【筑フェス】レスポンスがファン感謝デーを開催…スーパーカーショーやスバル自動ブレーキ体験を実施
2018年で創立19年目を迎えた自動車総合ニュースメディア『レスポンス』は5月5日、筑波サーキット(茨城県下妻市)でファン感謝デーを初開催した。
同日は『筑波サーキット・カーフェスティバル2018(略称:筑フェス)』も共同開催され、オールドカーファンや家族連れが多数会場に訪れている。レスポンスは昨年限りで閉幕となった筑フェスの前身イベント『オールドナウ・カーフェスティバル』で3年連続のブース出展を行ったが、今回もさまざまな企画を用意。メーカーらと協力して、来場者たちに「クルマの楽しさ」などを伝えた。
もっとも注目を集めたのはSuper Car Club Japanおよび日本スーパーカー協会によるスーパーカーショーだ。フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、ポルシェなど一台だけでも存在感のあるスーパーカーが大集合。駐車場に所狭しと並ぶ景色には思わず息を呑んだ。また子供限定だがオーバスコースを使ったスーパーカー同乗試乗も3回実施され、人気を呼んでいた。
子供たちには陸上自衛隊による『七十三式小型トラック』の展示も好評だった。街中ですれ違うことはあってもなかなか間近で見る機会のない「陸自のトラック」に興味津々。さらにミニ制服試着体験も実施され、記念撮影では笑顔が続いた。自衛隊の隊員は陸海空からそれぞれ数名がブースに待機しており、活動内容やより親しみを持ってもらえる場として来場者とのコミュニケーションを楽しんでいた。
スバルは先進安全機能アイサイト技術(ver.3)を搭載した『レヴォーグ』を用意して、「プリクラッシュブレーキ」の体験会を実施。今回に限らず「多くの人にスバルの安全機能を知ってもらいたい」と全国各地で行われているものだが、この日も家族連れを中心に30分待ちのにぎわいを見せていた。
男性陣はスポーツ電気自動車(EV)の『トミーカイラZZ』同乗試乗に列をなした。目に鮮やかなイエローのコンパクトボディが印象的な2シーターの同車だが、試乗した来場者たちは口々に「加速感がスゴい」と絶賛。筆者も体験したが「乗ってこそわかる」とはまさにこのことで、EVならではの静寂さと加速性能を味わうことができた。トミーカイラZZを開発・販売するGLMにとって絶好のアピールとなった。
またメルセデスベンツの『Sクラス』による「リモートパーキングアシスト」の実演も行われた。専用アプリを利用することで車外から自動運転を可能にした機能で、参加者はSクラスに乗って並列駐車や縦列駐車の自動駐車デモを体験した。スマートフォンで操作できることに驚きの声があがっていた。
レスポンスブースではテスラモーターズジャパンのクロスオーバーSUV『モデルX』と英国のオープンカー『モーガン 4/4』を展示。後部ドアに鳥が翼を広げるような開閉システム「ファルコンウィングドア」を採用したモデルX。発表から1年半ほど経つが、まだまだ物珍しさもあってか開閉するとすぐ人だかりができていた。モーガン 4/4は対照的に古き良き時代のデザインで、オールドカーファンが足を止めていた。
ブースにはCUSCOジュニアラリーチーム・イメージキャラクター「高崎くす子」が応援に駆けつけた。高崎くす子に扮したのは永原芽衣さん(アップガレージ ドリフトエンジェルス)と東堂ともさん。レスポンス公式プラスチックキットのミニカーやマツダ『ロードスター』のペーパークラフトなどを配布した。
「子供の日ということもあってお子さんがたくさん来てくださいました。家に帰ってからも組み立てて楽しんでいただけたらいいですね」と永原さん。7月の群馬パーツショー2018でも高崎くす子として登場する予定。
レースでの仕事は経験しているがファンイベントは初めてだったという東堂さんは、「男の子たちが目を輝かせてクルマを見てる姿に私も嬉しくなりました!」と笑った。高崎くす子として次回は5月31日から始まるスーパー耐久シリーズ2018第3戦(静岡県・富士スピードウェイ)に参加予定だ。
レスポンスの宮崎壮人編集長はイベントについて、「子供から大人、ご家族でクルマを楽しんでいただくきっかけができればという思いがあったので、そういう意味で盛り上がりを作れたかな」と振り返った。
「多くのお客様に来ていただけました。バリエーションのあるイベントとして初めてやりましたが“レスポンスの色"は出したかった。スバルさんの自動ブレーキとメルセデスさんの自動駐車の実演をやらせていただき、そこは大人も子供も楽しんでもらえたようでよかったと思います。私たちは普段はニュースを扱っていますが、やはりクルマに興味を持ってもらうことがこれからの自動車業界の発展になると思います」
来年で20周年を迎えるレスポンス。単独でのイベント開催も検討中だという。
スバル アイサイト の「プリクラッシュブレーキ」試乗体験…レスポンスファン感謝デーで予定
スバルは、5月5日に「筑波サーキット・カーフェスティバル2018」と共同開催される「レスポンス ファン感謝デー」で、EyeSight(アイサイト)の体験試乗を行う。
当日は最新のアイサイト技術(ver.3)を搭載する『レヴォーグ』で、「プリクラッシュブレーキ」機能を披露。プリクラッシュブレーキは、衝突の危険がある場合、ドライバーに注意を喚起、その後回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、自動的に減速または停止。停止後はその状態を保持する、という先進安全機能だ。
受付はレスポンスファン感謝デーエリアのスバルブースにて。体験試乗は10時より開始する。
スバル「アイサイト」体験会は年間10万人が参加…筑フェス2018
スバルは先進安全機能のEyeSight(アイサイト)技術をより多くの人々に知ってもらうことを目的に、2011年から全国各地でイベントを実施している。5月5日は筑波サーキット(茨城県下妻市)で「プリクラッシュブレーキ」の体験会を行った。
この日は『筑波サーキット・カーフェスティバル2018(略称:筑フェス)』と共同で自動車総合ニュースメディア『レスポンス』のファン感謝デーが催され、その一環としてスバルの体験会も企画された。アイサイト(ver.3)を搭載した『レヴォーグ』が用意され、体験試乗をするために来場者たちが受付に列を作っていた。プリクラッシュブレーキとは衝突の危険がある場合、自動的に減速および停止する技術だ。
テレビCMなどでも「ぶつからないクルマ?」として認知度が上がっているアイサイトだが、その技術は“体感してもらう方が一番わかりやすい”ことからスバルはイベントを通じてアピールをしている。
全国にスバルのディーラーは460店舗ほどしかない。スバル広報スタッフによると「お店が少ないぶん、お客様のタッチポイントみたいなものを少しでも作りたい」という気持ちと、ディーラーに行く敷居の高さをなくすことがイベント開催につながっているそうだ。
年間60回以上も実施されており毎回100組程度が体験している。家族連れも多いため、合計で200~250名が試乗するという。2011年から始まった体験会の参加者は6年で50万人を超えた。
今回は自動車イベント内での体験会だったが、普段は郊外にあるショッピングモールの駐車場の一角を借りて行うことが多い。
「スバルやアイサイトを知らない方でも大根などを買いにきたついでにフラ~っと立ち寄って体感していただいて、その印象をご自宅に持ち帰ってもらうことを狙っています」
笑いながら話すスバル広報スタッフは、「ディーラーに行かなくても気軽に体感ができることはお客様にとってもいいのではないかと思います。確実に新規ユーザーの獲得にもつながっています」と続ける。
2011年当時、体験会のスペース確保やデモで使う壁、安全対策についてマニュアルを作って徹底的に整理した。じょじょに体験会を全国展開し、今では年間10万人が参加するようになった。今シーズンは開催数を倍増しようかという話も持ち上がっている。
体験会がすぐに「クルマの乗り換え、スバルの購入」につながるわけではないが、「スバルやアイサイトを知っていただいて、将来的な買い替え時の候補に入れていただければ。新車購入の候補に入れて検討していただけたらありがたいですね」と数年後を見据えた上での活動だ。
体験会に参加するとアイサイトを再現した「ぶつからない!?ミニカー」などスバルグッズがおみやげでもらえるのも嬉しいところ(内容は体験会によって異なる)。
長い時で1時間待ちになることもある体験会だが、スバルやアイサイトに興味がある人は一度足を向けてみるといい。スバル公式サイトでは体験者の声を紹介する動画やイベント開催地一覧を見ることができる。
モーターショーとかとも違ったこういうイベントも良いね
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自動車業界あれこれ | 日記
Posted at
2018/05/08 09:58:08