2020年01月29日
こういうクルマはワインレッドが似合うな♪
BMW M8グランクーペを発売。美しさと快適性に加え、サーキットで培われた技術も採用
2020年1月28日、ビー・エム・ダブリュー(以下、BMWジャパン)はBMW M のフラッグシップモデルとなる、M8グランクーペの販売を開始した。(タイトル写真は、BMWジャパンのC.ヴィードマン社長)
ハンズオフ機能をはじめ、最新の運転支援システムも搭載
日本の輸入車マーケットにおいて、2019年にBMWはMINIと合わせたグループ全体で7万0627台を販売。5年連続インポーター No.1の販売実績を達成した。そんなBMWジャパンが、2020年の最初に送り出すニューモデルが「M8グランクーペ」だ。
M8グランクーペは、日本でも2019年10月に発売されたBMW クーペシリーズの最上級モデル、8シリーズ グランクーペに、BMW M社のレーシングテクノロジーを駆使した高性能モデルで、BMW Mのフラッグシップモデルとなる。
サイズ的にはノーマルの8シリーズ クーペより20mm長く、15mm幅広く、20mm高いが、ホイールベースは同じ。全長は5.1mオーバー、ホイールベースも3mを超えるというスポーツクーペとしてはかなり大柄なサイズだが、ルーフにはカーボンパネルを採用して、車重の軽減と低重心化を図っている。
インテリアでは、M8クーペから導入された、Mのロゴやカラーステッチが刻まれた新デザインのセレクターレバー、立体的なデザインでアグレッシブな走行にも対応するスポーツシート、そしてカーボン製のインテリアトリムなどでサーキットからフィードバックされたモデルらしい機能性とデザインを備えている。3mを超えるロングホイールベースのおかげでリアシートの快適性は高く、おとなが長距離ツーリングに乗っても快適にくつろげる広さがある。
搭載されるパワーユニットは、BMW M社が培った最先端の技術を採用した4.4LのV8ツインターボエンジン。バンク内側に排気系と2基のターボを備えたクロスバンク型だ。組み合わされるミッションは8速トルコンAT。駆動方式は、M5で初めて導入されたインテリジェント4WDシステムのBMW M xドライブだ。走行モードをカスタマイズ可能な「M MODE」ボタンも備え、駆動モードも切り替えが可能だ。ブレーキも電動アクチュエーターを採用した新開発のM専用インテグレーテッド ブレーキシステムを搭載している。
運転支援システムとしては、BMWが国内認可取得モデルとして初導入した「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。この機能は、ドライバーが絶えず前方を注意して、周囲や車両の状況に応じて直ちにハンドル操作ができる状態にある限りは、ステアリングから手を離して走行ができるというものだ。
また、高性能3眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムも標準装備している。さらに、リバースアシスト機能付きのパーキングアシスタントも標準装備。これにより、車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、同じルートをバックで正確に戻ることが可能になるので、都会の狭い道では重宝しそうだ。
なお、M8グランクーペには、よりアグレッシブなスポーツ走行に対応するM8グランクーペ コンペティションも設定。エンジンの最高出力は625psにアップされ、エクステリアではハイグロスブラックのキドニーグリルやミラーなど、インテリアではアルカンタラを多用して差別化が図られている。
車両価格(税込)は、M8グランクーペが2194万円、M8グランクーペ コンペティションが2397万円。ハンドル位置は、左右とも選べる。デリバリーは2020年2月上旬より順次開始される予定だ。
BMW M8 グランクーペ 主要諸元
●全長×全幅×全高:5105×1945×1420mm
●ホイールベース:3025mm
●重量:2000kg
●エンジン種類:V8 DOHCツインターボ
●排気量:4394cc
●最高出力:441kW<600ps>/6000rpm
●最大トルク:750Nm<76.5kgm>/1800-5600rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●タイヤサイズ:前275/35ZR20、後285/35ZR20
●税込価格:2194万円
BMWジャパン、旗艦車種M8グランクーペ発売 来月上旬から納車
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、クリスチャン・ヴィードマン社長、東京都千代田区)は28日、高性能モデル「M」シリーズのフラッグシップ車「BMW M8グランクーペ」=写真=を発売したと発表した。モータースポーツ活動で培ったノウハウの活用と同時に、高性能四輪駆動システム「M xDrive」や電動アクチュエータで圧力を発生させる「インテグレーテッド・ブレーキ・システム」を標準搭載して走行性能に磨きをかけた。
「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」やハンドル操作を記憶して自動で後退するリバースアシスト機能付きの「パーキング・アシスタント」をはじめとした運転支援システムを採用して安全、利便性を高めた。3年間無償でメンテナンスが受けられる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」を標準付帯した。
上級バージョン「コンペティション」が搭載する「V型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジン」は最高出力が460キロワット、最大トルクが750ニュートンメートル。価格は2194万円(消費税込み)から。2月上旬から納車開始を予定。
BMW M8 グラン クーペ 日本上陸! 0-100km/h加速3.3秒を誇る高性能4ドア クーペ
BMW M8 Gran Coupe/Gran Coupe Competition
BMW M8 グラン クーペ/グラン クーペ コンペティション
リヤドアと後席を得た5人乗りハイスペック クーペ
ビー・エム・ダブリューは2020年1月28日、M8 グラン クーペ(エム エイト グラン クペ)を日本発売した。車両価格はM8 グラン クーペが2194万円、高性能仕様のM8 グラン クーペ コンペティションが2397万円で、デリバリー開始は2月上旬を予定している。
実用的なリヤシートとリヤドアを備えた5人乗りのM8 グラン クーペは実質BMW Mの旗艦車として君臨するモデル。伸びやかなクーペフォルムに当代随一のダイナミクス性能を備えた8シリーズのハイパフォーマンス仕様としては、すでに2ドアのM8 クーペ/M8 コンバーチブルが2019年夏に先んじて登場している。
実戦で鍛え上げたテクノロジーをフィードバック
全長5105mm、全幅1945mm、ホイールベース3025mmという堂々たるディメンションに、ノッチバックスタイルを組み合わせる。3m超のロングホイールベースながら独立したトランクルームを設けることで剛性をしっかり確保するとともに居住性を向上。同時に流麗なスタイリングも両立した。
量産仕様の発表よりも早く、2018年にはモータースポーツのフィールドへと送り込み実地で磨き上げてきた技術をフィードバックしたのも特徴。M8 GTEとしてル・マンやIMSAなどの過酷な耐久レースシーンに参戦して体幹を鍛え上げた。そのフィードバックが量産モデルに生かされているという。もちろんニュルブルクリンク 北コースをはじめとするレーストラックでも重点的なテストを敢行している。
全長5.1m超の4ドアが0-100km/h加速3.3秒
BMW M GmbHが開発を手がけた4.4リッターV型8気筒Mツインパワーターボを搭載し、最高出力441kW(600ps)、最大トルク750Nmを発揮。上級モデルのコンペティションは、最高出力460kW(625ps)にまでパワーアップされる。
このパワフルなV8ユニットに組み合わせるのが、BMW M GmbH製スポーツエキゾーストシステムとマニュアル操作を可能とするシフトパドル付き8速Mステップトロニック。この結果、0-100km/h加速はM8 グラン クーペが3.3秒、M8 グラン クーペ コンペティションが3.2秒という加速性能を実現した。
「FR寄り」の先進アクティブ4WDを搭載
シャシーはサーキット走行を想定し、サスペンションの取り付け剛性をはじめ、前後足まわりの剛性レベルを中心に大幅に強化している。M8 クーペと同様、M専用インテグレーテッド・ブレーキシステムも採用。ブレーキシステムをモジュール化したことで、システム総重量は2kgも軽量化。さらにコンフォートとスポーツという、ペダルフィールの異なるブレーキモードも用意した。
駆動方式は、M5で初採用されたリヤ駆動寄りの全輪駆動システム“M xDrive”を採用。アクティブMディファレンシャルにより、路面状況に合わせて駆動配分をアクティブに変更する。また、セットアップメニューではデフォルトのAWD設定から、よりリヤ駆動を重視したAWDスポーツモードまで選択可能。また、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)を無効にすることでリヤ駆動のみで走行することもできる。
最新のBMWモデルとして高性能3眼カメラや高性能プロセッサー、レーダーなどを搭載し、「ハンズ オフ機能付き渋滞運転支援機能」や再発進機能付きACC、レーン チェンジ アシストといった先進運転支援機能を標準装備する。また、直近に前進したルートを最大50mまで記憶し、その軌道どおりに後退することができるリバース アシスト機能つきパーキング支援システムも搭載。
オーダーメイド プログラム専用のコンフィギュレーターも
報道関係者向けに行われた発表会に登場したM8 グラン クーペはBMWのオーダーメイド プログラム「INDIVIDUAL」による特別な内外装の仕立てで、「アメトリン」と呼ぶこっくりとした色合いの艶やかなボディカラーをまとう。内装もミルクのように滑らかな肌合いのレザー仕様だった。BMWはINDIVIDUALのレザーのために南ドイツに専用の牧場を所有する。標高の高い場所で育つため、蚊などの虫が少なく革表面に傷がつきづらいという。
BMWはINDIVIDUAL専用のコンフィギュレーター「BMW INDIVIDUAL MANUFAKTUR VISUALIZER(ビー・エム・ダブリュー インディビジュアル マヌファクトゥア ビジュアライザー)を2020年2月上旬に公式サイト上で開設予定。130色の外板色をはじめとした多彩な内外装の仕様を画面上で組み立てることができる。対象モデルはM8をはじめ、3シリーズ、5シリーズ、7シリーズ、8シリーズ、M4、M5、X5 M、X6 Mとなる。
5年連続でインポーター首位の業績を記録
発表会にはビー・エム・ダブリューのクリスチャン・ヴィードマン代表取締役社長が登壇。2019年の販売実績や2020年の目標などについてプレゼンテーションを行なった。
ビー・エム・ダブリューの2019年販売実績は、BMWモデルが4万6814台、MINIモデルが2万3813台、オートバイのモトラッドが5007台。5年連続でインポーターNo.1の座を射止めた。
2020年の展望としては、より日本市場に特化したマーケティングやコミュニケーションに取り組んでいくとし、国内専用のローカルエディションなどの特別仕様車も予定していると語った。
また、カスタマーサービスを強化するべく千葉県印西市に最大の物流施設「リージョナル ディストリビューション センター」を開設する。7万平方メートルにおよぶ広大な施設で、2020年第4四半期に竣工予定。中古車拠点も拡張する方針で、顧客満足度やブランドの認知度をさらに拡げていく。
【SPECIFICATIONS】
BMW M8 グラン クーペ
ボディサイズ:全長5105 全幅1945 全高1420mm
ホイールベース:3025mm
車両重量:2000kg
エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ
総排気量:4394cc
最高出力:441kW(600ps)/6000rpm
最大トルク:750Nm/1800-5600rpm
車両本体価格(税込):2194万円
BMW M8 グラン クーペ コンペティション
ボディサイズ:全長5105 全幅1945 全高1420mm
ホイールベース:3025mm
車両重量:2000kg
エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ
総排気量:4394cc
最高出力:460kW(625ps)/6000rpm
最大トルク:750Nm/1800-5860rpm
車両本体価格(税込):2397万円
【問い合わせ】
BMWカスタマー・インタラクション・センター
TEL 0120-269-437
BMW 高出力V8ツインターボ搭載「M8 グランクーペ」発売
BMWジャパンは2020年1月28日、4ドア・クーペの最上級モデルであり、高いデザイン性、ラグジュアリーな室内空間を備えた8シリーズ・グランクーペに、BMW M社のレーシング・テクノロジーを投じた高性能スポーツモデル「M8 グランクーペ」を新たにラインアップに加えた。デリバリーは2月上旬より順次行なわれる予定だ。
モデル概要
M8グランクーペは、全長5105mm、全幅1945mmの伸びやかなボディ・サイズに、こだわりのボディ・プレス技術と、軽量・高剛性を追求したカーボンコア技術により実現したノッチバック・クーペ・スタイルとし、後席の頭上空間も十分に確保している。
室内には、新型BMW8クーペから導入された、MのロゴやMモデル・カラーのステッチが刻まれた新デザインのセレクターレバーや、立体的なデザインでアグレッシブな走行でもドライバーの姿勢を支えるスポーツ・シート、カーボンファイバー製のインテリア・トリムを採用。
後席は、3m超のロング・ホイールベースが実現する余裕ある室内空間を活かし、長距離走行でも大人が快適に過ごすことのできるスペースを確保している。
リヤシートは、前席同様にホールド感のあるデザインのシングル・シート・フォルムを採用し、スポーツ・モデルらしい統一感のある空間を演出している。
クロスバンク式ツインスクロール・ツインターボ
BMW M8グラン クーペに搭載されるV型8気筒エンジンは、BMW M社が培ってきた最先端の技術を投入した高出力、ハイレスポンス・エンジンだ。アクセル・ペダルの微細な操作にも鋭く反応し、ドライバーの意思に敏感に呼応するVバンクのバンク間に配置された2基のツインスクロール・ターボチャージャーへ排気ガスを供給するエグゾースト・マニホールドは、気筒の排気干渉を防ぐためにクロスバンク型を採用。最大限に排気エネルギーを活用しながら素早いレスポンスを生み出している。
また燃焼室に燃料を供給する直噴システムの最高噴射圧力を350barまで高めることで、極めて微細な霧状の燃料噴射を実現し、より高効率な燃焼を可能としている。最高出力は、標準モデルが600ps/750Nm、コンペティション・グレードは625ps/750Nm。
オイル供給は、高い横Gのかかるサーキット走行を考慮して、オイパンのフロント側に小型のオイル・チャンバーを搭載し、横方向、前後方向の負荷がかかる状況下でも、小型チャンバーからオイル供給が行なわれるサクション・システムを採用している。
Mモード・ボタン
ハイパフォーマンス・モデルのM8グランクーペは、エンジン・レスポンス、ステアリング設定、サスペンション特性をドライバーが任意に設定変更できる機能が搭載されている。さらに、新型M8から新たにブレーキ・システム設定の項目が追加され、センターコンソールに「Mモード」ボタンが追加された。
これにより、メーターパネル、ヘッドアップ・ディスプレイの表示方法や、運転支援システムの介入レベルを「ロード」「スポーツ」いずれかのモードに変更することが可能となった。
「ロード」は基本設定として全ての運転支援システムが有効になり、「スポーツ」はドライバーの任意の設定、前車接近警告および衝突回避・被害軽減ブレーキを除く全てのブレーキやステアリング・システムへの介入を無効にすることが可能だ。
M社が開発した4輪駆動システム「M xDrive」
インテリジェント4輪駆動システム「M xDrive」は、エンジンから発生したトルクをフロントとリヤに無段階かつ可変的に振り分け、さらに、アクティブMデファレンシャルの搭載により、2つのリヤホイール間のトルクを最適化し振り分けるシステムとなっている。
これによりドライ路面でのスポーツ走行から、路面状況が変化する環境下での走行まで、必要に応じてトラクションを最適化し、俊敏性、走行安定性を大幅に向上させると同時に、エンジンから発生するエネルギーを加速力として無駄なく利用可能だ。
「M xDrive」は、後輪駆動のように正確かつ俊敏な操作特性を重視しており、車両が安定性を保つために必要なタイミングを見極めて、フロントホイールに駆動力を供給するのが基本ロジックだ。
ドライバーは必要に応じてフロント・アクスルとリヤ・アクスルの間の駆動力配分を設定することも可能で、初期設定の「4WD」モードや、ほぼ後輪駆動に近い「4WD スポーツ」モード、DSCをオフにし完全な後輪駆動走行となる「2WD」モードを選択することができる。
またブレーキは、M8から採用された「M専用インテグレーテッド・ブレーキシステム」を装備。ブレーキ圧は電動アクチュエーターによって生成され、より素早く正確な制御が可能とる非バキューム式で、約2kgの軽量化も実現している。
このブレーキ・システムは、ドライバーが任意に車両の減速度を調整することができ、あらゆる状況でドライバーが思い描くペダル・フィーリングを実現することができる。そして、より快適性を重視した「コンフォート」モードと、素早い反応を重視した「スポーツ」モードの2種類のペダル・モードの設定があり、車両を減速させるのに必要なブレーキ・ペダルの踏み込み量を変更することが可能だ。そのため、濡れている路面や、横方向の加速度が大きいといった状況下でも、ブレーキ・ペダルの感覚を一定に保ち、常に正確な制動力の制御が可能となっている。
装備
高性能3眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによって、精度と正確性が向上した最先端の運転支援システムを全モデルに標準装備。
「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」、クティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・チェンジ・アシストおよびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングが装備されている。さらにリバース・アシスト機能付きのパーキング・アシスタントも装備している。
M8グランクーペ コンペティション
M8グランクーペ コンペティションは、よりアグレッシブなサーキット走行を想定したモデルで、エンジンからエクステリア・デザインまで、特別な設定となっている。
デザインでは、ハイグロス・ブラックのキドニーグリルとモデル・バッチ、ドアミラーが装備され、より繊細な造形を採用したバイ・カラーの20インチMホイールを装着。内装には、MシートベルトやBMWインディビジュアル・アルカンターラ・ヘッドライナーや、フルレザー・メリノ/アルカンターラ・コンビネーション・シートを標準装備している。
【主要諸元】
BMW M8グランクーペ
ボディサイズ:全長5105mm、全幅1945 mm、全高1420mm、ホイールベース3025mm
車両重量:2000kg、車両総重量2275kg
排気量:4394cc
エンジン:V型8気筒ガソリン
最高出力:600ps/6000 rpm
最大トルク:750Nm/1800-5600rpm
BMW M8グランクーペ コンペティション
ボディサイズ:全長5105mm、全幅1945 mm、全高1420mm、ホイールベース3025mm
車両重量:2000kg、車両総重量2275kg
排気量:4394cc
エンジン:V型8気筒ガソリン
最高出力:625ps/6000 rpm
最大トルク:750Nm/1800-5860rpm
【価格】
BMW M8グランクーペ:2194万円(税込み)
BMW M8グランクーペ コンペティション:2397万円(税込み)
【BMW M8グランクーペ】最高出力600psの高性能モデル…価格は2194万円より
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、BMWクーペの最上級モデル『8シリーズ グランクーペ』に、高性能モデル『M8グランクーペ』を追加し、1月28日より販売を開始した。
新型M8グランクーペには、BMW M社が開発した直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する。標準モデルは最高出力600ps/最大トルク750Nmを発生。よりアグレッシブなスポーツ走行を想定した『M8 グランクーペ コンペティション』は最高出力を25ps高めた625psを発揮。ドライブロジック付き8速Mステップトロニックトランスミッションおよび、四輪駆動システムM xDriveを組合せることで、高性能エンジンのパワーを引き出し圧倒的な走行性能を実現する。
エクステリアは、全長5105mm×全幅1945mmの伸びやかなボディに、独自のボディ造形技術とカーボンコア技術によって実現した美しいノッチバックスタイルを組み合わせ、後席の頭上空間を確保しながら、美しく洗練されたスタイルと艶やかなデザインを実現させている。
室内には、MのロゴやMモデルカラーのステッチが刻まれた新デザインのセレクターレバーや、アグレッシブな走行でもドライバーをしっかり支えるスポーツシートのほか、カーボンファイバー製のインテリアトリムを採用することで、サーキットモデルらしい機能性とデザインを備えている。3m超のホイールベースが実現する余裕ある室内空間を活かし、長距離走行でも大人が快適にくつろげるリアシートを装備。前席同様にホールド感のあるデザインのシングルシートフォルムを採用することでスポーツモデルらしい統一感のある空間を演出する。
安全面では高性能3眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによって、精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを全モデルに標準装備。さらにハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載する。
価格はM8グランクーペが2194万円、同コンペティションが2397万円。納車は2月上旬より順次開始する予定だ。
【BMW M8グランクーペ】「レーシングテクノロジー直結の究極のスポーツカー」
ビー・エム・ダブリューは1月28日、最上級クーペに高性能モデル『BMW M8グランクーペ』を新たに設定し、発売した。BMW M社のレーシング技術を駆使する一方で、ハンズオフなど最新の運転支援システムを搭載しているのが特徴。価格は2194万~2397万円。
ビー・エム・ダブリューの御舘康成プラダクトマネージャーは同日、都内で開いた発表会で「我々はこのクルマをレーシングテクノロジー直結の究極のスポーツカーと呼んでいる」と述べた。
というのも「BMWのモータースポーツチームは2018年よりM8をベースとした『M8 GTE』を開発し、ルマン24時間レースを始めとする世界の伝統と格式のあるレースに参戦して数々の好成績をおさめてきた。これは極めて異例なことで、新型車の導入の2年前から実際のモータースポーツフィールドによって技術を磨き、そしてそれをお客様にフィードバックすべくクルマに込めた」からだ。
そのレーシングテクノロジーについて御舘氏は「V型8気筒4.4リットルターボは最高出力460KW(625馬力)を発生する。実はターボの馬力は大きなインタークーラーで空気を冷やして大量に空気を送り込めばカタログ上はパワーを出すことができる。しかし、このM8のターボはあえて気筒をまたぐ形で複雑なエグゾーストマニホールドを造って独自のクロスバンク・ツインターボを実現。このクロスバンク・ツインターボは8気筒の点火順に従ってそれぞれの排気が全く干渉することなく正確にターボを等間隔に回す。その間隔は6000回転時で約0.00125秒、まさに1000分の1秒のテクノロジー」と紹介。
さらに「M8にはオプションのカーボンブレーキのほか、カーボンルーフを標準化をしている。ルーフはクルマの最上部にある。これを軽量化することは車体全体を軽くするだけではなく、クルマそのものの重心を大きく下げることに貢献する。それによってコーナーをより速く抜けることができる」とも。
その上で「M8は、カーボンブレーキを頼みにライバルよりも深くコーナーに侵入し、そのきついコーナーを重心の低い理想的なレイアウトのクルマで回り、最後にツインターボエンジンでライバルを抜き去る、そういうクルマ」と強調した。
その一方で御舘氏は、M8に注ぎこまれたレーシングテクノロジーは「サーキットフィールドだけのものではない」とも言い切る。「例えば日常の交差点を曲がる時でも、首都高のインターセクションを回る時でも、必ずお客様がよりスポーティで、自分のまるで体の延長線上のようにクルマを走らせることができる。そしてその時にドライバーは、このクルマは非常に運転しやすいと気づく。なぜならこのクルマはもともとサーキットという100分の1秒を争う世界でクルマを自在にコントロールすためのクルマだから」と御舘氏は話していた。
M8グランクーペにはレーシングテクノロジーだけではなく、最新の運転支援システムも搭載されている。ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能のほか、高性能3眼カメラ、プロセッサー、レーダーにより精度を増した運転支援システムも装備している。
BMWスポーツの頂点を極めるMモデル BMW「M8グランクーペ」発売
■「サーキット直結のテクノロジーを日常に駆る歓び」
ビー・エム・ダブリューは、BMWクーペの最上級モデル「8シリーズグランクーペ」に、Mモデル「M8グランクーペ」を追加。2020年1月28日に発表、発売を開始しました。
M8グランクーペは、全長5105mm×全幅1945mm×全高1420mmと低く、伸びやかなボディに、独自のボディ造形技術とカーボンコア技術によって実現した美しいノッチバックスタイルを組み合わせることで、室内空間を確保しながら美しく洗練されたスタイルとデザインを実現した4ドアクーペです。ホイールベースは3025mmです。
搭載される4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、BMW M社が培ってきた最先端の技術を採用し、アクセルペダルの微細な操作にも鋭く反応します。2基のターボチャージャーへ排気ガスを供給するエグゾーストマニフォールドは、クロスバンク型を採用することで、最大限に排気エネルギーを活用しながら素早いレスポンスを可能としています。
また直噴システムの最高噴射圧力を350barまで高めることで、極めて微細な霧状の燃料噴射を実現、高効率な燃焼を可能にしています。
M8グランクーペのエンジンは、最高出力600馬力/最大トルク750Nmを発生。よりアグレッシブなスポーツ走行を想定したモデル「M8グランクーペCompetition」は、最高出力がプラス25馬力の625馬力まで引き上げられます。
最高速度は250km/h(リミッター作動)、0-100km/h加速は3.2秒を誇ります。
車両価格は、M8グランクーペが2194万円(消費税込、以下同様)、M8グランクーペCompetitionが2397万円です。右ハンドル/左ハンドルともに選ぶことができます。
※ ※ ※
BMW Mハイパフォーマンスモデルは、エンジンレスポンス/ステアリング/サスペンション特性を任意に設定が可能ですが、さらに新たにブレーキシステム設定の項目が追加されています。
またセンターコンソールに「Mモード」ボタンが追加されたことにより、メーターパネルやヘッドアップディスプレイの表示方法や、運転支援システムの介入レベルを「ロード」「スポーツ」どちらかのモードに変更することが可能になりました。
ロードモードでは、基本設定としてすべての運転支援システムが有効になり、スポーツモードでは、ドライバーが任意に設定した情報に基づき、前車接近警告、衝突回避/被害軽減ブレーキを除くすべてのブレーキやステアリングシステムへの介入を無効にすることが可能となっています。
M専用インテグレーテッドブレーキシステムは、高負荷条件下でも優れた安定性を実現するように開発されたもの。各機能をコンパクトに統合し、さらに非バキューム式のブレーキブースターを採用することで、約2kgの重量削減を実現しています。
ドライバーは、任意に車両の減速度を調整することが可能で、思い描くペダルフィールを実現することができます。また「コンフォート」モードと「スポーツ」モードの2種類のペダルモード設定があり、車両を減速させるのに必要なブレーキペダルの踏み込み量を変更することが可能です。
4輪駆動システム「M xDrive」は、トルクをフロントとリアに無段階かつ可変的に振り分け、さらにアクティブMディファレンシャルの搭載により、ふたつのリアホイール間のトルクを最適化して振り分けます。これにより、必要に応じてトラクションを最適化し、俊敏性や走行安定性を大幅に向上させると同時に、エンジンから発生するエネルギーを、推進力としてほぼ無駄なく利用可能です。
M8グランクーペには、BMWが国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズオフ機能を搭載。「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転不可を低減し安全に寄与する運転支援システムで、直ちにハンドルを確実に操作することができる限りにおいて、ハンドルから手を離して走行が可能となっています。
BMW日本法人社長「2020年も新型車攻勢をかける」…第1弾に M8グランクーペ
ビー・エム・ダブリューのクリスチャン・ヴィードマン社長は1月28日に都内で会見し、2019年に引き続いて2020年も新型車攻勢をかける方針を明らかにした。
ヴィードマン社長はまず「2019年は4万6814台のBMW車、2万3813台のMINIを登録した。総計で7万0627台の新車をお届けし、それによって5年連続、日本市場においてナンバーワンのインポーターとなった。2019年は未だかつてなかったほどBMWグループジャパンが多くの新型モデルを日本市場に発表した年だった。BMWで21車種、MINIで7車種の新型をローンチした」と、2019年を振り返った。
その上で「2019年にBMWがとくにそのプレゼンスを発揮したのはラグジュアリーのセグメント。6つのモデルが上市され、今年も引き続きこのセグメントの取り組みを強化していく。(高性能モデルの)Mシリーズにおいては2019年は前年比47%増という、すばらしい結果を残した。そして今年もこの勢いをさらに強化していく。その第一弾が『M8グランクーペ』になる」と述べた。
そのM8グランクーペについてヴィードマン社長は「昨年に続き2020年もラグジュアリーセグメントをさらに攻め続けるうえで、Mシリーズに新モデルを投入する。驚異的なパワーと優れた制御性能に、大胆なライン、そして斬新な高級感が融合されている。その印象深い外観を決定付けるのはダイナミックに伸びるシルエット、力強いショルダー、そして個性的に形づけられたリアエンドと、M独特のいくつかの特徴、それにより勇壮感が強調されている」と紹介した。
さらに「EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド)モデルでも攻勢を強めていく。日本の市場では現在、EVとPHEVモデル11種類が導入されている。これは輸入車としては最も多彩なラインアップとなっている」とも付け加えた。
一方、MINIブランドに関しては「2020年、ミニは多くの驚きを準備している。2月に開催する記者発表では非常に特別なジョンクーパーワークスモデルのお披露目をする予定」と明かした。
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BMW | 日記
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2020/01/29 21:51:02
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