2019年11月09日
デュアルクラッチATって書き方は変じゃね?
F87型 BMW M2 CS 最新画像を入手 40psとカーボンファイバーをプラス
S55エンジンはチューニングで450psに
text:Greg Kable( グレッグ・ケーブル)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
BMWは現行M2のフィナーレを飾るべく、限定モデルのCSを発表する。その画像が正式発表前にネット上に掲載された。
アメリカの自動車情報サイトが掲載したもので、オリジナル画像は公式のプレスリリースからのようだ。このBMW M2 CSはロサンゼルス・モーターショーで初公開される予定で、英国での注文も間もなくスタートする。価格は未確定なものの、半ば公になっている情報もかなりある。
5万1425ポンド(714万円)のM2コンペティションと、このM2 CSとを差別化する上で大きなポイントがエクステリアデザイン。カーボンファイバー製のボンネットの中央にはエアベントが穿たれ、ルーフもカーボンファイバー製。ボンネットの重量は、M2コンペティションの半分だという。
さらにフロントスプリッターやトランクリッドのスポイラー、ディフューザーなど、すべてがカーボンファイバー製。ダウンフォースを強める機能を果たす。新デザインの軽量な19インチ鍛造アルミホイールも含まれ、ボディカラーは4色が用意されるとのこと。
M2 CSが搭載するのは、Mディビジョンが開発したS55エンジンの改良版。設計変更を受けたデュアルブランチ式のエグゾーストシステムには、音量調整が可能なフラップを備える。
3.0Lのツインターボ直列6気筒エンジンはM4コンペティションと同等のチューニングを受け、最高出力450psを6250rpmで発生。M2コンペティション比で40psのパワーアップとなる。パワーウエイトレシオは290ps/t。最大トルクは55.8kg-mと変わらない。
0-96km/h加速はMTモデルでも4.0秒
トランスミッションは6速MTが英国では標準で、オプションで7速デュアルクラッチATが選べる。電子制御のアクティブMデフも採用する。アメリカの自動車情報サイトによれば、0-96km/h加速はMTモデルが4.0秒。デュアルクラッチATなら3.78秒に縮まるという。
ちなみに、410psのM2コンペティションの場合、0-100km/hの加速時間はMTで4.4秒。BMW M2 CSの4速での80km/hから120km/hの中間加速はMTで3.3秒。デュアルクラッチATで3.1秒とされている。
ドライバーズパッケージを選択すると、タイヤはフロントが245/35、リアが265/35サイズの19インチが適用される。銘柄は定番のミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2。最高速度は280km/hだ。
M2 CSのシャシー回りでの大きな変更点は、アダプティブMサスペンションが標準装備となること。設定はコンフォート、スポーツ、スポーツ+から選べる。Mスポーツブレーキも採用され、フロントで400mmのスチール製ディスクに6ポッドキャリパー、リアに380mmのスチール製ディスクに4ポッドキャリパーが付く。
インテリアにはカーボンファイバー製のセンターコンソールと、M4 CS譲りのMスポーツシートが目立った変更点。アダプティブLEDヘッドライトとハーマン・カードン製のサウンドシステムも装備するようだ。
カーボンファイバー製のパーツが多用されるものの、車重は伝わって来ていない。追加された装備類も少なくなく、軽量化したぶんを相殺する可能性もある。こちらは公式発表まで待つ必要がある。
BMW M2の頂点に君臨する特別モデル「M2 CS」が登場! 3.0L直6ターボは450psを発揮
11月6日、BMWはM2クーぺをベースに、サーキットトラックなどでの高いパフォーマンスを追求した「M2 CS」を設定したと発表した。このモデルは現在日本でも発売されているM2コンペティションの上に位置付けられるトップパフォーマンスモデルである。なお、欧州での販売価格は9万5000ユーロ(約1150万円)からとのことだ。
0-100km/h加速タイムは4.0秒をマーク
M2 CSに搭載される3.0L直列6気筒ターボエンジンは、450psと550Nmを発揮。最高出力値はM2コンペティションのそれを40ps上回る。これにより、0-100km/h加速タイムは7速のM DCT仕様で4.0秒、6速MT仕様で4.2秒をマークする。最高速度は280km/hだ。
足まわりには、アダプティブMサスペンションやアクティブMディファレンシャルを採用。走行モードは「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」が設定された。
ホイールは鍛造19インチのYスポークデザインで、フロント245/35ZR19、リヤ265/35ZR19サイズのミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2タイヤと組み合わせる。ブレーキはレッドペイントキャリパーを組み合わせたMスポーツブレーキが標準で、Mカーボンセラミックブレーキをオプションで設定している。
エクステリアでは、ボディの軽量化に寄与するCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のボンネットやルーフを採用したほか、カーボンファイバー製のフロントスプリッターやドアミラーキャップ、トランクリッドのスポイラーリップ、リヤディフューザーを装着。
4本出しのテールパイプを持つエキゾーストシステムには、電制フラップが組み込まれ、魅力的なストレート6サウンドを奏でることができる。
インテリアでは、軽量バケットタイプのMスポーツシートが目を引く。ヘッドレストにBMW Mストライプがあしらわれるほか、メリノレザー&アルカンターラの表皮やコントラストステッチが施され、特別なモデルを主張。
インパネやセンターコンソールなどの一部もアルカンターラが張られているのも特徴だ。インパネの助手席側パネルや、フロントドアのスキッドプレートにはそれぞれ「CS」、「M2 CS」の文字が表示される。
BMW M2 に軽量高性能版、450馬力の「CS」…M4 クーペ と同エンジン搭載
BMWは11月6日、『M2 CS』(BMW M2 CS)を欧州で発表した。
M2 CSは、BMWのコンパクト2ドアクーペの『2シリーズ クーペ』の頂点に立つハイパフォーマンスモデル、『M2コンペティション』のさらなる高性能バージョンだ。「CS」は『M3セダン』や『M4クーペ』に用意されたことがあるが、『M2』への設定は、今回が初めて。M2コンペティションをベースに、さらなる軽量化と高出力化を図り、サーキットなどでのパフォーマンスを追求している。
◆M2コンペティションのプラス40hp
直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力450hp/6250rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5500rpmを獲得する。このスペックは、M2コンペティションの最大出力410hp/5250~7000rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5200rpmに対して、40hpの上乗せとなる。また、M4クーペの「コンペティション」グレードの最大出力450hp/7000rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5500rpmに並ぶものだ。
トランスミッションは、6速MTまたは7速Mダブルクラッチを組み合わせる。BMWによると、6速MTの設定は、CSモデル初という。M2 CSは、0~100km/h加速4.0~4.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速が280km/h(リミッター作動)に到達する。M2コンペティションの0~100km/h加速4.2~4.4秒に対して、0~100km/h加速は0.2秒短縮されている。
◆カーボンファイバーで軽量化
内外装は、M流儀のスポーティな演出を施した。ボンネットは、新開発のカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製とし、重量を50%削減する。ボンネット中央にはエアインテークが設けられており、エンジンの冷却性能を引き上げた。
CFRP製のルーフも採用して、軽量化を図る。新デザインのフロントリップスポイラー、ドアミラーカバー、トランクスポイラー、ディフューザーもカーボンファイバー製とした。タイヤは、ミシュランの「パイロットスポーツ・カップ2」だ。Yデザインの19インチアルミホイールはジェットブラック塗装で、オプションでマットゴールド塗装も選択できる。ハイグロスブラック仕上げのダブルバー・キドニーグリルは左右が連結したようなデザインだ。ボディカラーには、専用のミサノブルーメタリックが用意される。
◆軽量スポーツシートはM4 CSと共通
インテリアには、Mレザーステアリングホイールを装備した。オプションで、赤いセンターマーカーが付いたアルカンターラ仕上げが選択できる。Mストライプを備えた一体型ヘッドレスト付き軽量Mコンペティションスポーツシートは、『M4 CS』と同じデザインだ。このスポーツシートは、メリノレザーとアルカンターラの組み合わせで、赤いステッチが添えられる。ドアシルプレートは、M2 CSのロゴ入りだ。
アダプティブMサスペンションは、「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」の3種類のモードが切り替えられる。Mスポーツブレーキは、レッド塗装のキャリパーが特長だ。MカーボンセラミックブレーキやアクティブMディファレンシャル、Mダイナミックモードも選択できる。デュアルエキゾーストシステムには、2つの電動フラップと、Mロゴ付きの4本のステンレス製テールパイプを備えている。
BMW M2に最強の「CS」を追加! サーキットのために鍛え抜いた軽量コンパクトクーペ
BMW M2 CS
M2コンペティションの上をいく性能
BMW M GmbHはコンパクトクーペ「M2」に、トップエンドの性能を与えた特別限定モデル「M2 CS」を追加すると発表した。
「CS」は、究極のサーキット走行を目指すハードコア仕様のMモデルに特別に冠される名前。かつてF82系M4クーペ、F80系M3セダンにも設定され、エンスージアストの絶賛を浴びた。今回CSのバッジを与えられたのは、Mモデルの最小クーペ「M2」。全長4.4mのコンパクトな高剛性クーペボディをもつM2を基本とするだけに、サーキットで抜群のパフォーマンスを発揮するポテンシャルが十二分にある。
M2 CSは、2シリーズクーペの頂点に立つ高性能モデル「M2コンペティション」がベース。サーキットにおける絶対的なパフォーマンスと、日常での過不足ない使い勝手の両立を目指して開発された。欧州での販売価格は9万5000ユーロ(約1146万円)からという設定。
プラス40hpで0-100km/h加速は4秒ジャスト
パワーユニットは、3.0リッター直列6気筒ツインターボガソリンエンジン。最高出力は450hp/6250rpm、最大トルクが550Nm/2350~5500rpmで、M2コンペティション比で出力が40hpアップしている。オプションの7速DCTを選んだ場合、0-100km/h加速は4秒ジャスト、6速MTの場合は4.2秒を記録。M2コンペティション比でいずれも0.2秒タイムを短縮した。M ドライバーズ パッケージを選択した場合、最高速度は280km/hに達する。
M2コンペティションからのさらなる軽量化を実現するべく、あらゆる施策を投入。ボンネットとルーフはCFRP製となり、前者の重量はおよそ半分まで軽減したという。ルーフはサンドイッチ構造を採用して遮音性を高めるとともに、ボディ剛性の向上に一役買っている。もちろんルーフとボンネットという上物の軽量化は低重心化にも貢献する。
フロント及びリヤディフューザー、トランクリッド上のガーニーフラップもすべてカーボンファイバー製。レーシングカーの空力パーツに着想したこれらのエアロパーツによってM2 CSのダウンフォースは向上し、ボディ周辺や下部の空気の流れも整えられた。さらにドアミラーキャップにもCFRPを使用している。
アダプティブMサスペンションを標準装備
19インチの鍛造ホイールも軽量化を前提にしたデザイン。フロントで9kg、リヤで10kg近くの重量を軽減している。タイヤはミシュラン パイロット スポーツ カップ 2を採用し、フロントが245/35ZR19、リヤに265/35ZR19サイズを装着する。テールにはステンレススチール製の4本出しパイプを装着した。
足まわりには、M4に搭載しているアダプティブMサスペンションを標準で装着。ダンパーの減衰力をコンフォート/スポーツ/スポーツ+の3段階で調整でき、サーキット走行時にはスポーツ+を選択すればボディの動きを最小限に抑え込んでダイナミック性能を最大限まで引き上げる。リヤアクスルの軽量スチール製サブフレームにはラバーマウントを用いずボディへ直接連結することで、さらなるスタビリティを確保した。
DSCも専用のセッティングとし、さらにアクティブMディファレンシャルを装着することで精密なハンドリングを実現した。舵角やスロットル量、ブレーキ圧、エンジントルク、ホイールの回転スピード、ヨーレートなどから換算し、電子制御多板クラッチにより後輪左右輪間のロック率を0-100%の間で制御。わずか150ミリ秒で2500Nmという最大のロッキングトルクを発生する。
M2 CSベースのレースモデルも出現
Mスポーツ ブレーキも標準装備。フロントが6ピストン固定、リヤは4ピストン固定で、ディスク径もM2コンペティション(前380/後370mm)より大きい前400/後380mmとなる。サーキット走行を想定し、オプションでより軽量なMカーボン セラミックブレーキを選ぶこともできる。
また、サーキット走行時の強力な横Gを考慮してオイルサンプはカバーを追加し偏りを防ぐ構造としている。複数のスカベンジポンプも採用するなど安定したオイル供給を実現した。
M2 CSはサーキットモデル「M2 CS レーシング」のベース車両でもある。M4 GT4で培った技術を投入して鍛え上げられるM2 CS レーシングは、2020年シーズンからカスタマーレーシングのエントリーモデルとして数々のサーキットに登場するだろう。
M2 CSの国内価格は未発表。日本への導入は2020年夏を予定しており、全国限定60台のみの販売となる。
エンジンってセミドライサンプになるのかな?
BMW M2 に「CS」、直6ツインターボは450馬力…ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ
BMWは、11月20日に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019において、『M2 CS』(BMW M2 CS)をワールドプレミアすると発表した。
M2 CSは、BMWのコンパクト2ドアクーペの『2シリーズ クーペ』の頂点に立つハイパフォーマンスモデル、『M2コンペティション』のさらなる高性能バージョンだ。これまで「CS」は、『M3セダン』や『M4クーペ』に用意されたことがあるが、『M2』への設定は、今回が初めて。M2コンペティションをベースに、さらなる軽量化と高出力化を図り、サーキットなどでのパフォーマンスを追求している。
◆CFRP製ルーフなどで軽量化
内外装は、M流儀のスポーティな演出を施した。ボンネットは、新開発のカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製とし、重量を50%削減する。ボンネット中央にはエアインテークが設けられており、エンジンの冷却性能を引き上げている。
CFRP製のルーフも採用して、軽量化を図った。新デザインのフロントリップスポイラー、ドアミラーカバー、トランクスポイラー、ディフューザーもカーボンファイバー製とした。タイヤは、ミシュランの「パイロットスポーツ・カップ2」だ。Yデザインの19インチアルミホイールはジェットブラック塗装で、オプションでマットゴールド塗装も選択できる。ハイグロスブラック仕上げのダブルバー・キドニーグリルは左右が連結したようなデザインだ。ボディカラーには、専用のミサノブルーメタリックが用意される。
◆アダプティブMサスペンション
インテリアには、Mレザーステアリングホイールを装備した。オプションで、赤いセンターマーカーが付いたアルカンターラ仕上げが選択できる。Mストライプを備えた一体型ヘッドレスト付き軽量Mコンペティションスポーツシートは、『M4 CS』と同じデザインだ。このスポーツシートは、メリノレザーとアルカンターラの組み合わせで、赤いステッチが添えられる。ドアシルプレートは、M2 CSのロゴ入りだ。
アダプティブMサスペンションは、「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」の3種類のモードが切り替えられる。Mスポーツブレーキは、レッド塗装のキャリパーが特長だ。MカーボンセラミックブレーキやアクティブMディファレンシャル、Mダイナミックモードも選択できる。デュアルエキゾーストシステムには、2つの電動フラップと、Mロゴ付きの4本のステンレス製テールパイプを備えている。
◆CSモデル初の6速MT設定
直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力450hp/6250rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5500rpmを獲得する。このスペックは、M2コンペティションの最大出力410hp/5250~7000rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5200rpmに対して、40hpの上乗せとなる。また、M4クーペの「コンペティション」グレードの最大出力450hp/7000rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5500rpmに並ぶものだ。
トランスミッションは、6速MTまたは7速Mダブルクラッチを組み合わせる。BMWによると、6速MTの設定は、CSモデル初という。M2 CSは、0~100km/h加速4.0~4.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速が280km/h(リミッター作動)に到達する。M2コンペティションの0~100km/h加速4.2~4.4秒に対して、0~100km/h加速は0.2秒短縮されている。
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2019/11/09 22:35:56
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