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2020年10月20日

セダンであるWRXもスタンバイしているみたいだからね〜

セダンであるWRXもスタンバイしているみたいだからね〜 ワゴン衰退でも好調! レヴォーグはなぜ新型に刷新できたのか

 2020年10月15日、いよいよ新型レヴォーグが正式発表された。

 新型は同車にとって通算2代目のモデル。名門車レガシィツーリングワゴンの実質的な後継車とはいえ、ワゴンが衰退するなかで歴史が浅いレヴォーグが、モデルチェンジできたことは安定した人気の裏付けといえるだろう。

 なぜ、レヴォーグは評価されているのか、新型への刷新を可能とした背景にある事情とは。

文/渡辺陽一郎、写真/SUBARU、池之平昌信

【画像ギャラリー】安定の人気に要注目! ワゴン衰退の中、新型への刷新を迎えたスバル レヴォーグ!!

■ワゴン激減のなかで2代目へ移行するレヴォーグ

ワゴンの登録台数が減少する中、着実に契約数を伸ばしている新型レヴォーグ

 先行予約は8月20日に開始され、販売店では「10月中旬の発表後に契約した場合、納車は2021年2月から3月になる」という。試乗車は納車が開始される発売日の11月26日以降に配車される。発売スケジュールは複雑で購入しにくいが、レヴォーグに対する市場の関心は高い。

 レヴォーグが注目される理由として、まずはワゴン(正確にはステーションワゴン)であることが挙げられる。

スバルに限ったことではないが、デザインを重視するあまり後方視界がよくないのが最近の自動車に共通の短所だ

 2000年頃には、カルディナ、アベニール、アコードワゴン、レグナムなど、国産ワゴンが20車種ほど販売されていた。それが今では、従来型を継続生産するカローラフィールダーなどを含めても6車種程度だ。

 しかもマツダ6(旧アテンザ)ワゴンの発売は2012年、シャトルも2015年だから、設計が全般的に古い。新しく堅調に売れるワゴンは、レヴォーグと2019年に発売されたカローラツーリングのみだ。このような状況だから、ワゴンの登録台数も大幅に下がった。

■スバルが衰退するワゴン市場で存在感見せる訳

センターモニターは縦型を採用。スマートフォンに慣れ親しんだ現代では違和感なく操作できるという判断だろうか

 ワゴンの車種数と売れ行きが減った理由は、日本の場合、1990年代中盤以降に普及を開始したミニバンに、需要を奪われたからだ。ワゴンも荷室の使い勝手が魅力だが、全高は大半が1500mm以下に収まる。全高が1800mmを超えるミニバンに比べると、車内は明らかに狭い。

 ミニバンなら多人数乗車が可能で、3列目のシートを畳めば自転車のような大きな荷物も積める。ワゴンにこのような実用性はないから、売れ行きを下げた。

 しかし、ミニバンの登場で、ワゴンの魅力まで薄れたわけではない。ワゴンは前述の通り全高が1500mm以下だから、セダンと同様に重心も低い。走行安定性を確保しやすく、左右に振られにくいから乗り心地も良い。立体駐車場も使いやすい。

 このワゴンのメリットを高く評価しているのは、日常的に高速走行の機会が多い欧州だ。ワゴンはドライバーと乗員にとって安心感が高く、快適だから疲労も少ない。そうなると安全性をさらに高められる。

 そこでメルセデスベンツ、BMW、アウディなどのドイツ車には、日本や北米で廃れたワゴンが今でも豊富に用意されている。
 
 そしてスバルは、欧州の市場やメーカーと同じ考え方で、ワゴンに着目してきた。トヨタや日産に比べてメーカーの規模が小さいから、生き残るには個性的なクルマ造りをする必要があり、古くから水平対向エンジンと4WDに特化した技術指向の商品開発を行っている。

 スバルが特に大切なテーマとして掲げているのは安全で、危険回避能力を含めた走行安定性、前後左右の視界、インパネやシートなどの内装まで、すべてにおいて安全にこだわっている。

安全にこだわるスバルの姿勢は一見地味ではあるが、スバリストと呼ばれる熱狂的ファンを魅了する要素のひとつだろう

 クルマはひとつ間違えれば人を殺傷するから、安全にこだわるのは当たり前だが、実際には外観をカッコ良く見せるため、側方や後方が満足に見えないクルマも増えた。

 スバルのクルマ造りが完璧とはいえないが(最近のスバル車は以前に比べて後方視界も悪化している)、自動車メーカーの中では地道に安全を追求している。そのためにOEM車を除くと、今のスバルに極端に背の高いクルマはなく、安全性の高い低重心のカテゴリーを選んでいる面もある。そのひとつがワゴンだ。

 つまり、走行安定性と乗り心地を向上させやすいワゴンは、スバルの目指すクルマ造りと親和性が高い。そのために日本車がワゴン市場から次々と撤退する状況でも、スバルは方針を変えず、レガシィツーリングワゴン、さらにレヴォーグへと進化を続けている。

 しかもレヴォーグは、国内市場での使い勝手を重視して開発され、従来型の全幅は1780mm、新型も1795mmだからあまりワイド化していない。運転がしやすく、死角を減らすことも含めて安全性を高めるクルマ造りだ。

■新型への刷新を可能としたレヴォーグの価値

国産ワゴンの車種が減少したことにより、現行型レヴォーグのユーザーが大きく増え、モデルチェンジを促したともいえる

 以上のようにレヴォーグは、ワゴンのボディスタイルを採用したことで、スバルが重視する安心と快適を最適なサイズで実現できた。そこに共感を得たユーザーがレヴォーグを購入して、さらに評価が高まる好ましい循環が成り立っている。

 また、逆説的な表現になるが、国産ワゴンの車種数が大幅に減ったことも、レヴォーグの購買層を増やしてフルモデルチェンジを促すことに繋がった。

 前述の通りワゴンは、走行安定性と乗り心地が優れ、運転感覚も楽しい。外観はスマートで、アクティブな雰囲気もある。ミニバンに押されてワゴンの需要が減ったことは確かだが、ニーズがなくなったわけではない。

レヴォーグといえば「走りのワゴン」だ。新型ももちろん期待以上の走りを見せてくれる

 それなのにワゴンの車種数は、2000年以降の約20年間に、需要の減少以上に削減されてしまった。その結果、国産ワゴンに対するニーズは、設計が新しく改良も頻繁に行うレヴォーグとカローラツーリングに集中している。少数精鋭のメリットが生じた。

 日本自動車販売協会連合会が集計するカローラの登録台数は、継続生産型のカローラアクシオ&フィールダーやカローラスポーツを含んだ数字だが、このシリーズ全体の約60%をカローラツーリングが占める。

 その登録台数は、コロナ禍の影響を受けながら、2020年に月平均で約4500台であった。カローラツーリングは、プリウスやシエンタと同等の台数を登録している。

 レヴォーグは2020年5月に従来型の受注を終えたから、現在の登録台数は大幅に少ないが、2019年にはモデル末期ながらも月平均で1000台以上を登録していた。フルモデルチェンジを受けると、再び増加するだろう。

 スバルのワゴンは、1981年に発売されたレオーネツーリングワゴンの時代から、メーカーや販売店とユーザーが一緒になって大切に育ててきた。

 今後トヨタや日産が新しいワゴンを発売しても、好調に売るのは難しいと思うが、スバルではワゴンが同社のブランドイメージと一体になっている。

 もはやスバルのラインナップから、ワゴンを省くことはできない。スバルにとってワゴンは、特別なカテゴリーだから、今後も進化を続けていく。


なぜJAL格納庫で開催? スバル新型「レヴォーグ」発表会 今も続く旅客機とスバルの関係とは

■ボーイング787-8型機の前に新型「レヴォーグ」がずらり

 2020年10月15日に、スバルから新型「レヴォーグ」が発表されました。日本にジャストなワゴンとして開発されたレヴォーグは2014年に初代モデルが発売され、新型は初のフルモデルチェンジを受けた2世代目。

 実質的に日本におけるスバルのフラッグシップモデルとなり、新型では高速道路の渋滞における手放し運転を実現する「ハンズオフ機能」を設定するのをはじめ、同社の最新技術が多く搭載されているのが注目すべき特徴といえるでしょう。価格は310万2000円から409万2000円(消費税込、以下同様)です。

 スバルによると、先行予約期間となる8月20日から10月14日までに受けた予約台数は8290台と好調なスタート。

 ハンズオフ機能などを組みこんだ高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」はフル液晶のメーターパネルや11.6インチと特大のセンターインフォメーションディスプレイとセットで「EX」系のグレードに搭載されています。

 非装着車に対する価格差は38万5000円。先行予約を受けた車両のうち、じつに93%が選んでいるというからユーザーからの関心も高いようです。

 そんな新型レヴォーグの発表会は今回、コロナ禍ということもあり多くのメディア関係者を招待して開催するのではなく、YouTube配信によるオンラインイベントとなりました。

 それ自体は昨今増えているパターンですが、異例だったのが会場。なんと飛行機の格納庫でおこなわれたのです。

 会場となったのは、成田空港脇にある「JAL成田Aハンガー」。かつて大型機の主力だったボーイング747-400型機が2機収容できることを前提に作られたこともあり、延床面積は1万2583平方メートルと広大な空間です。

 当日はボーイング787-8型機の前に3台の新型レヴォーグを置いて発表会が進められました。

 ところで、どうしてスバルは新型レヴォーグの発表会場にここを選んだのでしょうか。そこには、新型レヴォーグと航空会社に共通のテーマがあるからといいます。

 スバル広報部は「新型レヴォーグは最高水準の安全性を実現するという目標があり、また移動の自由も味わって欲しい。それらは航空会社と共通するテーマです。そこで、JALの協力を得て航空機とのコラボとなったのです」といいます。

 また、同社取締役社長の中村知美氏は「移動する楽しみを提供するという意味でも、スバルとJALは共通する」とも説明しました。

■新型コロナ禍での発表会ならではの苦労も

 しかし、それだけではありません。

 この発表会がオンライン中継され、多くの人が見ることのできるイベントだったことも影響しているようです。

 スバル広報担当者は「多くのファンに見ていただけるよう、特別なことをしたいと考えました。一般的な新車発表イベントにはない、興味深く見てもらえるような映像を提供したい。そこで航空機の格納庫での開催としました」と教えてくれました。

 さらに、航空機とスバルは切っても切れない関係にあるといえます。

 まず、スバルのルーツは1917年に設立された「中島飛行機」という航空機メーカーです。そして現在でも同社には航空機部門である「航空宇宙カンパニー」が存在。

 なにを隠そう、発表会場に置かれたボーイング787型機の機体の一部(中央翼と呼ばれる左右の主翼をつなぐ胴体下の部分)は全機体分をスバルが製造しているのですから縁は深いのです。

 また、JALとスバルはこれまでもコラボを実施。

 そのひとつがドイツのニュルブクリンクでおこなわれる24時間耐久レースの参戦車両をJALが旅客機で運搬したことです。今回もオンライン中継終了後に新型レヴォーグを787に積み込むデモンストレーションもおこなわれました(787型機の貨物室は車両も積載できる構造になっています)。

※ ※ ※

 新型コロナウイルスの影響を受け、各自動車メーカーは発表イベントも「ニューノーマル」に対応したスタイルを模索しています。

 そのひとつの形として開催された今回のイベントは、空港関係施設というだけあって厳しいセキュリティに加え、場所柄、登壇者以外はすべての人がヘルメット着用を求められるなど取材する側としても異例なものでした。

 新型コロナウイルス感染対策として会場へ入れる人数にも制約を受け、現場に入って対応するスタッフの人数も絞られるなど、スバル側も試行錯誤のイベントだったようです。

 しかし、スバルファンにとっては非常に興味深い催しとなったのではないでしょうか。発表会の様子は同社の公式YouTubeチャンネル「SUBARU On-Tube」で見ることができます。



【スバル レヴォーグ 新型】JAL役員が乗って感心…守られていることを実感

スバルと日本航空(JAL)は15日、新型『レヴォーグ』の正式発表に関連し、成田空港のJALハンガー内でトークイベントを開催した。イベントでは、スバル代表取締役社長 中村知美氏の挨拶、新型車の紹介、プロジェクトマネージャとJAL役員によるトークセッションが行われた。

中村社長の挨拶は、「スバルが目指す未来について紹介したくこの発表に臨んだ。コロナ禍で旅行などに制約があるこんな世の中だからこそ移動の価値を見直したい」から始まった。その背後には新型レヴォーグとボーイング787の機体が控えている。移動とモビリティという共通点がある自動車と航空機だが、航空機メーカーとして創立したスバルは、現在も787の中央翼の構造部品を作っている。また、JALとはレースカーの空輸でお世話になっている間柄だ。

航空機の整備場である実際のハンガーで行われた新型車発表には、単なる移動に安全や付加価値を提供してきた両者の想いが込められている。

続けて中村社長は、「スバルの主戦場は日本。最新技術は日本から、日本のレヴォーグから投入していく」とも述べ、今回新型に搭載された、アイサイトX、インナーフレーム構造と新型1.8L直噴ターボエンジン、そしてコネクテッド機能も強化されたデジタルコックピットを強調した。これらは、新型レヴォーグの3つの特徴である「先進の安全支援技術」「スポーティ」「ワゴン価値」を体現する機能だ。

8月から先行予約を開始している新型レヴォーグは、すでに8290台もの受注があり、アイサイトX搭載車両はそのうち93%にものぼる。グレード別ではSTI Sport、STI Sport EX(アイサイトX搭載モデル)を合わせると57%とじつに半分以上が上級グレードとなっている。

日本航空取締役常務執行役員の北田裕一氏は、プロジェクトゼネラルマネージャ 五島賢氏とのトークセッションで「私も試乗させてもらったが、アイサイトXは運転が楽なだけでなく、守られているということを実感できる性能だった。デジタルコックピットも航空機のそれと同じで、必要な情報が見やすくまとめられている」と評価する。

これを受けて五島氏は「守られているという感覚は、まさに人間中心設計の狙いどおりでうれしい。パイロットと同様、ドライバーも走行中の車の状況や車が何を認識して何を制御しているかの情報が重要。航空機メーカーのDNAがそうさせたのでは」と応じた。

発表会の後には、ハンガー内のボーイング787に新型レヴォーグを積み込むデモも行われた。


【新型スバル・レヴォーグ】なぜJAL格納庫で発表会見? 舞台は成田空港の整備地区 2社共有、安全の意味

スバル、JALとの関係

text:Kenji Momota(桃田健史)

スバルが新型「レヴォーグ」発表記者会見を、成田空港整備地区日本航空Aハンガー(格納庫)からおこなった。

そう聞いて、多くの人は「なぜ?」と思うだろう。

実は2社には深い繋がりがある。

近年、航空業界では新規導入機種として採用が増えている、ボーイング787。日本航空でも国内線と国際線ですでに運用されている。

その787の機体構造の一部である「中央翼(ちゅうおうよく)」をスバルが提供しているのだ。

スバルは自動車事業と並び、長年に渡り航空宇宙事業を手掛けてきた。民間航空機では、787の他にボーイング社とは767、777、さらに777Xの主要構造に深く関わっている。

そんなスバルが2017年10月、メディア向け取材会「スバルテックツアー」の移動のためにJAL臨時便として787をチャーターするという快挙に出たことがある。

北海道のテストコース視察のため、成田空港と旭川空港を往復。機体外部にはスバルとのジョイント企画を示す表示があり、さらに自動車輸送サービス「Jソルーションホイール」を使って「BRZ」を空輸した。

移動中の機内では、日本航空の担当者が787の中央翼についてプレゼンをおこなった。

あの衝撃的なJAL/スバルのイベントから約3年が経った。

今回の新型レヴォーグでは、スバルはいったいどんなサプライズを用意したのか?

格上の、さらに上

記者会見の副題は、「すべての移動を感動に変えるクルマ」

ライブ映像に切り替わると、日本航空Aハンガーにボーイング787の姿。その前に3台の新型レヴォーグが並んだ。

会見の冒頭、スバルの中村知美社長が、スバルにとっての新型レヴォーグの存在意義について説明した。

その中で、スバルが持つすべての技術を結集して作り上げたクルマであること。

スバルの最新技術を導入したモデルは、日本市場から導入すること。

そして、新型レヴォーグが、次世代スバルのトップバッターであることを主張した。

さらに、より具体的な技術領域としては、先進安全技術の重要性を強調。

アイサイトブランドにおける、衝突回避と運転支援技術は、多くの人が日常の中でのリアルワールドで使える技術として、高い安全性と安心を「お求めやすい価格で提供」することを追求したという。

スポーティ性については、現行インプレッサから採用しているスバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)の改良を進めると同時に、フルインナーフレーム構造を採用し、新開発の1.8Lを加えた走りは、「二格上」の出来ばえだと、自信を示した。

自信に満ちたその表情の裏には、好調な販売の出足がある。

アイサイトX装着率93%

スバルによると、新型レヴォーグは2020年8月20日の先行予約以来、10月14日までに累計受注台数は8290台に達した。

これは、導入初年度の計画販売台数である月2200台でみると、約2倍のペースである。

注目されるのは、アイサイトXを搭載する「EXグレード」の選択率が、レヴォーグ全グレードで93%と高いことだ。

新世代アイサイトは全車標準装備なのだが、グレードのGT、GT-H、さらにSTIスポーツそれぞれに+税込み38.5万円でアイサイトXを含む上級パッケージへアップグレードできる。

次世代アイサイトおよびアイサイトXは、これまでのアイサイトVer.3からハードウエアとソフトウェアなどスバルと協業する部品メーカーも含めて刷新した、まったく別物である。

中村社長の次に、新型レヴォーグの開発統括者である商品企画本部PGM(プロジェクト・ゼネラル・マネージャー)の五島賢氏が登壇した。

自身の祖父が、旧中島飛行機に、また父が富士重工業に従事しており、「わたしはスバル3代目。(スバルブルーという)青きDNAがある」と自己紹介した上で、新型レヴォーグに対して「スバルとしての革新魂を未来につなぐ」と熱く語った。

その上で、レヴォーグの設計思想は、継承と超革新だと改めて主張。

スバルが継承してきた価値と先進技術の融合で、「移動を感動にかえる」と言い切った。

JALとスバル、安全に対する考え方

会見の後半、トークショーがおこなわれた。

日本航空からの出席者は、整備本部の統括者である、北田裕一氏だ。

スバルの五島氏が同乗し、羽田から川崎方面に向かい新型レヴォーグを公道試乗した。

感想としては「守られている」という気持ちになったという。

スムーズな加速と減速や、レーンキーピングの安定性など、たんに運転が楽になるだけではなく、運転中に安心を感じることができる機能を持つクルマだと実感したというのだ。

また、五島氏が飛行機をイメージして企画した「デジタルコックピット」と呼ぶ車内装備についても、北田氏は「必要な情報がコンパクトに最適化されている」と飛行機との親和性を感じたともいう。

最後に、コロナ禍で世の中で移動に対する考え方が変わったかについては……。

「新しい生活様式のなかでも、人の本質的な欲求である、どこかにいきたい、誰かに会いたいう思いは変わらない。ならば、安心安全で移動できる移動が必要だ」という北田氏。

対して五島氏は「グランドツーリング思想の中で、移動を安全にしていきたい」とレヴォーグの思想を改めて主張した。

「すべての移動を感動に変える」

日本航空もスバルも、同じ気持ちを抱きながら前に進んでいる。

ライブ会見を観ながら、そう感じた。


先行予約はすでに約8300台 航空機製造のDNA継承で羽ばたけ!! 新型レヴォーグ発表

 2020年10月15日、新型レヴォーグが正式発表となった。発表会場はなんと成田空港。しかも航空機が駐機している制限エリアのなか。さらに新型レヴォーグの後方には日本航空のボーイング787まで鎮座している!!

 新型レヴォーグの詳細とともに、成田空港でボーイング787を前に発表した経緯などを現場からお伝えしよう。

 担当、個人的に「蒼いDNA」というキーワードに惚れました。

【画像ギャラリー】WRブルーも健在だ!! スバリスト大歓喜の新型レヴォーグ全カラー

文/写真:ベストカーWeb編集部

■8290台の先行予約を集めた新型レヴォーグ

日本航空のボーイング787と新型レヴォーグ。ボーイング787の中央翼はスバル製だ

 新型レヴォーグがついに正式発表となった。今回の日本航空協力による成田空港A格納庫での発表会は、スバルが航空機メーカーとしての流れを汲む自動車メーカーで、現代でもボーイング787の中央翼を製造していることが発端だ。

 「絶対安全」「すべての移動を感動に」という信条もスバルと日本航空の共通するアイデンティティだ。そんな信条が新型レヴォーグには生かされている。

 すでに価格以外は発表されていてご存知の人も多いかもしれないが、今回の発表でもっとも驚くべきは2020年8月14日~10月14日までの先行予約台数かもしれない。

 なんとその数8290台。もちろんプロモーションの成功もあるのだが、その最たる理由はスバルファン、そしてツーリングワゴンを待っているユーザー層にとって「レヴォーグなら間違いない」という意識が定着していることだろう。

 乗り味もさることながらアイサイトXの先進安全性の高さも、大きな購買理由になるはずだ。実際に先行予約では約93%のユーザーがアイサイトX装着グレードを選んでいる。

 エンジンは全車水平対向4気筒1.8L直噴ターボを搭載し、6グレードでの販売となる。

  カラーはホワイト・パール(有料色)、アイスシルバー・メタリック、マグネタイトグレー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、ピュアレッド、クールグレーカーキ、ラピスブルーパール、そしてSTIグレード専用色としてWRブルー・パールの全8色が用意される。

 また先行予約ではSTI Sport(EX含む)が全体の57%を占めており、走りに期待するファンが多い証だ。

■新型レヴォーグは「蒼きDNA」から生まれた

レヴォーグ開発責任者の五島氏(左)と中村社長

 新型レヴォーグの開発責任者である五島賢氏。スバル中村知美社長の次にスピーチを行ったのだが、終始一貫して感じたことは「あふれ出る自信」だった。

「次元が違うレベルの走りになった」と述べ「この走りを一度体験すればお客様の心の導火線に火が点きます」と力強いワードでスピーチを続けた。

 新開発の1.8Lエンジン、前述のアイサイトX、新たなプラットフォームの採用など技術的な面で大きな進化は当然ある。それに裏付けられた発言なのはもちろんだが、スピーチの一説でこのようなことを言っていた。

「私の祖父は中島飛行機に務め、父は富士重工、そして私はSUBARUに。航空機メーカーとしてのDNAを継いでいるとともに、私に流れる"蒼きDNA"がこのクルマを作らせてくれたと思います」。

 親子3代に渡りスバルに勤務したことで、きっとスバルイズムを徹底的に叩き込まれたであろう五島氏。その集大成が新型レヴォーグかもしれない。

航空機のコックピットを意識したというレヴォーグの運転席。11.6インチ大型モニターの利便性は高そう

「最新技術はマザーマーケットの日本から導入する」という中村社長の言葉からもわかるように、スバルは国内市場を軽視していないことが新型レヴォーグからも伝わってきた。

 発売開始は11月頃とみられるが(編集部調べ)、スバル広報部によると「年内納車開始」というのが最新公式情報だ。

 前述したようにすでに8000台超のオーダーを抱えており、早く欲しい人はディーラーに急いだほうがいいかもしれない。


スバル、新型「レヴォーグ」発表 年内販売開始 先行予約は8000台超

 スバルは15日、新型「レヴォーグ」を発表した。価格は、通常モデルが310万2千~370万7千円、渋滞時のハンズオフ機能などを備える「アイサイトX」搭載グレードは、通常モデルに対して一律38万5千円アップの348万7千~409万2千円(いずれも消費税込み)。8月20日から10月14日までの先行予約台数は8290台だった。発売は年内を予定し、初年度の販売台数は月2200台を計画する。

 2014年以来約6年ぶりの全面改良となる。新型は「レガシィ」のツーリング思想を継承するとともに、最新の先進安全技術を搭載して商品価値を高めた。

 先進安全の領域では、広角化した新開発のステレオカメラに加え、前後4つのレーダーを組み合わせて安全性を進化させた「新世代アイサイト」を全車標準装備する。

 アイサイトXは、3D高精度地図データや準天頂衛星「みちびき」などの情報を駆使し、車線変更アシストやカーブ前の速度制御などを行う。

 新開発1・8リットル直噴ターボエンジンや「スバルグローバルプラットフォーム」などを採用し、高い走行性能を実現する。一部グレードではドライブモードセレクトによりスイッチ一つで車のキャラクターの切り替えが可能となる。

 15日のオンライン発表会で中村知美社長は「最新の技術は日本のレヴォーグから投入する思いでつくり上げた。ニューレヴォーグこそが次世代スバルのトップバッターを担う車種だ」と期待を述べた。



新型スバル・レヴォーグ登場! なぜJALの格納庫で発表会がおこなわれたのか?

10月15日、スバルは、新型「レヴォーグ」を発表した。お披露目の場所に選ばれたのは成田空港の整備地区にある日本航空(以下、JAL)の格納庫だった! その理由とは? 新型のポイントについても説明する。

初のフルモデルチェンジ

SUBARUが「レヴォーグ」をフルモデルチェンジし、販売開始した。10月15日におこなわれたオンライン発表会は、なんと日本航空成田Aハンガー(格納庫)からの中継だった。

Hiromitsu Yasui6年ぶりのフルモデルチェンジになった新型レヴォーグ。特徴をごくかんたんにあげると、新しいエンジンなどで動的性能が向上し、かつ新しいカメラシステムを得た先進安全技術の「アイサイト」が進化し、安全性能が高まった。

クルマでもっとも大事な、人体でいえば骨格にあたるプラットフォームが一新された。SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)と呼ぶ新世代のもので、構造用接着剤を多用しているのが特徴だ。剛性を上げ、しなやかな走りを実現している。

同時に、サスペンションシステムや、ステアリング・システムも新設計。エンジニアの理想を実現したといってもいいような内容になっている。

「最新技術は日本(専用車種)のレヴォーグから導入します」

成田の格納庫で、ボーイング「787」の前に置かれた3台の新型レヴォーグをしたがえて、SUBARUの中村知美社長はそう語った。

Hiromitsu Yasuiステレオカメラを使ったSUBARU独自のADAS(最新運転支援システム)技術「アイサイト」は、カメラの性能があがり、より広く、より遠くまで検知が可能に。それによって危機回避性能が高まっている。

新型は、新たに前方用レーダーセンサーが組み合わされた。それによって、たとえば交差点では、左右から不意に飛び出してきた車両などを検知するタイミングがうんと早くなった。SUBARUではさきに、ジャーナリストにプロトタイプを試乗させ、新世代のアイサイトの効果を体験させている。自信があるのだ。

Hiromitsu Yasui前側方プリクラッシュブレーキ、緊急時プリクラッシュステアリング(ブレーキだけで止まれないとき操舵を支援する)、エマージェンシー・レーンキープアシスト(後方の死角にいる車両との接触を避けるための操舵支援)など、新しくなったアイサイト(全車標準装備)で、SUBARUはいっきに競合をひき離した感すらある。

同時にオプションで「アイサイトX(エックス)」が設定されたのも、注目していいだろう。こちらは安全技術というより、運転支援技術だ。一定の条件を満たした自動車専用道路での使用を前提としていて、車両がアクセル、ブレーキ、ステアリング・ホイール操作をアシストする。

50km/hまでの渋滞時、ステアリング・ホイールのスウィッチを押すと、車両が加速と減速、そしてステアリング・ホイールの操作をおこなう。さらに停止と再発進までおこなう「渋滞時ハンズオフアシスト」「渋滞時発進アシスト」「カーブ前速度制御」などがアイサイトXに含まれる。

新エンジンを搭載

搭載する1795ccの水平対向4気筒ガソリンターボ・エンジンは新開発。130kW(177ps)の最高出力と、300Nmの最大トルクを発揮する。現行モデルの1599ccエンジンと1998ccエンジンはなくなり、当面、レヴォーグのパワーユニットはこの1.8リッターのみとなる。

これに、SUBARUが得意とするシメトリカルAWDなるフルタイム4輪駆動システムと、無段変速機リニアトロニックを組み合わせる。

Hiromitsu Yasuiサスペンションはストローク量を増やすとともに細部まで手を入れ、車輪が浮かないようにし、接地性を上げる(駆動力を確保する)とともに、乗り心地の快適性を追求。いっぽうで「STI Sport」には専用に電子制御可変ダンパーを採用するという凝りかだ。

STI Sportに搭載されるドライブモードセレクトは、従来の3段階から、5段階へ。名称も「コンフォート」「ノーマル」「スポーツ」「スポーツプラス」「インディビデュアル」となった。

中村社長は新型レヴォーグの変更内容をして「2格上の大幅な進化」と、ユニークな表現をした。「2格上」とは、通常のモデルチェンジでは性能向上によって、従来とくらべ1段階上をいくパフォーマンスを手に入れたとうたうことが多いが、そのまた上をいく性能を実現した、ということである。

Hiromitsu YasuiSUBARUとJALの共通点とは

レヴォーグは、たとえば「レガシィ・アウトバック」と比べると、スポーティ嗜好が強めのモデルだ。“スポーツワゴン”というユニークなコンセプトでファンを獲得してきた。新型はキープコンセプト。SUBARUのスポーツモデルのシンボルともいえる、ボンネット上のエアスクープも継承されている。

新型のスタイリング上の特徴は、シャープな印象がより強められた点だ。ヘッドランプのレンズの上下幅が狭くなるとともに、グリルは立体的な造型に。くわえて、エアダムの存在感が増し、いかにも走りがよさそうなアグレッシブさを持つ。

Hiromitsu Yasuiボディサイズは、全長4755(従来型は4690)mm、全幅1795(同1780)mm、全高1500(同1490)mm。ホイールベースは2670(同2650)mmと、すこしずつ大きくなっている。

SUBARUが手がけるプロダクトの価値として、前出の中村社長は「ひとを中心にした製品づくり」とした。

続けて、「ボーイング787型機の中央翼をこれまで1000機以上生産してきたのはSUBARUです。1917年に設立され、航空機も手がけてきたSUBARUのDNAは、使うひとを中心に製品をつくり、それが安心感につながり、ひいては使う楽しさへと結びつけているのでる」と、述べた。

Hiromitsu Yasuiでは、JALの施設で発表会をおこなった理由とは?

SUBARUの広報担当者によれば「新型コロナウィルス感染拡大に伴い、私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。“人の移動”に関しても、新たな経験や体験を得るために必要な行為が、その内容や方法について見直されています。こうした状況下に“移動する愉しさ”を追求していく点において、JAL様とSUBARUは共通しております。あらためて“移動する愉しさ”について多くの人に発信したく、JAL様とのイベントを企画しました」とのことだった。

Hiromitsu Yasui会場に、格納庫を選んだ理由は?

「格納庫は空間が広いため、ソーシャル・ディスタンシングを確保でき、新型コロナウィルスにかんする環境変化にも対応しやすい、と、考えたからです。また、普段なかなか入れない格納庫内の様子は、オンライン配信でも視聴者に愉しんでいただけるのではないか? とも考えました。弊社の技術が採用されているボーイング787と新型レヴォーグのツーショットも実現出来ますので」

なるほど。企業のヘリティッジを訴求し、同時に製品づくりの思想を伝えるための、ユニークな演出といえる。

Hiromitsu YasuiHiromitsu YasuiHiromitsu Yasuiちなみに、発表会実現までには多くの苦労があったそうだ。さきほどのSUBARUの広報担当者は「本来格納庫は、イベントをおこなう会場ではないため、JAL様や成田空港様に迷惑が掛からないよう細かい調整をおこない実現にいたりました。たとえば、格納庫内に入れる人数に制限があったため、スタッフを必要最小限にしなければなりませんでした」と、話した。

新型レヴォーグのグレード構成は大きくいうと「GT」系と「STI Sport」系の2本だて。前者は310万2000円から、後者は337万円からだ。

記者会見の席上で、先行予約状況について中村社長は、「2020年8月20日から10月14日までに8290台で、高度運転支援システムのアイサイトX搭載グレードが全体の93%を占めています。また、STI Sport系が全体の57%です」と、発表、レヴォーグを好むひとの嗜好を明らかにしてくれたのだった。

Hiromitsu Yasui文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.)



新型レヴォーグの試乗車はいつ乗れる? 売れ筋は? 現役スバルディーラー店長に直撃してみた!

2020年10月15日、渋滞時のハンズオフ運転や3D高精度地図データと衛星などの情報を活用する高度運転支援システム「アイサイトX」が話題の新型レヴォーグが正式発表された。価格やグレード構成が明らかになったことで、益々注目が集まっている。そこで、現役のスバルディーラー店長に、売れ筋グレードや試乗車の導入状況などについて直撃してみた。

93%がアイサイトXを、57%がSTIグレードを選択

2020年10月15日スバルは、同年8月20日より先行予約を開始していた2代目レヴォーグを正式に発表。日本航空成田Aハンガーで行われた発表会の模様は、YouTubeでライブ配信された。

発表会では、新型レヴォーグから初搭載された高度運転支援システム「アイサイトX」や、同社初のコネクテッドサービス「スバル スターリンク」などを紹介。また、先行予約ユーザーの93%が「アイサイトX」を装備したEXグレード系を選択し、さらに、トップグレードであるSTI Sportを57%のユーザーが選択していることが発表された。

スバル 新型レヴォーグのグレードおよび価格

■GT:310万2000円

■GT EX:348万7000円

■GT-H:332万2000円

■GT-H EX:370万7000円

■STI Sport:370万7000円

■STI Sport EX:409万2000円

※価格はいずれも消費税込み

9割を超えるユーザーがアイサイトXを選んでいる理由

以上の発表を受け、MOTAではスバルディーラーの現役店長に、現場の状況を話を聞いてみた。すると、千葉県内でも主幹店の1つであるその店舗では、発表会を上回る97%のユーザーがアイサイトXを装備したEXグレードを選択しているという。

今回話を聞いた店舗が、渋滞の多い首都圏にあるディーラーであることも関係しているかもしれないが、ここまでアイサイトXの装着率が高い理由はどこにあるのだろうか。

カーナビをつけるならEXグレードがかなりお買い得

ベースグレードを選択した場合、カーナビやオーディオは装着されないため、純正オプションか社外品を追加で購入することになるが、安く見積もっても20万円~から30万円程度の追加費用が必要だ。

一方、アイサイトXを装備したEXグレードと、標準グレードの差は38万5000円で全グレード共通。11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイとアイサイトXが標準となることを考えると、EXグレードはかなりお買い得感のある価格であることがお分かりいただけるだろう。

店長曰くセールスの現場でも、新型レヴォーグを検討しているユーザーのほとんどがアイサイトXに興味を示していることに加え、高すぎない価格設定が実際の販売に大きく影響していると話す。

展示車はいまだ巡回展示状態…。試乗車の用意は11月後半!?

これまでMOTAでは、メディア向け発表会や試乗会を含め、さまざまな切り口で新型レヴォーグの注目ポイントをご紹介してきた。その前評判の高さはご存じの通りだが、いざ購入するなら、実際に乗ってから決めたいというユーザーも多いはずである。そこで、ディーラーに配車される試乗車と展示車の状況についても聞いてみた。

店長によると展示車は、現状県内に2台しかなく、週末ごとに各店舗を巡回しながら展示しているとのこと。そして、気になる試乗車はというと、各ディーラーで用意できるのは、どんなに早くても11月後半になる見通しで、これは全国共通の状況だという。

正直、もう少し早く用意してもらいたいところだが、「11月最後の週末にはなんとしても間に合わせたい」とのことなので、試乗してから購入を検討したい方は、11月20日過ぎから近所のディーラーに問い合わせてみると良いだろう。

いま見られるのはプロトタイプ

ちなみに、メディア向け試乗会や、今現在見ることのできる展示車はなんなのか?という疑問が生まれるが、そのあたりも店長に聞いてみた。すると「いま見ることのできる展示車はもっとも市販車に近いプロトタイプで、市販車はまだ1台もラインオフしていない」のだという。「試乗車が用意できるまでは、各ディーラーで巡回展示している展示車を見に来て欲しい」とも話していた。

今回のオンライン発表会では、特に納車日の目安などについて言及はなかったため、やきもきしているスバルファンも多いだろう。だが、現場の声を聞く限り、11月下旬から徐々に工場出荷が始まるようなので、まずは焦らずその日を楽しみに待ちたい。


スバル新型「レヴォーグ」を正式発表 年内納車開始

スバルは2020年10月15日、成田にある日本航空の格納庫Aハンガーで新型レヴォーグのオンライン発表会を開催しました。

新型レヴォーグは、これまでメディア向けのプロトタイプ試乗会などを行なうとともに8月20日から10月14日の間に先行予約受注を行なってきました。新型レヴォーグの計画販売台数は2200台/月ですが、先行予約の台数は8290台に達し、そのうちアイサイトXの装着率は93%に達しています。

今回発表された2代目レヴォーグは、日本市場専用モデルですが、スバルのテクニカル フラッグシップとして最新の技術を積極的に導入しています。全車標準装備のアイサイトを刷新し、4個のレーダーを追加するなどして危険回避性能を向上させています。さらに、より高度な運転支援システム「アイサイトX」も導入しています。

「アイサイトX」は、GPS衛星、準天頂衛星による位置情報と、3次元高精度地図を使用することで高速道路上での正確な自車位置を検出し、高精度なクルーズコントロールが可能な運転支援機能を備えています。

搭載エンジンは、新開発された1.8Lのリーンバーン ターボ・エンジンを搭載し、高い熱効率を実現しています。

アイサイトX装備モデルは、アメリカ市場で導入されている縦型の11.6インチの大画面インフォメーションディスプレイ、デジタルメーターパネルを採用。スマートフォンとの接続も実現しています。さらに通信モジュールを搭載することで、緊急自動通報なども採用されています。

ボディは、スバルとしては北米仕様のレガシィに続いて、スバル グローバル プラットフォーム(SGP)+インナーフレーム構造を採用し、ボディ全体の剛性を大幅に向上させています。

デザインはキープ コンセプトが基調で、従来の「ダイナミック×ソリッド」を進化させた「BOLDER(大胆、不適な)」コンセプトを採用。

グレード展開は、エントリーグレードのGT、中間グレードのGT-H、最上級のSTIスポーツの3グレードで、全モデルが新世代アイサイトを装備し、より高度な運転支援システムのアイサイトX装備モデルは各グレード名+「EX」となります。

アイサイトXと基本のアイサイトの価格差は、大型ディスプレイ、ドライバーモニアーシステムなどを含み38万5000円となっています。



スバル レヴォーグ発売。最上級グレードが人気で40万円近いアイサイトXの装着率は9割以上

先行予約は約8000台。アイサイトX装着率が93%

2代目スバル・レヴォーグが正式発表されました。
パワートレインは新世代の「CB18型」水平対向4気筒ガソリン直噴ターボエンジンとCVTを組み合わせたAWDのみというシンプルな構成。

グレードはベーシックなGT、ハイグレード版のGT-H、そして電子制御による“キャラ変”で幅広いニーズを満たすSTI スポーツの3つで、それぞれに最新の先進運転支援システム「アイサイトX」を搭載した「EX」が用意されます。

メーカー希望小売価格はGTが310万2000円、STI スポーツ EXが409万2000円と約100万円の幅に収まりました。

8月20日から10月14日までの先行予約期間の受注台数は8920台で、アイサイトXの選択率は93%とのこと。アイサイトX装着車は11.6インチの縦型センターディスプレイが標準装備となります。五島 賢PGM(プロジェクトゼネラルマネージャー)が「航空機をイメージしたものです」とアピールするデジタルコクピットを、ほとんどのオーナーが選んだことになります。

先行予約で販売上位のグレードは下記の通り。

1:STI スポーツ EX:54%
2:GT-H EX:31%
3:GT EX:8%

総受注の半分以上を最上級グレードのSTI スポーツ EXが占めました。初期受注で上級グレードが人気になる傾向はスバルに限りませんが、ラインナップで唯一400万円を超えるグレードが圧倒的人気というのは、なかなかのものがあります。

エントリーグレードにアイサイトXの組み合わせも悪くない

プロトタイプに試乗した経験でいえば、STI スポーツだけの機能となる、電子制御によってパワートレイン、AWD制御、パワステ、サスペンションといった要素を切り替えることができる「ドライブモードセレクト」のインパクトは大きく、乗り心地重視の走りからスポーティな走りまで、明確にキャラクターが変わります。五島PGMが「キャラ変を味わってください」と言っているのも納得だと感じました。

また、「アイサイトX」は、高速道路における渋滞(50km/h以下)時のハンズオフ機能が話題ですが、それ以外にもカーブや料金所を正確に把握しての速度制御、さらに車両が安全を確認してのレーンチェンジなど高度な運転支援を実現。さらに、ドライバーが気を失うなどした際にクルマを安全に停止させようとする異常時対応システムをスバルとして初採用しています。

そんなわけで、ドライブモードセレクトとアイサイトXの両方を味わえるSTI スポーツ EXが一番人気というのは納得です。

とはいえ、アイサイトXに関してはグレードごとの差異はありません。日本において衝突被害軽減ブレーキを広めたパイオニアといえるスバルの最新の先進運転支援システムは、どのグレードを選んでも同じ内容となっているのです。その意味ではエントリーグレードのEX仕様は新型レヴォーグの旨味を堪能できる選択かもしれません。

文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)



スバル「レヴォーグ」6年ぶりに全面刷新! 手放し運転可となるアイサイトX初採用

■9割以上のユーザーが「アイサイトX」を選択

 スバルは、ステーションワゴン「レヴォーグ」をフルモデルチェンジし、2020年10月15日に発表しました。

 初代レヴォーグは2014年にデビュー。今回初のフルモデルチェンジをおこない、6年ぶりの新型モデル登場となります。

 同年8月20日から先行予約が開始されましたが、10月14日時点で予約が8290台に達し、好調な立ち上がりを見せています(初年度計画台数:2200台/月)。

 また、高度運転支援システム「アイサイトX」搭載グレードが全体の93%を占めるなど、新型レヴォーグの先進性が多くのユーザーに支持されているようです。

 新型レヴォーグは、スバルに脈々と受け継がれる「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というグランドツーリングのDNAを継承。加えて、最新技術を結集し、「先進安全」「スポーティ」「ワゴン価値」の3つの価値を進化させています。

「先進安全」では、広角化した新開発のステレオカメラに加えて、前後4つのレーダーを組み合わせることで360度センシングを実現。

 前側方プリクラッシュブレーキや前側方警戒アシスト、エマージェンシーレーンキープアシストなどを可能にした「新世代アイサイト」を全車標準装備しました。

 ソフトウェアの性能向上や、電動ブレーキブースターを採用することで、これまで以上に幅広いシーンで安全運転をサポートします。

 さらに、高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を搭載したグレードを新たに設定。新次元のストレスフリーなセイフティドライビングを実現しました。

 アイサイトXでは、一定の条件を満たした自動車専用道路において、GPSや準天頂衛星「みちびき」などからの情報と、車線単位の道路情報を持つ3D高精度地図データを組み合わせることで、自車位置を正確に把握。さまざまなシーンでアクセル・ブレーキ・ステアリング操作のアシストをおこない、快適なロングドライブをサポートします。

 具体的には、渋滞時(0km/hから約50km/h)に手放し運転を可能とする「渋滞時ハンズオフアシスト」や、停止状態からスイッチ操作をすることなく発進する「渋滞時発進アシスト」、進入するカーブに合わせて適切な速度に制御する「カーブ前速度制御」、料金所の手前で、ETCゲートを安全に通過できる速度まで減速し、通過後はセット車速まで加速する「料金所前速度制御」などを実現しました。

 さらに、自動車専用道路での高速走行時(約70km/hから約120km/h)に、ドライバーが方向指示器を操作するとステアリングを制御して車線変更のアシストをおこなう「アクティブレーンチェンジアシスト」や、ドライバーに異常が発生したと判断されたときに減速・停止し、ハザードランプやホーンで周囲に知らせる「ドライバー異常時対応システム」も搭載されています。

 コネクティッドについては、「つながる安全」がさらなる安心感をもたらすサービスとして「SUBARU STARLINK」を採用するなど、最新機能も盛り込まれました。

 走行性能においては、新開発の1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載。日常での扱いやすさを重視し、低回転域から300Nmの高トルクを発生させるとともに、リーン燃焼といった最新技術を採用することで優れた環境性能を実現しています。

 新型レヴォーグはプラットフォームが一新され、総合安全性能のレベルを引き上げ、ドライバーの意思に忠実なハンドリングや振動・騒音を低減した快適な乗り心地を提供する「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」を採用。

 さらに、SGPの高いポテンシャルをベースに、ボディ全体の骨格連続性を高める「フルインナーフレーム構造」や微小な変形を抑える「構造用接着剤」などを採用し、さらなる高剛性化と軽量化を図りました。

 また、電動パワーステアリングは、モーターアシスト軸とドライバーのステアリング操作軸を別軸にする「2ピニオン方式」を採用し、より滑らかでリニアなステアリングフィールを実現しています。

 最上級グレードの「STIスポーツ/STIスポーツ EX」グレードには、スイッチひとつでクルマのキャラクターを切り替えられるドライブモードセレクトが設定されました。

 スポーツカーのような走りから、高級車のようなしなやかな乗り心地を重視した走りまで、さまざまなモードに切り替えることが可能で、さらにAWDシステムや電子制御ダンパー、パワーステアリング、アイサイトの追従加速度、エアコンなど、さまざまなデバイスを緻密に制御することができます。

■スポーティな外観と上質感あふれる先進的な内装を実現

 新型レヴォーグは、新たなデザインコンセプトである「BOLDER」をスバル量産車で初めて採用し、個性を際立たせ、「意のままにコントロールする愉しさ」や「先進性」を表現しました。

 外観は、立体的でワイドなヘキサゴングリルと、シャープなヘッドランプがスバルらしいフロントフェイスを演出。また、大きく張り出したフェンダーが力強さを感じさせます。

 さらに、大胆な前傾姿勢で切れ上がったサイドシルエットと、いまにも走り出しそうな勢いのあるキャラクターラインで、新型レヴォーグが備える走りのパフォーマンスを表現しました。

 内装は、素材感や機能性にこだわり、上質な室内が広がります。フロントシートはロングドライブでも疲れにくい快適性と、スポーティな走りにも応えるホールド性を実現し、さらにパッケージングの最適化による後席居住空間の拡大など、パフォーマンスワゴンにふさわしい快適性を身につけました。

 また「STIスポーツ」グレードは、ブラックとボルドーの本革インテリアを採用し、スポーティさと上質感を表現しています。

 ワゴンの機能も充実しており、従来モデルからの広い荷室スペースに加えて、大容量のサブトランクを新たに採用。荷室総容量561リットルと、積載性能が大幅に向上しました(カーゴフロアボード上部:492リットル/サブトランク:69リットル)。

 また、ハンズフリーオープンパワーリアゲートを採用。アクセスキーを携帯し、リアの六連星オーナメントに手や肘など体の一部を近づけるとゲートが自動で開きます。加えて、リアゲートを閉めると同時に全ドアを施錠するロックシステムも採用しました。

 インパネには、大型のタブレットのような11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムを装備しています。

 大型かつ高精細のディスプレイに、ナビゲーションをはじめ、車両やエアコンの設定、SUBARU STARLINK、ラジオやテレビなどさまざまな機能を内蔵。

 Apple CarPlayとAndroid Autoに対応し、スマートフォンにインストールされているアプリを大画面に表示して使用できるほか、音声認識による操作も可能です。

 また静電容量式タッチパネルを採用しタブレット感覚で操作できる一方、オーディオボリュームやエアコンの温度調整など使用頻度の高い機能については、ディスプレイパネルに備えたハードスイッチでも操作できます。

 さらに、アイサイトX搭載グレードには、12.3インチフル液晶メーターが装備されました。スピードメーターとタコメーターやナビゲーション情報と連携する地図画面、さらにアイサイト関連の作動状態など、運転に必要な情報をグラフィカルに表示し、少ない視線移動で瞬時に認識することができます。

 新型レヴォーグの価格(消費税込)は、通常モデルが310万2000円から370万7000円、アイサイトX搭載モデルが348万7000円から409万2000円です。



【スバル レヴォーグ 新型】新開発エンジン、最新デジタルコックピット搭載…価格は282万円から

SUBARU(スバル)は10月15日、フルモデルチェンジしたステーションワゴン『レヴォーグ』新型を発表した。価格は282万円から409万2000円。

2代目となる新型レヴォーグは、「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というグランドツーリングのDNAを継承。その上で、最新技術を結集し、「先進安全」、「スポーティ」、「ワゴン価値」を進化させた。

スバルによると、先行予約台数は8月20日から10月14日までの間で8290台に達した。グレードの内訳では、高度運転支援システム「アイサイトX 」搭載グレードが93%と、先進性が支持されているようだ。発売日はあらためて発表される予定。

◆360度センシングで安全運転をサポート

新型レヴォーグは、広角化した新開発のステレオカメラに加えて、前後4つのレーダーを組み合わせることで360度センシングを実現。ソフトウェアの性能向上や、電動ブレーキブースターの採用などにより、幅広いシーンで安全運転をサポートする。

前側方プリクラッシュブレーキでは、見通しの悪い交差点や店舗の駐車場などから出庫する際に、前側方レーダーによって前側方から接近する車両を検知。衝突の危険があるとシステムが判断した場合、警報音やアイサイトアシストモニターなどで注意を喚起。回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、出会い頭の衝突回避をサポートする。また、センターインフォメーションディスプレイにフロントビューモニターを表示させている場合、前側方レーダーによって接近車両を検知すると、映像内にインジケーターで通知する。

さらにプリクラッシュブレーキの制御だけでは衝突回避が困難な場合、システムが周囲に回避スペースがあると判断すると、ステアリング制御もあわせて行い衝突回避をサポート。エマージェンシーレーンキープアシストは、約60km/h以上での走行時、隣接車線の後方車両が接近しているにもかかわらず、車線変更しようとした場合や車線からはみ出しそうになった際、音と表示でドライバーに注意を喚起するとともに、ステアリング操作をアシストして車線からの逸脱を抑制する。

◆先進運転支援システム「アイサイトX」を採用

高精度マップを活用した新開発の先進運転支援システム「アイサイトX」を採用。一定の条件を満たした自動車専用道路にて、GPSや準天頂衛星「みちびき」などからの情報と3D高精度地図データを組み合わせることで、自車位置を正確に把握。運転支援機能を大幅に拡張する。

渋滞停止時(0~約50km/h)には、一定の条件を満たすことでハンズオフやスイッチ操作なしでの発進が可能となる。走行中は、進入するカーブの曲率に合わせて、適切な速度に制御。料金所手前では、ETCゲートを安全に通過できる速度まで減速し、通過後はセット車速まで加速する。高速走行時(約70~約120km/h)での車線変更も、システムが作動可能と判断すると、ステアリングを制御してアシストを行う。

ただし、長時間ステアリングから手を放しているとシステムが判断した場合や、渋滞時ハンズオフアシスト作動中に脇見や居眠りを検出した場合には、ドライバー異常時対応システムが作動。警告後もステアリングを握らないことが続いた場合は、ドライバーに異常が発生したと判断。徐々に減速・停止し、ハザードランプやホーンで周囲に異常を知らせる。

◆コネクティッド機能や衝突安全性能も進化

新型レヴォーグは、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を採用。11.6インチセンターインフォメーションディスプレイやGPS、車載通信機などを搭載し、24時間365日コールセンターとつながることで、交通事故やトラブルが発生した際に、確かな安心でサポートする。

また、万が一の事故の被害を最小限にする 衝突安全性能も進化。デュアルエアバッグをはじめ、サイドエアバッグ+カーテンエアバッグや、前面衝突時に下肢へのダメージを軽減する運転席ニーエアバッグ、さらにシートベルトによる拘束保護性能を高める助手席シートクッションエアバッグを採用する。加えて、歩行者保護エアバッグも装備。歩行者との衝突を検知した場合、Aピラーやフロントガラス下部といった硬いパーツを覆うようにエアバッグが展開し、歩行者への衝撃を緩和する。

◆新開発1.8リットル直噴ターボやスバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造を採用

パワートレインは、最高出力177psを発生する新開発1.8リットル水平対向4気筒直噴ターボエンジンとリニアトロニックCVTの組み合わせ。新開発エンジンは日常での扱いやすさを重視し、低回転域から300Nmの高トルクを発生。最新技術リーン燃焼などの採用により、優れた環境性能も実現している。

また、総合安全性能のレベルを引き上げるとともに、意思に忠実なハンドリングや、快適な乗り心地を実現する「スバルグローバルプラットフォーム」をベースに、ボディ全体の骨格連続性を高める「フルインナーフレーム構造」や微小な変形を抑える「構造用接着剤」などを採用。さらなる高剛性化と軽量化を実現している。

「STIスポーツ」および「STIスポーツEX」には、ドライブモードセレクトを搭載。スポーツカーのような走行特性を愉しめる走りから、高級車のようなしなやかな乗り心地を重視した走りまで、スイッチひとつでクルマのキャラクターを大きく変化させる。あらかじめ設定された4つのモードに加えて、各デバイスの設定を自由にカスタマイズできるモードも搭載した。

◆新たなデザインコンセプト「BOLDER」採用

新たなデザインコンセプト「BOLDER」をスバル量産車で初採用。レヴォーグが持つ個性をより大胆に際立たせ、「意のままにコントロールする愉しさ」や「先進性」を表現した。

フロントビューは、立体的でワイドに構えたヘキサゴングリルと、シャープで切れ味の鋭いヘッドランプの精悍な目つきでスバルらしさを表現。大胆に張り出したフェンダーにより、力強さを感じさせるデザインとした。

サイドビューは、大胆な前傾姿勢で切れ上がったスムーズなシルエットと、今にも走り出しそうな勢いのあるキャラクターラインで、走りのパフォーマンスを表現。機能を集約したリヤコンビネーションランプは、コンパクトデザインでシャープな印象を持たせつつ、クルマ全体はワイドで安定感のある佇まいとした。

◆先進的なデジタルコックピット搭載

インテリアは素材感や機能性の表現にこだわり、上質な室内空間を表現。パッケージングの最適化による後席居住空間の拡大など、パフォーマンスワゴンにふさわしい快適性を実現した。

また、従来からの広い荷室スペースに加えて、大容量のサブトランクを新たに採用。荷室総容量を561リットル(カーゴフロアボード上部492リットル、サブトランク69リットル)として積載性能が大幅に向上した。アクセスキーを携帯し、リヤの六連星オーナメントに肘など体の一部を近づけるとリヤゲートが自動で開くハンズフリーオープンパワーリヤゲートも装備する。

コクピットは、タブレットライクな大型センターインフォメーションディスプレイや大型のフル液晶メーターを採用し、HMI(ヒューマンマシンインターフェイス)を充実させた。縦型11.6インチセンターインフォメーションディスプレイには、ナビゲーションをはじめ、車両やエアコンの設定、SUBARU STARLINK、ラジオやテレビなどさまざまな機能を内蔵。Apple CarPlay/Android Autoに対応し、アプリを大画面に表示できるほか、音声認識による操作も可能だ。

アイサイトX搭載グレードには12.3インチフル液晶メーターを採用。運転に必要な情報をグラフィカルに表示し、少ない視線移動で瞬時に認識できる。スピードメーターとタコメーターの2眼表示をする「ノーマル画面」、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイのナビゲーション情報と連携する「地図画面」、アイサイト関連の作動状態を大きく分かりやすく表示する「アイサイト画面」の3モード表示とした。


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Posted at 2020/10/20 21:16:01

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