2020年04月05日
スバルも人工呼吸器とか製造するのかな…
スバル、米国工場に続き群馬製作所の生産停止 コロナで需要減 部品調達も影響
スバルは1日、群馬製作所の稼働を11日から5月1日まで休止すると発表した。世界的な需要減に加え、米国など海外製部品の調達が困難になった。減産台数は約3万9千台となる見込み。国内乗用車メーカー全社が新型コロナウイルスの影響で生産停止を決めたことになる。
完成車工場の本工場、矢島工場、エンジンやトランスミッションを生産する大泉工場を稼働日ベースで17日間停止する。再開は長期連休明けの11日となる。群馬製作所の正規社員は約1万400人で、非正規を含めて給料は全額支給するとともに雇用は維持する。車種にもよるものの、2月時点で平均1~2カ月程度だった納期が遅れることになりそうだ。
3月23日から稼働を停止している米国の生産拠点も再開日を4月20日に遅らせる。直近では7日に再開する予定だった。約3万2千台の減産となる見込みだ。スバルが1月に発表した2020年暦年の生産計画は群馬製作所が69万台、米国が41万台だった。
スズキとスバル、国内工場の操業を一部停止 新型コロナウイルス影響
◆スズキ、4月16日以降も国内5工場の操業を一部停止…新型コロナで海外調達部品が不足
スズキは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、4月6日以降も国内工場の操業を一部停止する。
スズキは、新型コロナウイルス感染拡大で、海外から調達している部品が不足していることから国内5工場の操業を4月1日から3日まで停止した。しかし、今後も海外調達部品の一部で納入に影響が出ることが見込まれるため、4月6日以降も操業を一部停止する。
『アルト』『スペーシア』『ワゴンR』『ハスラー』『ジムニー』などを生産する主力の湖西工場(四輪)は、4月9日、10日、17日の操業を停止。『エブリイワゴン』『エブリイ』『キャリイ』などを生産する磐田工場は4月9日、10日、17日、18日の操業を停止する。
『イグニス』『スイフト』『ソリオ』『クロスビー』の生産およびエンジン組立などを行う相良工場は、4月6日から17日まで、交代勤務から1勤へ変更する。『GSX-R1000R』『Vストローム1000XT』『SV650X』など二輪車を生産する浜松工場および湖西工場(船外機)は、4月10日の操業を停止、それ以外も交代勤務から1勤へ変更。鋳造部品の製造などを行う大須賀工場も4月10日の操業を停止、4月9日および17日は一部操業となる。
なお、4月20日以降の工場操業については、状況などを見極めた上であらためて判断するとしている。
◆スバルも新型コロナウイルス影響で国内工場の稼働を一時停止
スバルは4月1日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う部品調達の影響と世界的な需要減少に対応して生産調整するため、国内工場の生産を停止すると発表した。
スバルが新型コロナウイルスの影響で国内生産拠点を停止するのは初めて。これで国内乗用車メーカー8社すべてで国内生産が一時停止することになる。
スバルは完成車を生産している群馬製作所の本工場と矢島工場、エンジン・トランスミッションを製造している大泉工場について4月11日から5月1日まで生産を停止する。生産停止日数は稼働日ベースで17日間で、約3万9000台程度の減産となる見通し。
5月2日から10日まではゴールデンウィークで休業となるため、操業再開は5月11日で、約1カ月間、生産停止となる。
スバルでは米国工場も3月23日から4月17日まで操業停止を決めている。
景況感7年ぶりマイナス、スバルも工場休止---国内自動車全8社“緊急事態宣言”[新聞ウォッチ]
気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………
昨年10月以降の消費増税と新型コロナウイルスの感染拡大で、企業の景況感が著しく悪化しているようだ、
日銀が発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス8。7年ぶりにマイナスに転落し、悪化幅も7年3カ月ぶりの大きさになったという。非製造業や中小企業の景況感も急速に落ち込んでおり、日経などは「新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞が影を落としている」と伝えている。
きょうの読売も社説のテーマとして取り上げており、文中、自動車などの輸出企業への影響にも触れて「心配なのは、欧米経済が停滞を余儀なくされていることだ」としながら「例えば、国内の主要自動車メーカー7社の取引企業は、下請けや孫請けを含め3万社近くに上る。企業心理が一段と冷え込めば、幅広い企業の設備投資や採用の計画にマイナス」と指摘する。
その国内の自動車メーカーでは、北米市場が生命線のスバルが、国内唯一の完成車工場の群馬製作所(群馬県太田市)の生産を来週11日から5月1日まで一時停止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で海外からの部品調達が難しくなっていることや、需要が減っていることに対応するという。
すでに、トヨタ自動車や日産自動車なども生産ラインを停止しており、最後にスバルの発表で乗用車8社全社が一部の生産ラインを含め国内の稼働停止を余儀なくされることになる。全社の生産停止は2011年3月の東日本大震災以来で、日本経済全体にも急ブレーキとなりかねず、とくに業績悪化で“緊急事態宣言”の日産などは深刻だ。
2020年4月2日付
●新型コロナ、国内新たに267人感染、都内は66人(読売・1面)
●車大手8社一時生産停止、震災以来、スバル部品調達できず(読売・6面)
●景況感7年ぶりマイナス、日銀短観、宿泊・飲食・急落(朝日・1面)
●車減産派遣社員しわ寄せ(朝日・3面)
●新入社員の春異例ずくめ、1人ずつ入社式、辞令は電子ファイル(朝日・6面)
●国内新車販売3月9.3%減、6か月連続の前年割れ(朝日・6面)
●米、車燃費規制緩和、メーカーに配慮、新基準(毎日・6面)
●鮫洲免許試験場の感染職員、症状自覚後100人に講習(産経・19面)
●タクシー新料金制度、国交省、定額、相乗り、変動迎車料金(産経・22面)
●ベトナム工場、ホンダが停止、自動車と二輪、15日まで(日経・10面)
●EVサプライズ、ソニーの遊び心(日経・12面)
●ホンダ、バーチャル展示会、コロナ対応、バイクショー中止で(日経・12面)
●中古車購入ネット契約、トヨタ、全国の在庫共通化(日経・13面)
●日産、険しさ増す再建、新型コロナ国内外で生産停止、1000億円規模の減益要因(日経・17面)
●ガソリン店頭136.3円、10週連続下げ(日経・20面)
スバル 国内、アメリカ工場で生産停止【新型コロナウイルス】
スバルは、新型コロナウイルスの感染拡大で部品調達が難しいことから、工場の操業を4月11日から5月1日まで停止することを明らかにしました。この群馬県太田市にある群馬製作所は生産したクルマのおよそ8割をアメリカなどに輸出していますが、世界的にクルマの需要が落ち込んでいることもあり、一時停止を決めということです。
これによって、国内の自動車メーカー8社がすべて、国内の一部、またはすべての工場を停止することになりまり、国内外で影響が拡大しています。
また、すでに生産を止めているアメリカの工場についても停止期間を4月17日まで延長し、スバルは国内と海外のすべての生産拠点で操業を一時停止することになります。
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富士重工 | 日記
Posted at
2020/04/05 10:11:02
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