2020年01月09日
流石に馬力もトルクも下げてきたね~
ランボルギーニ ウラカン EVO RWD デビュー! 大幅な軽量化を実現した後輪駆動仕様
Lamborghini Huracan EVO RWD
ランボルギーニ ウラカン EVO RWD
2020年春から日本でのデリバリーをスタート
アウトモビリ・ランボルギーニは、ウラカン EVOの後輪駆動モデル「ウラカン EVO RWD」を発表した。AWDから後輪駆動に変更されたことで、車両重量1422kgから1389kgへと大幅な軽量化を実現。前後の重量配分は40対60となっている。
パワーユニットは自然吸気V型10気筒ユニットを搭載。意図的にウラカン AWDよりも抑えられ、最高出力610hp(449kW)&最大トルク560Nmを発揮する(ウラカン AWD:640hp&600Nm)。パワーウェイトレシオは2.28kg/hp、最高速度325km/h、0-100km/h加速3.3秒という俊足を誇る。
今回、ランボルギーニは、ウラカン EVO RWDに最高レベルの性能を与えながらも、ストレートスピードやラップタイムには焦点を与えていない。あくまでもドライビングを楽しめる“ドライバー オリエンテッド”な1台に仕上げている。
デリバリーは2020年春からを予定しており、欧州での価格は15万9443ユーロ(税別)、日本では2412万6941円(税別)で販売される。
ピュアなドライビング体験を求めるカスタマーへ
アウトモビリ・ランボルギーニの会長兼CEOのステファノ・ドメニカリは、ウラカン EVO RWDについて、以下のようにコメントした。
「ウラカン EVOの後輪駆動モデルは、ドライバーの手にクルマを託します。その特別なドライビングは、このハードウェアによって実現しました。ステアリングを握れば、誰もがランボルギーニが持つピュアな技術の起源を思い起こすでしょう」
「ドライバーは車両からフィルターのない直感的なフィードバックを感じることができます。ドライバー自身が制御することこそがウラカン EVO RWDの狙いです。そのパフォーマンスは、人間と車両の調和によって引き出すことができます。今回RWDの追加によって、V10モデルのラインアップを強化し、初めてランボルギーニを所有しようと考えている方や、純粋なドライビングを求めるファンに強くアピールできると思います」
RWD用に調整されたパフォーマンス・トラクション・コントロールシステム
ミッドに搭載される自然吸気V型10気筒エンジンは、コクピットのドライバーに甲高い自然吸気ならではのサウンドを届けながら、実際のパワー以上の素晴らしい感覚をもたらす。RWD専用にセッティングされた新開発「パフォーマンス・トラクション・コントロールシステム(P-TCS)」を組み合わせたことで、ドライ路面だけでなく、ウエットやスノー路面でも非常に安定したドライビング性能を実現した。
P-TCSの介入レベルに関しては、ステアリングホイールのANIMA(アダプティブ・インテリジェント・マネージメント)ボタンによって変更可能。「ストラーダ(STRADA)」モードでは、P-TCSはあらゆる条件で安定性と安全性を確保し、後輪のスライドを最小限に抑える。その結果、特に路面ミューの低い状況においても、安定した走行が可能となる。
また「スポーツ(SPORT)」モードを選ぶと、P-TCSはドライビングの楽しさを最大限にまで高める。意図的に後輪をスライドさせることが可能になり、安全性を損なうことなく簡単にドリフトを楽しめる。さらにオーバーステア角が急激に増加した場合は、後輪へのトルク伝達を制限。ドライバーは車両を完全にコントロールした状態で、ドリフト状態をキープすることができる。
サーキットでの走行を想定した「コルサ(CORSA)」モードでは、コーナー出口における車両のトラクションとアジリティを最適化。ドライバーはサーキットにおいて、最高レベルのパフォーマンスでアタックすることが可能となる。先代のウラカン RWDモデルと比較して、P-TCSの介入レベルが30%もスムースになったことも注目だろう。コーナー出口におけるトラクションレベルも20%増したというから、より素早いコーナーリングが楽しめるようになっている。
AWD仕様とは差別化された専用のエクステリア
エクステリアは、AWDモデルとは明確に異なるフロントとリヤセクションが与えられた。ウラカン EVO RWDの最も大きな特徴となるのが、新デザインのフロントスプリッターと、大型化されたフレーム付きフロントエアインテーク内の垂直フィン。グロスブラックのリヤバンパー内には、新形状の専用ディフューザーを装備する。
コクピットのセンターコンソールには「HMI 8.4インチ タッチスクリーン」モニターを装備。電話、インターネットアクセス、Apple CarPlayへのアクセスなど、様々な機能をコントロールすることができる。
もちろん、エクステリア、インテリアともにランボルギーニが展開するパーソナライゼーション プログラム「アド・ペルソナム(Ad Personam)」の利用が可能。ウラカン EVO RWDの内外装を自分の好みに仕上げることができる。今回、ウラカン EVO RWDの追加に合わせて、鮮やかなイエローの新色「ジャッロ・ベレヌス(Giallo Belenus)」が加わった。このボディカラーに合わせたインテリアトリム専用のレザーとアルカンターラも開発されている。
【SPECIFICATIONS】
ランボルギーニ ウラカン EVO RWD
ボディサイズ:全長4520 全幅1933 全高1165mm
ホイールベース:2620mm
トレッド:前1668 後1620mm
車両重量:1389kg
エンジン:90度V型10気筒DOHC40バルブ(自然吸気式)
総排気量:5204cc
ボア×ストローク:84.5×92.8mm
圧縮比:12.7
最高出力:449kW(610hp)/8000rpm
最大トルク:560Nm/6500rpm
トランスミッション:7速DCT
駆動方式:RWD
ステアリング形式:電動式パワーステアリング(可変ステアリング)
サスペンション形式:前後ダブルウイッシュボーン
ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク
ディスク径:前365×34 後356×32mm
タイヤサイズ:前245/35ZR19 後305/35ZR19
最高速度:325km/h
0-100km/h加速:3.3秒
0-200km/h加速:9.3秒
車両本体価格:2412万6941円(税別)
【問い合わせ】
ランボルギーニ カスタマーセンター
TEL 0120-988-889
https://www.lamborghini.com/jp-en
ランボルギーニ ウラカンに後輪駆動の「EVO RWD」が追加
2020年1月4日、アウトモビリ ランボルギーニはミッドシップ スーパースポーツのウラカンに後輪駆動モデルの「EVO RWD」を設定した。デリバリーは2020年春以降の予定となっている。
ピュアなドライビングを楽しむためのRWDモデル
ウラカンはランボルギーニのミッドシップ スーパースポーツだ。フラッグシップであるアヴェンタドールの搭載エンジンはV12だが、ウラカンはV10となる。ヒット作となったガヤルドの後継モデルとして2014年に発表され、2019年に大幅改良されて「ウラカン EVO」となった。ウラカン EVOは4WDのみの設定だったが、今回、その名のとおりRWD(後輪駆動)モデルが追加された。
ウラカン EVO RWDは、より運転を楽しむためのクルマだ。軽量アルミニウムとカーボンファイバー製のハイブリッドシャシ、アルミニウムと熱可塑性樹脂のボディにより、乾燥重量は1389kg(4WDのEVOは1422kg)。ミッドシップ搭載される5.2LのV10エンジンは4WDのEVOと排気量は同じだが、最高出力610hp/8000rpmに最大トルク560Nm/6500rpmと、少しデチューンされている(4WDのEVOは640hp/600Nm)。それでも公称データで0→100km/h加速は3.3秒、0→200km/h加速は9.3秒、最高速度は325km/hというパフォーマンスを発揮する。
前後重量配分は40:60で、電気機械式(サーボアシスト付き)のランボルギーニ・ダイナミックステアリング(LDS)はウラカン EVO RWD専用にセッティングされている。ミッションは7速DCT。タイヤは前後19インチのピレリ Pゼロにクロスドリル加工のベンチレーテッド・スチールブレーキが標準だが、オプションで20インチタイヤとカーボンセラミック・ブレーキも選べる。
ハイパフォーマンスの後輪駆動モデルゆえ、最新のパフォーマンス・トラクションコントロール・システム(P-TCS)を採用している。一般的なトラクションコントロール・システムの場合、急にトルクが遮断されて車両が完全に安定してから再びトルクを発生させるが、P-TCSは前もってトルクを発生させて急激なトルク低下を防ぐため、コーナリングから立ち上がる際のトラクションが向上する。このP-TCSの設定は、ステアリングのANIMA(アダプティブ ネットワーク インテリジェント マネージメント)ボタンで選択できる。
前後のデザインは従来のEVO 4WDとは大きく異なる。彫刻のように精悍なフロントフェースが特徴的で、大型化されたフロントのエアインテークには新しいフロントスプリッターと垂直フィンを備えている。またグロスブラックのリアバンパーには、ウラカン EVO RWD専用の最新ディフューザーが装着されている。
インテリアでは、センターコンソールに8.4インチのHMIタッチスクリーンを搭載して電話やインターネットに接続が可能。Apple CarPlayも利用できる。他のランボルギーニ車同様、ボディカラーやインテリアのトリムなどは、オプションで自由にカスタマイズが可能だ。
ウラカン EVO RWDのデリバリーは2020年春以降を予定している。気になる日本仕様の車両価格だが、税抜きで2412万6941円と予定されている。ちなみに、ウラカン EVO 4WDの日本仕様は3282万7601円(税込)となっている。
ウラカン EVO RWD 主要諸元(本国仕様)
●全長×全幅×全高:4520×1933×1165mm
●ホイールベース:2620mm
●乾燥重量:1389kg
●エンジン種類:V10 DOHC
●排気量:5204cc
●最高出力:449kW<610hp>/8000rpm
●最大トルク:560Nm<57.1kgm>/6500rpm
●WLTP燃費:7.2km/L
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:縦置きMR
●タイヤサイズ:前245/35ZR19、後305/35ZR19
●車両価格(税抜き):2412万6941円
ランボルギーニ ウラカン、後輪駆動にも「エボ」…ドリフトコントロール性を向上
ランボルギーニは1月4日、『ウラカン・エボRWD』 (Lamborghini Huracan EVO RWD)を欧州で発表した。ランボルギーニの主力モデル、『ウラカン』の大幅改良モデル『ウラカン・エボ』の駆動方式を、4WDから2WD(後輪駆動)に変更したモデルだ。
◆エアロダイナミクス性能を向上
ウラカン・エボRWDでは、エクステリアが変更された。フロントの大型エアインテークには改善された空力システムが装備され、リアのディフューザーはウラカン エボ RWD用に専用設計された。
デザインの変更は、空力性能を高めるのが狙いだ。フロントリップスポイラーは、スロット開口部を通して吊り下げられたフラップがアンダーボディに触れる空気の流れを管理し、気流を最大限に活用する。さらに、フロントラジエーターへの流量を大幅に増加させて、エンジンの冷却効率を引き上げる垂直フィンも採用した。ハイグロスブラック仕上げのリアバンパーには専用のディフューザーが組み込まれ、ウラカン エボよりもダウンフォースが得られる設計とした。
ランボルギーニの電動コンセプトに由来する特長的なY型のヘッドライトは、フロントバンパーと一体化されたデザインだ。レーシングカーからフィードバックされたFダクトリアスポイラーは、気流と下面を接触させることで、ダウンフォースを増加させるという。
◆8.4インチの静電容量式マルチタッチスクリーン
インテリアは、センターコンソールに一体型8.4インチのタッチスクリーンを装備した。カバーはレザー、アルカンターラのほか、ランボルギーニが特別に開発したカーボンファイバー素材「Carbon Skin」が選択できる。
新しいヒューマンマシンインターフェースも導入された。従来のボタンではなく、センタートンネルに8.4インチの静電容量式マルチタッチスクリーンを配置する。画面をタッチするだけで、エンターテインメント機能の操作が可能なほか、リアルタイムな交通情報の受信やドライブモードに合わせた室内ライトの設定が行える。
◆自然吸気の5.2リットルV10は610hp
ミッドシップには、直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。軽合金ストラクチャやチタン製吸気バルブなどの技術を導入し、最大出力610hp/8000rpm、最大トルク57.1kgm/6500rpmを引き出す。駆動方式は2WD(FR)だ。
ウラカン エボ RWDは、軽量のアルミ&カーボン構造などにより、車両重量が1389 kgに抑えられ、前後重量配分は40対60とした。トランスミッションは、7速デュアルクラッチで、0~100km/h加速3.3秒、最高速325km/hのパフォーマンスを実現する。4WDのウラカンエボの0~100km/h加速2.9秒、最高速325km/hに対して、最高速は肩を並べる。
◆後輪駆動専用のパフォーマンストラクションコントロール
ランボルギーニ慣性プラットフォームの「LPI」(ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ)が、車両の挙動を正確にリアルタイムで制御する。垂直方向の車両ダイナミクスは、磁気レオロジー・サスペンション(LMS)がコントロール。横方向の車両ダイナミクスは、オプションの「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)」を介したステアリングシステムにより制御される。より楽しいドライビングの実現を目指して、車両ダイナミクスの開発と改善を図ったという。
新しいパフォーマンストラクションコントロールシステムの「P-TCS」 は、後輪駆動用に特別に調整された。通常のトラクションコントロールシステムは、車両が完全に安定するのを待ってから再びトルクを供給するが、P-TCSは事前にトルクを出し、コーナー立ち上がりで優れたトラクションを追求する。
P-TCSの介入は 、ステアリングホイールの 「ANIMA」ボタンで選択したドライブモードに従って調整される。「STRADA」では、P-TCSは後輪の滑りを最小限に抑え、あらゆる状況で安定性と安全性を確保する。「SPORT」では、P-TCSがドライブの楽しさを最大化する。加速中でも後輪がスライドできるため、安全性を損なうことなく、簡単にドリフトを楽しむことができるという。
「CORSA」では、P-TCSを調整して、コーナー立ち上がりのトラクションと機動性を最適化する。P-TCSは、従来モデルと比較して、介入のスムーズさを30%向上。コーナー出口のトラクションを20%高めているという。
【四駆じゃないウラカン・エボ】ランボルギーニ、RWDモデルの受注を開始 33kg軽量化
標準モデルより33kg軽量
text:James Attwood(ジェイムズ・アットウッド)
ランボルギーニは、よりピュアにドライビングを楽しむためのクルマとして、ウラカン・エボの後輪駆動モデルを発表した。
パワートレインは、5.2Lの自然吸気V型10気筒エンジンを搭載し、610ps/8000rpmの最高出力と、57.0kg-m/6500rpmの最大トルクを発生する。
スペックはウラカンのAWDの標準モデルと同じだが、昨年発売されたウラカン・エボのAWDモデルより30ps少ない。
特別にチューニングされたパフォーマンス・トラクション・コントロール・システム(P-TCS)が装備され、後輪を介して路面に伝達される。
0-100km/h加速は3.3秒、最高速度は時速202マイル(325km/h)に達する。
同社の社長であるステファノ・ドメニカリは、ウラカン・エボRWDについて「この車はランボルギーニの技術の原点を思い出させるでしょう。直接的なフィードバックと心を揺さぶるドライビングを体験できます」とコメントした。
P-TCSは、AWDモデルと同じくSTRADA、SPORT、CORSAの3つのモードがあるが、このシステムは、クルマがドリフトや横滑りしているときも駆動トルクが得られるようにセッティングされている。
また、コーナーを抜けるときのトラクションを向上させるために、前もって駆動トルクを発生させるよう制御されている。
AWDシステムを省くことにより、ウラカン・エボRWDの乾燥重量は標準モデルより33kg軽量の1389kgとなっている。
前後重量配分は40:60であり、ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用しパッシブ・ショックアブソーバーが搭載されている。
ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング・システム(LDS)は、ドライバーが最適なフィードバックを得られるよう、ウラカン・エボRWDのために専用のチューニングが施されている。
エクステリアも一部変更
また、エクステリアはAWDモデルとの差別化を図るため、一部変更が行われている。
大型化されたフロントのエアインテークに新しいフロント・スプリッターを備え、リアバンパーには専用のディフューザーが装着されている。
ウラカン・エボRWD用に開発された19インチのピレリP Zeroタイヤを履いており、オプションで20インチも選ぶことができる。
インテリアについては、センターコンソールに8.4インチのタッチスクリーンが装着されており、アップル・カープレイを利用することができる。
ウラカン・エボRWDはすでに受注を開始しており、デリバリーは春以降となる。
価格は13万7000ポンド(1960万円)(税抜)からとなる。(参考:日本での販売価格は2412万6941円(税抜)を予定)
ランボルギーニ・ウラカンEVOに後輪駆動モデル「ウラカンEVO RWD」が設定! V10エンジンは610psと560Nmを発揮
アウトモビリ・ランボルギーニは1月4日、ウラカンEVOに後輪駆動仕様となる「ウラカンEVO RWD」を設定したことを発表した。カスタマーへの納車は2020年の春から始まる。日本市場における予定販売価格は2412万6941円(税抜)である。
心からドライビングを楽しみたいドライバーに向けたモデル
ミッドシップに搭載されるのはすでに販売されているウラカンEVO(4WD仕様)と同じ5.2LV型10気筒自然吸気エンジンだが、RWD用のスペックは610psと560Nm。この値は4WD仕様車のそれより30psと40Nm下げられている。一方で、RWD化による軽量化により、乾燥重量は4WD仕様より33kg軽い1389kgを実現している。
ウラカンEVO RWDの0-100km/h加速タイムは3.3秒、0-200km/h加速は9.3秒をマーク。このパフォーマンスデータは4WD仕様に対してそれぞれ0.4秒、0.3秒劣るが、325km/hの最高速は同じだ。同社の説明によると、ウラカンEVO RWDはストレートスピードや最速ラップタイムにフォーカスしているわけではなく、心からドライビングを楽しみたいドライバーに向けたモデルとして生み出されたという。
同社のステファノ・ドメニカリCEOはこのモデルについて次のようなコメントを発表している。
「ウラカンEVO RWDは運転を楽しむためのクルマです。マシンがドライビング・エクスペリエンスを生み出します。このクルマはランボルギーニの技術の原点を思い出させるでしょう。ドライバーがこのモデルのパフォーマンスの中心となって、直接的なフィードバックと心を揺さぶるドライビング・エクスペリエンスをコントロールできます。ウラカンEVO RWDのパフォーマンスは人間とマシンのハーモニーから生まれます。運転技術とこのモデルの後輪駆動が、バランスのとれたダイナミクス、物理的なフィードバック、そしてピュアなパフォーマンスを実現します。ウラカンEVO RWDがウラカンのラインナップに加わったことで、初めてランボルギーニに乗るお客様も、最高のドライビングを求めるお客様も、ともに魅力を感じていただけるでしょう」
最新のパフォーマンス・トラクション・コントロール・システム「P-TCS」は、ウラカンEVO RWDのために採用されたデバイス。ドリフトや横滑り後の再調整のフェーズでもトルクが得られるようになっている。一般的なトラクション・コントロール・システムの場合、急にトルクが遮断され、車両が完全に安定してから再びトルクを発生させるが、P-TCSは前もってトルクを発生させ、急激なトルク低下を防げるので、コーナーを抜ける際にトラクションが向上する。
4WD仕様と同様に、ドライビングモードはステアリングホイールに設置された「ANIMA(Adaptive Network Intelligent Management)」によって変更可能だ。「ストラーダ」モードでは後輪のスリップを抑制してあらゆる状況で安定と安全を確保。グリップの低い路面ではP-TCSが先を見越してトルクを管理する。
「スポーツ」モードは、P-TCSが運転を楽しむために機能する。加速時には後輪を横滑りさせて簡単にドリフト走行が楽しめる一方で、オーバーステアが急激に大きくなるとシステムが検知して後輪に伝わるトルクを制限。ドライバーはクルマを完全にコントロールし、安定させることができる。
「コルサ」モードでは後輪のスリップを調整し、コーナー出口で最適なトラクションと敏捷性を発揮し、ドライバーはクルマのパフォーマンスを最大限に引き出すことができる。P-TCSの干渉は以前のウラカンRWDと比べて30%もスムーズになり、コーナー出口のトラクションは20%向上。オーバーステアについては30%向上している。
外観はボディの前後でRWD独自のデザインが与えられた。大型化されたフロントエアインテークには新しいスプリッターと垂直フィンが備わり、精悍なフロントマスクを実現。グロスブラックのリヤバンパーにはRWD専用の最新ディフューザーが装着されている。
8.4インチのHMIタッチスクリーンをセンターコンソールに備えるインストルメントパネルをはじめ、Apple CarPlayへの対応を含むインフォテイメント機能やコネクテッド機能は4WD仕様と同様に採用されている。
「ランボルギーニ・ウラカンEVO」にも純ミッドシップなRWDモデルが追加!
610ps/560NmのV10エンジン搭載。0-100km/h加速は3.3秒をマーク
1月4日、アウトモビリ・ランボルギーニは、ウラカンEVOに後輪駆動モデル「ウラカンEVO RWD」を設定したと発表した。カスタマーへのデリバリーは2020年の春からで、日本市場での予定販売価格は税抜きで24,126,941円だ。
ウラカンEVO RWDに搭載される自然吸気式5.2L V型10気筒エンジンは最高出力610ps/8000rpm、最大トルク560Nm/6500rpmを発揮。4WD仕様車に対して30ps/40Nmのダウンスペックとなる一方で、後輪駆動化による軽量化によって車重(乾燥重量)は4WD仕様より33kg軽い1389kgを実現している。
パフォーマンスデータは0-100km/h加速タイムが3.3秒、0-200km/h加速は9.3秒。この値は4WD仕様に対してそれぞれ0.4秒、0.3秒譲るが、325km/hの最高速は変わらない。同社の説明によると、ウラカンEVO RWDは、サーキットトラックなどでのストレートスピードや最速ラップタイムにフォーカスしているわけではなく、心からドライビングを楽しみたいドライバーに向けたモデルとして開発したという。
同社のステファノ・ドメニカリCEOは次のようにコメントしている。
「ウラカンEVO RWDは運転を楽しむためのクルマです。マシンがドライビング・エクスペリエンスを生み出します。このクルマはランボルギーニの技術の原点を思い出させるでしょう。ドライバーがこのモデルのパフォーマンスの中心となって、直接的なフィードバックと心を揺さぶるドライビング・エクスペリエンスをコントロールできます。ウラカンEVO RWDのパフォーマンスは人間とマシンのハーモニーから生まれます。運転技術とこのモデルの後輪駆動が、バランスのとれたダイナミクス、物理的フィードバック、そしてピュアなパフォーマンスを実現します。ウラカンEVO RWDがウラカンのラインアップに加わったことで、初めてランボルギーニに乗るお客様も、最高のドライビングを求めるお客様も、ともに魅力を感じていただけるでしょう」
最新のパフォーマンス・トラクション・コントロール・システム「P-TCS」は、ウラカンEVO RWDのために採用されたデバイス。ドリフトや横滑り後の再調整のフェーズでもトルクが得られるようになっている。一般的なトラクション・コントロール・システムの場合、急にトルクが遮断され、車両が完全に安定してから再びトルクを発生させるが、P-TCSは前もってトルクを発生させ急激なトルク低下を防げるので、コーナーを抜ける際にトラクションが向上する。
4WD仕様と同様に、ドライビングモードはステアリングホイールに設置された「ANIMA(Adaptive Network Intelligent Management)」によって変更可能。「ストラーダ」では後輪のスリップを抑制してあらゆる状況で安定と安全を確保。グリップの低い路面ではP-TCSが先を見越してトルクを管理する。
「スポーツ」モードの場合は、P-TCSが運転を楽しむために機能する。加速時には後輪を横滑りさせて簡単にドリフト走行が楽しめる一方で、オーバーステアが急激に大きくなるとシステムが検知して後輪に伝わるトルクを制限。ドライバーはクルマを完全にコントロールし、安定させることができる。
「コルサ」モードの場合は後輪のスリップを調整し、コーナー出口で最適なトラクションと敏捷性を発揮し、ドライバーはクルマのパフォーマンスを最大限に引き出すことができる。P-TCSの干渉は以前のウラカンRWDと比べて30%もスムーズになり、コーナー出口のトラクションは20%向上。オーバーステアについては30%向上している。
エクステリアは前後に独自のデザインを採用。大型化されたフロントエアインテークには新しいスプリッターと垂直フィンを備え、精悍なマスクを実現。グロスブラックのリヤバンパーにはRWD専用の最新ディフューザーが装着されている。
センターコンソールに8.4インチのHMIタッチスクリーンを備えるコックピットをはじめ、Apple CarPlayへの対応といったインフォテイメント機能やコネクテッド機能は4WD仕様と同様に採用されている。
ピュアドライブを楽しむ後輪駆動のランボルギーニ『ウラカンEVO RWD』デビュー
2020年1月、イタリアン・スーパーカーメーカーのラインアップに、ピュアなドライビングを楽しむV10後輪駆動モデルが加わった。610馬力の最高出力、最大トルク560Nmというスペックを持つ新型ランボルギーニ。その名はウラカンEVO RWDだ。
RWDとはRear Wheel Driveの略で、すわなち2駆の後輪駆動を意味する。1月4日に発表されたこのクルマの重量は1389kg。0-100km/h加速を3.3秒、最高速は325kg/hに達するが、車両開発ではストレートスピードやサーキットでの最速ラップタイムではなく、ドライバーが心から運転を楽しめることにフォーカスが当てられた。
その中心にあるのは最新のP-TCS(パフォーマンス・トラクション・コントロール・システム)で、ウラカンEVO RWDのために特別なチューニングが行われている。
一般的なトラクション・コントロール・システムの場合、トルクが遮断されるとクルマが完全に安定してから再度トルクを発生させるが、P-TCSでは前もってトルクを生み急激なトルク低下を防ぐ。そのため、コーナーを抜ける際のトラクション性能が向上した。
また、P-TCSはステアリング上に配置された、イタリア語で『魂』を意味する“ANIMA”ボタンでドライビングモードを選択することでその役割を変え、状況に合わせたドライビングを楽しむことが可能となっている。
この内、クルマのパフォーマンスを最大限に引き出すCORSAモードでは、先代モデルとなるウラカンRWDと比べてコーナー出口のトラクションが20%向上したほか、オーバーステアについても30%改善された。
「ウラカンEVO RWD は運転を楽しむためのクルマだ。ドライビング・エクスペリエンスを生み出すこのマシンは、ランボルギーニの技術の原点を思い出させるだろう」と語るのはアウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリ会長兼CEO。
「ウラカンEVO RWDのパフォーマンスは人間とマシンのハーモニーから生まれる。運転技術とウラカンEVOの後輪駆動が、バランスのとれたダイナミクス、物理的フィードバック、そしてピュアなパフォーマンスを実現するんだ」
エクステリアはV10ランボルギーニシリーズが持つパワフルなデザインが受け継がれているものの、フロントとリヤでは4WD仕様のウラカンEVOとは大きく異なる。
その一例は彫刻のような精悍なフロントフェイスで、大型化されたエアインテークに新型フロントスプリッターと垂直フィンが与えられた。また、グロスブラックのリヤバンバーにはウラカンEVO RWD用に専用開発された最新ディフューザーが装備されている。
コクピットではセンターコンソールに8.4インチのタッチスクリーンを搭載し、ドライビングプレジャーだけでなくApple CarPlayが利用できるなど機能性も高められたウラカンEVO RWD。同モデルの価格は2412万6941円(税抜)で、最初のデリバリーは2020年春以降の予定だ。
ドリフトを楽しむためのベビーランボは2400万円!! 後輪駆動のランボルギーニ「ウラカンEVO」登場!
■ウラカンEVOに、待望の後輪駆動モデルが追加!
アウトモビリ・ランボルギーニは、「ウラカンEVO」の後輪駆動モデルとなる「ウラカンEVO RWD」を発表しました。四輪駆動モデルとの違いはどこにあるのでしょうか。
もともとウラカンがガヤルドの後継機種として登場した際のネーミングは、「ウラカンLP610-4」でした。
「LP610-4」とは、「縦置きミドシップ/610馬力/4輪駆動」を意味します。その後、後輪駆動モデルである「ウラカンLP580-2」がラインナップされました。
四輪駆動から後輪駆動にする際に、マイナス30馬力にデチューンされ、フロントマスクなどのデザインの変更がおこなわれました。
またアウトモビリ・ランボルギーニのCEOが、ヴィンケルマン氏からドメニカリ氏に交代したタイミングで、ランボルギーニの車名から「LP●●-●」がなくなり、ウラカンLP580-2は、ウラカンRWDとなった経緯があります。
今回発表されたウラカンEVO RWDもウラカンRWDと同じく、四輪駆動の「ウラカンEVO」からマイナス30馬力にエンジンをデチューンし、新たなフロントマスクのデザインが与えられました。
ウラカンEVO RWDの最高出力は、ウラカンEVOの640馬力に対して610馬力/8000rpmとなります。最大トルクはマイナス40Nmの560Nm/6500rpmです。
車両重量はウラカンEVOの1422kgに対して1398kgと、マイナス24kgとなっています。
0-100km/h加速は、四輪駆動のウラカンEVOに遅れること0.4秒となる3.3秒ですが、最高速度は同じく325km/hです。
ウラカンEVO RWDは、ウラカンLP580-2と同じく、ストレートのスピードと最速ラップタイムにフォーカスしているわけではなく、ファントゥドライブを楽しむことがテーマとなっています。
アウトモビリ・ランボルギーニのチェアマン兼チーフエクゼクティブオフィサーであるステファノ・ドメニカリ氏は、次のようにコメントしています。
「ウラカンEVO RWDは運転を楽しむためのクルマです。マシンがドライビング・エクスペリエンスを生み出します。このクルマはランボルギーニの技術の原点を思い出させるでしょう。
ウラカンEVO RWDのパフォーマンスは、人間とマシンのハーモニーから生まれます。
ドライビングスキルと後輪駆動のウラカンEVOが、バランスのとれたダイナミクス、物理的フィードバック、そしてピュアなパフォーマンスを実現し、心を揺さぶるドライビング・エクスペリエンスをドライバーがコントロールすることが可能となります。
ウラカンEVO RWDがラインナップに加わったことで、初めてランボルギーニに乗るお客様も、また最高のドライビングを求めるお客様も、ともに魅力を感じていただけるでしょう」
■ランボルギーニでドリフトも、ウラカンEVO RWDなら夢じゃない!
運転する歓びを純粋に味わうために、ウラカンEVO RWDは、どのようなメカニズムを採用しているのでしょうか。
ウラカンEVO RWDに搭載されるV型10気筒エンジンは、後輪駆動のパワーだけでなく、自然吸気エンジンのサウンドや、特別にチューニングされたトラクション・コントロール・システムも備えています。
ドライ、ウェット、雪道でさえも、エキサイティングなドライビング・エクスペリエンスができます。
最新のパフォーマンス・トラクション・コントロール・システム(P-TCS)は、ウラカンEVO RWDのために採用されており、ドリフトや横滑り後の再調整のフェーズでもトルクが得られるようになっています。
具体的には、一般的なトラクション・コントロール・システムの場合、急にトルクを遮断し、クルマが完全に安定した状態になってから再びトルクを発生させますが、P-TCSは前もってトルクを発生させ急激なトルク低下を防止。
これにより、コーナーを抜ける際トラクションが向上し、パワースライド状態でコーナーを抜けることが可能です。
P-TCSの干渉は、ウラカンEVO RWDのドライビング・モードに従って調整されており、ステアリングのアニマ・ボタンで選択できます。
アニマを「ストラーダ」モードにセレクトした場合、P-TCSにより後輪のスリップを抑えてあらゆる状況で安定志向となります。グリップの低い路面では、P-TCSが先を見越してトルクを管理します。
「スポーツ」モードの場合、、P-TCSは運転を楽しむために機能します。加速時に後輪を横滑りさせて簡単にドリフト走行を楽しむことができる一方で、オーバーステアが急激に大きくなると、システムがこれを検知し、後輪に伝わるトルクを制限するため、ドライバーがクルマを完全にコントロールし、安定させることができます。
「コルサ」モードの場合は、後輪のスリップを調整し、コーナー出口で最適なトラクションと敏捷性が得られます。
ドライバーがクルマのパフォーマンスを最大限に引き出すことができるよう、P-TCSの干渉は以前のウラカンRWDと比べて30%もスムーズになり、コーナー出口のトラクションは20%向上し、オーバーステアについては30%向上しています。
ウラカンEVO RWDは、ウラカンEVOのパワフルなデザインを引き継いでいますが、フロントとリアのデザインは大きく異なり、彫刻のように精悍なフロントフェイスが特徴です。
大型化されたフロントのエアインテークに新しいフロント・スプリッターと垂直フィンを備え、グロスブラックのリアバンパーには、ウラカンEVO RWD だけの最新ディフューザーが装着されています。
ウラカンEVO RWDのデリバリーは、2020年春以降を予定しており、日本での車両価格は、2412万6941円(消費税抜き)となる予定です。
1月4日に本国発表されたランボルギーニ「ウラカンEVO RWD」が早くも日本初披露! カスタマーへのデリバリーは今春以降
1月10日、アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは、1月4日に本国で発表したウラカンEVOの後輪駆動モデル「ウラカンEVO RWD」を都内で日本初披露した。
日本での販売価格は税抜きで2412万6941円
車名に添えられる「RWD」はRear-Wheel Drive(後輪駆動)の頭文字であると同時に、ReWind to Pure Driving pleasure(純粋な走りの愉しみに立ち戻れ)という意味が表現されており、さらに最もハイテクな原点への回帰を体現しており、ピュアなメカニカル・パフォーマンスというランボルギーニ本来のエッセンスに立ち戻ることも意味していると、同社は説明している。
また、ヒューマン・マシン・インターフェースもEVOから技術進化を遂げている。従来のボタンではなく、センターコンソールに8.4インチの静電容量式マルチタッチスクリーンを配し、これまでのウラカンにはなかったワンランク上の高度なコネクティビティを提供する。
同日、報道陣向けに開催されたお披露目イベントで登壇したアウトモビリ・ランボルギーニのジャパン&サウスコリア・カントリーマネージャー、フランチェスコ・クレシ氏は次のように述べた。
「ランボルギーニの歴史上、最も成功を収めているウラカン・ファミリーの最新モデルであるウラカンEVO RWDは、ドライバーがパフォーマンスの中心となって、ドライビング・エクスペリエンスをコントロールできるモデルです。ランボルギーニの技術の原点を思い出させるウラカンEVO RWDが新たに加わったことで、最高のドライビングを求めるお客様や初めてランボルギーニに乗られるお客様など、多くの皆様に魅力を感じていただけることを嬉しく思います。」
また、ウラカンEVO RWDローンチマネージャーを務めるヴィットリオ・ミラノ氏はこのようにコメント。
「ウラカンEVO RWDは、再設計されたエアロダイナミクスや、新機能のP-TCS(パフォーマンス・トラクション・コントロール・システム)といった、ドライビング・アビリティとメカニカル・パフォーマンスが、ピュアなドライビング・エモーションを呼び起こし、安全な車両のコントロールを可能にします。車両重量わずか1389kgと軽量でありながら、8000rpmで610psのパワー、6500rpmで560Nmのトルクを実現、後輪駆動とダイナミック・ステアリングを搭載しドライビングの楽しさを最大限に引き出します。また、アドペルソナム・プログラムでは無数のボディカラーやインテリアの素材とカラーから世界に一台しかない自分だけのウラカンEVO RWDをカスタマイズすることが可能です」
ウラカンEVO RWDの価格は税抜きで2412万6941円。カスタマーへのデリバリーは2020年春以降から始まる予定だ。
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Posted at
2020/01/09 21:04:34
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