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2020年12月14日

進化してるんだろうけど具体的に何がどう変わったのやらw

進化してるんだろうけど具体的に何がどう変わったのやらw タイプ992ベースの新型カップカー「ポルシェ 911 GT3 Cup」最終開発仕様を公開

Porsche 911 GT3 Cup

ポルシェ 911 GT3 カップ

2020年12月12日に詳細なスペックを発表

2021年にポルシェ・スーパーカップや世界中で行われているカレラ・カップに投入される、新型ワンメイクレーシングカー「ポルシェ911 GT3 カップ」の開発が最終段階を迎えた。テクニカルスペックを含めた正式発表は12月12日に行われる予定だ。

今回投入される911 GT3 カップは、現行のタイプ992世代のポルシェ911をベースにした初のレーシングマシン。最新カップカーは、これまでの偉大な遺産を引き継いだ1台となる。

1990年の初代デビュー以来、ポルシェはワンメイクカップレーサーを4251台も製造してきた。先代のタイプ991だけでも1410台を製造。このうち991第1世代が673台、2017年から投入された第2世代は737台が、世界各国にデリバリーされている。

世界中の声に耳を傾けて行われた開発

新型911 GT3 カップの開発は、2018年半ばにコンセプトの定義からスタートした。大成功を収めたタイプ991から何を改善すべきなのか、そしてカスタマーはカップカーに何を求めているかが議論されたのである。開発に携わったプロダクトマネージャーのクリストフ・ヴェルナーは次のようにコメントした。

「世界中のレーシングチームやワンメイクレースオーガナイザーと密接に協力しアイデアを交換することは、非常に有益な時間でした。これはポルシェ管轄のシリーズ以外も含んでいます。エンジニアやメカニックだけでなく、ドライバーやチームボスの声にも耳を傾け、現在のマシンの何が気に入っているのか、どの部分の改善が必要なのかを探ったのです」

「どのようなレーシングカーが求められているのか、そのムードを正確に把握し、多くの情報を収集することで、新仕様の開発における優先順位を設定することができました。このレーシングカーは、ワンメイクレースだけでなく耐久レースやクラブスポーツイベントでも使用されることもあるのです」

2019年半ばにプロトタイプ「TC01」が完成

1年の開発機関を経て、数百個にも及ぶニューパーツが取り付けられたプロトタイプ「TC01」が2019年半ばに完成。911 GT3 カップのプロジェクトマネージャーを務めるヤン・フェルドマンは、この期間の開発状況を次のように説明した。

「ポルシェ・モータースポーツセンターで最初のボディシェルと、すべてのコンポーネントを完成させました。プロジェクトチームはわずか10日間という記録的な時間で、このモデルのアッセンブリーを完成させています。この期間は、我々にとってもとても興味深いプロセスでした。2018年に立ち上げられたプロジェクトチームが、完璧に機能していることを示したのです」

1号車はポルシェ社内の風洞施設に直行し、2台目はヴァイザッハR&Dセンターのテストコースに送り出されている。

「当初の予定ではシェイクダウンとして2~3km程度走らせる予定でしたが、結局、レーシングドライバーのクラウス・バクラーが全開で30周も走行しました(笑)。最初に彼が全速力で駆け抜けた時は、その場にいた全員に鳥肌が立ちました。このシェイクダウンは大成功でした。いくつかの素晴らしいフィードバックを受け取ることができました」

ポルシェ・マイスターによる精力的なテスト

ヴァイザッハでの4日間のシェイクダウンテストを終えたTC01は、ヨーロッパツアーへと向かった。ドイツのユーロスピードウェイ・ラウジッツに続き、イタリアのモンツァや、その他の国際的なサーキットでテストが行われている。

「私たちにとって、様々な特性を持つサーキットを、可能な限り幅広く学ぶことが重要でした。これらの経験は、開発の最終段階に反映されました」と、テクニカルマネージャーのマルティン・メイジスは振り返る。

2020年半ばまでにサーキットで数千kmのテストが行われ、「TC01」のスペックを確定。ニュルブルクリンクをはじめとするグランプリサーキットを使って行われたロングランテストでは、マルコ・ホルツァー、ラース・カーン、ミハエル・アメルミューラー、そしてブランドアンバサダーのヨルグ・ベルグマイスターらが参加した。

「テストドライバーには幅広い個性が求められました。彼らはみな、具体的なフィードバックを与えてくれました。エンジニアとして、私たちは彼らの言葉を通してクルマを体験したのです。パフォーマンス面では、新型911 GT3 カップは大きな飛躍を遂げました。エンジン、サスペンション、エアロダイナミクス、ブレーキ、エレクトロニクス、人間工学に至るまで、すべての分野で改善が図られています」と、メイジスは説明する。

オシャースレーベンでの最終テストを完了

すべての開発、各コンポーネンツの長時間にわたるベンチテストを終えた開発チームは、最終テストの場としてモトールシュポルト・アレナ・オシャースレーベンを選んだ。911 GT3 カップはすべてのレース装備が取り付けられ、カモフラージュとして迷彩カラーリングが施された。この不思議なカラーリングは、有名なサーキットのコーナーを模したという。

数名のドライバーが参加した最終テストでは、チームが新型カップカーをどのように扱うかがチェックされた。

「カスタマーの視点でレースウィーク全体をシミュレートし、チームが使いやすい車両を考察しました。例えば、意図的にトラブルを発生させたりもしています。誤った操作やアクシデントもシミュレーションしました」と、ヴェルナーはテストを振り返った。

「この最終テストを通して、私たちはマイナートラブルを修正することができました。同時にカスタマーサービスを担当するエンジニアや、スーパーカップのルーキーコーチを務めるマルコ・ゼーフリートは、新型モデルの機能や操作性、ハンドリングへの理解を深めています。これはニューマシン発表前に、やるべき重要な作業です。新型911 GT3 カップの導入に向けて、可能な限りの準備をしてきたと自負しています」

GTレース部門のプロジェクトマネージャー、マティアス・ショルツが最後に付け加えた。

「我々は完全に満足してオシャースレーベンから帰ってきました。この広範なテストの結果、新型カップカーが、お客様の手でレースを走る準備ができていると確認できたのです」



ポルシェ 911 新型に初のレーサー、プロトタイプの写真 12月12日正式発表

ポルシェは12月7日、新型『911 GT3カップ』(Porsche 911 GT3 Cup)のプロトタイプの写真を公開した。新型『911』シリーズ(タイプ992)をベースにした最初のレーシングカーとなる。

◆世界で最も成功を収めているレーシングカー

ポルシェ911 GT3カップは、世界で最も成功を収めているレーシングカーだ。プロダクションカーに近いカスタマー向け競技車両として、1990年の前身以来、ポルシェはこのワンメイクカップレーサーを累計4251台製造してきた。ドイツ・ツフェンハウゼンの911シリーズの組み立てラインからは、「991.1」世代の911 GT3カップが673台、2017年に発売された「991.2」世代の911 GT3カップが737台、ラインオフしている。

911 GT3カップの現行型は、2012年12月に発表された。市販車の『911 GT3』をベースにした競技車両だ。現行911 GT3カップは、「ポルシェ Mobil 1 スーパーカップ」の2013年シーズンから使用されている。

現行ポルシェ911 GT3カップには、先代モデルを10ps上回る最大出力460ps/7500rpmを発生する3.8リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載している。開発はポルシェのモータースポーツ部門が担当し、ポルシェのカップカーとして初めて、ステアリングホイールにパドルシフトを装備した。この6速ドグタイプのギアボックスが、パワーを後輪に伝える。

センターロック式ワンピースホイールもポルシェのモータースポーツ部門によって見直され、ミシュランのスリックタイヤは、前輪がプラス20mmの270mm、後輪がプラス10mmの310mmにそれぞれワイド化された。

新開発のブレーキシステムは、先代モデルよりさらに耐久性が向上。フロントには、380mm径のスチール製スリットベンチレーテッドブレーキローターとアルミ製の6ピストンキャリパーが奢られ、リアには4ピストンキャリパーが装着されている。

現行モデルの開発では、ドライバーの安全性も重視された。新設計のロールケージが横転や衝突時にドライバーを保護。頭と肩の周囲が大幅に改善された新開発のバケットシートは、パッドで個別に調節することができる。ルーフには、初動の救急行為やドライバー救出に貢献するレスキューハッチが設けられた。

◆新型の開発は2018年の半ばに開始

新型911 GT3カップの開発は、2018年の半ばに開始された。新型レーシングカーがどのように見え、何ができるか、何を改善し、カスタマーチームから何を期待されているか。エンジニアやメカニック、ドライバーやチーム関係者の意見に耳を傾け、現行モデルの課題を洗い出した。

大量の情報を収集することにより、新しいグローバルモデルの開発に適切な優先順位つけられるようになった。これは、耐久レースやクラブスポーツイベントなどでのレーシングカーの走行にも当てはまるという。

その後、2019年の半ばに、新型911 GT3カップの「TC01」(テストカー01)が組み上げられた。ポルシェのモータースポーツセンターでボディと部品が出来上がった後、プロジェクトチームはわずか10日間の記録的な速さでTC01を完成させた。これは、2018年に設立されたプロジェクトチームの能力を示すものだという。

TC01は、ドイツ・ヴァイサッハで最初のテストを行った後、ヨーロッパツアーに乗り出した。ドイツのラウジッツリンクに続いて、イタリアのモンツァなどの高速サーキットで、テストが行われた。さまざまな特性を持つサーキットで、できるだけ多くのデータを得るのが目的だ。

◆新型はサーキットでのラップタイムなどあらゆる性能を向上

2020年半ばには、サーキットを数千キロ走行したTC01に後継車が加わった。これは、新型911シリーズの組み立て工場のツフェンハウゼンからラインオフした最初の試作車だ。このテストカーの主な任務は、ドイツ・ニュルブルクリンクのグランプリサーキットを含めて、ロングランを完了することだった。

パフォーマンスに関しては、新型911 GT3カップは大きな飛躍を遂げているという。サーキットでのラップタイムをはじめ、エンジンやサスペンション、エアロダイナミクスやブレーキ、電子機器や人間工学に至るまで、すべての分野で性能を引き上げているという。

なお、ポルシェは新型911 GT3カップの技術面などの詳細を、12月12日に発表する予定。ポルシェMobil 1スーパーカップや「カレラカップ」の2021年シーズンに、実戦投入される計画だ。
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Posted at 2020/12/14 21:45:01

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