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2018年05月15日

レースは何があるかわからない…最終的にクラス優勝したから今回は良かったけどね

レースは何があるかわからない…最終的にクラス優勝したから今回は良かったけどね ニュル24H:スバルWRX STIがクラス優勝飾る「本当によかったです」

第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月13日、決勝レースのゴールを迎えたが、SP3Tクラスに参戦したスバル/STIのカルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人組90号車スバルWRX STIは、総合62位/SP3Tクラス優勝という結果を残した。

 2008年からWRX STIで、ニュルブルクリンクを舞台に飽くなき挑戦を続けるスバル/STI。今季はスーパーGTでもスバルを駆り、ニュルの経験も豊富な井口卓人が加わり、パフォーマンスを上げたWRX STIでニュルに挑んだ。

ただ、予選からWRX STIにはステアリングまわりのトラブルが相次ぐ。走行初日、2日目と別々のトラブルが出たが、メカニックたちの奮闘もあり修復。12日の決勝レースに挑んだが、レース序盤、ふたたびトラブルが出てしまう。原因は、パワステのオイルライン。SP3Tクラス首位から、早くも3周もの差をつけられてしまった。

 さらに、その後コースで計測されている排気音量の規制に引っかかっているとして、マフラー交換のためにピットイン。ただ作業も短時間で、その後はトラブルもなくWRX STIは快調に周回を重ねていく。

 みるみるうちに順位を回復したWRX STIは、レースが半分過ぎようかというところで首位を奪回。さらに、夜には雨が降りはじめた。雨といえばスバル自慢のAWDが本領を発揮する。ただドライブしていた井口、山内英輝に聞くと「雨はけっこうキツかったです(山内)」、「みんなそうだったと思いますけど、気温も低かったですし、タイヤもなかなか発動しなかったです(井口)」と決してイージーではなかったようだ。

 迎えた終盤には、霧による赤旗中断もあったが、その後も順調に走行していたWRX STI。しかし、残り1時間になろうかというところで、なんとグランプリコースのショートカットでストップしてしまった。原因はエンジントラブルだが、辰巳英治総監督によれば「まだはっきりしませんが、電気系みたいですね。雨がずっと降っていましたが、それから来ているのではないかと今は想像しています」という。
 とはいえ、なんとかピットに戻されたマシンは無事に修復されチェッカー! クラス順位も落とすことなく、見事目標でもあったクラス優勝を飾った。レース後、山内は「良かったです。いろいろありすぎて、喜んで良いのか良くなかったのか分かりませんでしたが、レース後のピットの雰囲気見て、喜んで良いのかなと思いました(笑)」と笑顔をみせた。

「最初の1時間と最後の1時間でいろいろありすぎて。途中は順調だったんですけどね」

 また、井口も「チェッカーを受けないとクラス優勝もなかったので、チームの『絶対にクルマをコースに戻す!』という思いがクラス優勝に繋がったと思います」とスバルでの初のニュル挑戦の結果に、ホッとした表情をみせている。

 こうして結果を残すことができたスバル/STIだが、予選日、そして決勝と細かなトラブルが起きたのも事実だ。辰巳総監督は「今年は『アマチュアだな』と思いましたね」と自戒をこめてレースを総括してくれた。

「僕たちは素人かもしれないけど、信念を通せばプロにも勝てると思うんです。でも、やっぱり落とし穴がすごくいろいろなところにあって、それを見抜けなかった。普通に走っているときは本当に速かったんですけど、世の中そんなに甘くない……ということをこの歳になって思い知らされましたね」

 とは言え、結果を残すことがレースでは最も重要なこと。スバルWRX STIの挑戦は、特に昨年悔しい思いをしているだけに、今季は“成功”と言ってもいいのではないだろうか。


【ニュル24時間】「神はどうしてこんなに試練を与えるのか?」STI 辰己総監督…困難乗り越えクラス1位に

13日の現地時間15時30分。ニュルブルクリンクの熱い戦いが終わった。総合で勝利を収めたのはポルシェ911 GT3 R。最終局面までメルセデスベンツ AMG GT3と白熱のバトルを繰り広げて勝ち取った栄光だった。

日本勢では、STIからエントリーしたSUBARU WRX STIが総合62位でSP3Tクラスのチャンピオンを獲得。レース序盤とゴール前のアクシデントで合計1時間半ものピット作業をおこなう厳しい戦いとなった。

「どうして神はこんなに試練を与えるのでしょうかね。世の中そんなにうまくはいかない。そのいい例となる闘いでした。決してなめてかかっているわけではありませんが、進化の過程では失敗があることを改めて感じました」とチームを率いたSTIの辰己英治総監督。

レース終了1時間前に発生したアクシデントの修理は、まさに時間との戦いだった。

「トラブルの原因は電気系ですね。まだはっきりとはわからないのですが、怪しいと思われる部品を取り換えたらエンジンがかかりました。

本当はGT3勢の中にもっと入りたかったですね。これまで調子がいいときは総合20番手くらいに入れていたので狙っていたのですが、序盤の(パワーステアリングの)トラブルが悔やまれます。あそこで1時間止まり、6周近く遅れてしまったのが痛かった」。



【ニュル24時間】トラブルの原因は雨?「我々は油断をしてしまった」STI 平川社長

2018年のニュルブルクリンク24時間耐久レースにおいてSUBARU WRX STIで戦うSTIチームは一周約25kmのサーキットを112周。レース終了1時間前に車両が停止してピットでの緊急作業をおこなったものの、そこまで稼いだリードに助けられてSP3Tクラスの優勝を獲得した。

STIの平川良夫社長はレースを振り返って以下のように語った。

「最初の1時間と最後の1時間に(ピット作業を伴う)トラブルがあったので、走った時間は約22時間でした。その22時間のなかで24時間分の走りをしてくれたドライバーとそれを支えたチーム員に感謝したい。

最初のトラブルによるピット作業で1時間ほど遅れて大きく順位を落としました。しかし、夜から降り出した雨の中でクラストップの車両を追い上げ、追い抜いた後に稼いだマージンのおかげで最後は救われました。

終盤に赤旗が出た時、もうこれで(レースが)終わると思って我々は油断をしてしまった。クルマを雨の下に置きっぱなしにしたことが(ゴール1時間に車両が停止してピット作業をおこなった)トラブルを生んだのかもしれません。

ボンネットに熱を逃がす穴が開いているのですが、クルマが止まった状態だとそこから雨がエンジンルームに入ってしまう。その影響で、コネクターなどに水がついて電気系統のトラブルを呼んだようです」。

夜の走行でWRX STIは、前を走っていた同クラスの車両に1周で約1分という大きなラップタイム差をつけながら周回を重ねて追い詰めた。そこに、4つのタイヤで駆動力を路面に伝えるAWDが優位に働いていたことは疑う余地がない。

「(WRX STIは)4輪のトラクションがあるのでしっかり走れます。滑りやすい路面でも挙動が乱れにくい。その結果、雨の夜という厳しい環境でもドライ路面に近い速さで走り続け、GT3マシンと同等のラップタイムで走れたのは有利に働きました。今年至らなかったことをしっかり見つめなおし、来年に挑みたいと思います」



【ニュル24時間】残り1時間で牙をむいたニュルの魔物、STIチームに何が起きたのか?

STI/SUBARU(スバル)が走らせた市販車ベースのレースカー「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2018」がSP3Tクラス優勝を飾って幕を下ろした第46回ニュルブルクリンク24時間レース。

2011年の参戦以来5度目のクラス優勝となり、終盤にリタイヤした昨年の雪辱を果たしたものの、その戦いは決して楽なものではなかった。

4台がエントリーするSP3Tクラスのなかでトップの予選タイムを叩き出して決勝レースをスタートしたWRX STI。1時間ほど順調に走ったものの、パワーステアリングのオイル漏れ(予選で生じた同様のトラブルとは別の個所)が発生してピット作業を実施。1時間弱のタイムロスとなるだけでなく、クラス首位の座を明け渡してしまう。

またスタートから5時間経過後には「パドルシフトの作動不良」というドライバーから報告によりエアシフターチェックをするのと同時に、オフィシャルから受けた騒音規制オーバーとの警告を受けてエキゾーストパイプを交換。素早いピット作業により交換に要した時間は5分ほどだったが、騒音規制オーバーによる失格を防ぐために、そこから先はエンジン回転数上限を抑えて走行することとなった。

その後は順調に走行を重ね、スタートから9時間経過後にはクラストップを奪回。2位以下とのリードを広げていく展開となった。

終盤戦のドラマのきっかけとなったのは、20時間が経過した後に出た濃霧による赤旗。WRX STIもピットに戻り、約1時間半後にレースが再開された。マシンは雨の中をハイペースで走行。「ここから先は、このまま走り続けていればクラス優勝」。誰もがそう思い始めた時、牙をむいたのがアイフェルの森に棲む魔物だ。

ゴールまで残り1時間というタイミングで突然のスローダウン。ストップしてしまったが、魔物にも優しさがあったのは止まった場所が山奥ではなくピットの近くだったたこと。オフィシャルの手により車両はピットボックスに戻され、そこからメカニックの崖っぷちともいえる戦いがはじまった。

クラス2位との差は16周。時間に換算すれば150分以上だから、「このままだとリタイヤだが、走り出すことができればクラス優勝」、しかしトラブルの原因は不明という状況だった。

メカニックの懸命の作業により疑わしき部品を交換してなんとかコースに復帰したのはレース終了わずか21分前(電気系統のトラブルだった)。北コースには入らずグランプリコースだけを1周して再びチェックのためにピットインし、本格的なレース再開はゴールまで残り15分というタイミングだった。ゴールに向けてピットレーンが閉鎖される数分前である。本当に「もはや後がない状況」だった。

現地時間13日の15時30分。車両を送り出してからわずかなタイミングで、最後までメルセデスベンツAMG GTと白熱したバトルを繰り広げたポルシェ 911がチェッカーフラッグを受けて24時間の熱い戦いが終了。最後の1時間でリタイヤの危機に直面したスバルのマシンも、最後の最後でレースに復帰できたことでリタイヤを免れ、2年ぶりのSP3Tクラス優勝を果たした。重ねた周回は112周で、距離にすると約3000kmとなる。


次期型はエンジンルームへの浸水対策やパワステ周辺を改修してくるんかな?最低限
排気音量の制限でレブ縛りは辛いよな…耐久レースだからエンジンへの保護って考えると悪くもないんだろうけど
ブログ一覧 | 富士重工 | 日記
Posted at 2018/05/15 21:25:48

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この記事へのコメント

2018年5月16日 1:22
赤旗長時間中断後はドラマがあるだろうななんて見てきたらスバルチームが餌食になるとは思わなんだ。
ホント止まったのがグランプリコースで良かったよね😅
コメントへの返答
2018年5月16日 19:30
濃霧で赤旗っていうのは恒例行事みたいな部分ありますけどね…

運も実力のうちという事なのかな?

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