VWシロッコが国内デビュー
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは5月25日、新型スポーツクーペ“シロッコ”を発表。同日販売を開始した。
シロッコは、ゴルフをベースに作られた2ドアスペシャルティクーペ。初代シロッコがデビューしたのは1974年、当時からスタイリッシュな2ドアクーペをコンセプトとしていた。続く2代目は1981年に登場し、11年のモデルライフを経て、1992年に生産が終了している。
久々の復活となるシロッコの、一番の注目はそのスタイリング、すなわち低く構えたロー&ワイドなフォルムだろう。サイズは全長4255mm×全幅1810mm×全高1420mmと、ルーフの低さが際立っており、フレアしたタイヤハウスには235幅のワイドタイヤが組み込まれている。
ジャンルはクーペに分類されるシロッコだが、その出で立ちはハッチバックのそれに近い。その理由はロングルーフを採用しているため。かつてのシロッコがそうであったように、新型は単にスタイリッシュなデザインを追求するだけでなく、同時にフル4シーターとして機能するクルマを追求。資料には、ドライバーシートに180cmの人が着座した場合でも、後席の足元に十分なスペースが残されると記されている。
モデルバリエーションは、1.4リッターツインチャージャー(160ps、24.5kg-m)+7速DSG搭載の「TSI」と、2リッターターボ(200ps、28.6kg-m)+6速DSG搭載の「2.0TSI」の2タイプ。“TSI”は、最高速が218km/hで、10.15モード燃費は15.8km/L。“2.0TSI”のその数字は、233km/h、13.2km/Lと公表される。
装備は、地デジチューナーなど最新の機能を誇るHDDナビ、8スピーカー、2ゾーンフルオートエアコン、リアパークディスタンス、テールゲートオープナー、バイキセノンヘッドライトなどが全車に標準装着される。
価格は、“TSI”が392万円、2.0TSIは447万円に設定される。
VW、3世代目の新型シロッコを発売
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、日本で約20年ぶりに復活する3世代目の新型『シロッコ』を、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーを通じて発売した。
新型『シロッコ』は、全グレードに高出力と低燃費を実現する同社の新世代エンジン“TSI”と革新的なトランスミッション“DSG”を採用。『シロッコTSI』は、1.4リッター直列4気筒エンジンで最高出力160馬力、燃費は15.8km/L(10・15モード)を発揮する。また、2.0リッター直列4気筒エンジンを搭載する『シロッコ2.0TSI』では、最高出力200馬力を発揮し、燃費は13.2km/L(10・15モード)となっている。
エクステリアは、サイドのシャープなキャラクターライン、全高1420mm×全幅1810mmのロー&ワイドなプロポーションを強調するリヤフェンダーなどが、よりスポーティ性を演出している。
さらに、バイキセノンヘッドライト、RNS 510(新世代HDDナビゲーションシステム)、2ゾーンフルオートエアコンディショナー、オプティカルパーキングシステム、パドルシフトが全車に標準装備される。『シロッコ2.0TSI』には、サスペンションの減衰力を3つのモードから選択できる『アダプティブシャシーコントロール“DCC”』、レザースポーツシート、18インチアルミホイールが採用された。
シートは完全独立の4座が装備され、リヤシートにも大人2名の乗車が可能。ラゲージルームは312Lを確保し、可倒式シートを折りたためば最大1006Lまで拡大できるという。
■価格
シロッコTSI:392万円
シロッコ2.0TSI:447万円
【VW シロッコ 日本発表】スポーツクーペ20年ぶりに復活
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、コンパクトスポーツクーペの『シロッコ』を、25日から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで発売した。
日本では約20年ぶりに復活する3世代目となる新型シロッコは、「TSI」エンジン、「DSG」などフォルクスワーゲンの最新技術を投入し、高い走行性能と低燃費を両立した「スポーツ&エコ」という現代のスポーツカーの新しい形を提案する。
新型シロッコのフロントには、フォルクスワーゲンの新しいブランドフェイスを採用。サイドのシャープなキャラクターライン、ロー&ワイドなプロポーションを強調する張り出したリヤフェンダーと狭く絞り込まれたルーフが形造る印象的なリヤデザインなどで、スポーツカーらしい躍動感あるデザインに仕上げた。
全グレードにフォルクスワーゲンの新世代エンジンTSIと、トランスミッションのDSGを採用する。直噴+過給システムにより排気量1.4リットルと2.0リットルから160PSと200PSの最高出力をそれぞれ発揮し、燃費は15.8km/リットル、13.2km/リットル(10・15モード)と、環境性能との両立を図った。また、専用設計のスポーツサスペンションやアダプティブシャシーコントロールDCCの採用で、高い操縦安定性と軽快なハンドリングを実現するとしている。
全車に標準で、バイキセノンヘッドライト、RNS510(新世代HDDナビゲーションシステム)、2ゾーンフルオートエアコンディショナー、オプティカルパーキングシステム、パドルシフトを装備。2.0TSIモデルでは、レザースポーツシートと、サスペンションの減衰力を3つのモードから選択できる「アダプティブシャシーコントロールDCC」、18インチアルミホイールを装備する。
このほかの特徴として、シートは完全独立の4座を装備し、リヤシートにも大人2人の乗車が十分に可能。さらに、ラゲージルームは312リットルを確保し、可倒式シートを折りたためば最大1006リットルまで拡大できる。
今回日本導入するシロッコは、2つのグレードを設定する。
シロッコ「TSI」は、1.4リットルTSIエンジンと7速DSGを搭載し、価格は392万円。シロッコ「2.0TSI」は、200PSを発生する2.0リットルTSIと6速DSGが組合わされ、価格は447万円。
【VW シロッコ 日本発表】なぜ今、シロッコなのか?
古い車名が復活するのは日本車でもときどきあることだが、25日に発表されたフォルクスワーゲン『シロッコ』もまた20年という長い時間を経て新型として復活したモデルだ。しかし疑問がある。どうして今、冬眠していた「シロッコ」が復活したのだろうか?
「我々はフルラインで(顧客のニーズにあったクルマを)提供している。そして、(シロッコのような)エモーショナルなクルマ作りもしているのです」。そう語るのは、フォルクスワーゲン グループ ジャパン社長のゲラシモス・ドリザス氏。
「マジメだけじゃ疲れちゃうから、たまにはおもしろいクルマも作りたいんだよ」と記者には聞こえたような気がするのは単なる気のせいかもしれない。が、確かに『ゴルフ』や『ポロ』といった「実用主義」のクルマに混じって『ニュービートル』など遊んだクルマが登場するメーカーがフォルクスワーゲンだ。
「ポジティブなシグナル」というのはエクステリアデザインをまとめたアンドレアス・ミント氏(フォルクスワーゲンAG デザイン部)。同時に「(実質的にシロッコの後継車だった)『コラード』は、V6エンジンを積むなど大きな印象のクルマで現在のクルマを取り巻く環境にはそぐわない。それから、シロッコのほうが知名度がある」とも語る。
ちなみにコラードと新型シロッコを比較すると、ボディサイズはシロッコのほうが大きいが、エンジン排気量はシロッコのほうが小さく、燃費も優れている。
新型シロッコは、「スポーツ+エコ」という新時代のスポーツクーペのあり方を提案しているモデルなのだ。
なんか3代目だったんだっけ?コラードの事を忘れているからかな??(2代目の後に出てたんですけどね~)
にしても値段が…
もう少しエントリーモデル的なモデルが設定されるのかな~って思ったんだけど400万はちと高めだな(汗)
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フォルクスワーゲン | 日記
Posted at
2009/05/25 16:11:09