2020年07月10日
MSアクセラの再来になるのかな〜ファミリアの頃からの立ち位置があるからこういうグレードは大事に残して欲しいけど…そもそも日本導入はあるのかね ?
マツダ3にターボモデル追加へ! スピードアクセラの復活か!?
7月3日、マツダ・メキシコが、「マツダ3」のターボモデル登場することを明らかにした。
2.5リッター・ターボを搭載!
7月8日に北米市場で発表が予定されているマツダ3のターボモデルについて、メキシコ法人がひとあし早く搭載エンジンなどを発表した。
新たに追加されるターボモデルのエンジンは、「マツダ6」や「CX-8」などに搭載されている2.5リッター直列4気筒ガソリンターボ。オクタン価93のガソリンの場合、最高出力は250ps、最大トルクは433Nmを発揮するという。
駆動方式は4WDで、トランスミッションは6AT。初代と2代目アクセラに設定された高性能版の「スピードアクセラ」と異なり、6MTは設定されないようだ。内外装の詳細は不明。
正式な価格や仕様については、7月8日以降に発表される。日本への導入は「未定です」(同社日本法人広報部)とのこと。
文・稲垣邦康(GQ)
マツダ3 に2.5ターボ、227馬力…メキシコで発表
マツダのメキシコ部門は7月4日、『マツダ3』(Mazda3)の2.5リットルターボエンジン搭載車を、「#FeelAliveAtHome」イベントでデジタル発表した。
すでに北米向けの『CX-9』、『マツダ6』、『CX-5』に搭載されている直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G2.5T」が、メキシコ向けのマツダ3にも拡大展開された。
このSKYACTIV-G2.5Tエンジンには、マツダの「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」を採用する。新設計のポートを使用してターボチャージャー内に空気を取り入れることで、ほぼ即座にブーストが得られるのが特長だ。マツダ3のメキシコ仕様の場合、最大出力227hp、最大トルク42.8kgmを発生する。
また、駆動方式はAWDで、トランスミッションは6速ATの「SKYACTIV-DRIVE」を組み合わせる。なお、この2.5ターボを搭載する「Sグランドツーリング」グレードの現地ベース価格は、48万9900ペソ(約235万円)と発表されている。
Descubre el nuevo Mazda3 Hatchback 2021 con Motor Turbo. Espera noticias muy pronto. #FeelAliveAtHome pic.twitter.com/HQYqfnOHzq— Mazda Mexico (@MazdaOficial) July 4, 2020
北米市場で発表されたマツダ3 2.5ターボは、マツダスピードアクセラの再来なのか?
2020年7月8日、北米市場でマツダ車の販売を行うマツダノースアメリカンオペレーションズは、2021年モデルのマツダ3を今秋に発売すると発表。ラインアップの中には「マツダ3 2.5ターボ(Mazda3 2.5 Turbo)」という名のモデルが含まれるという。
※タイトル画像は、北米仕様のマツダ3(2020年モデル)とマツダスピードアクセラ。
4WDと6速ATを組み合わせ、素性はジャジャ馬ではなさそうだが
優れたデザイン性を持つモデルに贈られるワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーやレッド・ドットのベスト・オブ・ザ・ベスト賞など、現在のマツダ3がデザイン賞をいくつも受賞したことはよく知られている。また、新ガソリンエンジン技術スカイアクティブXを搭載したとあって、話題の尽きないモデルである。
そして2020年7月8日、マツダの北米法人マツダノースアメリカンオペレーションズは2021年モデルのマツダ3を発表。従来2.5L直4ガソリンエンジン(約188ps/252Nm)だけだったラインアップに、ふたつのパワートレーンを追加するという。ひとつは日本にも導入されている2L直4ガソリンエンジン(約157ps/203Nm)で、もうひとつは高出力な2.5L直4ターボだという。
2.5Lターボといえば、すでにCX-8やマツダ6などに搭載されているスカイアクティブG 2.5Tを思い浮かべる。230ps/420Nm(日本・レギュラーガソリン仕様)を発生し、ディーゼルよりも高回転型でハイパワー、さらに静粛性も高いとあって一部の層から強い支持を受けているエンジンだ。
マツダ3に新たに搭載する2.5Lターボエンジンは、給油されるガソリンのオクタン価によって異なるパワーを発生し、87オクタンで約230ps/420Nm・93オクタンで約253ps/433Nmとなる。この数値を見る限りは、日本のCX-5などと同じ仕様に見える。しかし発表によるとマツダ3に合わせてリチューンされており、さらにコーナリング性能を高める4WDシステム「i-ACTIV AWD」を組み合わせることによって、高い走行性能を期待するユーザーも納得のドライビングダイナミクスを実現するという。
さてここまで読んで、過去販売されていたマツダスピードアクセラを思い浮かべた人も多いことだろう。初代は2006年6月に、2代目は2009年6月に発売されたホットハッチで、いずれも2.3L直4ターボ+6速MTを組み合わせていた。また専用にボディ剛性を強化、専用セッティングのサスペンションなどによりハンドリング性能を大きく向上させたモデルだった。
最大の特徴は264ps/380Nmというエンジンパワー(初代・2代目ともに同じ)だ。数字だけ見るとスバル インプレッサWRX STIや三菱 ランサーエボリューションなどといったハイパー4WDのライバルと思うかもしれないが、実はマツダスピードアクセラはFF。215幅(2代目は225幅)の2本のタイヤでこのパワーを受け止めるのだから、そのジャジャ馬っぷりは言わずもがな。それでもボディ剛性の高さからファンも多く、復活を望む声をよく聞く存在だった。
マツダ3 2.5ターボの存在を聞いた時、マツダスピードアクセラの再来か!?日本でも復活か!?と思ったものだが、どうも素性は違うようだ。新型が4WDである点、組み合わされるトランスミッションが6速ATのみという点、近年マツダがブランドの方向性を高級志向に舵を切っている点などを見ると、プレミアム志向の高性能ハッチバックに仕上げられているのではないかと考えられる。
いずれにしても、北米市場で発売されるのは2020年秋から。販売価格も含め、車両の詳細も今後発表されることだろうから、日本市場での導入の報も期待して待とう。
マツダ3 にターボ、250馬力の「SKYACTIV-G 2.5T」搭載…米国発表
マツダの米国部門は7月8日、『マツダ3』(Mazda3)の2021年モデルに、2.5リットルターボエンジン搭載車「2.5ターボ」を設定すると発表した。ハッチバック(日本名:「ファストバック」に相当)とセダンに用意される。
この2.5リットルターボエンジン搭載車は、より力強いパワーを求める顧客の要望に、マツダの米国部門が応える形で実現したものだ。すでに北米向けの『CX-9』、『マツダ6』、『CX-5』に搭載されている直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」が、2021年モデルのマツダ3にも拡大展開されることになった。
◆ダイナミック・プレッシャー・ターボを採用
このSKYACTIV-G 2.5Tエンジンには、マツダの「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」を採用する。新設計のポートを使用してターボチャージャー内に空気を取り入れることで、ほぼ即座にブーストが得られるのが特長だ。
排気脈動を制御して、ターボエンジンの効率を高めることを目指した。速度域に応じて排気経路を切り替える可変バルブと、ターボエンジンに最適化した4-3-1排気マニフォールドにより、低速から高速まで広い範囲で高い過給性能を実現した。マツダによると、自然吸気エンジンのような素早い応答性と力強い低速トルクを発揮するという。
マツダ3の2.5ターボの米国仕様のスペックは、オクタン価87のガソリン使用時が最大出力227hp、最大トルク42.8kgmだ。オクタン価93のプレミアムガソリン使用時には、最大出力は250hp、最大トルクは44.2kgmに向上する。このエンジンは、マツダ3に合わせて最適に調整されており、情熱的なドライバーが期待するドライビングダイナミクスを実現しているという。
◆路面状況の変化を予測する4WD「i-ACTIV AWD」
また、2.5ターボには、4WDの「i-ACTIV AWD」を組み合わせる。i-ACTIV AWDは、タイヤの動きやGセンサーなどの情報か、車両の走行状態をリアルタイムに検知し、路面状況やタイヤの荷重状態の変化を素早く予測する。これにより、状況に応じて前後輪へのトルク配分を自動的に最適化する。
雨や雪などの滑りやすい路面をはじめ、ドライ路面においても4輪のタイヤの力を効率的に引き出せるように適切にトルクを配分し、スムーズで安定した走りを追求する。また、「G-ベクタリング コントロール(GVC)」と協調制御を行い、ニュートラルなコーナリング性能を実現しているという。
◆専用仕上げのスポーティな内外装
2.5ターボには、スポーティな内外装が採用される。エクステリアは、グロスブラック仕上げのフロントグリル、フロントバンパー下部の専用装飾が特徴だ。大型テールパイプ、18インチのブラック塗装のアルミホイール、グロスブラック仕上げのヒーター付きドアミラー、リアとエンジンカバーの「TURBO」エンブレムも装備されている。
また、2.5ターボでは、「プレミアムプラスパッケージ」が選択できる。ハッチバックには、グロスブラック仕上げのルーフスポイラーとフロントエアダムが装備される。セダンには、グロスブラック仕上げのスポイラーが追加される。
インテリアには、パドルシフト付きの革巻きステアリングホイール、フレームレスの自動調光ルームミラー、クローム仕上げのプッシュボタンスタートなどが専用装備されている。
なお、マツダ3の2.5ターボは2020年内に、米国の販売店に到着する予定。
【新機種】マツダ3 2.5Lターボ車(250hp) アメリカ市場で、ハッチバック/セダンに 四輪駆動が標準
最高出力/最大トルク判明
北米マツダは、「マツダ3」の現地仕様に、2.5Lターボ仕様を追加すると発表した。
新たに加わるモデルの名前は「マツダ3 2.5ターボ」で、ハッチバック(ファストバック)とセダンの両ボディに用意される。
搭載されるのは、SKYACTIV-G 2.5Tユニット。オクタン価93の燃料では、最高出力250hp、最大トルク44.2kg-mというスペックを誇る(オクタン価87では、227hp/42.9kg-m)。
マツダ3用にキャリブレーションされたユニットで、現時点では、同社最新の四輪駆動システムである「iアクティブAWD」と組み合わせたパッケージとなる。
「TURBO」エンブレムも
装備面では、大径エグゾースト・パイプ、18インチ・ブラック・アルミニウム・アロイホイール、グロスブラック仕上げのヒーテッド・ドアミラー、リアビューカメラ、LEDデイタイム・ランニングライト、シャークフィン・アンテナなどを標準で搭載する。
また、セダン・モデルでは、フロント・グリルがグロスブラック仕上げとなるほか、フロント・バンパーに加飾が施される。
ハッチバック、セダンのどちらも、トランク、およびエンジンカバーに「TURBO」のバッチを配しているのが識別点だ。
マツダ3 2.5ターボは、本年末までに現地の販売店に並ぶ予定である。なお、北米価格は今後発表される。
【マツダスピード復活は?】マツダ3ターボ、北米先行導入 背景に2000年代マツダスピード・アクセラの存在
日本ではなく、北米市場先行で注目
text:Kenji Momota(桃田健史)
なぜ、エンジン音によるティザーなのか? なぜ、アメリカなのか?
そこには、アメリカのマツダファンにとって忘れられない「あのクルマ」の存在がある。
マツダの北米事業会社が6月末、ツイッターで公開した動画。
背景は、魂動デザインの象徴であるカラーリング、ソウルレッドをモチーフとしたイメージ。そこに、2020年7月8日という日程が浮かび上がり、背後には吹き上がるエンジン音が収録されていた。
いったい、どのモデルのティザーなのか? なぜ、エンジン音にこだわるのか?
このツイートについて、アメリカの自動車系メディアの間では「ついに帰って来るのか!?」といった論調が目立った。
予測されていたのは、マツダ3ターボのことである。
公開されたのは、「スカイアクティブG2.5T」搭載のマツダ3。同エンジンは北米「CX-5」などにも搭載されている。
そんな既存エンジンを、他の既存モデルに採用するだけなのに、アメリカではマツダ3ターボに大きな期待がかかっている。
わざわざティザーで、ターボエンジンを聞かせるといった演出までして。
さらにいえば、マツダのハイパフォーマンス系ブランドである、マツダスピードの量産ラインでの復活についても、マツダ3ターボが大きなきっかけになるかもしれない……といった期待がアメリカで高まっている。
ハイパフォーマンス系モデルへの期待
近年、アメリカ市場ではC/Dセグメントと呼ばれる中小型車市場からSUVへのシフトが加速している。
マツダとしては、SUVではCX-5を中核として、ボディサイズがさらに大きくアメリカでの需要が期待できるCX-8、そしてスタイリッシュ性と新世代プラットフォーム採用によってさらなる走りの良さを追求したCX-30という、マツダSUV群の販売を強化してきた。
一方で、C/Dセグメントでは、近年中にフルモデルチェンジするマツダ6、そして現時点ではマツダ3の販売拡大を進めている。
むろん、新型コロナウイルス感染拡大の影響は大きく、さらに全米での経済活動再開による第二波に対する不安も広がり、自動車販売の回復ペースが順調に上がっていかないのではとの懸念もある。
そうした状況での登場となった、ガソリン2.5Lターボエンジン搭載のマツダ3。
同エンジンがCX-5の米2020年モデルに搭載された際の触れ込みは「最もパワフルなCX-5」。最大出力は250psである。
CX-5より車重が軽いマツダ3ならば当然、運動性能の基準値のひとつであるパワーウエイトレシオは上がる。CX-5より重心も低く、運動特性も当然、スポーティさに直結する。
そうなってくると、アメリカのマツダファンは「あのクルマの再来か!?」と心が躍る。
マツダスピード・アクセラの再来か?
「あのクルマ」とは、マツダスピード・アクセラ(マツダスピード3)だ。
マツダ3の前身であるアクセラ。その初代モデルで2006年にハイパフォーマンスバージョンとして追加ラインアップされた。
エンジンは2.3L直噴ターボで、最大出力は264ps、最大トルクは38.7kg-m。
当時、日系Cセグメントのハイパフォーマンスモデルといえば、もちろん、スバル「WRX STI」と三菱「ランサー・エボリューション」が2巨頭として君臨していた。
それぞれWRC(世界ラリー選手権)という過酷な実戦からフィードバックされた最新の四輪駆動システムを搭載。
これら2モデルに対してマツダは、けっして真っ向勝負を挑んだのではない。
ラリーやレースといった競技車との繋がりではなく、街乗りでユーザーが「あっと驚くような」楽しい走りを提供した。
2006年発売当時、筆者(桃田健史)は、日米での公道、サーキット、自動車メーカー各社のテストコースで、マツダスピード・アクセラ(マツダスピード3)を他車モデルと比較試乗している。
その際、感じたのは「楽しさの演出」だ。
クルマとしては、かなりのジャジャ馬。アクセルオンで前輪が路面とのトラクションが時たま抜けるほどの、いわゆるトルクステアが激しい。
さらには、加速時に車体後部が沈み込む、スクワット量が多い。
新マツダ3ターボはどんな感じなのか
スクワット量が大きいことで、ドライバーとしては、なんだか凄く豪快に加速しているような感覚を持つ。
こうしたセッティングについて、他メーカーのハイパフォーマンス系開発担当者は当時、「ユーザーに楽しんでもらうという手法として、なるほど、と思えるところもありますが、弊社での採用は難しい」とコメントしていた。
結果として、マツダスピード・アクセラは、アメリカで「もの凄く速い(速いと感じる)マツダ車がある」「マツダのターボ車は凄い」とスポーツカーファンの間で大きな話題となったのだ。
こうしたマツダの歴史を覚えている、マツダユーザーやディーラーマンが大勢いる。
だが同時に、2010年代以降にマツダ第6世代、そして新型マツダ3からマツダ第7世代へと移行し、マツダはもう「マツダスピード・アクセラ時代のマツダではない」ことも、アメリカ人の多くが知っている。
今回のターボ化したマツダ3は、走りの演出ではなく、真のハイパフォーマンスを体感できるクルマの仕上がっていることは間違いない。
果たして、日本上陸はあるのか?
また、現在はディーラーオプションの一部として扱いがある、マツダスピード。
マツダ第7世代の切り札として「次世代マツダスピード」登場に、日米を筆頭に世界のマツダファンの期待が高まる。
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Posted at
2020/07/10 22:54:33
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