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2020年05月07日

車輌の開発とかも今後どうしていくのやら

車輌の開発とかも今後どうしていくのやら BMW、”挨拶”なしのアウディDTM撤退に憤慨「スポーツマンらしくない」

 アウディは、4月27日に2020年シーズンをもってDTM(ドイツツーリングカー選手権)からの撤退を発表した。BMWにとって、この発表は驚くべきものだったようだ。

 2012年にシリーズ3番目のメーカーとして、DTMに加わったBMWだが、今やDTMに残る唯一のメーカーになってしまった。

 BMWの研究開発部門責任者であるクラウス・フローリッヒは、アウディが公式発表まで撤退を隠していたことを非難した。

「そのニュースは私を驚かせ、がっかりさせた」と、フローリッヒはドイツのウェブサイト『Suddeutsche.de』に、アウディの撤退についてそう語った。

「驚いただけではなく、セカンドパートナーである我々に事前に話をしなかったのは、スポーツマンらしくないと感じる。私は本当に驚いたんだ」

「メルセデスが撤退した時は、オラ・ケレニウス(現ダイムラーCEO)が私に直接電話をして、経緯や理由を説明してくれた。プロフェッショナルだったし、感謝している。アウディはそのチャンスを逃した」

「公式発表の直前、ゲルハルト・ベルガー(DTMを運営するITRの会長)からアウディの撤退を知らされた。私は彼と密に連絡を取っている」

「そして彼も、アウディの理事会から実務レベルの連絡を受けたが、他のパートナー同様、非常に連絡が遅かったという」

「どんな決断だとしても、会社は好きなようにそれを実行できる。だが、公平さとスポーツマンシップという点で、アウディはDTMともっと違ったコミュニケーションができたはずだ」

 アウディはDTM撤退の理由のひとつとして、フォーミュラEへの取り組みを強化すると述べている。しかしDTMも、環境に優しいシリーズを目指す独自のロードマップを明らかにしており、フローリッヒはアウディのアプローチに疑問を呈した。

 DTMよりもフォーミュラEを優先するというアウディの決定について、「私から見れば、議論の余地はない」とフローリッヒは語った。

「我々はDTMを変えたかった。その最初の段階として、自然吸気のV8エンジンから効率的な4気筒ターボエンジンに切り替えた。そして2022年からハイブリッド、2025年から完全電動ツーリングカーとする予定だった」

「DTMは、グローバル化について考えてきた。それが、我々が推し進めてきたことだ。共に多くの作業をしてきたにもかかわらず、アウディがそれを危険に晒しているという事実に驚いている」

「DTMは2025年までに完全に電動化することを望んでいるため、DTMに留まるのではなくフォーミュラEに集中するという声明は理解できない」

「DTMの柱を断ち切ることで持続可能性が高まるのか、フォーミュラEの方が電動モビリティを伝える上で長期的に実行可能なカテゴリーなのか……私はそれに疑問を持っている」


アウディの撤退で窮地に追い込まれたDTM。生き残りへの解決策はGTEマシンの採用か?

 先日、アウディが2020年限りでDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)から撤退することを発表。これで参戦メーカーはBMWの1社のみとなり、この選手権の存続が懸念されている。

 DTMが現行のClass1規定でシリーズを存続させられると考えているのものは、ほとんどいない。そのため、来年以降は異なるレギュレーションを採用することもあるのではないかと言われている。

 関心を集めている選択肢のひとつが、世界耐久選手権(WEC)やIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(IMSA)で使用されているGTE規格に切り替えることである。これはDTMがスーパーGTとプラットフォームを共有する際に“プランB”として考えられていたものだ。

 このGTE規定のマシンを製造しているのは、フェラーリ、ポルシェ、コルベット、アストンマーチンなどだ。BMWもWECには参戦していないが、IMSAでM8 GTEを走らせている。

 1988年から1992年にかけてDTMに参戦したアルフリート・ヘーガーは、GTEマシンがクラス1マシンと混走できるようにすれば、DTMは少なくとも短期的には存続できると考えている。

「アウディの撤退はDTMの終焉ではない」とヘーガーはmotorsport.comに語った。

「新たな始まりのチャンスだ。技術規則、競技規則を前向きな形に変更することはまだ可能だ」

「ポルシェ(911)RSR、シボレー・コルベット、アストンマーチンやフェラーリのようなマシン(の導入)は、DTMにとって正しい形の移行になると思う。こういったGTカーはWECに素晴らしいものを提供している。そしてそのマシンは手に届くところにある」

「だからこそ、そういったマシンをDTMのカスタマーカーとして見ることができるだろう。おそらくClass1のマシンと混走することになるだろう。1年や2年はそうやって一緒に走ることができるのではないだろうか」

 世界的なスポーツカーのレギュレーションを、ドイツの国内選手権で採用するのは初めてのことではない。DTMの前進とも言えるドイツ・レーシングカー選手権(DRM)は1985年で終了となったが、グループ5とグループCのマシンによって争われていた。

 しかしヘーガーは、GTEを採用するのはDTM存続のための一時的な解決策であり、今後はメーカーに大きく依存しない、まったく新しい形を考案する必要があると信じている。

 ヘーガーは2020年代半ばまでに「DTMの完全に新しいコンセプトを開発する必要がある」と語ると共に、電動化へ進むのは未来に向けた正しい解決策ではないと考えていると付け加えた。

「VLN、GTマスターズ、DTMを長年みてきたモータースポーツファンは、電気自動車には興味がないと思う」

 そうヘーガーは続けた。

「私の意見では、ITRのコンセプトは、轟音を上げるエンジンを持ち、興味深いシルエットのマシンでなければならない。そして裕福なプライベートチームや、プロチームにも参加する機会を提供することになる」

「我々の問題は、政治的な状況のため、メーカーに依存するモータースポーツを追求するのは、将来的には難しいだろう。それは、メーカー側としても同様だ」

「GTマスターズがDTMよりも優れている点はここにある。同シリーズはメーカーが作ったクルマを走らせているが、シリーズ自体はメーカーに依存していない」

 ハンス-ヨアヒム・シュトゥックは、アウディがDTM撤退を発表する以前から、DTMでGT3マシンを使うことを提言しており、ITR会長のゲルハルト・ベルガーも、当初は難色を示していたものの、最近では多少は前向きな姿勢になっていることを明かしていた。

 しかしヘーガーは、DTMはGTマスターズとの差別化が必要だと主張している。

「私はそうは思わない」

 DTMでGT3マシンを採用する案について尋ねると、ヘーガーはそう語った。

「もしGTマスターズがGT3マシンを使って開催を続けるならば、DTMは本当の意味で差別化するために、別の策を講じる必要がある」
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Posted at 2020/05/07 22:43:45

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