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2019年07月25日

特殊過ぎて知らんヨ…

特殊過ぎて知らんヨ… 【ニュース】現存する2台のうちの1台! あのマクラーレンF1の超絶レアなファクトリーチューンドがオークションに登場

スーパーカーファンならご存じのマクラーレンF1。わずか64台しか生産されていないロードバージョンのうち、マクラーレン自らが手掛けたファクトリーチューンの“LM-Specification”が、8月15日~17日にカリフォルニア州モントレーで開催される「RMサザビーズ モントレーオークション」に出品されることが判明した。

今年もモントレー・カーウィークが始まる。毎年8月の中旬に、米カリフォルニア州のモントレー周辺で数多くの自動車関連イベントが開かれ、とくに世界中の超高級車・クラシックカーとクルマ好きのセレブが集まることで注目されている。

数あるイベントの中でハイライトと言っていいのが、RMサザビーズが開催するオークション。自動車黎明期のクラシックカーから激レアのスーパーカーなど、まさに垂涎のコレクションが次々にオークションにかけられる様は壮観だ。

さて、開幕まで4週間を切り、RMサザビーズ モントレーオークションの今年のラインアップが見えてきた。その中に超の付く珍しいクルマを発見した。それが「1994年型 マクラーレンF1 “LM-Specification”」だ。マクラーレン・カーズ(現マクラーレン・オートモーティブ)のファクトリーでLM仕様にチューンされた2台のうちの1台だ。

ベースとなったマクラーレンF1は、エンジニアリングはF1マシンの設計で知られるゴードン・マーレー、デザインはピーター・スティーブンスが手掛けた。カーボン+アルミハニカムのモノコックボディはわずか180kg、エンジンなどを含めた総重量も1140kgしかない。しかも、シートレイアウトは特殊な並列3シーターで、中央に運転席を置き、やや後方左右に助手席を配置する。

ミッドに縦置きマウントされるエンジンはBMW製の6.1リッターV12DOHC。その最高出力は627bhpで、当時世界でもっとも出力の高いクルマとしてギネスブックに載るなど話題となった。ちなみに、エンジンルーム内には遮熱のために金箔が張り巡らされ、インコネル製のエキマニやマフラー、チタン削り出しのショートパーツや車載工具など、採算を度外視したパーツがセレクトされている。その車両価格は当時およそ1億円と言われたが、ロードカーの生産は64台(1994年~1997年)で終了したと言われている。

マクラーレンF1のバリエーションといえば1994年~1997年に28台が生産されたレース専用車の「GTR」、1995年にル・マン24時間総合優勝を記念してGTRをベースにプロトタイプ1台を含む6台が生産された「LM(LM for Le Mans)」、1997年にホモロゲーション取得用に3台が生産された「GT」が知られている。

ところが今回オークションに登場する「1994年型 マクラーレンF1 “LM-Specification”」に関しては、その存在はほとんど知られていなかった。なぜなら、この仕様はいったん販売された車両を再びマクラーレンのファクトリーに戻して仕立て直したものだからだ。1994年型F1をベースに、LM仕様を参考に数々の改造が施されている。

ブラックだったインテリアはキャメルカラーに一新され、ボディカラーもプラチナシルバーメタリックに塗り直された。フロントフェンダーベント付きのGTRノーズと巨大なリアウィングからなる空力効果のハイダウンフォースキット(HDK)も装備されている。

エンジンもLMと同じく、ノーマルの627bhpから680bhpにチューニングされたレーシングユニットが搭載されている。足回りもLM用に準じたレース仕様に、さらにホイールサイズはGTRと同じく18インチに変更されている。

同仕様のクルマは、実は2台存在するようだが、今回オークションに登場するのは紛れもなくそのうちの1台。定期的にマクラーレンでメインテナンスを受けてきた、まさに珠玉の一台だ。

果たして今回の落札価格は? ベース車両の当時新車価格が1億円、しかも超貴重なファクトリー・チューンともなれば10億円は軽く超えるかも知れない。



約25億円の予想落札価格 世界2台のみ マクラーレンF1のLM仕様、出品へ

もくじ
ー 名車マクラーレンF1の究極的仕様
ー LMと標準仕様 大きく異る点は
ー ブルネイ国王は1人で3台も所有した
ー 完璧な状態 距離2万1500km以下

名車マクラーレンF1の究極的仕様

史上最も稀少で、速くて、素晴らしいスーパーカーを1台購入したいと考えているなら、今回ご紹介するマクラーレンF1の究極的なLM仕様をおいて他にない。

この1994年製の車両は、8月に開催されるRMサザビーズのオークションに出品されることになっている。売れることは間違いないだろう。なにしろ、8台しか製造されなかったマクラーレンF1 LM仕様の1台なのだから。

しかし、問題が1つある。予想される落札価格が2100万~2300万ドル(22.7億~25億円)とおそろしく高額であることだ。

ところで、F1 LMは何がそんなに特別なのだろうか?

まず、「普通の」F1でさえも、流麗なボディに途方もないパフォーマンスと、レースにおける輝かしい戦績、そして稀少性を兼ね備えた伝説的名車であること。

ゴードン・マーレーが究極のロードカーを目指してデザインしたマクラーレンF1は、1992年に発表された時点で、それを易々と達成していることが明らかだった。

当時、このクルマをテストしたAUTOCARは「公道を走行するために作られた史上最も素晴らしいドライビング・マシン」と書き表している。そして今でも、史上最高のクルマを投票で決めようとしたら、多くの票を集めることは間違いない。マクラーレンF1は数年間、「世界最速の市販車」の称号を守り続けていたのだ。

LMと標準仕様 大きく異る点は

伝説はまだ続く。発表から数年後、マクラーレンはこのクルマをレースにも参戦させることにした。レース仕様に改造されたマクラーレンF1 GTRは、1995年のル・マン24時間レースで期待どおり総合優勝を決め、さらに3位、4位、13位でフィニッシュした。

この成功を記念して、マクラーレンがサーキット走行に最適化させ、しかし公道走行も可能な車両として製作したのが、F1 LMだ。最初に6台のF1 LMが製造された(そのうち1台はプロトタイプ)が、後に2台のF1がマクラーレンによってLMスペックにコンバートされた。

このシャシー・ナンバー018は、そのコンバートされた2台のうちの1台だ。

LMが標準仕様のF1と大きく異なる点は2つある。

1つめは、エアロダイナミクスの効果を高めるために、ハイダウンフォース・キットが装着されていること。改良されたノーズにはスプリッターが加えられ、ダクトも拡大されている。大型のリア・ウイングは、GTRから受け継がれた。

そして2つめは、よりパワフルなLMスペックのエンジンが搭載されていることだ。BMW製V12エンジンは、カムシャフトとピストンがアップグレードされ、圧縮比も高められた。これによって最高出力は689ps/7800rpmに向上。エアプレッシャー・センサーも追加されている。

マクラーレンによってLMスペックにアップグレードされた2台のF1(これがその1台)は、さらに特別だ。エクストラ・ハイダウンフォース・キットが装着されているため、空力性能はさらに高くなっている。

また、他のLMには見られない多くのオプションも装備されている。例えば、最初に製造された5台のLM(とプロトタイプ)の車内は明らかにスパルタンな仕様だが、2台のコンバージョン・モデルはエアコンやオーディオ、14インチのステアリングホイールが装備され、より大径の18インチGTRホイールが装着されている。

ブルネイ国王は1人で3台も所有した

マクラーレンF1 LMが売りに出されることは滅多にない。プロトタイプは現在もマクラーレンが所有し、他の5台のうち3台をブルネイ国王が買い上げた。ラルフ・ローレンも1台持っている。残る1台は米国のプライベート・コレクションに所蔵されている。

そしてコンバートされた2台のLMのうち、シャシー・ナンバー073が2015年にRMサザビーズのオークションに出品され、1375万ドルという金額で落札された。この個体は昨年、RMによるプライベートセールで売りに出された。その時の予想価格は2000万ドルほどだったが、売買が成立したかどうかはわからない。しかし、RMのリストにはもはや掲載されていない。

シャシー・ナンバー018は、過去25年の間に何度か売買された。現在のオーナーであるアンドリュー・バグナルは2007年から所有している。

「ブルース・マクラーレンはわたしにとってヒーローでした」と彼は語る。「そしてこの驚くほど素晴らしいクルマを所有する喜びを、わたしは長年感じてきました。その間、運転を存分に楽しんだので、そろそろ次のオーナーに譲ろうと考えたのです」

「モントレーのオークションに出席することを楽しみにしています。そして次のオーナーが、この本当に卓越したマシンを、わたしのように楽しんでくれることを願っています」

完璧な状態 距離2万1500km以下

プラチナ・シルバー・メタリックで塗られたボディに、クリーム色のレザーと茶色のアルカンターラを組み合わせ、クリーム色のウィルトン・カーペットを敷き詰めたインテリアを持つシャシー・ナンバー018は、完璧な状態でオークションに出品される。走行距離は2万1500kmにも満たない。

RMサザビーズの自動車専門家を務めるアレクサンダー・ウィーバーは、次のように語っている。「このマクラーレンF1は究極のスーパーカーであり、長いこと他のすべてのスーパーカーにとって比較対象とすべきベンチマークでした」

「この個体はわたしにとっても最も好きなクルマであり、すべての仕様が最も好ましい1台として広く認識されています。これほど感情を高ぶらせ、興奮させてくれるクルマは他にありません」

「最も高度に進化した仕様であるということは、この奇蹟のようなLMの価値における一部でしかありません。そんなクルマを購入し、これから長年所有して、楽しむことができる。まさに絶対に見逃せないチャンスです」

モントレーにおけるRMサザビーズのオークションは8月15~17日に開催される予定だ。


流石というかなんというか…
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Posted at 2019/07/25 21:33:56

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