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2020年03月04日

初4シーターで3気筒3モーターって凄い組み合わせ

初4シーターで3気筒3モーターって凄い組み合わせ ケーニグセグ初の4シーターモデル「ジェメーラ」誕生! 3気筒+3モーターにより1700psを実現

Koenigsegg Gemera

ケーニグセグ ジェメーラ

究極のパフォーマンスとラグジュアリーの融合

今年のジュネーブ・ショーが予定どおりに開催されていれば、このケーニグゼグのニューモデルは、どれだけ大きなトピックスとなっていただろうか。「ジェメーラ」とネーミングされたそれは、ケーニグゼグが掲げた、mW(メガワットカー)の新作。最高出力で1mW、すなわち約1360psを超えるパワーを誇るモデルを彼らはそう表現するが、このジェメーラもまたそのスペックだけでも大きな話題を呼んだに違いない。

だが長くケーニグゼグのモデルを見続けてきたファン、そしてカスタマーにはそのボディデザインが、これまでとはやや異なるコンセプトであることに気づくだろう。ケーニグゼグは、実質的なファーストモデルとなったCC8Sからイルカのような水中生物をモチーフとしたデザインを採用してきたが、今回はその特徴がやや薄まってしまったようにも見える。

その理由はケーニグゼグのCEOであるクリスチャン・フォン・ケーニグゼグが、実に2003年から描いていたひとつの夢に理由があった。それは究極のパフォーマンスとラグジュアリーを同時に提供することができる、コクーニング(マイホーム主義)者のためのモデルを生み出すこと。2003年当時のケーニグゼグは、まだ創業から間もない頃であり、複数のモデルを製作することはもちろん不可能だったが、それから17年間という時間で彼らはハイパーカーの市場をリードするブランドとして確実に認知されるようになった。クリスチャンの夢を実現するチャンス、それがまさにここに訪れたのだ。

初の4シーターモデル

ジェメーラのデザインを担当したサーシャ・セリファノフは、これまでのラップラウンドウインドウシールドを持っていたケーニグゼグ車のイメージを損なわずに、4シーターのキャビンを生み出すことの難しさを、あたかも卵を作るかのように繊細な作業だったと語る。左右のドアはさらに大型化され、Bピラーが存在しないため後席へのアクセスも容易に行えるようにデザインされた。

前後のシートは、ライトウエイト(軽量)、イノベーティブ(革新)、コンフォータブル(快適)が開発のテーマだ。製作のための時間も費用も大きくなるプリプレグ製法によるシートは、通常の同サイズのものと比較して25kgも軽量。前後のシートのみで約100kgの軽量化が可能になったとケーニグゼグは胸を張る。キャビンに11スピーカーとサブウーファーによる最高級オーディオが装備されるほか、フロントとリヤの両方に13インチのセンタースクリーンを装備。オプションではWi-Fiシステムの搭載も可能だ。バックとサイドのミラーはデジタル化され、ドライバーはダッシュボード左右のモニターとセンターミラーに代わるリヤビューカメラで前後左右、そして上方からの360度の画像を見ることができる。

3気筒ツインターボ+3モーター=1700ps!

ジェメーラのパワーユニットは「ケーニグゼグ・タイニー・フレンドリー・ジャイアント(ケーニグゼグの小さく、そして優しい巨人)とネーミングされたドライサンプ方式の1987cc直列3気筒ガソリンエンジンを核とするもの。これにツインターボを組み合わせることで、まず600psの最高出力と600Nmの最大トルクを得ている。エンジンは70kgと軽量で、スロベニアのアクラポビッチと共同開発した上方排気のエグゾーストシステムは、後方からもその存在が確認できる。搭載位置はもちろんミッドシップ。軽量なだけではなくコンパクトなその設計が、一見フロントエンジンかとも思わせる美しいボディラインを生み出している。

さらにケーニグゼグは、3基のエレクトリックモーターをこのジェメーラに搭載している。最高出力で500psのモーターを左右各々の後輪に、そしてクランクシャフトに直結された400psのモーターは、エンジンからのパワーとともに、前輪を駆動するために用いられる。ただしトータルの最高出力は1700psに抑えられるという。

300台の限定生産

カーボンファイバーをセンターモノコックに採用し、その前後にアルミニウム製のサブフレームを接続。サスペンションは前後ともダブルウイッシュボーンで、タイヤはフロントに21インチ、リヤに22インチを選択。4輪操舵やトルクベクタリング機構の採用も大きな話題といえる。ボディはそのほとんどのパートをやはりカーボンで成型する。全長×全幅×全高で4975×1988×1295mmというボディサイズでありながら、1715kgの乾燥重量を達成。残念ながら今回はそのテストデータは公開されなかったが、ケーニグゼグの新作だけに世界を驚かせる数字が並ぶことだろう。ちなみにバッテリーは16.6kWhを搭載。エレクトリックモーターのみでも50kmの走行が可能であるほか、直列3気筒エンジンでは950kmの走行ができる。トータルのレンジは実に1000kmを超えるというから、ケーニグゼグのメガワットカーに対する印象は、この4シーターモデルで大きく変わるのは間違いないだろう。参考までにジェメーラの生産は300台の限定で行われる予定だ。



この馬力でエンジンパワーはオマケって1/3ってんだから凄いよな~


【4人乗りスーパーカー】ケーニグセグ・ジェメーラ 3気筒で600ps、システム出力1700ps

「メガGT」登場

スウェーデンのスーパーカー・メーカー「ケーニグセグ」が、4人乗りの新型モデル「ジェメーラ」を発表した。

公開イベントでは、従来のケーニグセグのどんなモデルとも異なる新型を、“メガGT”として紹介。大人4人が快適に過ごせるインテリア空間を用意し、車体の前後には荷室を確保している。

またジェメーラは、強烈な加速性能と目標最高速度400km/hを目指す電動化パワートレインを採用する。

3気筒+3モーター

ドライブトレインのなかで内燃機関を構成するのは、2.0L 3気筒ガソリン・エンジンという比較的小さなユニット。後席の後ろに搭載される。

フリーバルブという技術を採用したツインターボエンジンで、暫定スペックながら最高出力は600psを発揮。このユニットの愛称は「タイニー・フレンドリー・ジャイアント(TFG)」と名付けられている。

それに加えて、モーターが左右の後輪に1基ずつ、エンジンのクランクシャフトに1基を搭載し、3基合計で1100psを発揮。

システム最高出力は1700psに達する。なお、3気筒エンジンとクランクシャフトのモーターで前輪を駆動。リア・モーター2基で後輪を駆動する。

合計1000km走破

EVモードの最高速度は340km/h、EV航続可能距離は50kmを確保した。

同社によれば、ジェメーラはガソリンでも走行できるものの、エタノール燃料や、CO2ニュートラルなメタノールを使って走ることができるという。内燃機関のみでも950kmを走行でき、バッテリー走行と合わせれば、合計で1000kmを走破するという。

また、3000mmという長いホイールベースに、四輪操舵とトルクベクタリング機能を搭載したことで直進加速の安定性と快適性能は十分。コーナリングを得意としながらも、高速走行時のハンドリング・直進性にも優れているという。

ジェメーラの生産台数は限定300台の予定。価格は発表されていないが、100万ポンド(1億3773万円)は超えることになるだろう。

ジェメーラ 暫定スペック

最高出力(エンジン):600ps/7500rpm
最大トルク(エンジン):61.2kg-m/2000-7000rpm
システム最高出力:1700ps
0-100km/h加速:1.9秒
0-400km/h加速:20秒未満

全長×全幅×全高:4975×1988(ミラーを含まず)×1295mm
ホイールベース:3000mm
HVバッテリー:800V/16.6kWh
乾燥重量:1715kg
荷室容量(前後合計):200L


最高速度400km/hの100万ドル・ファミリーカー! ケーニグセグ ジェメラとは?

ケーニグセグが3月3日に発表した「ジェメラ」は、同社が「ツイスト シンクロ ヘリックス アクチュエート ドア」と呼ぶ、垂直方向に開くドアを持つ4人乗りPHV(プラグ・イン・ハイブリッド)モデル。

ギャラリー:最高速度400km/hの100万ドル・ファミリーカー! ケーニグセグ ジェメラとは?ケーニグセグ ジェメラケーニグセグ ジェメラケーニグセグ ジェメラボディは、ほかのケーニグセグモデルとおなじく、カーボンファイバーとアルミニウムを組み合わせたもの。タイヤはミシュラン社製「パイロットスポーツ4S」。フロント21インチ、リア22インチの前後異径だ。

インテリアは、日常生活での使い勝手を重視。大人4人がくつろげる居住性、4人分の荷物を収めることができる積載性を有するという。さらにモバイル端末用のワイヤレス充電器やWi-Fi機能なども備える。

ギャラリー:最高速度400km/hの100万ドル・ファミリーカー! ケーニグセグ ジェメラとは?ケーニグセグ ジェメラケーニグセグ ジェメラケーニグセグ ジェメラ搭載するパワートレインは、2.0リッター直列3気筒ガソリンツインターボ エンジン+モーター3基。システム最高出力は1677psに達する。結果、静止状態から100km/hに要する時間はわずか1.9秒! 最高速度は400km/hに達するという。最大約50kmの距離をEV走行することも可能だ。排気システムはアクラポヴィッチ社製。

販売台数は300台限定。価格は未定だが、100万ドル(約1億1000万円)以上になるのでは、と噂されている。

文・今総一郎
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Posted at 2020/03/04 21:52:20

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