2018年12月29日
分かっちゃいるけど休館日が仕事休みっていうね(汗)
スバルのSTIギャラリーが1月6日リニューアルオープン。コンセプトは「ユーザーと一緒に作り上げる」
映画やドラマなどの舞台やロケ地となった場所が、聖地と呼ばれファンが多く訪れています。そういった聖地はクルマにもあるのはご存じでしょうか。
クルマにおいて聖地と呼ばれる場所は、主に生産される(過去に生産されていた)工場や創立地など多いです。数多くある国産車メーカーの中で最も多く聖地巡礼をするのが「スバリスト」と呼ばれるスバル車オーナーかもしれません。
スバル車の聖地と言われているのが本工場のある群馬県太田市スバル町1-1。そしてその正門前にある和菓子屋の伊勢屋でしょう。休日はもちろん、平日でも伊勢屋で販売されているスバル最中を求めて、全国からスバリストがやってきます。
そして、スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(以下STI)の聖地が三鷹にあるSTIギャラリーです。このSTIギャラリーは約10年前にオープンし、日本国内だけでなく、海外からも多くのSTIファンが訪れて聖地と言われているのです。
今回、このギャラリーが1月6日のリニューアルオープン前にメディア向けの内覧会が行われました。
STIは1988年4月、昭和最後の年に創立され今年で30周年を迎えました。STIの事業の3つの柱として、第1にモータースポーツ事業。そして第2がコンプリートカーのSシリーズをはじめとした特装車事業。そしてスバル車に装着することで「運転する愉しさ」が高まる部品事業をコア事業としてスバルとともに歩んできた会社です。
今回リニューアルされたギャラリーにはWRC(世界ラリー選手権)をはじめ、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどSTIが参戦した様々なカテゴリーのレーシングカーとともに、数々のトロフィーが飾られこれまでのSTIのチャレンジの足跡がわかるようになっています。
STIの最初のチャレンジは1989年に行われた初代レガシィによる10万km世界速度記録でした。そして、翌年1990年にはWRC(世界ラリー選手権)のサファリラリー参戦。2008年に撤退するまでの19年間に3回のマニュファクチャラーズタイトル、3人のチャンピオンドライバーを輩出しました。
そして国内ツーリングカーレースの最高峰であるスーパーGTや、世界一過酷な耐久レースと言われているニュルブルクリンク24時間レースなどに参戦中です。
さらに第2の柱である特装車事業のシンボルとして、現在中古車が1000万円以上で取引されているインプレッサ22Bが展示されています。また、アルミホイールやマフラー、タワーバーなどの機能パーツも展示され、STIの主要事業を目で見て感じることができます。
平川良夫代表取締役社長は挨拶で、
「STIはスバリストと呼ばれるコアなユーザー、あるいは直近でスバル車を購入し、後からカタログなどでSTIという存在を知ったユーザーなどから大きく声援をいただいて育ってきた会社です。特にモータースポーツはユーザーとの絆を深めるために、大事なことは何かということを改めて確認し、今回のリニューアルの目的として、このギャラリーでしか体験できないもの。そしてユーザーに育ててもらった会社なので、ギャラリーはユーザーとともにこれから一つ一つ作り上げていく、その出発点としました」
と話しています。
STIの30年に及ぶ歴史がわかるだけでなく、トロフィーの一部は触ることもできるというのが新生STIギャラリーの魅力。スバル車、STI車のオーナーだけでなく、日本の自動車メーカーの挑戦の歴史としてすべてのクルマ好きに見てもらいたいと思います。
(萩原文博)
WRC日本ラウンドでスバルの復活はあるのか?…STIギャラリーリニューアルで平川社長に聞く
2019年1月6日、スバルテクニカインターナショナル(STI)が三鷹のSTIギャラリーをリニューアルオープンする。世界中からファンが集まるSTIギャラリー。リニューアルへの思いを聞くと共に、気になる質問をしてみた。
今回のリニューアルについて、STI代表取締役社長の平川良夫氏は「2018年4月に創立30周年を迎え、ユーザーとのコミュニケーション向上を図り、新しい接点をみなさんと作りたい」と意気込みを語る。また、STIギャラリーの役割について次の2点を挙げた。
「ひとつは、ここにしかないもの、ここでしか体験できないことを目指す。もうひとつは、STIは多くのモータースポーツファンによって支えられてきたということ。また、STIが多くのモータースポーツファンを育ててきた側面もある。STIギャラリーは、これからもスバルユーザー、スバルファンとともに成長していく出発点でありたい」。
平川社長の言葉は、ギャラリーを通じて、ユーザーやファンの声を吸い上げ、STIの製品開発、サービス、活動に生かしていくという意思表示にも思える。そして、新しいギャラリーには、1993年WRCニュージーランドラリーの優勝車である『レガシィRS』の実車が展示してある。翌年のGC8『インプレッサ』の投入以降、マクレー、サインツ、マキネン、ソルベルグの活躍を知る世代としては、やはり気になることがある。
トヨタは2020年にWRC日本ラウンド開催の働きかけを行っている(2019年は開催見送り)。トヨタとしてはスバルへも参戦を打診したとの話も聞こえてきている。STIとして、再びWRCのカレンダーに日本が追加されるとしたら参戦するのだろうか。平川社長に改めて聞いてみた。
「スバルのモータースポーツ活動の原点は、あくまで市販車ベースというものがある。STIも市販パーツ、グループAにこだわりがある。もちろんF1のように純粋に速さや技術を追求するカテゴリーを否定するものではないが、スバルのポリシーは、市販車の安全性の追求であり、レース用に車両やエンジンを開発することはない。ファンも身近なクルマが、同じエンジンのクルマが走っていることに共感してくれていると思っている。残念ながら、現状のWRCカテゴリでは、正直なところ対応できる車両がない」。
予想していた回答だが、北米のラリークロス、日本の全日本ラリー選手権、全日本ダートトライアルで、WRCの技術とスピリットは受け継がれている。スバルもSTIもこだわっているのは、特定カテゴリの競技ではないということだろう。
求む! 1/43スケールのミニカー…三鷹STIギャラリーがリニューアルオープン
27日、スバルテクニカインターナショナル(STI)がショールームである「STIギャラリー」を1月6日よりリニューアルオープンすると発表した。この日にお披露目されたギャラリーには、グループA『レガシィ』やニュルブルクリンク24時間『WRX』の実車などに加え、スバルファンならずとも飽きない工夫がされていた。
工夫については後程紹介するとして、ギャラリーには車両展示が3台。STIパーツ、グッズ類、歴代レースのトロフィーやスバル車ミニカーコレクションなどがある。休憩スペースもあり、車雑誌やモータースポーツ誌を読みながら時間をつぶすのもよいだろう。
車両は1993年ニュージーランドラリーの優勝車(ドライバーはコリン・マクレー)であるレガシィRSグループA。2016年ニュルブルクリンク24時間レースSP3T優勝車のWRX STI NBR CHALLENGE。そして、WRX STI TYPE RA-R。レガシィとNBR CHALLENGEは外観だけのレプリカではなくラリー、レースに使用された車両だ。NBR CHALLENGEには、伝説となった「神回避」(レースが中断するほどの突然の雹でスピンもクラッシュもせず他の車両を回避)の傷跡も残っている。
グッズ・アクセサリーコーナーになにげに置いてあるのは、トミ・マキネンと新井選手のヘルメットだったりもする。
壁面に埋め込まれた棚にはSTIがこれまで獲得したレース、ラリーのトロフィやカップがずらりと並ぶ。さらに30周年を迎えたSTIの歴代車両(コンプリートカーや競技車両)のミニカーも壁面棚に年代順に一列にならぶ。
トロフィーは壁の天井近く、上部にならぶが、ニュージーランドラリーのカップやニュル24時間のトロフィなど、一部は手の届く棚に展示してある。スタッフに頼めばケースから出して持たせてもらえるので、記念撮影などもできるそうだ。
ミニカーはSTI社内で保存してあるものを集めたものだ。しかし、見つからなかったものについて、ところどころ白いダミーになっている。ダミーには「Looking for」と書かれている。見つからなかったので、もし該当するミニカー(スケールは1/43に統一)を持っている人がいたら、ぜひSTIギャラリーに連絡してほしいとのことだ。
STIがギャラリーのリニューアルを行ったのは、30周年の節目に改めてユーザーとのコミュニケーションを深める狙いがある。お披露目で挨拶したSTIの代表取締役社長の平川良夫氏は「ギャラリーは新しくしたが、ソフト面の充実はこれから。ユーザーの声を聴き、みなさんといっしょに新しいSTIギャラリーを作っていきたい」とする。
ミニカーの呼びかけもまさにその一環だろう。
スバル、歴代WRCカーなどを展示するSTIギャラリーをリニューアル。1月6日に再オープン
スバルテクニカインターナショナル(STI)は12月27日、東京・三鷹市のSTIギャラリーを改装し、2019年1月6日にリニュアルオープンすると発表した。
STIギャラリーは2009年、三鷹市の東京スバル三鷹店2階にオープンした展示施設だ。同施設ではスバルのモータースポーツ活動を担うSTIの活躍や歴史を、かつて同社が栄冠を手にしたWRC世界ラリー選手権の参戦マシンや、ニュルブルクリンク24時間のクラス優勝トロフィーなどの展示品をとおして振りかえることができる。
そんなギャラリーをSTIは、同社が2018年に創業30周年を迎えたのを記念して館内を刷新。掲示されているモータースポーツ活動年表の更新をはじめ、これまで未公開となっていた所蔵品の展示、来場したファンがメッセージを書き込めるスペースの設置などを行った。
また、同施設で定期的にイベントを実施することでSTIと愛好家および、ファン同士のコミュニケーションの場となることを目指すという。
その一環として、STIはギャラリーのリニュアルオープンの前日となる1月5日(土)に限定招待イベントを実施する。
Instagramを活用したこの招待キャンペーンでは、平川良夫STI社長のスピーチや政策担当者によるギャラリー案内、STIスタッフとの懇親会といったプログラムが予定されている。また、この日だけの特別記念品も用意されるという。
ファン必見の『STIギャラリー無料ご招待キャンペーン』の応募方法や応募条件はSTI公式サイト(https://www.sti.jp/news/detail/181214)を確認してほしい。
■STIギャラリー
所在地:東京都三鷹市大沢3-9-6(東京スバル三鷹店2階)
リニューアルオープン:2019年1月6日(日)
STIギャラリー webサイト:https://www.sti.jp/company/gallery.html
STI本社ギャラリーをリニューアル 歴戦車両やトロフィーを展示しモータースポーツの発信拠点に
スバルのモータースポーツ統括会社、スバルテクニカインターナショナル(STI)は2018年12月27日、東京都三鷹市のSTIギャラリーをリニューアルし、2019年1月6日にオープンすると発表した。
東京都三鷹市のSTI本社の、本社ギャラリー部分がリニューアルされ、世界ラリー選手権やニュルブルクリンク24時間レースで活躍したモータースポーツ参戦車両やWRC優勝トロフィーなどを展示している。
またギャラリー内には、STIの歩みを記録した年表と、年次に対応したミニカーの他に、これまで未公開であった所蔵品も展示。今後は定期的なイベントの開催を通じて、ファンとのコミュニケーションの場となることを目指すという。
STI本社のギャラリーは、これもでも海外からのファンなどが訪れるなど、熱心なファンにとってはよく知られた場所だが、こうしたファンのために、スバル、STIの活動がわかりやすいギャラリーに生まれ変わっている。
【STIギャラリー】
・所在地:東京都三鷹市大沢3-9-6(東京スバル三鷹店2階)
・開館時間:9:30~17:00
・休館日:第1、第2、第3火曜日、水曜日、土曜日、日曜日
三鷹市のスバルSTIギャラリー 1/6にリニューアル・オープン
初公開の所蔵品を展示
スバルのモータースポーツ統括会社「スバルテクニカインターナショナル」は、東京都三鷹市のSTIギャラリーをリニューアルし、2019年1月6日(日)にオープンすると発表した。
2009年にオープンしたSTIギャラリーは、WRC(世界ラリー選手権)をはじめとするスバルのモータースポーツ参戦車両やWRC優勝トロフィーなどを展示していた。
今回のリニューアルでは、ギャラリー内に掲示する年表の更新やこれまで未公開であった所蔵品の展示など、STIの歩みを振り返るコンテンツを拡大。
さらに、来場者がメッセージを書き込めるスペースの設置や定期的なイベントの開催を通じて、ファンとのコミュニケーションの場になることを目指すという。
・STIギャラリー
住所:東京都三鷹市大沢3-9-6(東京スバル三鷹店2階)
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富士重工 | 日記
Posted at
2018/12/29 13:41:41
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