2018年07月15日
今回のグッドウッドもマクラーレンは色々用意してきたな
実車 英ランザンテ マクラーレンP1 GTロングテール 写真28枚 グッドウッド
顧客は中東のカスタマー
英国のスペシャリストである「ランザンテ」が、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、マクラーレンP1 GTロングテールを公開した。
マクラーレンにとってアイコニックな存在である「F1 GTロングテール」をモチーフにしたハイブリッド・ハイパーカーの実車画像28枚をご覧いただきたい。
詳細は明日には発表されるが、これまでに入手した情報は、既報の「英ランザンテ マクラーレンP1 GT「ロングテール」来週発表へ」で確認できる。
雰囲気はマクラーレンF1のGT-Rに寄せてきた風にも見えるかな
マクラーレン600LT AUTOCARテスター、グッドウッドでデモラン披露 その走りは?
マット・プライヤー 600LTを駆る
果たしてセナよりもエキサイティングなのか、なによりもそれが知りたかった。
最高出力800psのハイパーカー「セナ」は、サーキットユースを念頭に設計され、公道走行にも耐えるモデルとして発売された。その速さ、そして強力なダウンフォースには誰もが感銘を受ける。
しかし、今回ステアリングを握った「600LT」もまた、速さと強力なダウンフォースを持ち合わせていた。
570Sよりも30ps高めた最高出力は、600psに達する。そしてフロントスプリッター、リア・ディフューザー、大きなリアウイング、8mm低い最低地上高が、そのパフォーマンスを高めているのだ。
1.1マイルのコースで判断できることは限られている。しかし分かることもある。
あえて例えるなら……GT3 RS?
どんなマクラーレンも見事なハンドリングだが、600LTに限っては他のモデルよりも素晴らしいと感じた。スエード仕立てのステアリングもフィーリングが良い。
以前試した570Sよりも100kgシェイプアップした車重(乾燥重量1247kg)の恩恵で、操舵への反応が高まっている。
とくに気に入ったのがブレーキング・フィールだ。制動中の安定感が増し、570Sの数少ない弱点を克服している。
一級品の軽い身のこなし、欠点のないボディコントロール。高回転からダウンシフトしていくと、エンジンの唸りと上方排気エグゾーストの雄叫びが、耳を襲ってくる。
「走った感じは、どのクルマに近い?」 マクラーレンの扱いに慣れた同僚が尋ねてきた。
あえて言うなら、ポルシェ911 GT3 RSか……。エンジンの回転感、俊敏性、軽い車重、即応性。しかし、本当にGT3 RSの感じなのかと言われると、そうでもない。きっと、それが「LT」の持ち味なのだろう。その2文字のアルファベットは、最もエキサイティングなマクラーレンを生み出す秘密のレシピなのかもしれない。
マクラーレンP1後継、開発中 4車種目のアルティメットシリーズにCEO言及
もくじ
ー 2025年までに発表へ
ー EV化も否定せず 3つの選択肢
2025年までに発表へ
マクラーレンはP1の後継車を2025年までに発表するようだ。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで認めた。
マイク・フレウィットCEOはそのクルマについて「P1と同等の衝撃と驚き」を持つと語った。さらに、公道とサーキットの両方で新次元のパフォーマンスを発揮するという。
「(次期型P1は)中途半端なモデルではありません。マクラーレンの技術とパフォーマンスを最大限に発揮する究極のモデルです」
マクラーレン・アルティメット・シリーズに属するP1は現代において究極のハイパーカーとして認識されている。このシリーズはマクラーレンのラインナップを象徴するものだ。
P1以降に発表されたアルティメットシリーズはセナと3シーターのBP23の2モデルだ。しかし、今回明かされたモデルはP1の直接の後継車と考えられる。
EV化も否定せず 3つの選択肢
オリジナルのP1はガソリンと電気のハイブリッドパワートレインにより916psと91.8kg-mを発揮する。
その後継車として、フレウィットは3つのパワートレインを検討しているという。このモデルがマクラーレン初の完全なEVとなるのかという質問に対し、「わたしは、その時までに電動技術が求める水準に達しているか疑問を持っています」と語った。しかし、その可能性については否定しなかった。
マクラーレンは2016年に、EVの試験走行を行なっていると認めた。その進捗状況について公式な発表はされていないものの、彼らはより軽量かつ急速充電が可能で、ハイパワーなバッテリーシステムを開発中だと明かした。このシステムはサーキットで30分以上の走行が可能だという。この種の技術開発は将来的にゼロエミッション車を開発するため必要不可欠だ。
またフレウィットは、現在開発中のモデルがP1やP2という名称にはならないと発言した。
マクラーレンが全車ハイブリッド化、2025年までに…グッドウッド2018で発表
マクラーレンオートモーティブ(McLaren)は7月12日、英国で開幕した「グッドウッドフェスティバルオブスピード2018」において、2025年までの中期経営計画「トラック25」を発表した。
トラック25は、2016年に発表された「トラック22」計画の進化版。トラック25では総額12億ポンドを投資し、2025年までに18車種の新型車を発売する。
また、トラック25では2025年までに、マクラーレンのすべての新車のパワートレーンを、ハイブリッド化する計画。マクラーレン初のハイブリッドスーパーカーとなったマクラーレン『P1』の後継モデルも開発していく。
マクラーレンP1は、ミッドシップに3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最大出力737ps/7500rpm、最大トルク73.4kgm/4000rpmを発生する。
さらにP1には、IPAS(インスタント・パワー・アシスト・システム)を採用。これはF1マシンの運動エネルギー回生システム、KERS(キネティック・エネルギーリカバリー・システム)のノウハウを反映したアイデアで、ハイブリッドの一種。
P1では、エンジンに直結する形で、軽量なモーターをレイアウト。このモーターは、最大出力179ps、最大トルク26.5kgmを引き出す。エンジンとモーターを合せたトータル出力は、最大出力916ps、最大トルク91.8kgm。ステアリングホイールのスイッチを操作すれば、このモーターが加速時などに、エンジンのパワーをアシストする。この効果で0-100km/h加速2.8秒、0-400m加速9.8秒、最高速350km/h(リミッター作動)と世界屈指の性能を実現していた。
マクラーレン P1に「GT」、モチーフは1990年代の名レーサー…グッドウッド2018
Lanzante Motorsportは7月12~15日、英国で開催中の「グッドウッドフェスティバルオブスピード2018」において、マクラーレン『P1 GT』(McLaren P1 GT)を初公開した。
Lanzante Motorsportといえば2017年、同社が開発したマクラーレン『P1 LM』がドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、当時の市販車最速の6分43秒2のラップタイムを打ち立てたのが記憶に新しい。
P1 LMは、マクラーレンオートモーティブのサーキット専用車、マクラーレン「P1 GTR」をベースに、Lanzante Motorsportが公道走行できるように変更を加え、ナンバープレートを取得した市販車だった。
Lanzante Motorsportは、グッドウッドフェスティバルオブスピード2018において、マクラーレンP1 GTを初公開した。P1 LMに続いて、マクラーレン『P1』がベース。1990年代、モータースポーツで活躍したマクラーレン「F1 GTロングテール」をモチーフに開発された。
P1 GTも車体のリアエンドを後方に延長。この部分に大型リアウィングを固定し、エアロダイナミクス性能を引き上げた。ディフューザーやフロントリップスポイラーも専用設計。この他、内外装は顧客の嗜好を反映させて、グリーン基調としている。
マクラーレン P1レーサーに公道仕様、グッドウッド2018で初走行
Lanzante Motorsportは7月12~15日、英国で開催中の「グッドウッドフェスティバルオブスピード2018」(Goodwood)において、マクラーレン『P1 GT』(McLaren P1 GT)を初公開し、同車をヒルクライムに出走させた。
Lanzante Motorsportといえば2017年、同社が開発したマクラーレン『P1 LM』がドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、当時の市販車最速の6分43秒2のラップタイムを打ち立てたのが記憶に新しい。
P1 LMは、マクラーレンオートモーティブのサーキット専用車、マクラーレン『P1 GTR』をベースに、Lanzante Motorsportが公道走行できるように変更を加え、ナンバープレートを取得した市販車。
P1 GTRの3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンエンジンは、排気量を4.0リットルに拡大。最大出力1000bhp、最大トルク107kgmを発生する。60kgの軽量化と空力性能の向上も果たす。最高速は345km/h(リミッター作動)の性能を持つ。
Lanzante Motorsportは、グッドウッドフェスティバルオブスピード2018において、マクラーレンP1 GTを初公開。P1 LMに続いて、マクラーレンP1GTRがベース。1990年代、モータースポーツで活躍したマクラーレン『F1 GTロングテール』をモチーフに開発された。
ロングテールの名前の通り、車体のリアエンドを後方に延長。この部分に大型リアウィングを固定し、エアロダイナミクス性能を引き上げた。ディフューザーやフロントリップスポイラーも専用設計。この他、内外装は顧客の嗜好を反映させて、グリーン基調としている。
このP1GTが、グッドウッド名物のヒルクライムで初走行。全長およそ1.9kmのコースで、パフォーマンスを披露している。
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Posted at
2018/07/15 15:23:04
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