スバル富士重08年実績、輸出が過去最高…フォレスター 好調
富士重工業(スバル)が発表した2008年の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年比5.4%増の61万6497台となり、2年ぶりにプラスとなった。
国内生産は同10.3%増の52万4916台と、2ケタのプラスとなった。2007年末にフルモデルチェンジした『フォレスター』が通年で寄与したほか、新型車『エクシーガ』も加わったため。
国内販売は同8.4%減の20万6743台と前年割れとなった。登録車の販売はフォレスターやエクシーガ、『デックス』の効果で微増となり、5年ぶりにプラスとなったが、軽自動車が落ち込んだ。
輸出は同30.3%増の32万6492台と好調で過去最高だった。フォレスターが伸びたほか、欧州向けの水平対向ディーゼルエンジン搭載の『レガシィ』が好調で、8年連続でプラスとなった。
海外生産は同16.1%減の9万1581台と大幅に落ち込んだ。
富士重工業、国内特約店の環境経営強化を支援
富士重工業は、国内のスバル特約店での環境に対する取組を強化するため、『エコアクション21』の導入を支援していくと発表した。
環境省が策定した環境マネジメントシステム『エコアクション21』は、環境への取組を効果的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境改善への目標を持つことを目的としている。また、環境省が策定したガイドラインに基づく活動、行動の実績による、国内事業者のための認証・登録制度でもある。
国内最大のスバル特約店である東京スバルは、メーカー系自動車販売店として初の全事業所(59事業所)での一括認証を取得した。
この『エコアクション21』の仕組みを活用することで、特約店の省エネルギーや廃棄物の削減、リサイクルや節水など環境に対する取組が進められる。また、認証を取得するために培ったノウハウやルールをグループ全体で活用することで、特約店全体の環境経営力の強化につなげられるという。
富士重、宇都宮大学など、産学連携人材育成事業を実施
富士重工業は、宇都宮大学、エスオラボ、中島電機工業とコンソーシアムを組み、経済産業省が進める産学連携人材育成事業に参加すると発表した。
同事業は、次世代の産業人材を育成するための教育プログラムを開発するもので、経済産業省が公募し、2008年度は全21件が採択されている。
富士重、宇都宮大学などのコンソーシアムのテーマは、「報告・連絡・相談」といった基本コミュニケーションなど、技術者が産業界で活躍するための基本能力を養成しながら、同時に問題発見力や解決能力を磨くこと。専門知識の俯瞰的な理解ができ、高いデザイン能力を持つ技術者を輩出するのが狙いだ。
富士重が開発するプログラムは、2008年から宇都宮大学で開講した寄附講座「サービスロボット設計」をベースに、ものづくりの基本である「設計図面の作成」を中心に、ものづくりに関する一連の業務を演習に織り込むことで、ものづくりの理解促進、技術力向上を図る。
具体的には、企業が新入社員に仕事を与えるように、受講者を製品開発チームに編成し、議論、討論方式で、実際の製品開発事例として製品の立案から製作までを行う。図面の作成に関しては、手書きで設計構想図や計画図などを作成することで、設計前の段階から製品のイメージを頭の中で描いた上で、図面に落とし込む能力を養う。
また、電子基盤を用いた設計頻度が高まる中で、電気・電子系の基本について、電子基盤の回路設計などでノウハウのある中島電機工業が企業の目線からプログラム開発を行う。
将来理工系を志す児童を育成するため、小学生を対象とした教育プログラムの開発にも取り組む。このプログラムは、エスオラボの運営する「科学塾」のプログラムをベースに、エレクトロニクスやセンサ、太陽電池などの部品を用いて、原理を学びながら実験装置を工作するなど「ものづくり」を通じて科学の基礎知識を学び、自分で考え行動できる能力を引き出すことを目標としている。
いまだに外を走っているDEXを見たことが無いんですがね(笑)売れているのかな~
欧州でのレガシィのディーゼルが好調と言うのがなんとも言えませんね、日本での発売が期待できない以上海の向こうで頑張ってほしいです。
っで、前のうちのヤツを確認してもらえばわかると思うんですが、SH(現行フォレスター)が売れまくりみたいなんですよね。
追記:
富士重、全国スバルディーラーの環境への取組みを支援
富士重工業は、国内のスバルディーラーの環境に対する経営の取組みを強化するため、環境省が策定した環境マネジメントシステム「エコアクション21」の導入を支援する。
先駆けとして、国内最大のスバル販社である東京スバルが、メーカー系自動車販売店としては初めて、全59事業所での一括認証を取得した。
エコアクション21は、環境への取り組みを効果的・効率的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標を持って行動し、結果を取りまとめ、評価・報告するための方法として、環境省が策定したガイドラインに基づく、国内の事業者のための認証・登録制度だ。
富士重は、エコアクション21の仕組みを活用することで、国内スバルディーラーの省エネルギーや廃棄物の削減、リサイクル、節水などの環境に対する取り組みを推進するとともに、日常業務の見直しによる組織内の無理や無駄の排除など、生産性の向上を促す。
具体的には、東京スバルが認証を取得するために培ったノウハウやツールをグループ全体で活用、スバルディーラー全体の環境経営力の強化に結びつける方針だ。
スバル富士重、国内生産は6.1%増…12月実績
富士重工業(スバル)が発表した2008年12月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年比1.4%減の4万2729台と小幅なマイナスだった。
国内生産は同6.1%増の3万7946台と、2か月ぶりに前年を上回った。『フォレスター』が好調だったため。
国内販売は同23.0%減の1万3260台と11か月連続でマイナスとなった。全車種とも低迷した。
輸出は同44.2%増の2万9176台と好調だった。フォレスターが世界中で好調だったほか北米向け『インプレッサ』が伸びたためで、4か月連続でプラスとなった。
海外生産は同36.6%減の4783台と大幅マイナスだった。
2つ目の記事と同じ内容でしたね(汗)
富士重工業、輸出台数で過去最高を記録
富士重工業は、昨年12月と年間の生産状況および販売数などを発表した。
まず、国内での生産台数はフォレスターの台数増によって3万7946台(前年比+6.1%)、1月から12月までの累計生産台数は52万4916台(前年比+10.3%)でともに昨年を上回った。
また、海外生産台数は4783台(前年比-36.6%)、累計生産台数は9万1581台(前年比-16.1%)でそれぞれ下降した。
さらに、総生産台数は4万2729台(前年比-1.4%)で昨年を下回ったが、1月から12月までの累計生産台数は新型エクシーガを投入し61万6497台(前年比+5.4%)を記録した。
国内販売台数に関しては1万3260台(前年比-23%)、累計販売台数については6月からエクシーガ、10月からデックスを投入し登録台数は昨年を上回ったものの20万6743台(前年比-8.4%)でそれぞれ下降した。
一方、輸出台数はフォレスターや北米向けインプレッサが好調に販売され2万9176台(前年比+44.2%)、1月から12月までの累計輸出台数は32万6492台(前年比+30.3%)でともに昨年を上回り、過去最高を記録した。
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Posted at
2009/01/28 20:46:21