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2020年08月19日

古い車だからこそですよね〜

古い車だからこそですよね〜 ロータスが新たな認証プログラムをスタート、第1号車はコーリン・チャップマンの元社用車「ターボ エスプリ」に

1981 Lotus Turbo Esprit

1981 ロータス ターボ エスプリ

全世代のロータスが対象の「Certificate of Provenance」

ロータスは新たな認証プログラム「Certificate of Provenance」をスタート。同社の創業者であるコーリン・チャップマンの社用車として使われた「ロータス ターボ エスプリ」を、その第1号車として認定した。

この1981年製ターボ エスプリは、英国のマーガレット・サッチャー首相がノーフォークを訪問した際にステアリングを握った個体。最近、ロータスが買い戻し、丁寧なレストアを行った後、同社のコレクションに加わることになった。

「Certificate of Provenance」は、どの時代のロータスのオーナーも取得できるように設定。自分用に購入することも、友人や家族へのプレゼントとして利用することも可能だ。証明書はロータス独自の「For The Drivers」プレゼンテーションボックスに入れて届けられる。

高品質紙に印刷された証明書には、車体番号、ボディカラー、仕様などの詳細を記載。また、この認証書には対象となる個体がロータスのヘセル工場で生産され、販売店にデリバリーされた日付も掲載されている。

付帯する生産仕様書は、ロータスが所蔵する膨大なアーカイブ資料を使用して製作。エンジン、トランスミッション、標準装備、装着オプションなど、対象車両に関する詳細な情報が提供される。また、ロータスカーズのフィル・ポップハムCEOからの直筆サイン入りレターには、購入のお礼とロータスで現在行われている変革の状況が綴られている。

ロータスからの様々なプレゼントも用意

プレゼンテーションボックスの中には3つの書類が入った黒い封筒に加えて、オーナーの名前と車両情報が刻まれたアルミ製プレート、レザー製ロータス・キーホルダー、カーボンファイバー製ブックエンド、4個のロータス・ピンバッジが収められたブリキ製缶ケース、ロータス特製ペンなどが美しくディスプレイされている。

「Certificate of Provenance」は、ロータスの正規販売店を通じて全世界で入手可能で、英国における価格は170ポンド+送料。現時点で、日本における価格は未定となっている。

コーリン・チャップマンによる様々なモディファイ

ターボ エスプリは、英国のナンバー「UVF 464X」が与えられ、1981年8月1日にロータスで登録された。このエスプリは、創業者のコーリン・チャップマン専用の社用車として使用された。1982年12月にチャップマンが亡くなった後、1983年7月にロータスによって売却。それ以降は個人のオーナーの手に渡り、定期的なメンテナンスが行われながら1万1000マイルの走行距離を刻んでいる。

エクステリアはメタリックシルバー・ダイヤモンドのボディカラーに、大胆な“Turbo Esprit“デカールの組み合わせ。メーカーオプションとして、インテリアにはフルレッドのレザーインテリア、エアコンディショナー、パナソニック製オーディオシステムなどが組み込まれている。

さらにチャップマンによる個人的なモディファイとして、エスプリとしては初めて採用されたパワーステアリング、サスペンションの変更によるローダウン、ブレーキの変更、BBS製メッシュ・アロイホイールなどが採用されている。

サッチャー元首相自身がドライブしたターボ エスプリ

このターボ エスプリは、1981年8月5日に当時の英国首相マーガレット・サッチャーがノーフォークを視察した際、チャップマンがロータスの最新モデルを紹介するために使用された。

ノーフォークのノリッジ国際空港に降り立ったサッチャー首相は、チャップマンと話をした後にエスプリのステアリングを握り、敷地内の私道を走行。地元メディアが報じたところによると、彼女は「このまま走り去っていきたいわね」と語ったという。

ロータスのフィル・ポップハムCEOは「Certificate of Provenance」について以下のようにコメントした。

「このターボ エスプリのユニークで象徴的な歴史を証明するものとして、これ以上に良い方法はありません。ロータスが保有するアーカイブは、完全にカタログ化された情報のデータベースとなっています。あらゆる時代のロータス製車両に関する豊富なデータを提供することができます。『Certificate of Provenance』は世界中のロータスオーナーへの完璧な贈り物になるでしょう」

「このクルマは、創業者のコーリン・チャップマンがパーソナライズしたという、本当に魅力的なバックボーンを持っています。私たちのコレクションのなかでも、本当に価値の高い1台ですし、お披露目することを楽しみにしています」


ロータスが来歴証明プログラムを開始 サッチャー元首相が運転した「ターボ・エスプリ」が認証第1号車!!

■ついにロータスもクラシック事業に乗り出した!

 いまや自動車界のプレミアムブランドの多くが、本社運営のクラシック部門を設けていることは、VAGUE読者なら周知の事実であろう。

 例えば「ポルシェ・クラシック」ではパーツの供給からレストアまで引き受ける一方、「フェラーリ・クラシケ」や「FCAヘリテージ」では、クラシックモデルの正統性を認証するドキュメントの発行をおこなう。

 また「ランボルギーニ・ポロストリコ」では、自社内のレストア事業を大々的に展開。そして「ジャガー・クラシック」や「Q byアストンマーティン」では往年の名作の継続生産に着手するなど、メーカーによって方法論は様々だが、いずれも「クラシック」事業に乗り出している。

 そんな状況のもと、ライトウェイトスポーツカーの世界を長らくリードしてきたロータスも、このほど自社が生産した車両の来歴を証明するドキュメントを発行するプログラム「Certificate of Provenance」をスタート。

 その記念すべき認証車第1号として、ロータスの創設者であるコーリン・チャップマンが最後の「カンパニーカー」として愛用したヒストリーを持つ、「ターボ・エスプリ」を公開した。

●3つのドキュメントと素敵なプレゼント

「For The Drivers」と銘打たれた、素敵な「ロータス プレゼンテーションボックス」に収められた来歴証明書は、あらゆる時代のロータス車のオーナーとエンスージアストにアピールするよう作り込まれている。

 この証明を求める幸福なオーナーは、自ら申請するばかりでなく、友人や家族からのサプライズ的なプレゼントとしても受け取ることができるという。

 プレゼンテーションボックスの要であるドキュメントは、いずれもプレミアム紙に印刷された3枚のシートで構成されることになっている。

 まずひとつめは「出生証明書」。シャシナンバー(VINコード)やボディカラー、仕様など詳細のスペックが記される。この証明書には、当該車両がヘセル工場をラインオフし、ロータス社の営業チームに渡された日付も記載されているという。

 ふたつめは「生産仕様書」。ロータス・アーカイブに残されている、詳細な車両情報を参照して作成されるこのドキュメントは、エンジン、トランスミッション、スタンダード装備、オプションのエクストラ装備など、車両に関するより詳細な情報が記されている。

 そして3つめは、ロータス・カーズ社CEOであるフィル・ポップハム氏が署名した顧客への個別の「レター」。ロータスの遺産を入手・維持していることへの感謝に加えて、現在のロータス最新情報なども記されているとのことである。

 この3つのドキュメントは黒いシンプルな封筒に入れられ、プレゼンテーションボックス内の上部にセットされる。またその下には、オーナーの名前と車両の出生証明書の情報が刻印されたアルミ製のプラーク、レザーで作られたロータスのキーリング、ロータスの歴史上でもっとも重要な9つのモータースポーツの栄冠を刻んだ、カーボンファイバー製のブックマークと4つのバッジ、そしてロータス特製のインクペンなど、ロータス愛好家にはたまらないコレクターズアイテムが納められているという。

 Certificate of Provenanceは、ロータスの正規ディーラーを通じて世界中で申請できるとのこと。申請費用は、英国では170ポンド+送料とされるが、英国以外の地域では価格に変動の可能性もあるとのことだ。

■「鉄の女」サッチャー元首相が運転した「エスプリ・ターボ」とは?

 ロータス・カーズ社発行の「Certificate of Provenance」を受ける第1号車となったのは、1981年型ターボエスプリ。初登録はその年の8月1日で、英国の登録プレートは【UVF 464X】。登録名義は、ロータス社であった。

 そして、今回作成された出生証明書によると、開祖コーリン・チャップマンが当時独占的に使用していたことが明らかになっている。

●コーリン・チャップマン自身が愛用したターボ・エスプリ

 この個体は、メタリック・シルバーダイヤモンドのペイントと「ターボ・エスプリ」デカールで仕上げられている。

 メーカーオプションの追加パーツには、赤いフル本革レザーのインテリアやエアコンディショナー、ヘッドライナーに組み込まれたパナソニック社製オーディオシステムなども含まれる。

 しかも、このターボ・エスプリがユニークなのは、チャップマンが自身の快適さと運転の楽しみを向上させることを期したリクエストに応じて、いくつかの実験的な特別装備を備えていることだろう。

 この特別装備でまず挙げるべきは、パワーステアリングである。この車両はパワステを搭載した初のエスプリであった。さらに、サスペンションの仕様変更とローダウン化、ブレーキのアップデート、さらにはBBS社製鍛造アロイホイールなども特別装備されていた。

 加えてこのターボ・エスプリには、歴史的なトピックも存在する。初登録に先立つ1981年8月5日、当時英国の首相であったマーガレット・サッチャーがノーフォークを訪問した際に、チャップマンは彼女をヘセルのロータス本社に招くことに成功。最新のロータス社ラインナップをアピールするために、この個体を存分に活用したという。

 チャップマンとの会談のあと、ヘセル本社工場敷地内の有名なテストコースにて、サッチャー首相はこのクルマを自らテストドライブ。この時の様子を取材した地元メディアは、「The Iron Lady(鉄の女)」ことサッチャー首相が「このクルマに乗って、どこかに行きたくなっちゃうわね」と語ったと報道している。

 このターボ・エスプリは、コーリン・チャップマンが1982年12月に急逝したのち、1983年7月にロータスから放出・販売され、以後は個人オーナーのもとで、わずか1万1000マイルのマイレージを重ねつつ、定期的にメンテナンスが施されてきたという。

 そのモニュメント的な1台を、近年ロータス・カーズが見つけ出して入手に成功。入念なレストレーションが施されたのち、ロータス・カーズ社のコレクションとして、恒久的に保存されることになったというのだ。

「Certificate of Provenance」プロジェクトの責任者である、ロータス・カーズ社のフィル・ポップハムCEOは、今回全世界に配信されたプレスリリース内で、以下のようにコメントしている。

「ロータス・アーカイブは、完全にカタログ化された情報のデータベースであり、あらゆる時代のあらゆるロータス各モデルに関する、豊富な知見に基づく事実をご提供できます。

 これは世界中のロータス・オーナーにとって、最高の贈り物になると確信しています」

 さらに、唯一無二のターボ・エスプリについては「このターボ・エスプリは、私たちのコレクションのなかでも特筆すべき1台であり、ファンの皆さまにお見せすることを、今から楽しみにしています」と語った。

 現時点では、日本おける申請についてのアナウンスはなされていないのだが、世界でもっともロータスを愛する市場のひとつである日本のオーナー諸氏にとっても、このプロジェクトは気になるに違いない。

 興味のある方は、近くのロータス正規ディーラーに問い合わせてみることをお勧めする。


ヒストリックモデルのユーザー注目! ロータスが生産モデルの“出生証明”を発行

創業者コリン・チャップマンが社用車として愛用していた「ターボ・エスプリ」が承認車両第1号車に

ロータス・カーズはこのほど、同社が生産した車両の来歴を証明するドキュメント発行プログラム「Certificate of Provenance(サーティフィケイト・オブ・プロヴァナンス)」をスタートしたことを発表。その承認車両第1号車として、ロータスの創設者コリン・チャップマンが最後のカンパニーカーとして愛用していた「ターボ・エスプリ」を公開した。

プレゼンテーションボックスに収められて発行されるこの証明書は、オーナー自身で発行の申請ができるだけでなく、家族や友人からの申請にも対応しており、たとえばオーナーへのサプライズプレゼントとして発行することも可能だ。

「For The Drivers」を表示するプレゼンテーションボックスを開けると、中には3種類のドキュメントが入っている。ひとつ目は、その個体の「出生証明書」で、これにはシャシーナンバーやボディカラー、仕様を含む車両スペックが記載されているほか、この当該車両が英国へセルの工場をラインオフし、同社の営業スタッフに引き渡された日付も記されている。

ふたつ目は「生産仕様書」。ロータス・アーカイブに保存されている詳細な車両情報に基づいて作成されるもので、エンジンやトランスミッション、標準装備品、オプションアイテムといった情報が詳細に記載されている。

そして3つ目が、ロータス・カーズのフィル・ポップハムCEOの署名が入ったカスタマーへの「レター」。ロータスのヘリテージモデルを入手・維持していることへの感謝の意が綴られているほか、ロータスの最新情報なども添えられている。

プレゼンテーションボックスには、この3つのドキュメントの収められた黒い封筒に加えて、オーナーの氏名と車両の出生証明書の情報が刻印されたアルミ製のプレートや、レザー製キーリング、そして同社の歴史を語るうえで最も重要な9つのモーターレースの栄冠を刻んだカーボン製ブックマークと4つのバッジ、さらに特製ペンといったコレクターズアイテムが添えられている。

「Certificate of Provenance」プログラムは、世界のロータス・カーズ正規ディーラーで申請が可能。英国での申請費用は170ポンド(約2万4000円)+送料と発表されたが、他の国や地域では価格が異なる場合があるとのこと。

この証明書の発行を受けた第1号車「ターボ・エスプリ」は1981年製。初年度登録は同年8月1日で、ナンバープレートは「UVF 464X」。車両の名義はロータス社で、同社が発行した出生証明書には、創設者コリン・チャップマンが独占的に使用していたことが明記されている。

1982年12月にチャップマンが逝去した後、この個体は1983年7月にロータスから販売され、以来個人所有にて1万1000マイル(約1万7700km)走行。その間、定期的なメンテナンスを受けている。

この個体は、メタリックシルバー・ダイヤモンドにボディがペイントされており、サイドにはレッドのストライプと「turbo esprit」が表示されている。追加されたオプションアイテムのリストには、フルレッドレザーのインテリアやエアコン、ヘッドライナーに組み込まれたパナソニック製オーディオシステムが含まれている。

追加されたのはそれだけではない。チャップマンは快適さや運転の楽しみをさらに向上させるために、いくつかのカスタマイズをオーダーしている。その代表例がエスプリとしては初となるパワーステアリングだ。これに加えて、サスペンションの仕様変更とローダウン、ブレーキの変更、BBS製の鍛造アルミホイールも特別に装備していた。

ちなみに、この個体については歴史的に有名なトピックもある。車両の初登録に先立つ1981年の8月5日、当時英国の首相を務めていたマーガレット・サッチャーがノーフォーク州を訪れた際に、チャップマンは彼女をロータス・カーズのへセル本社に招くことに成功した。そこでチャップマンはサッチャーに最新のロータス・モデルラインアップをアピールすべく、この個体を活用。サッチャーは本社敷地内のテストコースでこのターボ・エスプリをテストドライブした。このときの様子を地元メディアは、「鉄の女ことサッチャー首相が『このクルマでどこかに行きたくなっちゃうわね』と語った」と報じた。

なお、このプログラムのスタートに際して、フィル・ポップハムCEOは次のように述べている。
「ロータス・アーカイブは完全にカタログ化された情報データベースであり、あらゆる時代のあらゆるロータス車に関する豊富な知見に基づく事実をご提供できます。(このプログラムは)世界中のロータス・オーナーにぴったりの贈り物となるでしょう」
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Posted at 2020/08/19 21:45:43

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