2018年07月31日
標準はPゼロコルサだけどOPでPゼロコルサRにアップグレード
アヴェンタドールSVJ ニュル量産車ラップ更新 ランボルギーニ
もくじ
ー 8月発表 アヴェンタドールSVJ
ー パワーウェイトレシオ 1.98kg/hp
ー シミュレーションで、ペルフォルマンテ超え
8月発表 アヴェンタドールSVJ
この夏発表予定のランボルギーニ・アヴェンタドールSVJが、ノルドシュライフェの量産車ラップタイムを更新した。
その記録は、6分44秒97である。
ランボルギーニの公式ドライバー、マルコ・マペリがハンドルを握るアヴェンタドールSVJは、20.6kmのサーキットでラップタイムテストに挑戦。ピレリのテクニシャンとドライバーによるタイヤサポートを得て、ランボルギーニの研究開発チームの管理下で行われた。
車内カメラ、車外カメラ、全テレメトリを装着し、VBOX – Racelogicの機器を用いてタイムとGPS認証を管理するRemakスタッフによる正式な監視のもと、アタックは実施された。
今回の記録を受けて、アウトモビリ・ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリは次のようにコメントを発表している。
「サーキットにフォーカスした車両の才能を示すランボルギーニの伝統に従って、 イオタのJがアヴェンタドールSVJの名前の末尾についています。この新型車は、現在のベンチマークを超えたスーパースポーツカーを生み出す、ランボルギーニの技術の集結です。8月に行われるカリフォルニアのモンテレー・カー・ウィーク発表前にもかかわらず、ニュルブルクリンクのラップタイムレコードを保持したことは、最高のデザインエンジニアリングと革新的な技術を誇るランボルギーニの力量を証明しています。SVJはパフォーマンスの頂点を極めたスーパースポーツカーであると同時に、他の追随を許さない運転の喜びを保証します」
パワーウェイトレシオ 1.98kg/hp
最高技術責任者のマウリツィオ・レッジャーニは次のように付け加えた。
「これは、R&Dチームからテストドライバー、そしてピレリなどのパートナーに至るまで、アウトモビリ・ランボルギーニの専任スタッフによる卓越したスキルとチームワークが示したもうひとつの証明です」
アヴェンタドールSVJは出力向上に重きをおいて開発され、軽量素材の採用がわずか1.98kg/hpという最高パワーウェイトレシオに貢献。
SVJの特徴は、最高のハンドリングとダウンフォースを確保するための、ランボルギーニの特許所得済みエアロ・ベクタリング付きALA 2.0アクティブ・エアロダイナミクス・システムと、SVJ固有の新たな空気力学だ。
シミュレーションで、ペルフォルマンテ超え
SVJの開発では、ALA性能最適化のため膨大な量のCFDシミュレーションが行われた。
同時に並外れたダウンフォースを確保するには、アヴェンタドールのアクティブおよびパッシブ・ダイナミック・システムの全面的変更を行い、このクルマの物理的境界を最大限に活用することが必要であったという。静的および動的なバーチャルシミュレーションを通じてアヴェンタドールSVJ用にALA戦略を開発する際、バーチャル上ではノルドシュライフェでランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテを上回るラップタイムを更新してきた。
四輪駆動システム、リアホイールステアリング、ESCの強化のため、アヴェンタドールSVJの設定は全面的に再設計。アヴェンタドールSVより大幅に堅くなったステアリングはSVJにおいて再チューニングが行われ、特別開発の新たなピレリPゼロ・コルサタイヤを標準装備。ラップタイムの挑戦では、オプション設定のピレリPゼロ・トロフェオRタイヤが装着された。
ランボルギーニ アヴェンタドール に頂点「SVJ」、8月に米国でワールドプレミアへ
ランボルギーニは7月26日、『アヴェンタドールSVJ』(Lamborghini Aventador SVJ)を8月に米国で開催される「モンテレー・カー・ウィーク」でワールドプレミアすると発表した。
アヴェンタドールSVJは2015年春、ジュネーブモーターショー2015で初公開された『アヴェンタドールLP 750-4 SV』の後継モデル。アヴェンタドールLP 750-4 SVは、『アヴェンタドールLP 700-4』をベースに開発された最強グレード。車名の「SV」とは、スーパー・ヴェローチェを意味し、ランボルギーニの高性能車に冠されてきた伝統のネーミング。
ミッドシップに搭載される6.5リットルV型12気筒ガソリンエンジンには、専用チューニングを実施。最大出力は、プラス50hpの750hp/8400rpmを獲得する。また、カーボンファイバーの使用により、50kgの軽量化も実現。この結果、0~100km/h加速2.8秒、最高速350km/hの驚異的な性能を手に入れた。
このアヴェンタドールLP 750-4 SVの後継モデルとして、8月に米国でワールドプレミアされるのが、アヴェンタドールSVJ。最新の『アヴェンタドールS』(最大出力740hp、最大トルク75.4kgm)をベースに、さらなるパフォーマンスが追求される。
なおランボルギーニは、このアヴェンタドールSVJの開発プロトタイプ車が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、市販車最速の6分44秒97を計測した、としている。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ、ニュル北コース量産車最速を更新
ランボルギーニが2018年夏に発売開始を予定している『ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ』がドイツ、ニュルブルクリンク北コース“ノルドシュライフェ”で6分44秒97を記録し、量産車の最速ラップレコードを更新した。
全長20.8kmのコースに170を超えるコーナーと約300mにも及ぶ高低差を有すことで“世界一過酷なコース”として知られるニュルブルクリンク北コースは、世界中の自動車メーカーが新車開発に活用しており、特にスポーツカーやスーパーカーといった車種の開発においては“聖地”とも呼ばれる場所だ。
そんなニュルの北コースでは毎年のように新たなラップレコードが生まれ、ランボルギーニも2015年に『アヴェンタドールSV』で7分を切るタイムをマークすると、翌2016年には『ウラカン ペルフォルマンテ』が6分52秒01という当時の量産車最速タイムを記録している。
今回、車内外のカメラやテレメトリを用いたVBOX-Racelogicの機器を用いてタイムとGPS認証を管理するRemakスタッフや、ピレリの技術者などの協力の下、量産車最速タイムの更新を目指すチャレンジが行なわれたアヴェンタドールSVJは、ボディに軽量素材を用いると同時にエンジンのパワーアップによって1.98kg/hpという並外れたパワーウエイトレシオとなった。
また、ランボルギーニが特許を持つアクティブ・エアロダイナミクス・システム“ALA 2.0”が盛り込まれている空力パッケージでは、同システムを最大限に活用させるため、開発段階で膨大な量のCFDシミュレーションが行なわれるとともに、アクティブ/パッシブ・ダイナミック・システムの全面的な変更も実施されたという。
■アヴェンタドールSVJの“J”はイオタを意味する
このほか、四輪駆動システムをはじめリヤホイールステイアリング、ESCなどが強化されたアヴェンタドールSVJは、オプション設定となるピレリPゼロ トロフェオ-Rタイヤを装着した状態で今回のアタックを迎えた。アタックドライバーにはランボルギーニワークスドライバーのマルコ・マペッリが抜擢されている。
晴天のなかで行なわれたタイム計測ではカモフラージュパターンを纏ったアヴェンタドールSVJが、かつて量産車最速マシンとして君臨したウラカン・ペルフォルマンテのタイムを約7秒短縮する6分44秒97をマークし、新たなラップレコード樹立してみせた。
「サーキットにフォーカスした車両の才能を示すランボルギーニの伝統に従って、イオタの“J”が『アヴェンタドールSVJ』の名前の末尾に備わっている」と語るのはアウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEO。
「この新型車は、現在のベンチマークを超えたスーパースポーツカーを生み出す、ランボルギーニの技術の集結といえるものだ」
「8月に行われるアメリカ、カリフォルニアのモンテレー・カー・ウイークでの発表前にもかかわらず、ニュルブルクリンクのラップタイムレコードを保持したことは、最高のデザインエンジニアリングと革新的な技術を誇るランボルギーニの力量を証明しているといえるだろう」
「アヴェンタドールSVJはパフォーマンスの頂点を極めたスーパースポーツカーであると同時に、他の追随を許さない運転の喜びを保証する」
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Posted at
2018/07/31 00:26:55
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