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2019年06月13日

A110絡みでまだまだ盛りだくさん

A110絡みでまだまだ盛りだくさん アルピーヌ、ルマンで新型車発表へ… A110 の高性能モデルか

ルノー傘下のアルピーヌ(Alpine)は6月7日、フランスで6月中旬に開催されるルマン24時間耐久レースにおいて、新型車を初公開すると発表した。

アルピーヌは、この新型車のティザーイメージを配信した。アルピーヌによると、フランスのアルピーヌの生産拠点のディエップ工場から、ルマンの舞台のサルトサーキットに向けて、コンテナに積載された新型車が輸送されたという。

このコンテナの側面には、新型アルピーヌ『A110』が描かれていることから、ルマン24時間耐久レースで初公開される新型車は、新型アルピーヌA110の高性能モデルの可能性がある。

新型アルピーヌA110は、フルアルミ製のプラットフォームとアンダーボディを採用し、軽量化とハンドリング性能を追求。ミッドシップに搭載されるエンジンは、1.8リットル直列4気筒ガソリンターボ。ルノー日産アライアンスが開発したユニットを、アルピーヌとルノースポールのエンジニアが共同でチューンした。最大出力252ps、最大トルク32.6kgmを引き出し、後輪を駆動する。

車両重量は1080kgと軽量で、パワーウエイトレシオは4.3kg/psと優秀。トランスミッションは、ゲトラグ製の7速デュアルクラッチだ。新型アルピーヌA110は、0~100km/h加速4.5秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。



アルピーヌの新型車、ティザーイメージ…ルマン24時間で発表予定

ルノー傘下のアルピーヌ(Alpine)は6月11日、フランスで開催されるルマン24時間耐久レースで発表予定の新型車のティザーイメージを公開した。

アルピーヌは、今年もルマン24時間耐久レースに参戦する。同レースで初公開される予定の新型車は、新型アルピーヌ『A110』の高性能モデルの可能性がある。

新型アルピーヌA110は、ミッドシップに1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力252ps、最大トルク32.6kgmを引き出し、後輪を駆動する。1080kgの軽量ボディに7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、0~100km/h加速4.5秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

アルピーヌは今回、この新型車のティザーイメージを3点公開した。オレンジのステッチが、レザーシートやドアトリムに配されているのが見て取れる。




アルピーヌA110開発責任者ジャン-パスカル・ドース氏インタビュー「あれをやっておけば……そんな後悔はしたくなかった」

アルピーヌA110のチーフ・ビークル・エンジニアを務めるジャン-パスカル・ドース氏にインタビューを行う機会を得た。エンジニアひと筋で経験を積み、ルノーのモータースポーツ活動の陣頭指揮を執ってきた男が、伝統のネーミングの復活に賭けた想いとは? 生粋のアルピーヌ・エンスージアストでもある彼に、A110の開発秘話を聞く。REPORT●小泉建治(KOIZUMI Kenji)PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)

軽さの追求には妥協を許さなかった

───最初にアルピーヌA110の復活を聞かされたときはどんな思いでしたか?

ジャン-パスカル・ドゥース(以下JPD):万感の思いとでも言えばいいでしょうか? ずっと心の奥に燻っていた夢でしたからね。会社からはプロジェクト・リーダーとエンジニア・リーダーの兼任をオファーされたのですが、常識ではひとりがやるなんて考えられません。「これは大変になことになる。兼任なんて無理だ」と考えたのは1秒くらいかな(笑)。2秒後には、すぐに快諾しました。

───伝統のネーミングを復活させるに当たって、「これだけは守ろう」と決めたことはありましたか?

JPD:軽量であるということです。現在のレギュレーションのもとでは、ちょっとでも油断するとすぐにボディは重くなってしまいます。ですから妥協は許されませんでした。「あれをやっておけばよかった」という後悔はしたくなかったのです。その点、ルノーよりもアルピーヌのほうがコストの制約は緩くなります。アルミニウムやカーボンなど、必要とあれば妥協せずに採用しました。

 もちろん際限なく使えるわけではありませんが、そこでかつて私がコンペティション部門のカスタマー向けマシン開発を手掛けていた経験が役に立ちました。コンペティション車両は当然ながら速さを追求しなければなりませんが、カスタマーの事情に見合ったコストに抑えることも必要です。A110のようなスポーツカーの開発も、それに似たところがあるのです。

───新型A110を試乗させてもらったのですが、ステアリングの操作に対して敏感に旋回力が立ち上がる一方、限界域ではコントロールの時間を与えてくれる懐の深さもあります。この絶妙なハンドリングはどのようにして生み出されたのでしょうか?

JPD:まず、初代A110の美点であった「ステアリングの正確性」と「リヤのブレークのコントロールしやすさ」を最優先課題として取り組みました。

 どうやって実現したのかはここで言葉で説明することはとても難しいのですが、とにかく徹底して軽量化させたことが、セッティングの余地を広げてくれたことは確かでしょうね。重くてパワフルなクルマはセッティングの幅が狭くなるものだし、結局は電子制御に頼ることになる。速いけれど面白くない……そして限界域では自分ではどうしようもない……そんなクルマをおそらくあなたも何度も経験しているでしょう?

 また、ミシュランとの共同開発が大きく寄与しているのも事実です。彼らが提供してくれたタイヤはグリップ、コントロール性、そしてインフォメーション性、どれを取っても完璧でした。

今後のエボリューションモデルの追加はある?

───今後、エボリューションモデルの追加などの予定はあるのでしょうか?

JPD:答えられないとわかっていながら聞いていますよね(笑)? もちろんモデルサイクルの中で、バリエーションを増やしていく必要はあるでしょう。これはあくまで個人的な考えですが、私はパワーの向上ではなく、さらなる軽量化の方向が好ましいと考えています。今でも十分に軽量なのですが、サーキットに特化してストイックな仕様にするというのはアリだと考えています。ただ現時点では、カスタマーからそういう要望は上がっていません。

───MTの追加はあるのでしょうか?

JPD:よく聞いてくれました(笑)。結論から言えばノーなのですが、ここに至るには苦しい決断があったので説明いたします。

 まず、当初は開発陣の中で「機械式のサイドブレーキが欲しい」という意見がありました。利点は言うまでもなく「サイドターンができる」というものです。一方、欠点は「コクピット内にレバーのスペースが必要になるし、ケーブルを取り回すことで重量増につながる」ことが挙げられます。

 結局、ブレンボがリヤキャリパーそのものに電子制御のアクチュエーターを組み込む斬新なシステムを完成させたことで、議論に決着がつきました。A110は電子式パーキングブレーキを採用し、さらなる軽量化を手に入れました。

 そして次がMTかDCTかの問題です。A110は新生アルピーヌの最初のクルマです。ゼロからシャシーを造りましたから、当然ながらお金が掛かります。となれば、選択と集中が求められます。欧州はともかく、北米はATの販売比率が98%、日本を含むアジアは95%です。そして今やパフォーマンスもMTよりDCTのほうが高い。となればDCTに絞るしかありませんでした。

 というわけで、A110はDCT専用設計です。しかし最高のDCTに仕上げたつもりです。もちろん私を含め、開発陣はMTの楽しさも十分にわかっています。将来的には、MTとDCTの両方を提供できるブランドになりたいと思っています。

───ところでジャン-パスカルさんは、初代A110を所有されていましたよね?

JPD:もちろん今も持っていますよ。手放すことは考えられません。新型A110も、そうやってみなさんに愛され、大事にされるスポーツカーに育ってほしいと望んでいます。

Jean-Pascal Dauce(ジャン-パスカル・ドース):航空機メーカーであるエアバス社でエンジニアとしてのキャリアをスタート。すぐにルノーに入社し、10年間ほどシャシーエンジニアとして経験を積む。その後、ルノー・スポールでクリオV6や二代目メガーヌR.S.などのプロジェクトリーダーを務め、ルノーF1のエンジニアとしてイギリスへ渡る。3年後にルノー・スポールに戻り、コンペティション部門ダイレクターを務める。2012年からアルピーヌA110のプリプロダクト(商品の方向性を決める行程)の責任者を任される。14年の夏に一旦ルノー・スポールに戻り、18年にアルピーヌのチーフ・ビークル・ダイレクターに就任する。


新旧アルピーヌをテーマにしたモーニングイベント開催 6月15日

ルノー・ジャポンは6月15日、東京・代官山 T-SITEにて新旧アルピーヌをテーマにした「モーニングクルーズ」を開催する。アルピーヌ・ジャポンは新型(現行)アルピーヌ『A110』を展示する。

モーニングクルーズは、設定されたテーマに沿ったクルマを持つオーナーがT-SITEの駐車場に集うイベント。フランス車、イタリア車、イギリス車などをテーマにこれまで70回以上開催されており、毎回多くの輸入車ファンで賑わっている。

当日、アルピーヌ・ジャポンでは「A110ピュア」を2台、「A110リネージ」を1台展示する予定で、車体色や仕様を比較できる。さらに、発表されたばかりの限定車「A110ノワール」を特別展示する。

開催時間は午前7時から10時。入場は無料(駐車台数に限りあり)。
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Posted at 2019/06/13 22:20:53

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