/13 12:46:03 | コメント(10) | トラックバック(0) | オタクな話 | クルマ
2022年12月10日 イイね!

毎日の性能、休日の才能。



どうも(*'▽')

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります。

チョコチョコ乗る機会も確かにありましたね…




5代目サンバー中期 一部改良時です♪

色々調べても変更点が分かりにくいモデルなんですが、今回は中期の一部改良モデルという定義で進めて行きます。

今になって考えるとホントに個性的なクルマでしたね…。

ディーラー時代にリース車両を扱ってた関係で、この手の軽箱バンは乗る機会が多かった訳ですが、サンバーはRR故にトラクションが掛かってライバルよりも登り坂が強力でした♪

後は4気筒ってのもメリットでした…この辺りはメカニズムの話題で…。

ってかなんでこのカタログは「家政婦は見た」的な半分だけのカットなのか…。

山林で廃車体を見つけたら大体こんな感じだったりしますけどね(爆)

さて…そんな5代目サンバーは1990年にデビューしています♪

軽自動車の新規格化に対応する形でボディサイズ、排気量共にアップ!

中でもディアスはサンバーシリーズの中でも4ナンバーだけど豪華仕様…というか、より乗用車的な仕様ですね(^^♪

当初はサンバートライ ディアスでしたが、いつの間にかトライという名称も消滅。

そして1992年にマイナーチェンジ…個人的にはココで中期型と思っています。

更に1995年に一部改良で今回のモデルに…。

主にグレード改廃が変更点になるようです(^^♪

この中期一部改良時のカタログに書いていたキャッチコピー…になるのかな…



毎日の性能、休日の才能。ディアス。

う~ん…イマイチ分かりにくい…。

今回は中期一部改良直後となる1995年9月のカタログになります。




そんなサンバーディアスですが、デザインが8年間のモデルライフを通して終始変化無し。

1997年にヘッドライトの間にメッキのグリル風加飾が追加…今回はコチラを後期としておきます(見た目がココだけ変わるんで)。

懐かしい…とまではなりませんが、サンバーと言えばコレだよなってデザイン。



リア周りも基本的に変更点は無いんですが、ボディカラーやガラスの色、スモークが入ったりと時代に応じた変化はしているコトにより、気持ちながら新しく感じます(*'▽')



インパネは上面がトレイ状に凹んでる面積が多く、いかにも小物を置いてくださいと言わんばかりですが、荒い路面で激しく跳ねたり、事故の衝撃で色々吹っ飛んできそうなのが正直コワイですね…(^_^;)

他は各種スイッチ類に空調のレバーと非常に機能的♪

RRってのもあったか…足回りはこの手にしては気持ち広かったかと思います。

そう言えばLLCのエア抜きのホースがインパネの下辺りにあったのには驚きましたね…こんなトコかよ?フロア濡れるやんか…と…(汗)



バンと違い豪華仕様なのでシートもこんな感じで気持ちながら豪華(*'ω'*)

特に後席はアームレストがドンとあり、その間にカップホルダーが装備されたりと、この手にしては充実してますね(^^)/

ただ…リクライニングはしません…4ナンバーなので。



更にオプションでフロント回転対座シートや、フルフラットシート、更にリアフロアの一部を跳ね上げてマウンテンバイクを積んだりと、シートアレンジは結構豊富♪

そんな5代目サンバーディアス中期の一部改良時に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・EN07…直列4気筒660㏄OHCスーパーチャージャー、55馬力、7.1kg-m。

そういえばスーチャーのヤツは乗ったコト無いですね…(^_^;)

当時のライバル比で4気筒なのと、RRなのもあって振動騒音面でメリットがあって快適性ではややリード♪

下のトルクもそんなにスッカスカなんてコトも無いですね。

ただ、EN07特有のタペットカバーパッキンの漏れや、ブローバイガスでエアクリが真っ黒のベットベト、オイルフィルターがブレースに接触する場所にあって交換が面倒、LLCのエア抜きが場所を分かってないと難解…等々メンテナンス性でややクセのあるエンジンではあります…(^_^;)

後はサンバーの場合、どうしても床板の下にエンジンがあるので荷物を降ろさないとメンテナンスリッドが開かないのがツライ…(泣)

・EN07…直列4気筒660㏄OHC、46馬力、5.6kg-m。

上記NA版で基本的にサンバーの殆どに搭載されるのはコッチ。

スペック以上に力があって、普段乗りでも意外や元気に走ります(^^♪



コレらに組み合わされるミッションは、全車に5速マニュアルとセレクティブ4WD車以外にECVTの設定もあります♪

この時代のスバルのECVTはご存じの通り?電磁クラッチを採用したタイプで、クリープが発生しないので、半クラのような動きが出来ません…(苦笑)

つまりONかOFFかなので、ギクシャクしまくります…渋滞時で加速する時にエイヤと行かないとスムーズに進みませんね…(^_^;)

そしてラバーバンドフィールでしかない…(爆)

エンジン回転数ほぼ一定で変速比がニュル~ッと変わっていくので違和感の塊(笑)

更に遅い…(汗)

なので乗るならマニュアルのがイイです…ECVT壊れますしねぇ…(苦笑)



足回りはクラス唯一の…富士重工自慢だったフロントがストラットでリアがセミトレの4独♪

アタリがソフトでフラットとは縁遠いものの、ユタ~ッと伸びてく独特な縦揺れは悪くありません(*'▽')

更にRRなので出足で鼻先がヒョイっと上がるのと、登坂でのトラクションが強力♪

4駆はフルタイムとパートタイム式のセレクトショップ4WDがあります(^^♪



シャシーには強靭なフレームがあり、他の箱バンと一味違うシッカリ感!

ソコもまたサンバーならではの味に一役かっています(^_-)-☆



装備としては大開口の2枚ものサンルーフ…

その名もサンサンルーフなるモノがあります♪



フロントはチルトアップ、リアは705㎜のスライドで解放感溢れるものの、現在は衝突安全の絡みでこの手はもう出てこないでしょう…(泣)



またスライドドアは上下昇降式♪

全開一歩手前でストッパーのノブを捻るコトにより完全に全開可能なセーフティ機構付!

で…恐らくこの辺りからと思いますが、グリーンガラスも採用されてますね(*'ω'*)



他にはスーパーチャージャー搭載車にはタコメーターを装備。

このクラスとしては広い車内を少しでも早く快適にする為に後席ヒーターもグレードによって装備されています(*'▽')



ディーラーオプションでこんなバンパーあったんですね。

確かに見たような気もしますが、クセの強いデザインですね…(笑)



で…グレードはこんな感じで…。

ソレと前回のクラウンで細かく書きすぎた…(汗)

だからもう少々シンプルに書きます…詳しい装備が知りたいならネットで調べりゃ出てくるでしょう(爆)

・ディアスⅡサンサンルーフスーパーチャージャー

長い名前だなぁ…(笑)

とりあえず名前から分かる通りでスーチャーの屋根付き。
コレにすると絶対にツートンカラー、そして唯一のパワーウインドウ付き。

・ディアスⅡスーパーチャージャーマレッサ

屋根無し単色だけど専用サイドデカールやプライバシーガラス、ハイパワーオーディオが装備された快適仕様って感じでしょう。



・ディアス-Sサンサンルーフ

ノンターボ版の屋根付きですね。
コレもツートンカラーのみで、NA版はドアミラーが小型になります。
パワステがオプション。

・ディアス-S

コレがディアス系の最廉価グレード。
サンサンルーフが無いのと、パワステと集中ドアロックがセットオプション化。



ソレに別冊となりますが、ディアスクラシックもよろしくね(*'ω'*)♪

なんてなってます。

自分でしたら、ディアスⅡサンサンルーフスーパーチャージャーの5速で2駆を。

ボディカラーはノーブルグリーンメタリックとシルバーのツートンで偽ドミンゴ仕様なんてのも面白いでしょう(ぇ

さて…そんな5代目サンバーですが、97年に前述の通りフロントにメッキの加飾が付いて99年に6代目へバトンタッチ。

正直6代目はこの5代目に鼻を付けただけのようなデザインで少々野暮ったい感じがどうもあんまり好みじゃなくてですね…(^_^;)

そういえばクラシックも確かに流行りましたが、ワーゲンバス仕様に弄るのも流行りましたね(*'ω'*)

って…ドコぞのタコ焼き車で見ましたね(爆)

アレは解体され天に召され顔面だけ残りました(ぇ

そういえば最近タコ焼きしてませんね…ってかアレだけ忙しいと厳しいです…(汗)

サンバーというよりタコ焼きの話題になりましたね…えぇ(爆)
Posted at 2022/12/11 19:01:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | カタログ~スバル~ | クルマ
2022年12月09日 イイね!

読書の冬。



どうも(*'▽')

これまた懐かしい風景を…1984年の小倉駅周辺です。

しっかし…今と全然違いますね…(汗)

そして走ってるクルマが懐かしい♪

まずは近況を色々…



先日何気にふとプリウスでプラプラっと徘徊。

直方駅周辺がイルミで輝いておりました(^^♪



あら…直方駅ってこんなコトやるんだぁ…って。



メチャクチャ広大な訳ではありませんが、イイ気分転換になりましたね(^^♪

後は…栄養付けないと…




先日見つけたビタミインC…(爆)

そして…




ミンナミンC(爆)

しかも何気に小さく「新」って書いてある。



みんみん皆んなの


いやいや…知らんがな(爆)

ビタミインCとの違いは分かりませんでした…(汗)

さて…本題。

息子がかわいくて仕方ない38歳のオヤジ。

ふと思い立ったのです…

そうだ!絵本を買ってあげよう♪

絵本と言っても色々あります…




実は5年前…当時生まれたばかりの甥っ子に買ってあげたのは、「しょうぼうじどうしゃじぷた」。

もう絵本と言えばコレだろう…と。

意気揚々と妹に渡した時の「ありがとう…」という複雑な感謝の言葉を思い出します…(爆)

今回も息子に最初に買ってやる絵本はコレだ!って思ってたんですが、意外や対象年齢は4歳からだったのです…(苦笑)

そういえば甥っ子はこの絵本を読んでいるのだろうか…未だに分からない(爆)


さて…我が息子…やはり子供も大好きな自動車の絵本にしてあげようと思ったのです…。




ダットさん

少々マニアックです…どちらかというと本屋さんというよりヴィレッジヴァンガードとかに置いてます。

ただ…コレを買って帰った時のカミさんのリアクションが手に取るように分かります…

「いやいや…こういうので洗脳するの止めてくれん??」

恐らくこの温かい一言しか頂けないのは明確(爆)




ココでふと自身の幼少期を思い出してみる…。

思えば絵本も色々クルマにまつわるヤツを見た気がする。



何気に結構覚えているのが、「それいけロボットごう」という中央出版が販売していた絵本。



コレが中々印象深く、スクラップ置場で廃車になる運命を辿ろうとしているものの、俺たちはまだまだ社会に出て頑張れるんだ!と…訴えるクルマたちを、ロボットが分解して1台の改造車に仕立てて世の中に貢献させるという…

シルバー人材センターのような話(ぇ

思えば、スクラップヤードの絵や写真を見ると妙にニコニコしていた時点で、ロクな大人にならないのは容易に想像出来たのです。

コレを息子に読ませたら、末恐ろしいのと、何より新書が無いときた(爆)



そして今回ネットで色々な絵本を検索していて思い出した、「ぴかくん めをまわす」

コレも初版がかなり古い本で街中の風景に平気でオート三輪が出てくる始末で、90年代初頭でも既に時代遅れ感の濃い絵本ではありました(爆)



コレは大人になってから知った、「ダンプのがらっぱち」。

心優しいダンプが周りに影響されて、暴走トラックと化し、最終的には負荷が掛かり過ぎて一発廃車になる悲しいストーリーなのです。

いやいや…コレを最初の絵本はやや内容がヘビーだ…(爆)



そう言えば、小学校の図書館に「まきバス三太号」なんて絵本もあったハズだ…。

しかし、恐らく新書なんて無いだろうし、時代はハイブリッドだEVだなんて言っている…。

ソコへ2022年の新生児にまきバス(爆)

もはやゲリラ行為でしかない…(笑)


まぁ…実際に本屋へ行って何があるか物色してみようではないか…。

思い立ったが吉日、テクテクと歩くこと5分で最寄りの書店へ到着。


そして絵本のコーナーへ行って我が目を疑う訳です…。




え!?まだ売ってるんか(汗)!?

コレはもう誰に向けたずかんなのか全く分からない…(苦笑)

保護者の方すら今や知らない車種ばっかりでしょ…俺は分かるけど(爆)


とりあえずチョットめくってみるコトにした…。




ちょっ!?ハードトップ(爆)

どっからどう見ても初代カリーナだし(爆)

タクシーはフローリアンだし…(笑)

ってか2022年の現在…セダンタイプのタクシーは消滅傾向にあり、世の中はジャパンタクシーが普及していたり、ましてやレックスは普通車になってしまった…。

もう最早ずかんの役目がとっくに終わったクルマばかりが出てきて、コレは保護者にとってもう目の毒に違いない(爆)

う~ん…コレは却下だ…。


で…息子へ買ってあげた本は健全なクルマの絵本である。




ぶーぶー じどうしゃ

多摩45ナンバーのライトエーストラックが哀愁を誘うし、トラックなのにカラードバンパーの上級グレードという辺りで子供も大喜びに違いない!




出てくるのも一般的な乗用車だ♪(但し30年前の)。




この絵本には旧ガレージにもやってきたコトのある幼稚園バスも出ていたので、コレなら子供も喜ぶであろう(笑)

と…いうコトでこの1冊を買った訳ですが、もう1冊…

ふと特集コーナーに目をやった瞬間に心を奪われた絵本があったので即断即決!!


ちなみにクルマの絵本ではありません…だけど心は完全にやられた…

もうコレしかない…




たぷの里(笑)

もうこのシュールな感じがたまらない!


とりあえず内容が気になる…



トランポリンをする女の子…平和的な光景♪





そ…そうきたか(爆)



いたずらっ子でさえ…




真顔になる威圧感(爆)


もうコレしかない!となって猛ダッシュで帰宅したのである。

この絵本を見た妻は感動の余り「素敵よ!ファザー♪」ってなるハズ。

なるハズ…なんですよ…。





そしたらですよ…




全力で拒否されました(爆)


そんな…1度見たら絶対印象に残るぞ!最高のヒーローじゃないか!

って思ってたんですが…(爆)

「じどうしゃの絵本はともかく、なん?たぷ。って??」


ちなみに何気に調べてみたら、この絵本が好きな子供も結構いるようですね…(笑)

いいなぁ…このシュールな絵(笑)

子供用の絵本なのに思わずツボに入った2022年。

う~ん…やっぱり初めての絵本はカーセンサーにすべきだったのか…(汗)

ではまた。
Posted at 2022/12/09 23:41:20 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日常生活!? | 暮らし/家族
2022年12月06日 イイね!

日本の誇りと歓び



どうも(*'▽')

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります。

ってコトで…う~ん…やっぱイイですねぇ♪



13クラウン前期 一部改良時です♪

クラウンはMS80とGS121の2台を所有した訳ですが、やっぱり個人的歴代ベスト1は未だに13クラウンでしょう!

前期より後期のブラックトーニングG…要はジャンクションのデモカーが未だに最高だと思ってますので(笑)

どっかのタイミングで所有すべきでしたが、中々予算とタイミングが合わず今に至る訳です…しかも今や高騰し、恐らく2度と所有出来ないのでしょうけど…(苦笑)

さて…そんな13クラウンは8代目クラウンとして1987年にデビューしています♪

先代の12クラウンのヒットに対し、更に輪をかけるようにコストが掛けられまさに豪華の極み!

更に数々の世界初・日本初の機構、歴代初の3ナンバーワイドボデーの設定。

コレにより歴代最高の販売台数となった訳ですが、1988年に今回の一部改良が入るコトにより、主に2リッターのエンジンに手が入るコトとなりました(*'▽')

そんな13クラウン前期一部改良時のキャッチコピーは…



日本の誇りと歓び

設計思想にも「乗る人の誇りと歓び」と掲げられてまして、まさに日本の誇る最高のクラウンとなった訳です…ホントに良かったんだよなぁ…。



モチロン、昭和の日本のオジサン達には最高のステータス!

"いつかはクラウンに”その想い、今こそ。

やはりこの時代の印象は強い訳で、未だに70代以上の爺様方はこの「クラウン」には特別な思いがあるようです…もう成功者の証と言っても間違いない。

アメリカにはキャデラック、日本にはクラウン…ビジネスで上り詰めていつかはこの頂点を目指そうじゃないか…と、まさにそういう訳です。

今やクルマなんざステータスでもなんでもなく、移動手段だったり、欲しいモノを買う、用途に合う(キャンプやらファッションやら)モノを買う…そんな時代にこの思想は全く伝わらないでしょうが、嘗てはソレこそが頂点・憧れ・羨望だったと…。

そういう時代背景を捉えながらこのカタログを見るとまた印象が変わるかもしれませんね(*'▽')

今回のカタログは一部改良が入ったまさに1988年9月の内容になります。



で…コレこそが日本の成功者の最高峰の最高峰…ステータス・オブ・ステータス。

医者ならクラウン、社長ならクラウン、実業家ならクラウン。

ハードトップの最高峰、3.0ロイヤルサルーンG…この「G」が重要。

押し出しの強いフロントグリルがもうとにかくカッコイイ訳です。

前期はフロントグリルの格子が細かく、フォグランプも3分割にラインが入るのが特徴♪

フロントバンパーも前期は下側まで巻き込む形状で、その下のフロントスポイラーが付きます。



重厚感があるテールもイイですね(^^♪

前期テールはブレーキランプが上段、ウインカーレンズが下段。

後期はその逆で、トランクにあるTOYOTAのエンブレムが無くなり、リアガーニッシュ中央に金文字で入ります(*'▽')

前後含め後期のがやはり好みです(*'ω'*)



一方コッチはナローボデー。

豪華は豪華なんですが、押し出しの強い3ナンバーに対して敢えて控えめ…ではありますが、品の良さを感じるデザインとなってます♪

ナローの方は、後期の方がグリルの格子がより細かくなっていたりします。

ナローで言えば前期の方が好きですね(^^♪



インパネは運転席中心にラウンドして、そびえ立つようにドカンと高い形状。

デジパネにマルチと最先端の装備を満載して室内もゴージャス♪

その割にステアリングは2本スポークでスイッチとかは無くシンプルですね…。



シートは厚みがあって生地も肌触りが良く、最近のクルマにはチョット無いヤツ。

一見フカフカでソフトな感じに見えつつも、適度に硬めで座り心地は抜群♪

また、LパッケージやFパッケージのパッケージオプションを選択すると、世界初100%ウールのジャガードモケットシートになるという凝り様…(汗)

最近は何かとすぐにアルカンターラか合皮やら安っぽい触感の本革なんてのになりがちで、モケットシートってコストが掛かるのか…流行りなのか…無いですねぇ。



一方コチラはセダンのロイヤルサルーンG。

セダンはボデーパネルで無く、サイドモールで全幅が1720㎜になる従来のやり方。

ハードトップと比べるとやはりフォーマルな感じで、大企業の重役送迎車か官僚が乗るクルマという感じですねぇ(*'▽')



セダンの方は水平基調のインパネで、やはりハードトップのようなパーソナル感は無く、フォーマルなイメージが漂ってます。

そして物理スイッチが多い(笑)



セダンのこのシートはラウンジシートと呼ばれる、ベンチシートにセンターアームレストが内蔵された、高級ベンチシートと言いますか…そういうヤツです(*'▽')

後席パワーシートにオプションの自動車電話を付ければ、もういかにも昭和の悪いヤツ(政治家だろうがヤクザのドンだろうが、この手の自動車電話付けてる時点で大概悪いハズ⁉)が乗ってそうな雰囲気しかしません(笑)

青内装もコレに加担しています(爆)



で…コチラはステーションワゴン…ホントにバリエーションが多いんだな。

ワゴンは12でもそうでしたが、後席辺りからキックアップしたハイルーフが特徴。

チルトアップ・スカイライト・ウインドウというサンルーフもワゴンならでは♪



インパネはセダン同様のフォーマルなモノですが、シートはフラットになるのがワゴンの特徴♪

コレなら大人2人で1泊2日程度の車中泊なら余裕でこなせるでしょう(*'▽')



荷室もこのように広々として沢山積める上に、実は進行方向と逆向きになるものの、3列目シートが格納されてまして、短時間の移動に使えます。

まぁ…この時期のY30ワゴンと同じですね(笑)



で…実はインパネが4種類、シートが4種類。

注文装備でインパネとシートを選べるものもあります(*'▽')

ハードトップのロイヤルサルーンGにフォーマルインパネCタイプとラウンジシートとか…。

とにかく組み合わせの数が多過ぎて全部で何通りあるのか分からん…(苦笑)

そんな13クラウン前期一部改良時に搭載されるエンジンは全部で7機種…(汗)



・7M-GE…直列6気筒3000㏄ツインカム、190馬力、26.0kg-m。

M型エンジンの最終進化形でトルクフルな特性♪

・1G-GZE…直列6気筒2000㏄ツインカムスーパーチャージャー、170馬力、23.0kg-m。

2リッター最強のスーチャー仕様はこの一部改良でパワーアップ♪
ターボとは違い、確かに低速から自然なフィーリングは味わえるものの、ブモーッ!というスーチャーの作動音が結構大きく静粛性には欠けます…(^_^;)

・1G-GE…直列6気筒2000㏄ツインカム、150馬力、18.6kg-m。

コチラも一部改良でパワーアップ、2リッターの直6にしては低回転からソコソコのトルクがあるものの、青ヘッドの時の高速域の伸びが弱くなったトコもあります。
ただ…名機です…音はイイですよ(*'▽')

・1G-FE…直列6気筒2000㏄ハイメカツインカム、135馬力、18.0kg-m。

コレまた一部改良でシングルカムからハイメカツインカムになってます!
実用域重視の街乗りツインカム。

・2L-THE…直列4気筒2400㏄OHCディーゼルターボ、94馬力、20.5kg-m。

ディーゼルターボのオートマ車に搭載されてるようで、電子制御式の噴射ポンプになるのが特徴。

・2L-T…直列4気筒2400㏄OHCディーゼルターボ、85馬力、19.2kg-m。

コチラはディーゼルターボのマニュアル車用。

・2L…直列4気筒2400㏄OHCディーゼル、73馬力、15.2kg-m。

セダンのスーパーデラックス、デラックス、スタンダードに設定されるNAのディーゼル。

コレらに組み合わされるミッションが、デラックスとスタンダードに4速コラムマニュアル、他には一部に5速マニュアル、4速のコラムオートマと4速のフロアオートマ。

とにかく組み合わせが多く、ココで書くにはもうムリな位です…(苦笑)



足回りはフロントがダブルウィッシュボーンでリアがグレードによりセミトレの4独になるものと、コイルリジッドの2通りがあります(*'▽')

中でもロイヤルサルーンGにはエアサスが採用されてまして、コイツはとにかくフワフワで伸び出したら止まらなかったような記憶があります(笑)



足回りにはさすがクラウンと言いますか、とにかく電子制御の要塞で、電子制御サスペンションのTEMS、そして搭載した荷物の量や乗車定員によって車高を適度に保つオートレベラーも装備!



そして今や義務化され軽トラだろうが装備されているトラクションコントロールも実は13クラウンが日本初だったりします(*'▽')

但し、ロイヤルサルーンGのみのオプション。



そしてクラウン伝統のフルフレームボデー♪

個人的にはやっぱりフレームこそクラウンだと未だに思ってしまいます。

このフレームのお陰でやはりモノコックとは違うガッシリとした動きになります♪

そりゃ新型クラウンは35年もの進化は当然沢山ある訳ですが、やはりソコはモノコックでして、ボディの重厚感、直線を日本の法定速度内で走る時の音振に関してはやっぱりフレームのクラウンには敵わんです…フレームにはフレームの良さは絶対にあると思ってます。



で…こんな感じで衝突実験写真なんてのもありますが、どうなんでしょうかね…やっぱり強度があると思うんですよね。

もし…13クラウンを今の基準でオフセット衝突やら色々実験してみたら、ボディの変形量ってやっぱり全然敵わないんでしょうかね?…チョット気になったり(笑)



さて…ココからは装備の話題なんですが、このクラウンのカタログはグレードが多過ぎてソッチにページが割かれてるんですよ…(苦笑)

なので意外と載ってません…(泣)

クラウンと言えば高級車の証…リヤ分割パワーシート♪

シートバックに2段折れ機構を採用していて、座面スライドと連動でシートバックが動いて実にラクな姿勢が取れる訳です。

対して、ココ10年位のクラウンで実に残念…というか手抜き感がするのは、リアシートバックのみのリクライニング機構だけでスライドしないんですよね…(汗)

ソッチの方がシートとしてイイのかと言うと、LSに乗ったらちゃんと従来通りスライド&リクライニングする訳ですから、単純にコストダウンでしょ…(苦笑)

どうもねぇ…そういうトコをケチって来るのがなんとも言い難いんですよ…。



室内はピラーガーニッシュまで完全にフルトリム…コレがまた肌触りがイイ♪



そして世界初のデュアルビジョンメーター!

スピードメーターのみの表示や、スピードメーターとタコメーターの表示等、好みや場面に応じて切り替えるコトが出来ます(*'▽')

更にコチラも世界初のCDインフォメーション付エレクトロマルチビジョン♪

約1800枚の地図を1枚のCDに収め、自車位置を把握出来る…ってヤツなんですが、GPSも無くジャイロセンサーなので、まだ自車位置も誤差が出ますし、ナビゲーション機能もありません…(^_^;)

ただ…コレでも当時はかなり近未来的なシステムだったと思いますね♪

だって一般的にはドアポケットに入れた地図を使う訳ですからねぇ…(汗)



他には最大10ヶ所の短縮ダイヤルが可能なハンドフリーテレフォンもありますが、当時自動車電話を入れてる人は本気の金持ちです…(汗)



コレはディーラーオプションになりますが、何気に世界初だったりする後席天井に収納するタイプの液晶カラーテレビ♪

モチロンテレビも金持ちな人のクルマにしかありません…(笑)

しかもアナログ波ですから、テレビの映りなんて悪過ぎてクルマじゃマトモに見れません…(苦笑)



そしてコレもVIPな装備ですね…リヤカセットデッキ♪

センチュリーにセルシオに…当然装備したクルマは何度か乗ったコトありますが、使ったコトは無いですね…(苦笑)



で…グレードはこんな感じで、まずはハードトップから。

但し、クラウンはご存じの通りグレードが多岐に渡るので、装備差はとにかく激しいです…(汗)

・3.0ロイヤルサルーンGエレクトロマルチビジョン装着車…最高峰のクラウン。
・3.0ロイヤルサルーンG…そのマルチ無し。

エアサス、4輪ESC、カラードプロテクションモール、フロントスポイラー、新PPS、マイコンプリセットステアリング、オートドライブ、リアパワーシート、オートエアピュリ付デュアルオートエアコン、内蔵型の中和消臭剤なんていう専用装備が盛り沢山!

マルチ仕様との違いは単純にマルチだけのようです。



・2.0ロイヤルサルーン…(2.0ツインカムSC/2.0ツインカム) 2リッター最高峰。

実は3リッターロイヤルサルーンもありますが、別カットになるので後程…(^_^;)

14インチアルミ、テレスコピック付メモリー付チルトステアリング、オーディオ&空調のイージーオペレートスイッチ、キー&足元のイルミネーテッドエントリー、照明付グローブボックス内蔵バニティミラー、運転席のみパワーシート、手動式リアシートアジャスター、リアのテンションリデューサー式シートベルト、フロントオートエアコンという感じで、2リッターでも正直十分過ぎる位の豪華さです(*'▽')



・3.0ロイヤルサルーン

2.0比でアルミが14インチから15インチに、大型バンパー、デュアルビジョンメーター、オートドライブ、クールボックス、リヤパワーシート、リヤ自立式シートベルトインナーバックル、エアピュリファイヤー付デュアルオートエアコンって感じで、2リッター比で豪華になるものの、ココまで来るとステータスなロイヤルサルーンGを狙いたくなります…価格差も結構変わるんでしょうけどね…(^_^;)

・スーパーサルーンエクストラ…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ハードトップの中間グレードになりますね。

アルミが14インチスチールに、ノーマルエアコンパネル、イルミネーテッドエントリーがキーのみ、ヘッドレストの上下調整無し、マニュアルシート、リアセンターアームレストのコンソールボックス無し、コラムならフォーマルインパネがCタイプからBタイプに、リアシートベルトのテンションリデューサー無し、エアコンがオプション化という感じでかなり削られますが、ソレでもクラウン…当時のクルマで見たらまだまだ十分!

・スーパーセレクト…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ハードトップの下から2番目。

ホイールキャップがBタイプからCタイプに、ティンテッドガラス無し、コンライト無し、PPSから通常パワステに、ドアロックの車速連動機能無し、テンションリデューサー付シートベルトが運転席のみになってます。

クラウンらしさは何とも言えなくなりますが、装備に不満は正直無いですね。

・スーパーエディション…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ハードトップ最廉価グレード。

ホイールキャップがCタイプからDタイプに、リジッドサス、リアドラムブレーキ、ミラーの電格がオプションに、ライトのオートカット機能無し、チルトステアリングのみ、シートリフター無し、AM/FMラジオのみ。

ココまで来るとなんとかクラウンのハードトップが欲しい…とかそんな感じに…。

コレならマークⅡに行くなぁ…(^_^;)



で…ココからはセダン。

・3.0ロイヤルサルーンGエレクトロマルチビジョン装着車
・3.0ロイヤルサルーンG…セダンの最高峰。役員・官僚向きのお堅いクラウン。

ココはHT比で装備を見ましょう(*'▽')

アルミが15インチから14インチに、フロントスポイラー無し、フェンダーミラー、アナログメーター、フロントのパワーシートがオプション、コラムならリアシートヒーター、リアリフレッシングシート、フォーマルインパネCタイプ、リヤカセットデッキという感じで後席重視の装備なります。

なので用途によりHTと違う訳ですね。



ココからは怒涛のセダンラッシュ(笑)

・ロイヤルサルーン…(3.0ツインカム/2.0ツインカムSC/2.0ツインカム)

ココもHT比で話をしましょう。

まずは14インチのアルミがAタイプのホイールキャップに、3.0のみオートレベラー標準2.0はオプション、3.0のみ大型バンパー、フェンダーミラー、タコメーター、後席用液晶カラーテレビ&VTRアダプターがオプションで選択可能、コラムのセミセパレートが選択可能、フロントパワーシートが無い代わりに、2リッターもリアパワーシート標準、2リッターまでリヤシートの自立・格納式インナーバックル標準。

コレも後席重視で、2リッター仕様まで内装は3リッタークラスの内容が入っているのが特徴ではありますね(*'▽')

・スーパーサルーンエクストラ…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ココもHT比で話題をしましょう。

リアリジッドサス、リアドラム、フェンダーミラー、ターボディーゼルのみタコメーター、手動リヤシートアジャスター標準、コンソールボックス付リヤシートアームレスト。

・スーパーサルーン…(2.0ハイメカ)

ココからはセダン独自のグレードになるので、スーパーサルーンエクストラ比で話題を進めます。

フォグランプオプション化、コンライト無し、タコメーター無し、PPSからだたのパワステ、ラウンジシートからセミセパレートシートへ、リアシート固定、リアシートアームレストのセンターコンソール無し、テンションリデューサー付シートベルトが運転席のみと見た目からしてシンプルになってきます。

・スーパーデラックス…(2.0ハイメカ/2.4DT/2.4D)

ココからはドンドンシンプルになって行き、スーパーサルーン比…

ホイールキャップがBタイプからDタイプ、ティンテッドガラス無し、マッドガードオプション化、ランプオートカットシステム無し、タコメーター設定無し、ステアのテレスコ無し、ドアキー連動のみの電磁式ドアロック、大型ヘッダトリム無し、リアヘッドレストシート一体型、運転席シートリフター無し、カセットデッキオプション化。

ココまで来たら装備がトコトン削られた感があります。

・デラックス…(2.0ハイメカ/2.4D)

セダンの下から2番目。

鉄バンパー、コーナリングランプ無し、タコメーター無し、チルトステアリングオプション化、パワーウインドウ無し、イルミネーテッドエントリー無し、グローブボックス内蔵バニティミラー無し、スプリットシート、上下調整式ヘッドレスト、AM/FM2スピーカーラジオ。

もうココまで来れば乗用感は無く営業車です。

・スタンダード…(2.0ハイメカ/2.4D)

ラインナップ中の最廉価仕様…だから何にも付いてません。

鉄チンホイール、透明ガラス、固定式フェンダーミラー、時計オプション化、ディーゼルのみパワステオプション化、ガソリンはパワステ未装備、空調スイッチ無し、電磁式ドアロック無し、リアセンターアームレスト無し、フォーマルインパネAタイプ、スピーカーレス。

つまりは何にも無い素のクラウンで、ほぼ営業車…つまりタクシーみたいに何もない。

レアですがお好きならどうぞ。



じゃあラストはワゴンと行きますか…。

・ロイヤルサルーン…(2.0ツインカムSC)

ワゴンのロイヤルサルーンはスーチャー仕様のみで、以下はセダン比較。

14インチホイールキャップが14インチアルミに、リアリジッドサス、リアがディスクからドラムブレーキに、チルトアップスカイライトウインドウ、ルーフレール、マッドガード無し、ドアミラー、オートドライブ、クールボックス、パワーランバーサポート、エアピュリファイヤー付デュアルオートエアコンと、内容を見た感じHTとセダンのロイヤルサルーンのイイトコ取りをしたような内容ですね(^^♪



・スーパーサルーンエクストラ…(2.0ハイメカ/2.4DT)

ワゴンの中間グレード…以下はワゴンのロイヤルサルーン比。

14インチアルミがホイールキャップBタイプに、ルーフレールオプション化、2.4DTのみタコメーター、PPSがパワステに、チルト&テレスコがチルトのみ、オートドライブオプション化、イージーオペレートスイッチが空調のみ、電磁式ドアロックの車速機能無し、足元照明無し、クールボックス無し、運転席マニュアルシート、手動ランバーサポート、運転席シートリフター、前後調整ヘッドレスト無し、フォーマルインパネCタイプがBタイプに、ラジオの交通情報機能無し、6スピーカーが4スピーカーに。

正直日常装備なら全然困らないワゴンです。

・スーパーデラックス…(2.0ハイメカ)

以下はワゴンのスーパーサルーンエクストラ比。

ホイールキャップがBタイプからDタイプに、ブロンズガラス設定無し、フェンダーミラー、フォグランプ無し、ランプオートカット及びコンライト無し、タコメーター無し、メモリー付チルトステアリングオプション化、大型ヘッダトリム無し、一体型リアシート、上下調整リアヘッドレスト無し、運転席シートリフター無し、リアシートアームレスト、運転席のみ電気式テンションリデューサー付シートベルト、AMラジオのみ。

・スーパーデラックス グレードパッケージ…(2.0ハイメカ)

コレがワゴンの最廉価グレードで、以下はワゴンのスーパーデラックス比。

チルトアップスカイライトウインドウ無し、ハロゲンヘッドランプ無し、マニュアル車のパワステがオプション化。

もうココまで来ればほぼバンですね(笑)

もうグレードが多いのでこんな感じで結構書きます(爆)



VISION 先進技術で、価値ある一台を。

さて…こんな感じでこの時のクラウンは歴代のモデルライフで恐らく最高の威厳とステータスを持っていた全盛期だったかと思います(*'▽')

で…後期になると内容は更に豪華に!!

V8は積むわ、2リッターワイドは出るわ、新開発2.5リッターの追加に限定車でカシミア内装は出るわ…。

ただ…皆さんご存じの通りですよ…


セルシオの登場。

コレが大きかった…一夜にしてトヨタのヒエラルキーが変わった瞬間。

日本の高級車が世界の高級車になった瞬間。

次期モデルの14クラウンになると、セルシオは当然、兄貴分のマジェスタにスポーツ仕様のアリストと、トヨタは自らクラウンの絶対的地位を埋没させて行きます…というよりもそうせざるを得なかった訳です。

気付けばバブルは崩壊し、セダンでステータスを語れる時代は終了、ミニバン、エコカー、コンパクトカー、軽自動車、SUVと日本人の趣向はその後30年のライフスタイルに合わせるように変化していき、今やクラウンは名前だけの箱になりました。

そんな感じで新型クラウン…クロスオーバーとして発進した訳ですが、出足はやっぱりイマイチらしい…(苦笑)

あのクラウンがイイとか悪いとかそういう話では無いですよ…念の為。

まぁ…この他にセダン、スポーツ、エステートが待っているのでどうなるのかは分かりませんが、1つだけ分かるのはもう13クラウンのように「いつかはクラウン」なんて言われ、月間販売台数1位になって、グレードがロイヤルサルーンGからスタンダードまで網羅するなんて時代は100年待ってももう来ない…それだけ。

「かつてゴールだったクルマが、今、お好きならどうぞになってる。」

で…肝心の13クラウンは未だに根強いファンがいますし、中古車もこの時代のクルマとしては豊富な方だとは思います(*'▽')

あぁ…そうだ、いつもように話題にしておきましょう。

自分でしたら定番でベタなHT3.0ロイヤルサルーンGエレクトロマルチビジョン装着車のブラック、受注で茶色内装って出来ましたっけ??…確か出来たよな。

オプションでTRC、ハンドフリー電話、ロイヤルサウンドシステムDタイプ、雪国仕様、Fパッケージでしょう…つまり全部付き。

よく見たら前期ってムーンルーフ無いんですね…今更ながら。

う~ん…やっぱ13クラウンはイイですねぇ…自分はもうムリですが…(^_^;)
Posted at 2022/12/06 22:45:40 | コメント(16) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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