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2018年02月01日

グリッドガール≠レースクイーンな筈なのですが…

グリッドガール≠レースクイーンな筈なのですが… F1がグリッドガールを廃止決定!それってどういうことなの?

1月31日にモータースポーツの最高峰であるフォーミュラー1(以下F1)は、公式サイトで「グリッドガールの廃止を決定する」というオフィシャルコメントを発表しました。

この発表を受けて多くのメディアが「F1がレースクイーンを廃止」と報じていますが、これをすぐに日本のレースクイーンに当てはめるのは少し事情が違います。

今回のF1の決定はあくまでも「主催者が採用」した「チーム名と選手名のボードをグリッド上でかかげる」ための女性人員について廃止を決定した、という内容です。

この発表の中でF1のコマーシャル部門責任者のショーン・ブラッチス氏は「この習慣が(F1の)ブランド価値に共鳴するものではなく、現代の社会規範とはまったく矛盾していると感じています」と説明し大きな波紋を呼んでいます。

こちらも多くのメディアで「性差別による現代の社会規範との矛盾」ととらえられた記事があふれています。確かに現在F1の興行オーナーであるリバティ・メディアは「グリッドガールの存在は今日の道徳規範では性差別的で時代遅れだと多くの人々からみなされている」と昨年から主張、廃止を検討していました。

しかしこの発表の本質は、コマーシャル部門責任者が「フォーミュラ1は、レース前のグリッドでチームやドライバーが費やした時間をセレモニーの1つとして考えています。ゲストや様々なパフォーマーがグランプリの魅力と光景に加わり、プロモーターやパートナーが国や製品を紹介できるようになります」とした上で「この偉大なスポーツのビジョンにより多くのものが反映されるように、更新が必要ないくつかの分野を昨年にわたって見てきました」と発言したという部分にあると考えられるのではないでしょうか。

F1のスターティンググリッドでは世界中の多くのメディアが訪れます。その中でチームのスポンサーは商品やサービスを、開催国は自国をアピールしたいと考えます。今後のF1ではそれらに対応したイベントなどをグリッド上で開催するような検討がなされているとのこと。

しかしスターティンググリッドでの限られた時間にこのようなイベントを開催した場合、グリッドガールに費やす時間は無駄と考えざるを得ないのではないでしょうか。F1という莫大な資本が投入される「興行」としてはその数秒、数十秒すら金額換算されてしまうことでしょう。

この経済的な理由によるグリッドガール不要論と女性差別論が合致してきたのが、今回の発表なのではないかと推察されます。つまり、本来的には多様性が発揮されるべきこと、としての「現代の社会規範とはまったく矛盾している」という発言も含まれると見ることが出来ます。

同じFIAの世界選手権としての世界耐久選手権(WEC)は2017年ではグリッドガールは存在しません。しかしチームスポンサーが採用したキャンペーンガール(日本で言うところのレースクイーン)は存在しますし、開催国をアピールするためのセレモニーガールというものも存在します。WECは多様性に対して柔軟であったという部分をF1も見習ったのではないか、今回の発表についてはそんな印象が感じられます。

なお、グリッドガールが廃止されたF1グランプリは3月25日にメルボルンで開催される2018 F1ロレックス・オーストラリアGPから始まります。

(文:松永和浩)




F1がグリッドガールを廃止…新シーズン開幕から

フォーミュラ1(F1)のグリッドガール(レースクイーン)が廃止された。F1の運営会社のフォーミュラ・ワン・グループが1月31日、発表した。2018年シーズンの開幕から廃止される。

スタート前、グリッドにマシンが並ぶ時間は、輝かしい舞台でもあり、様々なプロモーションもできる貴重な時間だ。「ここ数年、F1の発展のために、F1の様々な分野のアップデートを検討してきた」、とフォーミュラ・ワンのコマーシャル事業担当、ショーン・ブラッチズ専務はいう。

「グリッドガールは何十年にもわたってF1にとって不可欠な存在だった。しかし、この慣習は、いまやF1のブランドバリューに共鳴しないと思われる。ましてや現代の社会規範では受け入れられない。新旧、世界中のファンも同意してくれるだろう」

グリッドガールは、3月25日決勝のオーストラリアGPから始まる2018年シーズン開幕から廃止される。GPウィークエンドに併催される他のモータースポーツでも廃止される。なお、グリッド以外でのレースクイーンやキャンペーンガールの活動については、声明は触れていない。



どうなるんですかね~こういう問題は



F1開幕前の衝撃、「グリッドガール」廃止で気になる観客動員数[新聞ウォッチ]

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年2月2日付

●都心また大雪の恐れ(朝日・1面)

●原油日量1000万バレル、米47年ぶり大台、世界的好況で需要増(朝日・9面)

●1月の新車販売4カ月連続で減、前年比(朝日・11面)

●マツダ16万台リコール(毎日・24面)

●米、利上げ加速論にじむ、資産高・低物価が難題、パウエルFRB 3日始動(日経・3面)

●売上高・営業益とも最高、前期、ダイムラー、車販売増加(日経・13面)

●動物実験問題で幹部を停職処分、ダイムラーとBMW(日経・13面)

●音声で点検結果を自動記録、ダイハツ工業(日経・15面)

ひとくちコメント

鼻の下を長く伸ばしているモータースポーツファンにとっては衝撃的なニュースかも知れない。国際自動車連盟が主催する自動車レース「F1」(フォーミュラ1)から“レースクイーン”の姿が消えるという。

今年3月に、オーストラリアで開幕するF1レースから、コース上でプラカードなどを掲げ、日本ではレースクイーンとも呼ばれる「グリッドガール」の起用を廃止することを、主催者側が公式サイトで発表、2月1日付の読売夕刊なども取り上げていた。

記事によると、運営責任者が「現代の社会規範を逸脱している」として中止を決めたそうだ。背景には、グリッドカールは、肌が露出した過激な衣装で注目を集めることが多かったが、レースでのプロモーション活動に華を添える一方で、「女性蔑視を助長する」との批判にもさらされてきたという。米ハリウッドの映画界でもセクハラ問題が相次ぎ告発される中で、モータースポーツのF1にも飛び火した格好だ。

もっとも、女性が華を添えるといえば、モーターショーなどのイベントのコンパニオンやスポーツ競技にチームの応援席などで華麗なパフォーマンスを演じる「チアガール」などの是非も問われそうだが、仮に中止となれば、観客の動員数に影響を与えるる可能性もある。地盤沈下が激しいF1にしてもグリッドガールの廃止でさらに足を引っ張られないか心配だ。
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Posted at 2018/02/01 22:34:38

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