ランチア・テーマが復活 ベースは300C
伊ランチアはジュネーブショーで、“ランチア・テーマ”を名乗る大型4ドアセダンを出展すると発表した。
新型ランチア・テーマは、“クライスラー300C”をベースにつくられるもので、フィアットとクライスラーの2ブランドの提携により実現した商品ラインアップのひとつとなる。
外観は、300Cにランチアのバッジ付きフロントグリルを付けたぐらいで、基本デザインは変わっていない。内装も、“ポルトローナ・フラウ”のレザー内装の採用により、アメリカンな雰囲気にイタリアンテイストが加味される、という程度のものである。
エンジンは、3.6リッターV6ガソリン(292hp)と、チューンの異なる3リッターディーゼル(190hp仕様/224hp仕様)が設定される。
なお、新型テーマは、ヨーロッパでは10月に発売予定となっている。
【ジュネーブモーターショー11】ランチア テーマ 新型、クライスラーをベースに復活
ランチアは14日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに新型『テーマ』を出品すると発表した。
先代テーマは、1984年にデビュー。1994年までの10年間に渡って生産された。1986年にはフェラーリ製のV8エンジンを載せた『テーマ8.32』を発表するなど、ランチアのスポーツイメージ向上に貢献したモデルだった。
新型テーマは、ランチアブランドの新しいフラッグシップセダンとして復活。ランチアが属するフィアットグループが、クライスラーグループと資本提携したのを生かし、クライスラー『300』(日本名:『300C』)をベースに開発された。
新生テーマだが、その内容はほぼ300Cそのもの。フロントバンパーを300Cとは異なる専用デザインとした点、イタリアの高級家具メーカー、ポルトローナ・フラウのレザー製インテリアを採用した点が、300Cとの違いとして指摘できる。
エンジンはクライスラー製3.6リットルV6ガソリン(最大出力292ps)に加えて、テーマ専用に3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルを用意。このディーゼルはイタリアのVM社から供給を受けるユニットで、最大出力は190psと224psの2種類が設定される。
新型テーマは欧州主要国で10月から販売開始。ガソリンには8速AT、ディーゼルには5速ATを組み合わせる。グレードは「ゴールド」と「プラチナ」の2トリムがラインナップされる予定だ。
レスポンス 森脇稔
他にもどんどんでるのか?
【ジュネーブモーターショー11】クライスラーのミニバン、ランチアから発売
クライスラーグループのミニバン、『タウン&カントリー』(日本名『グランドボイジャー』)。同車が欧州で、ランチアブランドから発売されることが決定した。
ランチアが14日に発表したところによると、タウン&カントリーは、欧州市場へランチア『グランドボイジャー』として投入。日本と同じネーミングが冠されることになった。現地では、不人気のランチア『フェドラ』の後継ミニバンの位置づけだ。
米国仕様との違いはエンジン。3.6リットルV6ガソリン(最大出力292ps)に加えて、2.8リットルターボディーゼル(最大出力163ps)が設定される。内外装の変更点は、エンブレムがランチアに変わる程度だ。
ランチアのグランドボイジャーは、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで披露された後、年内に欧州主要国で発売。2010年、ホンダ『オデッセイ』から米国ベストセラーミニバンの座を奪い返したグランドボイジャーだが、欧州での反応はどうだろうか。
レスポンス 森脇稔
【ジュネーブモーターショー11】ランチア フラビア、40年ぶりに復活
ランチアは14日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに、コンセプトカーの『フラビア』を出品すると発表した。
フラビアは、1960年にデビューしたランチアのミドルサルーン。1.5リットル水平対向4気筒エンジンに、ランチア初のFFを組み合わせた革新的モデルだった。1969年、排気量が2.0リットルに拡大されたのを機に、フラビアの名前は『2000』に変更。その2000も1974年、生産を終えた。
約40年ぶりに復活するフラビアは、クライスラーグループからOEM供給されるモデル。セダンは新型クライスラー『200』、コンバーチブルは『セブリング』が大幅改良を受けて『200コンバーチブル』となったモデルをベースにしている。
新型フラビアの内外装は、クライスラー200シリーズそのもの。違いは、エンブレムがランチアに変更される程度だ。
新型フラビアは、現時点ではコンセプトカー。しかしランチアは、「今後6か月以内に生産を開始し、欧州市場へ投入する」と説明している。
これでランチアは、『テーマ』、『グランドボイジャー』、フラビアと、一挙3台のクライスラー車をOEM調達することに。フィアットとクライスラー両グループの資本提携が生んだ、大きな成果といえそうだ。
レスポンス 森脇稔
【ジュネーブモーターショー11】ランチア イプシロン 新型…小さな高級車、健在
ランチアは14日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、新型『イプシロン』を初公開すると発表した。
初代イプシロンは、『Y』のネーミングで1994年に登場。小型車でありながら、約100色もの内外装色を自由に組み合わせられる点が人気を呼び、欧州で大ヒットした。
2002年、2代目に当たる現行イプシロンがデビュー。初代と同様に「小さな高級車」というコンセプトを掲げて、人気を集める。ボディサイズは全長3780×全幅 1720×全高1530mmとコンパクトだ。
3代目イプシロンは、従来の3ドアハッチバックボディから実用的な5ドアハッチバックに変更。ボディサイズは全長3840×全幅1670×全高1510mmと、全長は60mm伸びたが、全幅は50mmコンパクトになった。
新型のデザインの特徴といえるのが、リアの処理。『デルタ』と共通イメージが与えられた。また、5ドアでありながら、後席ドアハンドルをピラー付近に隠すように配置し、3ドアに見せているのも目を引く。
インテリアは、小さな高級車、イプシロンのコンセプトを継承。素材や色は豊富に用意され、ボディカラーとの組み合わせは合計600通りにも上る。
エンジンには関しては、4ユニットを用意。すべてフィアットグループが開発したエンジンで、ガソリンは1.2リットル(最大出力69ps)と0.9リットル2気筒ターボ「ツインエア」(最大出力85ps)が用意される。
新型イプシロンは、欧州主要国で6月に販売がスタート。英国とアイルランドでは9月、クライスラーエンブレムを付けて発売される。
レスポンス 森脇稔
伊ランチア、新型イプシロンを発表
伊ランチアは、ジュネーブショーに新型イプシロンを出展すると発表した。
新型イプシロンは、ランチアブランドでもっとも小さなモデルに位置づけられる、小型プレミアムカーだ。ランチアはこれを“ミニ・フラッグシップ”と呼び、小さいながらも高級感が備わっていることをアピールしている。
新型のボディサイズは、全長3.84m、全幅1.67m×全高1.51m。特徴は3ドアに加え、シリーズではじめて5ドアも設定されることだ。デザインは、大型ラジエターグリルが誇らしげなフロントマスクをはじめ、流れるようなラインが特徴のサイドライン、他のどのブランドにも似ていない個性的なリアビューと、ランチアらしさが全身に感じられるものとなっている。
搭載エンジンは、ガソリンが1.2リッター8バルブ(69hp)と900ccのツインエアー(85hp)の2タイプ。ディーゼルは1.3リッターマルチジェット(95hp)、さらにガソリンとLPGの両方に対応するデュアルフューエルの1.2リッター8バルブの計4タイプが用意される。
新型イプシロンはヨーロッパ各地で6月より販売が開始される予定。なおクライスラーブランドからもバッジ違いのモデルが登場する予定で、そちらは9月よりイギリスとアイルランドで販売予定となっている。
デルタの復活はしたもののインテグラーレのような仕様は出ないだろうし…
ストラトスは一応復活したけど
発売しないだろうし(汗)
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ランチア・テーマが復活 ベースは300Cについて書いています。
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【ジュネーブモーターショー11】ランチア テーマ 新型、クライスラーをベースに復活について書いています。
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Posted at
2011/02/16 22:05:53