それでも170億かぁ～

スバル富士重09年度実績…レガシィ好調で海外生産25％増

富士重工業が26日に発表した2009年度の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年度と比べて横ばいの55万7092台となった。

国内生産は同1.6％減の35万6734台と前年割れとなった。

海外生産は同25.4％増の10万4346台と大幅に伸び、2年ぶりに前年を上回った。『レガシィ』のフルモデルチェンジにより年度後半に盛り返したため。

国内販売は同6.0％減の17万7903台と落ち込んだ。登録車はレガシィが好調で6年ぶりに前年を上回ったものの、軽自動車がダイハツからのOEMに切り替わったこともあって同12.9％減と不振だった。

輸出は前半の落ち込みが大きく影響し、同6.6％減の27万9398台と9年ぶりにマイナスとなった。

レスポンス 編集部

3月度販売台数、レガシィを中心に好調を推移

　富士重工業から、2010年3月度と2009年度累計の生産・国内販売・輸出実績が発表された。

　2010年3月度の国内生産は、軽自動車も含め前年比168.8％の4万7158台、海外生産は前年比225.7％の1万3866台で、国内、海外ともにレガシィを中心に全車種が好調に推移したという。生産合計では5カ月連続で前年同月比を上回った。

　2009年度累計では、年度前半は自動車需要縮小にともなう影響で生産台数を減らしたが、後半以降は新型レガシィの世界展開が本格化したことで好調な推移を示した。ちなみに、国内生産は前年比95.5％の45万2746台だったが、海外生産は前年比125.4％の10万4346台となった。

　国内販売は、2010年3月度が前年比111.7％の2万7426台となった。軽自動車は販売台数が減ったが、レガシィやエクシーガが好調だったことで、6カ月連続で前年同月比を上回った。

　輸出は、アメリカ、カナダ、中国向けが好調に推移し、5カ月連続で前年同月を上回ったが、2009年度累計では、自動車需要縮小に伴う台数減を補えず、9年ぶりに下回る結果となった。







スバル富士重、通期業績見通しを上方修正…レガシィ 販売が予想以上

富士重工業は2010年3月期の通期連結決算業績見通しの上方修正を発表した。

売上高は海外を中心にスバル『レガシィ』の新車売上台数が予想以上だったほか、モデルミックスも改善したため、1兆4100億円から1兆4280億円に上方修正した。

収益では、売上げ増や台当たり利益率の改善、試験研究費やコスト削減効果も予想以上で140億円から270億円、経常利益が100億円から220億円にぞれぞれ上方修正した。

最終損益は250億円の赤字を見込んでいたが170億円の赤字に、赤字幅が改善する見通し。

レスポンス 編集部


国内生産がこれだけの減少で海外生産の増産って言うのがあるけど世界情勢的な影響をモロに受けてますね…
最終損益が250→170億円って言うのはすっごく大きいんですけどそれでもまだまだ大赤字なのですよ(汗)