2018年09月01日
社外でレプリカを出すのとは訳が違うからね
ジャガー、往年の名車に電動パワートレインを搭載した電動スポーツカー「Eタイプ ゼロ」発売決定
ジャガーのクラシックカー部門であるジャガー・クラシックは2018年8月24日(現地時間)、米国で開催された「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」でビスポーク・ブロンズ・ペイントで仕上げた電気自動車「E-TYPE ZERO」の最新コンセプトモデルを初披露、この「E-TYPE ZERO」の発売を発表した。
「E-TYPE ZERO」は、ジャガーの往年の名車「E-TYPE」をベースに電動パワートレインを搭載したもので、2017年9月にジャガー・ランドローバーが主催した「Tech Fest 2017」で初披露されたもので、発表以来、多くの反響を受け、市販化が決定された。
※参考記事:ジャガー Eタイプをベースに電動パワートレインを搭載した「E-TYPE ZERO」を発表
今回、「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で発表された最新コンセプトモデルは、「E-TYPE」の外観と並外れたパフォーマンスを備えているだけでなく、オリジナルの「E-TYPE Series 1」と比較しても、より優れた加速性能を発揮する。
軽量化とスリークなエアロダイナミクスによって270km(約170マイル)という実用的な航続距離を実現し、40kWhのバッテリーの場合、通常約6~7時間で充電可能だ。最先端のパワートレインや、オプションで選択可能な最新のタッチスクリーン式のインフォテインメント・システムを搭載しているが、ほぼオリジナルの「E-TYPE」を踏襲しており、効果的なLEDヘッドライトが「E-TYPE Series 1」のデザインを補完している。
また、シングルスピード減速ギアを搭載した電動パワートレインは、ジャガーの「I-PACE」のコンポーネントを多く取り入れながら、「E-TYPE」向けに特別な設計が施され、リチウムイオンバッテリーパックは「E-TYPE」の6気筒XKガソリン・エンジンと同じサイズおよび重量で、同じように配置されている。
さらに「E-TYPE」のギアボックスと同じ場所になるように、電動モーターはバッテリー・パックの真後ろに配置。そして新しいプロペラシャフトが、キャリーオーバーされたディファレンシャルとファイナル・ドライブに電力を送る構造になっている。
現行のガソリン・エンジンやトランスミッションと同じ重量・寸法を持つ電動パワートレインを使用しているため、サスペンションやブレーキなどの車両の基本構造は変更していない。そのため、電動パワートレインの統合がシンプルになり、オリジナル「E-TYPE」と同様のドライビング・エクスペリエンスを提供。さらに前後の重量配分も変わらず、オリジナル「E-TYPE」のような走りとハンドリング、乗り心地、ブレーキングを提供するという。
市販化と同時に、既存の「E-TYPE」オーナー向けに、EV化するサービスも提供される。「E-TYPE」のオリジナリティを保持するため、電動化した後も、オリジナルのエンジンを付け替えて元の状態に戻すことが可能としている。
詳細なスペックや価格については後日発表の予定で、デリバリー開始は2020年夏を予定とされている。
世界で最も美しいEV、ジャガーE-TYPE ZEROの市販化が決定!
世界中のジャガー、ランドローバーのクラシックモデルのオーナー向けに車両、サービス、パーツ、エクスペリエンスの提供を行うジャガー・ランドローバー・クラシックが制作したEVモデル「E-TYPE ZERO」の市販化が決定した。PHOTO◎Jaguar Land Rover Limited
エンスージアストの中で、美しい名車の代名詞になっているモデルといえば、まずジャガーEタイプの名前が挙がるだろう。そのアイコニックなEタイプに電動パワートレインを搭載したゼロエミッションモデル「Eタイプ・ゼロ」の製造・販売が決定した。Eタイプ・ゼロはジャガー・ランドローバー社のスペシャル・オペレーションに属する1部門の「ジャガー・ランドローバー・クラシック」が手がけた1台だ。
2017年9月にジャガー・ランドローバーが主催した「Tech Fest 2017」で初公開された、Eタイプ・ゼロは、“世界で最も美しい電気自動車”と高い評価と多くの反響をうけ、この度、市販化が決定した。今月、アメリカ・カリフォルニア州で開催された「モントレー・カー・ウィーク」でも最新のコンセプトカーを初披露している。
気になるパワートレインだが最新EV、Iペイスのコンポーネントを多く取り入れており、270kmの航続距離を実現している。ちなみに40kWhバッテリーを搭載した場合、通常約6~7時間で充電が完了する。走行性能もこだわっており、オリジナルのEタイプ同様の前後重量配分のため、Eタイプ・ゼロは本家を彷彿とさせる走りを達成しているという。
嬉しいのは既存のEタイプオーナー向けにEV化するサービスも同時に提供するという点だろう。また、Eタイプのオリジナリティを保持するために、電動化後に、オリジナルのエンジンに換装して元に戻すことも可能だ。
ジャガー・ランドローバー・クラシックのディレクター、ティム・ハニングは「Eタイプ・ゼロのコンセプトモデルを発表して以来、その大きな反響に驚いており、感激しています。未来を見据えたクラシックカーの楽しみ方を提案できたことは、ジャガー・クラシックにとっても今後の成長に向けた大きな足がかりになります」と語っている。
現在、ジャガー・クラシックではEタイプ・ゼロに関する問い合わせを受付中。スペックや価格に関しては後日発表し、2020年夏にデリバリー開始を予定している。
名車ジャガー Eタイプ を300hpのEVに、少量生産が決定…『Eタイプ ゼロ』
ジャガーカーズは8月24~26日、米国で開催された「The Quail, Motor sports Gathering」において、ジャガー『Eタイプ』のEV、『Eタイプ・ゼロ』(Jaguar E-type Zero)を少量生産すると発表した。
Eタイプ・ゼロは2017年、ジャガーの名車として知られる『Eタイプ』に、最新のEVパワートレーンを搭載したワンオフモデルとして発表。その後、一部の顧客から市販化を望む声が寄せられたことから、ジャガーカーズはEタイプ ゼロの少量生産を決定した。
ワンオフモデルの場合、ベース車両は、1968年式の「シリーズ1.5」と呼ばれるEタイプのロードスター。EVパワートレインは、ジャガーのEVコンセプトカー、『I-PACE』のシステムをベースに開発された。
モーターは最大出力300hpを発生。バッテリーは蓄電容量40kWhのリチウムイオンで、オリジナルのEタイプの直列6気筒エンジンと、大きさと重量が同じものを設計した。モーターはバッテリーのすぐ後方の元ギアボックスの場所にレイアウト。ジャガーカーズによると、いつでもオリジナルのEタイプに戻せるようにしておくためだという。
また、1回の充電での航続はおよそ270km。バッテリーの充電は、6~7時間で完了する。車両重量は、オリジナルのEタイプよりも、46kg軽量化した。前後重量配分は、オリジナルを維持。0~100km/h加速は5.5秒と、Eタイプよりも約1秒速い。外観はLEDヘッドライトが採用された程度で、オリジナル状態を保つ。
なお、Eタイプ・ゼロの生産は、英国本社のジャガークラシックが担当。顧客への引き渡しは、2020年夏からを予定している。
EVでも「世界で最も美しいクルマ」。名車「ジャガーEタイプ」がレストア&EV化されて復活!
ジャガーが「世界で最も美しい電気自動車」と自負するコンセプトカー、「E-TYPE ZERO」の発売を決定したそうです。
ジャガーが誇る名車であるスポーツカー「Eタイプ」に電動パワートレインを搭載した「E-TYPE ZERO(Eタイプ・ゼロ)」が初披露されたのは2017年9月でした。さらに、2018年8月にカリフォルニア州で開催された「モントレー・カー・ウィーク」で、最新のコンセプトカーが米国で初披露されています。
「E-TYPE ZERO」は、ジャガー・ランドローバー社が注力しているレストア事業の成果で、「ジャガー・クラシック」が持つレストア技術と、ジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」で培われた先進技術を融合。
「E-TYPE ZERO」は、「E-TYPE Series 1」を完全レストアした「E-TYPE REBORN」と同様に、英国コベントリーにあるクラシック・ワークスでレストアされ、パワートレインを電動化するという作業が行われます。
軽量化とスリークなエアロダイナミクスによって270km(約170マイル)という実用的な航続距離を実現し、40kWhのバッテリーの場合、通常約6~7時間で充電が可能。
最先端のパワートレインや、オプションで選択可能な最新のタッチスクリーン式のインフォテインメントシステムを搭載しながらも、ほぼオリジナルの「Eタイプ」を踏襲。効果的なLEDヘッドライトにより、印象的な「E-TYPE Series 1」のデザインが補完されています。
また、シングルスピード減速ギアを搭載した電動パワートレインは、ジャガー「I-PACE」のコンポーネントを多く取り入れながら、「Eタイプ」向けに特別な設計が施されています。
リチウムイオンバッテリーパックは、「E-TYPE」の6気筒XKガソリンエンジンと同じサイズおよび重量で、同じように配置。「E-TYPE」のギアボックスと同じ場所になるように、モーターはバッテリーパックの真後ろにレイアウト。
そして新しいプロペラシャフトが、キャリーオーバーされたディファレンシャルとファイナル・ドライブに電力を送る構造になっています。
電動パワートレインの統合がシンプルになり、オリジナルのEタイプと同様のドライビング・エクスペリエンスを提供できるそう。さらに前後の重量配分も変わらず、Eタイプのような走りとハンドリング、乗り心地、ブレーキングを得たとしています。
さらに、既存の「Eタイプ」オーナー向けに、EV化するサービスも提供されます。「Eタイプ」のオリジナリティを保持するため、電動化した後もオリジナルのエンジンを付け替えて元の状態に戻すことが可能。「E-TYPE ZERO」のテクニカルスペックや価格については後日発表され、2020年夏のデリバリー開始が予定されています。
(塚田勝弘)
ブログ一覧 |
自動車業界あれこれ | 日記
Posted at
2018/09/01 23:33:00
タグ
今、あなたにおすすめ