2020年08月20日
え?22年で終了予定って次期型は??
デイトナ24h制した「GT40」がモチーフ フォードGT ヘリテージ エディションが登場
米国の自動車メーカーであるフォードが、スーパーカー「フォード GT ヘリテージ エディション」を発表しました。
フォードGTは、ル・マン24時間レースで優勝するため、巨額の資金を投じて開発したGT40をインスパイアしたスーパーカー。2019年には、そのル・マンをモチーフにした映画「フォードvsフェラーリ」が公開され注目を集めました。
今回のフォードGT ヘリテージ エディションは、1966年のデイトナ24時間レースで優勝したGT40のデザインをモチーフに作られました。
ホワイトとブラック、そしてレッドで塗装しており、側面にはナンバー「98」が描かれています。
ほかには20インチの鍛造アルミニウムホイールや、赤いブレーキキャリパーといった専用パーツも採用。インテリアは、高級素材として知られるアルカンターラを使用したシートなど、見た目だけでなく内装にもこだわっています。
進化は続く! 名車「GT40」の栄光を称える「フォードGTヘリテージ・エディション」が登場
1966年にデイトナ24時間レースを制したフォードGT40 MkIIへのオマージュ
8月16日、フォードのレーシング部門であるフォード・パフォーマンスは、2021年モデルの「フォードGT」をベースとしたスペシャルモデル「フォードGTヘリテージ・エディション」を発表した。
ヘリテージ・エディションは、1966年にデイトナ24時間レースを制した「フォードGT40 MkII」へのオマージュを表現したもので、’66年の制覇から2021年で55年の節目を迎えることを記念して製作。
エクステリアでは、フローズンホワイトのボディにカーボンファイバー製フロントフードや前後ディフューザー、サイドスカートを採用して軽量ボディを強調。フロントやサイド、リヤウイングには左右非対称のレッドペイントが施され、独特のルックスを実現している。ホイールには、ヘリテージゴールドの20インチ鍛造アルミを装着。ブレンボ製のブレーキはキャリパーがレッドにペイントされ、ヘリテージゴールドのホイールとのコントラストも特徴的だ。
インテリアではインスツルメントパネルやヘッドライナー、ステアリングホイールにアルカンターラを張る。アルマイト仕上げのパドルシフターやシートはレッドとされ、コックピットもカラーコントラストを際立たせたレーシーな雰囲気とされている。
さらに大胆なルックスを求めるカスタマー向けとして、20インチホイールやドアパネルがカーボンファイバー製となるアップグレードパッケージをオプション設定する。
「フォードGTスタジオ・コレクション」
ヘリテージ・エディションの発表を機に、フォードGTに設定されているスタジオ・コレクションに限定シリーズが追加されたこともニュースだ。
この限定シリーズは、フォード・パフォーマンスとカナダのマルチマティック社とのコラボレーションによってデザインされたもので、フォードのGTプログラムに長きにわたって取り組んできたマルチマティック社のデザインディレクター、ガレン・ニコゴシアン氏のアイディアが採り入れられている。
2021年モデル、2022年モデルそれぞれで40台が製作される予定で、標準のボディカラーは7色設定され、好みのグラフィックスを組み合わせることが可能。さらに拡張パレットによってパーソナライズでき、ボディカラーとグラフィックスの組み合わせは無限となり、世界に1台のカラーリングを実現することもできるという。
2021年モデルのフォードGTは、2021年初頭よりカスタマーへの納車が始まる。なお、フォードGTは2022年に生産が終了する予定だ。
フォードGTに伝統のカラーをまとった限定車「ヘリテージエディション」
米フォード・モーターは8月16日、スーパーカー「フォードGT」の2021年モデルに限定車「ヘリテージエディション」(写真1-12)を設定するとともに、新たなカスタマイゼーションプログラム「スタジオ・コレクション」(写真13-18)を発表した。
カーボンファイバー製ボディに最高出力660hpの3.5L V6ツインターボユニットを搭載したフォードGTは、現行ラインナップの頂点に君臨するスーパースポーツ。その起源が1960年代に活躍した不世出のレーシングカー「GT40」であることはファンなら誰しもが知るところだろう。
ル・マン・ウィナーとして知られるGT40だが、来年2021年はその栄光への足掛かりとなったデイトナ24時間耐久レースにおける勝利から55年のアニバーサルイヤーにあたる。その記念に発表されたヘリテージエディションは、優勝車両の「GT40 マークIIレースカー」と同じくホワイトを基調にブラックとレッドのアクセントが入るボディカラーを採用。ボンネットやドアの一部はビジブルカーボンとされ、フォードGTの軽量ボディを際立たせるアクセントとなっている。また、20インチ鍛造アルミホイールはゴールドにペイントされ、レッドラッカー仕上げのブレンボ製モノブロックブレーキキャリパーと相まって、足回りを引き締める。さらに、ブラックとレッドのコントラストが美しいインテリアも、アルカンターラがふんだんに奢られるなど、エクスクルーシブな仕立てとなっている。このほか顧客が望めばカーボン製ホイールなど多くのオプションも装着可能とのことだ。
一方のスタジオ・コレクションは、フォードパフォーマンスとフォードGTの生産を担うマルティマティックのコラボによって生まれたプログラムで、オーナーはボディカラーや各部のグラフィックを好みによってカスタマイズできる。7つのスタンダードカラーが用意されるものの、望めばパレットから無数の色味をチョイスできるというから、事実上組み合わせは無限。設定は2021年モデルと2022年モデルの40台に限定されるが、フォードGTの生産自体が2022年で終了となるため人気沸騰は必至だろう。
アメリカンスーパーカー「フォードGT」に限定車ヘリテージエディション登場
■ゼッケン「98」 オリジナルのフォードGTが優勝して55周年
米国フォードの高性能車部門、フォード・パフォーマンスは2020年8月16日、1966年のデイトナ24時間レース優勝車にインスパイアされた40台限定車「フォードGT ヘリテージエディション」を発表した。
フォードGTのプログラムマネージャー、マイク・セバーソンは、「フォード・パフォーマンスチームは、フォードGTの歴史をより深く掘り下げ、最終的にはル・マンでの成功につながるデイトナでの勝利から55周年を記念した限定モデルを製作しました」とコメントする。
1966年、ドライバーのロイド・ルビーとコドライバーのケン・マイルズは、オリジナルの「フォードGT40 MK II」を駆りデイトナ24時間耐久レースで優勝。同時に1位、2位、3位、5位とフォードが表彰台を独占し、さらにセブリング12時間耐久レースとル・マン24時間耐久レースでも1位、2位、3位を獲得した。今回のヘリテージエディションは当時のカラーリングをベースにした初のモデルとなる。
「マイルズとルビーは24時間レースのほぼ全ラップをリードし、30マイルもの差をつけてライバルを上回りました」とセバーソンは語る。「この勝利は、スポーツカーレースにおけるフェラーリの優位性を脅かした初めての人物であり、フォードGTレースプログラムの転換点となりました」とコメントした。この時期の闘いは、2019年に「フォードvsフェラーリ」として映画化もされている。
1966年に優勝したフォードGT40 MK IIの大胆な白/黒/赤のエクステリアにインスパイアされた新しい2021年モデルのフォードGTヘリテージエディションは、フローズンホワイトのエクステリアに、露出したカーボンファイバー製のボンネットを組み合わせたコントラストが特徴。
フロントフェイスとルーフエッジ、運転席側ドア、リアウイング下の非対称なレースレッドのアクセントが個性的なビジュアルを加え、露出したカーボンファイバーがスーパーカーの軽量ボディを表現している。またリアクォーターパネルの下部には、フォード独自のグラフィックが施され、ヘリテージゴールドの20インチ鍛造アルミホイールとレッドラッカー仕上げのブレンボ製モノブロックブレーキキャリパーが組み合わされ、この新しいエクステリアを完成させている。
インテリアでは、ブラックアルカンターラをインパネやヘッドライナー、ステアリングホイールリムに採用。レッドアルカンターラのパフォーマンスシートがコントラストを与える。
さらにオプションの「ヘリテージアップグレードパッケージ」も用意される。このパッケージにはグロスレッド塗装のインナーアクセントを備えた20インチのカーボンホイールが含まれる。インテリアではカーボンファイバー製ドアパネルにゴースト加工された98ラウンドテールが刻まれる。
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フォードGTは、660psを発生する3.5リッターV型6気筒「エコブースト」ツインターボエンジンを搭載するモデルで、カーボンファイバー製ボディを持つ超軽量+ハイパワー2座スーパーカー。2021年型フォードGTは2021年初旬から2022年まで生産される。車両価格はまだ発表されていない。
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Posted at
2020/08/20 23:36:54
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