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2020年09月25日

ルノースポールじゃなくてアルピーヌを前面に押し出していくって事なんだね

ルノースポールじゃなくてアルピーヌを前面に押し出していくって事なんだね 【WEC】アルピーヌ、2021年からのLMP1挑戦を発表。F1に続き耐久界の頂点にもステップアップ

 フランスのアルピーヌは9月14日(月)、2021年のWEC(世界耐久選手権)参戦プログラムについての発表を行ない、LMP1に挑戦することを明らかにした。

 ルノー傘下のブランドであるアルピーヌは、2015年からフランスのレーシングチーム、シグナテックと組み、『シグナテック・アルピーヌ』としてWECのLMP2クラスに参戦してきた。しかし、この度ルノーグループの組織再編が行なわれたことにより、モータースポーツにおけるアルピーヌブランドのステップアップが加速している。

 先日は、ルノーF1チームが2021年から『アルピーヌF1チーム』へと名称変更することが発表されたばかりだが、この耐久レースの世界においても、アルピーヌは最高峰カテゴリーに挑むこととなった。

 チーム名称は『アルピーヌ耐久チーム(Alpine Endurance Team)』。マシンはオレカ製シャシーにギブソン製エンジンというパッケージのLMP1マシンがベースとなる模様。マシンを一から開発する必要性がないこともあり、プロジェクトは11月に本格始動し、諸々の確認作業を経た後、来年3月に予定されている開幕へ臨むことになる。

 来季の最高峰クラスには、トヨタ、グリッケンハウス、バイコレスといったマニュファクチャラーが参戦を表明しており、彼らは既に独自のハイパーカー開発に着手している。つまり同クラスはハイパーカーとプロトタイプカーが混在することとなるが、BoP(性能調整)によって戦力の均衡化が図られるという。

 なお、アルピーヌのマネージングディレクターであるパトリック・マリノフは、来季のLMP1挑戦に伴い、シグナテック・アルピーヌによるLMP2クラスのプログラムは今季限りで終了すると明らかにした。

 気になるマシンのカラーリングやドライバーラインアップは後日発表とのこと。ドライバーの選考基準について、シグナテックのフィリップ・シノー代表は次のように語った。

「ドライバー選びは成功への鍵となるため、正しい選択をするためにしっかりと時間をかけて決めたい。重視するのはふたつの点で、まずは経験を積んでいるドライバー、そしてもうひとつはレベルの高いドライバーだ」

「ただチームワークも重要なので、シグナテック・アルピーヌと円滑に仕事ができるドライバーであることも重要だ」

 LMP2クラスのシグナテック・アルピーヌは今季、トーマス・ローラン、アンドレ・ネグラオ、ピエール・ラゲという3人のドライバーを起用している。ドライバーライセンスはローラン、ネグラオがゴールド、ラゲがシルバーとなっているが、シノー代表曰く、シルバードライバーの起用義務がない最高峰クラスではゴールドドライバーまたはプラチナドライバーを中心に起用を考えているという。


「アルピーヌ」が2021年シーズンからWEC LMP1、F1グランプリに参戦、ルノーグループのスポーツイメージを牽引

2020年9月14 日、アルピーヌは2021年シーズンのWEC世界耐久選手権にLMP1マシンで参戦すると発表した。チーム名は「アルピーヌ・エンデュランス・チーム」でアルピーヌのワークスチームとなる。アルピーヌは2021年からルノーにかわってF1に参戦することを発表しており、2つの世界選手権の最高峰に挑むことになった。

世界のトップカテゴリーの表舞台へ
アルピーヌはシグナテックとのジョイントチームで2015年からWEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦し、ル・マン24時間レースに4度挑戦して3回のクラス優勝、2度のシリーズチャンピオンに輝くなど活躍しているが、いよいよトップカテゴリーのLMP1に挑戦して総合優勝を狙うことになる。

WECのレギュレーションは2021年よりLMHハイパーカークラスとLMDhプロトタイプカークラスのハイブリッドカー主導へと大きく変更されることが決まっているが、トップカテゴリーのLMHとLMDh、そして現行のLMP1は厳格な性能調整によって、どちらも同等のパフォーマンスが発揮できるようになると言われている。ライバルとなるエントラントの詳細はまだ明らかになっていないが、すでに参戦を表明しているトヨタに対抗できるということだろう。

2021年に使用するマシンは現在開発中ということだが、長年パートナーを組んでいるオレカ製のシャシとギブソンのエンジンをベースにしたものになるようだ。チーム名は『アルピーヌ・エンデュランス・チーム」となるが、シグナテックとの協力関係は継続される。この正式発表に先駆けて行われた日本人ジャーナリスト向けのオンライン記者会見では「今年11月ごろには完成し、テストを開始する予定」と答えている。まだドライバーラインアップも未定だが、スキル、経験、チームとの融合などを考えて決定するとしている。

また、ハイブリッドカーでの参戦については「現時点では、LMDhやLMHがどうなっていくかを注視している。2022年以降について語るのは時期尚早であり、現在はLMP2に、そして来年はLMP1プログラムに集中する」という。

アルピーヌのマネージング・ダイレクター、パトリック・マリノフは「1955年に誕生以来、アルピーヌはラリーやル・マン24時間とともに歩んで来ました。コンペティションへの情熱がDNAであり、2013年にWECに戻り、そして2021年にLMP1に復帰するのは自然なことです」と最高峰カテゴリー参戦の経緯を説明する。

また、これを受けて、シグナテックのディレクターであるフィリップ・シノーは「これはエキサイティングで信じられないほど刺激的な挑戦であり、アルピーヌが世界のモータースポーツの歴史でさらに大きな存在感を持つことができるように、挑戦したいと思っています」と語った。

なお、アルピーヌは2021年からルノーにかわってF1に参戦することもすでに発表。ルノーグループは今後アルピーヌをルノーのスポーツカーブランドとしてアピールしていくという戦略を持っているようだ。古くからの耐久ファンにとってアルピーヌの復活はなんともうれしいし、「アルピーヌF1チーム」がF1グランプリにどんな風を吹き込むのか楽しみだ。


アルピーヌ、2021年のWEC/ル・マンに“LMP1”での参戦を発表。BoPを用いてハイパーカーと競う

 アルピーヌは9月14日、WEC世界耐久選手権の2021シーズン、および2021年のル・マン24時間レースに、『アルピーヌ・エンデュランス・チーム」としてLMP1マシンで参戦すると発表した。

 現在参戦しているLMP2プログラムについては今季(2019/20シーズン)でいったん区切りをつけ、2021年からのLMP1プログラムにリソースを集中する。

 先日、2021年からルノーF1チームの名称を『アルピーヌF1チーム』へと変更することを発表したグループ・ルノー。来季は『アルピーヌ』の名で、もうひとつの世界選手権へと臨むことになった。

 アルピーヌと耐久レースといえば、1963年から1978年にかけて11回参戦したル・マン24時間レースでの活動が有名だ。最終的にはターボエンジンを搭載したルノー・アルピーヌA442Bで1978年のル・マン24時間レースを初制覇し、その後はF1へと活動の場を移していった。

 21世紀に入り、フィリップ・シノー率いるシグナテック(シグネチャー)チームとのジョイントで2013年からヨーロピアン・ル・マンシリーズのLMP2クラスを戦ってきたアルピーヌは、2015年にはWECへと活躍の舞台を移し、ル・マンの舞台に復帰。2016、2018、2019年にル・マン24時間レースでクラス優勝を果たし、さらには2度にわたって世界チャンピオンに輝くなど、LMP2のフィールドでその地位を確固たるものとしてきた。

「アルピーヌはコンペティションのために生まれた。レースへの情熱がそのDNAに埋め込まれている」とアルピーヌのマネージング・ダイレクター、パトリック・マリノフは最高峰カテゴリー参戦の経緯を説明する。

「(LMP2で積み上げてきた)我々の力を、次はLMP1の舞台で証明してみせたいと思う。これは我々にとって、自然な“ネクスト・ステップ”だ」

「グループ・ルノーは、アルピーヌの名をスポーツカー・ブランドとして訴求するという明確なビジョンを持っている。したがって、アルピーヌの名の下にレースをすることには意味がある」

 2021シーズンに使用するシャシーはLMP2でも長年パートナーとしているオレカ製。ギブソンエンジンを搭載するということで、2020年ル・マン24時間レースを最後に活動終了を表明しているレベリオン・レーシングのレベリオンR13がベースになる。

 LMP2ではいわゆる“バッヂ替え”でオレカ製シャシーを「アルピーヌA470」という登録名で使用してきたが、LMP1においても「オレカシャシーをベースとしたアルピーヌLMP1プロトタイプで戦う」と発表されており、マシンにはアルピーヌの名が冠されることが濃厚だ。

 アルピーヌのリリースのなかでは「ACOとFIAは、すべての参加マシンの性能を同等にするBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)を用いることで、ハイパーカーと並んでLMP1マシンの参戦を許可する」と記されており、トヨタやスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス、そしてバイコレスが送り込む予定のハイパーカーと同じ土俵で戦うことになる模様だ。

「最新の2021年規則の変更により、我々の技術的なノウハウとコンペティティブなレースの経験を活用することが許されることとなった」とマリノフ。

「さまざまなコスト・コントロール策により、適度な投資で参入することが可能になった。ACOによるルール変更のおかげだ」

「おそらくこれは、“ダビデとゴリアテ”(弱小な者が強大な敵を倒すという意)に似た話になる。我々がゴリアテ(強者)ではないことは、誰もが分かるだろう。でもこれは、我々が求めていたチャレンジなんだ」

■LMDhについて語るのは「時期尚早」

 マリノフの高らかな“宣誓”を受け、シグナテックのダイレクターを務めるシノーは「大きなプレッシャーが両肩にのしかかってきているけど、僕らはこういうのが好きだからね」と語る。

「アルピーヌがLMP1というエキサイティングなニュー・チャレンジに向け、テクニカル・パートナーシップを継続してくれたことを誇りに思う。マシンは現存するオレカシャシーをベースとし、オレカとともに開発を継続していくことになるが、F1チームとも開発に必要な情報をシェアできるのではないかと思う」

 2021年3月以降に予定されている開幕戦に向け、チームは2020年11月頃からテストを開始する予定だ。

 シノーが「耐久レースにおける成功のカギのひとつ」と語るドライバーラインアップについては、テスト開始前までに発表予定。シルバー(またはブロンズ)カテゴリーのドライバー1名の起用が義務付けられるLMP2クラスとは異なり、LMP1ではドライバーの制約がない。

 このため、優れたプラチナ・ゴールドカテゴリーのドライバーの獲得を目指しつつ、これまでシグナテック・アルピーヌとともに仕事をしてきたドライバーらの起用も視野に入れているようだ。

 なお、将来的なLMDhカテゴリーへの参入可能性について問うと、マリノフはこう答えた。

「我々はいま、ふたつの大きな世界選手権への参戦を発表したばかり。現時点では、LMDhがどうなっていくかを注視するしかない。2022年以降に何が起こるかについて語るのは時期尚早だ。我々は現在はLMP2に、そして来年はLMP1プログラムに集中する必要がある」

 古くからの耐久ファンにとっても嬉しい、『アルピーヌ』の復活劇。現時点でこのプログラムは2021年の1年のみにしか言及していないが、2022年にはプジョーもトップカテゴリーへの復帰を表明しており、フランスのレースファンにとっても華やかな季節が巡ってきそうだ。
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Posted at 2020/09/25 20:51:17

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