トヨタ、2011年からWRCへ参戦?
プロドライブが、トヨタとともにWRC(世界ラリー選手権)へ参戦する可能性があるようだ。
2011年からのF1参戦に向け、プロドライブもエントリーの申請を行うとみられていたが、結局プロドライブはエントリーを申請せず、ラリーやスポーツカーでのレースに専念していくと発表していた。
プロドライブのほか、アストンマーチンを率いる立場にもいるデビッド・リチャーズが、20日(日)の『The Independent(インディペンデント)』でこうコメントしている。
「全員(従業員)の生活を危険にさらすようなリスクを冒す準備はなかった。私が話をしたとき、周りの反応は非常に興味深いものだったがね」
「プロドライブとしては、F1参戦へ動き出すことで、すべてがリスクにさらされることを懸念していた」
プロドライブは、トヨタとともに2011年からWRCへ参戦するのではないかとのうわさも出ており、トヨタ・モータースポーツのスポークスマンも、次のように語っている。
「日本から参戦するよう指示があった場合には、準備を万端に整えておきたい」
トヨタは以前にもWRCへ参戦していたことがあり、タイトル獲得経験もある。
トップニュース TopNews
トヨタ、2011年からWRCに復帰か
2009年シーズンをもってF1から撤退したトヨタ。そのトヨタが、今度はWRC(世界ラリー選手権)への参戦を計画しているらしい。
これは英国のメディアが報じたもの。それによると、トヨタは英国のプロドライブ社と共同で、2011年シーズンから、WRCへの復帰を計画しているとのことだ。
プロドライブ社は1984年、デビッド・リチャーズ氏が設立。1990年から、スバルのパートナーとしてWRCに参戦し、1995~97年の3連覇に大きく貢献した。2008年、スバルがWRCのワークス参戦を中止してからは、独自の活動を続けている。
また、プロドライブのデビッド・リチャーズ代表は2007年、英国のスポーツカーメーカー、アストンマーチンの買収に関わり、同社の共同経営者のひとりに名を連ねている。トヨタとアストンマーチンは、トヨタ『iQ』をアストンマーチン『シグネット』として、OEM供給する契約を締結するなど、少なからず縁がある。
仮にトヨタがWRCへ復帰するとなると、どの車種で参戦することになるのか。このあたりも気になるところだ。
レスポンス 森脇稔
これでスバルのプロドライブとのラリー復帰はなくなりましたね~
まず現状でスバルがトヨタの傘下だと言う事
そんでもってそのトヨタがプロドライブと手を組んでWRCに返咲くから
まあ、トヨタも昔は
TTEと共にWRCで頑張ってましたからね~
MR2でグループBって言うかグループS用のAW11ベースで222Dっていうの作ったり、セリカで大活躍してたしな~あの頃のWRCはドライバーもそうだけどメーカーもいっぱいあって楽しかったな…
いまやローブの1人勝ちだしメーカーは数えるほど(汗)
追記:
ウィキのリストリクターの項目抜粋
1995年には世界ラリー選手権(WRC)において、トヨタ・チーム・ヨーロッパ(TTE)が使用していたトヨタ・セリカ(ST205型)のエンジンがリストリクター外からの吸気が可能な構造になっていたとして、TTEは1995年の全獲得ポイントを剥奪された上1996年のWRC参加を禁止される事態となったことがある。
トヨタ・セリカの項目抜粋
1994年の1000湖ラリーから参戦予定だったST205型だが、直前になっても車両の開発状況が思わしくなかった。特にスーパーストラットサスによるハンドリングチューンは難航し、結局オーストラリアでのデビューとなる。しかし、重い車体と決まらないハンドリングにチームとドライバーは悩まされ続け、WRCの勝利は1995年のツールドコルスのみ。これらの状況に加え、1995年に行われたレギュレーション変更によるターボリストリクター規制の厳格化が、1995年カタルニアラリーでのリストリクター違反発覚につながった(違反リストリクターは同年8月より使用されていたものと推測される)。これが基で1995年のポイント剥奪+WRCへの1年間の出場禁止処分がFIAによって下された。
追記の追記
タイトルの純酸素に関しては何が正しいかの詳細がイマイチ公言されていないんですがネ
ランチアが発注した消火器の中身が酸素でそれを誤発注しちゃってトヨタが装備してしまっただとか、トヨタがそれを知りながら装備しただとか、本当はトヨタが意図的に装備しただとか(消火器がエンジン側に繋がっていて瞬間的に100psプラスくらいの出力が出てリストリクターで300psくらいの他車に対して400psくらいになっていたとか?)
詳細は正直よく分かりません(滝汗)
そもそもそんなものは存在しなかったと言う話もあるくらいなので…
事実ランチアがメーカー的に撤退しそうな頃も、撤退してからもトヨタはセリカで速かったですからね~
【新聞ウォッチ】トヨタ、WRCなど国際レース再チャレンジへ
気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2010年7月22日付
●トヨタ、レース再挑戦へ(読売・2面)
●コスト削減、JAL懸命、整備費節約トヨタ流、燃費最少の飛行徹底(読売・11面)
●エコカー補助金、再延長も検討、経財相(読売・11面)
●車中泊仕様に商機、ワゴン型に新機能が次々、「車でキャンプ」久々増(朝日・12面)
●トヨタ、10月2割減産、エコカー補助終了見越し(毎日・7面)
●パワーウインドー事故23件、指切断、骨折8件に、過去5年間(毎日・25面)
●中国、新エネに65兆円、10年かけ投資、環境と成長両立(日経・1面)
●タイヤ大手、タイを輸出拠点に、ブリヂストンなど、一斉に増産(日経・1面)
●損保大手3社、自動車保険料上げ、日本興亜は1.4%、あいおい・ニッセイ同和も(日経・4面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車が世界ラリー選手権(WRC)など、国際自動車レースへの参戦・復帰を検討しているという。きょうの読売、朝日などが報じている。山梨県富士吉田市で開いた記者向け試乗会で、モータースポーツを担当する山科忠専務が複数のメディアに語ったもので、「来月にも具体的なレースを決める考えだ」(読売)という。
トヨタは、世界的な金融危機の影響で赤字に転落し、自動車レースの最高峰、F1(フォーミュラ・ワン)世界選手権から昨年撤退するなど、“金食い虫”のモータースポーツ活動も仕分けのターゲットになっていた。しかし、2010年3月期の連結決算で営業利益、税引き後利益とも2期ぶりに黒字転換し、業績が回復基調にあることから、自動車レースに再挑戦するという。
ただ、参戦を検討しているのは、WRC以外に「ドイツ・ツーリングカー・マスターズ」(DTM)や市販車を改造した自動車レース「FIA(国際自動車連盟)世界ツーリングカー選手権」などの欧州で人気のレースが中心で、F1への再参戦は検討していない模様。
トヨタが業績の回復とともにレースへの本格復帰を検討している背景には、自らレース参戦の経験があり、モータースポーツ好きの豊田章男社長の意向が強く反映されていることは言うまでもない。復帰後は再び“道楽”と陰口をたたかれないためにも、経営面でも慎重なハンドルさばきが望まれる。
レスポンス 福田俊之
ブログ一覧 |
自動車業界あれこれ | 日記
Posted at
2010/06/21 17:10:14