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2019年09月26日

金額が桁外れ過ぎてもう何が何やら

独検察、排ガス不正問題でVW首脳ら3人起訴…ダイムラーは罰金1030億円[新聞ウオッチ]

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

日欧の大手自動車メーカーによる個々の不正問題をめぐり、経営トップらへの起訴やその企業に対する制裁金などのニュースが相次いでいる。

このうち、日産自動車はすでに9月24日の朝刊でも一部報じられているように、前会長のカルロス・ゴーン被告の報酬に関する虚偽記載をめぐり、日産とゴーン被告が米証券取引委員会(SEC)とそれぞれ和解。日産が1500万ドル(約16億円)、ゴーン被告が100万ドル(約1億円)の制裁金をそれぞれ支払うという。

ただ、ゴーン被告側は日本の刑事裁判で引き続き無罪を主張して争う構えのようだ。ゴーン前会長の弁護人によると「日本の刑事裁判にエネルギーを集中させたい」との意向で、SECと争えば時間と費用がかかるとし「問題をこれ以上長引かせたくないので、一定のお金を払って終わらせた」と、きょうの朝日などが報じている。

一方、ドイツの検察当局は、独フォルクスワーゲン(VW)のヘルベルト・ディースCEOら3人の現旧VW首脳を起訴したと発表。2015年に発覚したディーゼル車の排ガス不正問題で意図的に公表を遅らせ、株価形成をゆがめた罪という。不正の発覚から4年を経て、現職トップの起訴という異例の事態に発展し、経営への影響は避けられないとみられる。

きょうの日経が1面で「VW社長らを起訴」と大きく報じているほか、各紙も経済面で取り上げている。それによると、起訴されたのはディースCEOのほか、最高意思決定機関である監査役会のハンス・ディーター・ペッチュ会長と、発覚時に社長だったマルティン・ヴィンターコーン氏の3人。VWは「法廷で検察の主張が誤りだと明らかになる」との声明を発表し、争う姿勢を示したという。

さらに、ドイツの検察当局は車体の検査を怠って排ガス規制の基準を超えたディーゼル車を出荷したなどとして、独ダイムラーに対しても、罰金8億7000万ユーロ(約1030億円)を科したと発表。ダイムラー側は罰金を支払う方針という。ダイムラーのディーゼル車をめぐっては、排ガスの不正操作を行った疑いがあるとして、検察当局が関係先を捜査していた。

現地メディアの報道によると、ダイムラーでは19年4~6月期に、排ガス規制に関連した一時的な費用として42億ユーロを計上しており。今回の罰金の支払いによる7~9月期の業績への影響はないという。ダイムラーに限ったことではないが、不正問題がひんぱんに起こるような企業体質では、ブランドイメージを傷つけることにもなりかねないだろう。

2019年9月25日付

●日米貿易首脳署名へ、閣僚級合意最終確認文書に(読売・1面)

●温室ガス削減足並み乱れ「50年までにゼロ」77か国のみ(読売・3面)

●ダイムラー罰金1030億円、排ガス不正で(読売・9面)

●タクシー値上げ増税分のみ、来月からその他は認可見送り(朝日・3面)

●首都高羽田線更新工事公開(朝日・9面)

●東京五輪はブリヂストン製で(朝日・9面)

●日産制裁金は16億円、米SEC和解、ゴーン被告1億円(毎日・28面)

●日本車高関税回避へ、日米貿易協定合意、為替条項も盛らず(産経・1面)

●VWトップら3人起訴、排ガス不正で株価操作(産経・10面)

●中国EV、米投入白紙に(日経・16面)

●日本ペイント米に塗装新工場、自動車向け、65億円(日経・16面)

●買った車、自動アップデート、日産、3次元地図、ホンダ、走行制御(日経・17面)

●日産、追加の減配懸念、経営混乱に加え本業悪化、新型車開発後手のツケ(日経・19面)

●ガソリン離れ、東京が突出(日経・25面)


そんな最中だけど~

ダイムラー・グループが内燃機関の新規開発を中止。EVに注力へ(訂正)

規制や高コストが影響してエンジンの新規開発は厳しい模様

2019年9月19日(現地時間)、ドイツの自動車雑誌Auto Motor Und Sportが、「ダイムラー・グループが内燃機関、つまりエンジンの新規開発を中止し、EV専用パワートレインの開発に注力する方針を固めた」と報じました。

ダイムラー・グループは、2019年3月にフォルクスワーゲンやBMWと共にEV車に集中する意向を示していましたが、今回ダイムラーの開発責任者であるMarkus Schaefer氏が次世代のエンジンを開発しないことを改めて説明しました。

Schaefer氏は、エンジンの開発中止の背景には、エンジンに関する規制の強化や高すぎる開発コスト、さらには開発スケジュールの長期化などが挙げられるといいます。そのため、エンジンにかけるリソースをEV開発に移行し、EVへの最大の転換期を迎えたタイミングで乗り遅れないように準備することが重要なのだそうです。

ダイムラーの前身であるダイムラー・ベンツを立ち上げたカール・ベンツは、世界で初めてエンジンの自動車を開発した人物(自動車の特許を取得)で、ダイムラーにとってエンジンは企業の魂といえるものです。それを手放さざるを得ないほど、EV化の波が自動車業界に強く押し寄せているのかもしれません。

とはいえ、まだエンジン車の需要は高いため、エンジンに関するすべての取り組みを中止するのではなく、既存製品の改良や改善は引き続き進めるとのこと。

ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツでは、すでに完全EVのSUVなどをラインアップしており、今後は2022年までにすべての車を電動パワートレインにするとしています。同じくダイムラー傘下の三菱ふそうのEVトラックは、販売した車両の走行距離が全世界で延べ100万km(およそ地球25周分)に達するなど好調です。こうしたことも、EVへの移行に影響しているのでしょう。

巨大自動車メーカーであるダイムラーがEVに完全シフトすれば、今後は共同声明を発表したフォルクスワーゲンやBMW以外のメーカーもEVに集中する方針を固めるかもしれません。そうなった場合、現在EV車のトップメーカーであるテスラの包囲網がより強固なものになるでしょう。

※訂正:初出時ガソリンエンジンと記載していましたが、正しくはディーゼルエンジンも含めた内燃機関の開発をとりやめるが正しいため、それに合わせて本文を修正いたしました。


どうなんじゃろね~
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Posted at 2019/09/26 11:16:36

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この記事へのコメント

2019年9月26日 12:33
なんか、何十億もガメてたった1億かー、やり得だねという感想しか浮かばず。

そしてここでもダメ記者の悪意が…
「EVトラックは、販売した車両の走行距離が全世界で延べ100万km(およそ地球25周分)に達するなど好調です。」って…
100万kmといえば、大型車の世界では新車1台が廃車までに走る距離より短いんですけどねー…全世界で延べでそれだと、かなり不振と見るのが自然かなーと思うのですが、無理矢理な印象操作だなとしか思えませぬ
コメントへの返答
2019年9月26日 12:49
なんか安上がりに感じますよね

サイズとかの違いや使用用途によってはって事を考慮すべきなのか…
はたまた目先の数字に踊らされているだけで本質が理解できていないだけなのか?
2019年9月26日 13:09
別のニュース見たら、2年前に発売されて稼働台数が全世界で150台ですって🤣
スペックも7.5tクラスで充電時間11時間(直流急速でも1時間)で航続100kmとか、使いにくいことこの上ない…7.5tクラスのトラックでルート配送はしないから幹線輸送が主になるだろうけど、この航続距離では隣県がせいぜいか
コメントへの返答
2019年9月26日 13:30
乗ってたら人気者じゃないですか~それだけ少ないと(苦笑)

バッテリーの容量とか車重に対して掛かる負荷とか考慮するとまだまだ難しいでしょうね
軽バンとかで小物配送とかだったらまだ活路を見出せそうだけど

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