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2020年12月16日

試乗車も続々配備されて乗った人も多いだろうからアイサイトXとかも含めてソッチを取った人は新型を買うだろうし、そんなことより300馬力って人は先代の認定中古車とかを探し求めるだろうし

試乗車も続々配備されて乗った人も多いだろうからアイサイトXとかも含めてソッチを取った人は新型を買うだろうし、そんなことより300馬力って人は先代の認定中古車とかを探し求めるだろうし 業界騒然! 関係者に購入者続出!! 600km乗って実感したスバル新型レヴォーグ絶賛の理由

 2020年11月26日に正式発売となったスバル新型レヴォーグ(2代目)。
 世界中で「これからは電動車(HVやPHV含む)だ」という声が高まるなか、純ガソリン仕様の1.8Lターボで登場。全長4755mm×全幅1795mmというちょうどいいサイズ、アイサイトXという世界トップレベルの安全性能、そして300万円台という(性能を考えると)手頃な価格。「日本の道」と「クルマの運転が好きな人へ向けた凝りまくった運動性能」、さらに「安全性能で世界トップレベルを走る」という、「こだわり」が存分に詰め込まれた世界に自慢できる国産新型車だ。

 そんな設計思想とお買い得度に惚れ込んで、自動車専門情報誌関係者のなかではこの新型レヴォーグ購入者が続出している。かく言う本企画担当編集者、当サイトの編集長Tも購入契約いたしました(アイサイトX付きのGT-H EXでドラレコ、ETCなどオプション、諸経費含めて総支払い額420万円、もちろん月賦。納車は2021年2月初頭です!)。

 そんな、実力が判明すればするほどファンが増えていく新型レヴォーグ、いったいどこがそんなにすごいのか。特にメカニズムに詳しい自動車ジャーナリストの鈴木直也氏にじっくりと伺った。

文/鈴木直也 写真/SUBARU、池之平昌信

【画像ギャラリー】 新型レヴォーグのカッコいいところ、すごいところ、全部見せます(画像37枚)

■第一印象は「それほどでも…」

 スバル新型レヴォーグが国内ではじめて姿を現したのは昨年(2019年)の東京モーターショー。前年のジュネーブに展示した「VIZIVツアラーコンセプト」を量産用に手際よくまとめたワゴンスタイルが、展示ブースでスポットライトを浴びていた(※この時点では「プロトタイプ」)。

 しかし、新型レヴォーグを見たぼくの第一印象は、正直あんまりパッとしないものだった。

東京モーターショーで世界初公開された「新型レヴォーグプロトタイプ」。この時点で2020年後半発売と言われていて期待も高まっていたが、正直ここまですごい出来だとは…

 最近のスバルのデザイン言語は「ダイナミック&ソリッド」と表現される造形だが、こういう大枠を決めてデザインを統一すると、えてして「どっかで見たなぁ」という既視感が先に立ってしまう。

 もうひとつ、東京モーターショーでは1.8Lの新型ターボエンジンと、スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)の採用がアナウンスされていたが、先代レヴォーグやインプレッサの経験から、こちらも“正常進化"という印象。
 悪くないけどちょっと地味。それがレヴォーグに対する最初の評価だった。

■「ここでぼくはぶったまげたのだった」

 で、時は流れて2020年の8月、ようやく新型レヴォーグの実車に触れる機会が訪れた。

 じつは、この最初のイベントは「アイサイトX体験会」というのがテーマで、クルマ本体よりも先進運転支援システム(ADAS)が主役。クローズドコースを舞台に、低速渋滞時のハンズフリー走行やウインカーをきっかけとした自動追い越し機能など、アイサイトXの進化を体感してもらう試乗コースが設定されていた。

 ところが、ここでぼくはぶったまげたのだった。

茨城県つくば市にあるJARI(日本自動車研究所)のテストコースで実施された試乗会。ここで新型レヴォーグの実力の片鱗が、国内のジャーナリストたちに響き渡った

 何に驚いたかといえば、クルマそのものの出来がめちゃめちゃすばらしかったからだ。

 もちろん、アイサイトXがテーマの試乗会だったから、そっちの高機能ぶりにも感心はした。しかし、ボディ、サスペンション、パワートレーンなど、アイサイトXを支える土台の進化は、さらにその上をいくハイレベルなもの。前述のとおり「せいぜい正常進化レベルでしょ」と侮っていたもんだから、マジで驚嘆してしまったのだった。

 こうなると、注目されるのが一般公道での走りっぷりだ。

 テストコースやサーキットで好感触だったクルマが、公道でじっくり乗ってみると意外な馬脚を露わすことは珍しくない。リアルワールドでのレヴォーグの実力を試す日が、なんとも待ち遠しくなった。

【画像ギャラリー】 新型レヴォーグのカッコいいところ、すごいところ、全部見せます(画像37枚)

■一般道を走ると…馬脚を露すどころか逆に評価は高まった

 はたして、2020年11月下旬に行われた新型レヴォーグ初の一般公道試乗会は、宇都宮から軽井沢を経由して東京へ戻る約600kmのロングドライブ。ツーリングワゴンの系譜を受け継ぐレヴォーグにとって、まさうってつけの舞台といっていい(編集部注/新型レヴォーグ購入を決めた当サイト編集長Tもこの試乗会で乗り倒して「あ、これは買おう」と決めました)。

 個人的にも楽しみにしていたこの試乗会、ぼくはもう血眼になっていろいろ細かいところをチェックしまくった。

半信半疑だったくせ者ぞろい(「天邪鬼」ともいう)のジャーナリストたちが、「これはすごい」と声をあげた新型レヴォーグの一般公道試乗会

 まず、パワートレーンについて知りたかったのは、公道におけるドライバビリティと燃費だ。完全新設計の1.8Lターボはごく低速域から力強いトルク感を発揮し、公道でもっとも頻繁に使う3000rpm以下の常用域の走りがいい。とりあえずは上々の滑り出しといっていい。

 この領域で走っていると「CVTっぽさ」はほぼ皆無で、加速感はダイレクトだし速度とエンジン回転のズレも感じない。新型1.8Lターボのカタログ最大トルク値は300Nmで従来型より50Nmアップだが、感覚的にはその数字以上の力強さ。ということはつまり、高速の流れに乗って100km/h付近で走っている時、アクセル開度はより小さくなっている。

 で、注目の燃費だが、ACCを100km/hにセットしてたんたんと走ると、高速道路ではおおむね15km/L弱というところ。新しい1.8Lターボは約3000rpm以下でリーン燃焼モードに入るが、ここをうまく使えばもうちょっと燃費は伸ばせるはず。さすがにハイブリッドにはかなわないが、純ガソリン車としてはセグメント平均以上。合格点を与えてもいい進化ぶりだと思う。

グラマラスなボディにオーソドックスなデザイン。新型レヴォーグは当面国内のみの販売で、サイズも、乗り心地や操縦安定性などの細かなタッチも、「日本の道を快適に走る」という目標を掲げて開発されている

 いっぽう、ぼくがいちばん注目していたシャシー性能(とくに乗り心地)に関しては、公道を試乗して馬脚を露わすどころか逆にさらに評価が高まった。

 新型レヴォーグのこの部分に特別なシカケは何もなく、セオリーどおり高剛性のボディ骨格にしなやかに動くサスペンションというコンビネーションを磨き上げているのだが、補修跡の荒れた舗装路や橋のジョイントなど、リアルワールドならではの試練を巧みにこなしてソツがない。

■このセグメントの国産車としては飛び抜けている

 開発責任者の五島賢さんに聞くと、インナーフレーム構造(骨格を組み立ててから外板パネルを溶接する工法)の採用がかなり効果を発揮しているそうだが、構造用接着剤の使用範囲拡大(インプレッサ比で4倍)などとあわせて、ベースはSGPでも中身は別物というのが実態。鬼押し出し(群馬県吾妻郡嬬恋村)近辺の荒れた一般路を飛ばすと、骨格の強靭さがこのセグメントの日本車としては飛び抜けていることを実感する。

試乗した道は高速道路やよく整備された場所だけでなく、アスファルトが荒れた場所などもあったが、高剛性ボディとしなやかに動く足が振動を受け止め、しっかりしたステアリングが操舵をダイレクトに四輪に伝える

 土台がしっかりしているから、サスペンションがきちんとスムーズに動く。
 固定減衰力ダンパーのGT-Hもいいが、よりお薦めなのはZFの電制可変ダンパーを装備したSTI Sportだ。こいつのスポーツモードでワインディングを飛ばすのも悪くないが、コンフォートモードにセットした時のエレガントな乗り心地こそ超オススメ。

 高コストな2ピニオン型電動パワステを奢った操舵フィールの上質さとあいまって、ハンドリングと乗り心地の総合バランスは価格2倍の欧州プレミアムと互角。そういっても決して過言ではないほど、シャシーの出来は素晴らしいと思う。

■今、いちばんコスパがいい国産車

 さらに、高速道路セクションではなるべくACCをセットして、アイサイトXの正確な車線トレース機能を使って走ったが、1日に500km走るようなシチュエーションでは、並みのクルマとは疲れがまったく違うのではないかと感じたほど楽ちん。この日はなんだか走れば走るほど新型レヴォーグに魅了されてしまった一日でありました。

前側方プリクラッシュブレーキや緊急時プリクラッシュステアリング、誤発進抑制制御、全車速追従機能付きクルーズコントロールや渋滞時ハンズオフと、安全性と快適性を両立した先進装備を持つ

 結論として言えるのは、新型レヴォーグは一般公道試乗でボロを出すどころか、ますます評価を高めたというのがぼくの率直な評価。その中身の濃さを考えると、(車両本体価格のみでいうと)300万円台で買えるクルマとしては、今いちばんコスパがいいと評価したい。

自分で買ったから余計に実感しますが、めちゃくちゃお買い得な値付けです!!


SUV人気に終止符!? 今年の車にスバル「レヴォーグ」 ワゴン人気は復権なるか

■レヴォーグが「今年の1台」に決定! ステーションワゴンの復権ある?

 2020年12月7日に、2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤーが発表され、今年の1台としてスバルのステーションワゴン「レヴォーグ」が選ばれました
 
 昨年までは「ボルボ XC60」(2017年)、「ボルボ XC40」(2018年)、「トヨタ RAV4」(2019年)と、昨今のSUVブームを象徴するように3年連続でSUVモデルが選ばれていました。今年登場したSUVの新型車では「ハリアー」「ヤリスクロス」などが人気を集めています。そんな中、なぜ人気が低迷しているといわれるステーションワゴンのレヴォーグが選ばれたのでしょうか。SUV人気に終止符は打たれるのでしょうか。

 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、日本のモータリゼーションの発展とコンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として1980年に創設。

 本年度の選考対象となるクルマは、前年の11月1日より当年の10月31日までに日本国内において発表された乗用車で、新しいコンセプトや機構、ボディ・パワートレインを有していることが選考の対象となるクルマの条件です。

 このような歴史や選考条件で選考される日本カー・オブ・ザ・イヤーですが、前述のように近年では3年連続でSUVが受賞しています。

 この過去3年の間では、2018年に20年ぶりのフルモデルチェンジを遂げて大きな話題となったスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」が登場。

 2019年には3年ぶりの日本復活となったトヨタ「RAV4」や、全長3m以下というコンパクトサイズながら幅広い世代から支持されるトヨタ「ライズ」。

 2020年には、ハイブリッド専用車として登場した日産「キックス」、2021年初頭にはマツダ初の市販電気自動車もSUVで発売される予定など、多種多様なSUVが続々と投入されます。

 新車販売(軽自動車を除く)においても、1位にトヨタ「ヤリス(ヤリスクロス含む)」、2位ライズ、4位「ハリアー」と上位にSUVがランクイン。なお、ライズは2019年11月の発売以降、常にTOP5を維持する人気です。

 一方で、ステーションワゴンはかつて国産メーカー各社がラインナップする定番ジャンルとなっていました。

 ステーションワゴンは、セダン並の走行性能とワゴン並の積載性を兼ね備えたことが支持される要因となり、その人気に火を点けたのがスバル「レガシィツーリングワゴン」だったのです。

 しかし、2000年以降は走りの性能よりも室内空間の広さや快適性にニーズが変わっていき、ミニバンやSUVジャンルに人気が変わっていきました。

 そして、ワゴンモデルは徐々に販売台数が落ち込んでしまった結果、国産メーカーはステーションワゴンをラインナップを次々と無くしていきました。

 現在、国産メーカーのステーションワゴンは、マツダ「マツダ6ワゴン」、ホンダ「シャトル」、トヨタ「プリウスα」、「カローラツーリング」、そしてレヴォーグと数えるほどです。しかもステーションワゴンのみで展開されている車種は、シャトルとレヴォーグの2車種だけです。

 なお、プリウスαは2021年3月末で生産終了することがすでにアナウンスされており、ますますステーションワゴンの数が減っていく傾向です。

 そうした時代の流れなかで、ステーションワゴンのレヴォーグはどのようなユーザーから支持されてきたのでしょうか。スバルの販売店は次のように話します。

「スバルはレオーネツーリングワゴンやレガシィツーリングワゴンがヒットしたこともあり、昔からステーションワゴンを好むユーザーから支持されておりました。

 しかし、レガシィはグローバルモデルとしてボディサイズが世代を重ねる毎に拡大し、それまでのオーナーから少なからず不満が出ていたようです。

 そうした背景もあり、日本のユーザーに適したボディサイズのステーションワゴンである先代レヴォーグが2014年に登場しました。当初は、日本専用モデルでボディも丁度いいサイズということで、歴代レガシィツーリングワゴンや他社からの乗り換え需要が高まりました。

 また、年々他社のステーションワゴンが無くなっていることもあり、選択肢が限られてきていることも結果的に、レヴォーグの販売を支えていたのです。

 今回、レヴォーグが2代目へとフルモデルチェンジしたことで、基本性能が大幅に刷新されたほか、新たに搭載される高度運転支援システム『アイサイトX』は、クルマとしての性能はもちろん、安全面でも他車に負けないクルマとなりました。

 しかし、スバル車のなかでは、依然としてSUVの『フォレスター』が人気です。

 実際にフォレスターを検討していた人が最終的にレヴォーグを購入した人もいましたが、新車効果が強いため、ステーションワゴン人気が戻ったとはまだいえないと思います」

■カローラツーリングが人気!? ワゴン人気はやはり復権中?

 2020年9月に12代目へとフルモデルチェンジしたカローラ/カローラツーリングは、発売以降も販売台数ランキングで上位を維持するほどの人気を誇っています。

 現在のカローラシリーズは、セダンのカローラ、ステーションワゴンのカローラツーリング、2018年6月に先行して登場したハッチバックのカローラスポーツで構成され、そのなかでもステーションワゴンのカローラツーリングが販売比率の大半を占めています。

 カローラツーリングの人気について、トヨタの販売店は次のように話しています。

「トヨタでは、去年から今年にかけて新型モデルが続々と登場しました。SUVが注目されがちですが、2019年9月に12代目となったカローラ(セダン)/カローラツーリング(ステーションワゴン)は、それまで販売No.1だったプリウスとパッケージが近かったこともあり、販売面でも好調を維持しています。

 カローラシリーズの販売比率では、大半をカローラツーリングが占めることもあり、ステーションワゴン人気があるように感じます。

 しかし、それは人気車プリウスと比べて優れているという部分がユーザーから評価されているため、かつてのようにステーションワゴンが復権したとはいえないと思います。

 実際には全体で見るとまだまだSUV人気が高いことには変わりませんから」

※ ※ ※

 レヴォーグは、SUVの三連覇を阻止したことで、ステーションワゴン人気の復権が期待されましたが、あくまでも一定の条件のうえで、好調なようです。

 しかし、ステーションワゴンが下火になりつつある現在においても、新型モデルが登場したということは、絶対数ではSUVに及ばないものの、コア層を重視したクルマ作りが続く証となるのかもしれません。


スバル新型レヴォーグの注目すべき技術チェック! ボディ・シャシー編 3/3

この記事は2020年9月に有料配信した記事を無料公開したものです。
スバルの新型レヴォーグはプロトタイプが公開され、大きな注目を浴びている。10月の正式発売に向け、すでに受注も開始され、現時点で注文しても納車は12月頃になる予定だ。

この新型レヴォーグには、最近では珍しいほど多種多様な新技術が一気に投入されているが、現時点ではすべての詳細情報が公表されているわけではないので、未公表の部分を推測しながら要点を探ってみることにする。今回は、新開発のボディ、サスペンションについて考察してみる。

第2世代のスバル・グローバル・プラットフォームの背景

スバルが新世代のモジュラープラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)」を投入したのは2016年のインプレッサからだった。

車種ラインアップが少ないスバルでは、いわゆる巨大メーカーのように多車種に展開できるモジュラー・プラットフォームであることはあまり重要ではない。スバルの場合はインプレッサ、XV、レヴォーグ、WRX、フォレスター、レガシィ/アウトバック、アセントというラインアップで、従来からワンプラットフォームを採用していた。言い換えれば、SGPはモジュラー化の優先度は低いのだ。

そのためSGPの目指すものは、総合(衝突)安全性能の向上、より高次元のドライビングプレジャーの実現、ドライバーだけでなく同乗者の快適性(乗り心地、静粛性)の向上、そしてクルマとしての動的な質感の向上である。動的な質感という表現は分かりにくいが、端的にいえば走行中の高級感、上質感といった感性フィーリングを意味している。

安全性と、走りの気持ちよさや上質感、乗り心地、静粛性を高いレベルで実現することが目的だ。

このように見ると、フォルクスワーゲンのMQB、トヨタのTNGAなどと比べ、SGPは安全性能向上と走りの質にフォーカスを絞ったプラットフォームということがわかる。


SGPの誕生の背景には初代レヴォーグ、86/BRZの開発過程で、ボディ、シャシーの開発、熟成にあたり、設計部門と実験部門との共通言語の共有、実験ドライバーによる熟成・チューニングのプロセスを工学的なデータ化という取り組みがあった。

テストドライバーの評価と走行状態での車両の挙動解析を一致させるために、テストベンチ上でのミクロン単位のボディ、シャシーの歪みの計測と、実走行でのボディ、シャシーの歪みの計測を付き合わせることで、何が重要なポイントかを模索し、そこで解明されたポイントを反映させたのがSGPである。

そしてインプレッサから採用されたSGPは、アメリカで生産される新型レガシィ/アウトバックと新型レヴォーグから第2世代となる。SGPをインプレッサ、フォレスターなどに展開し、その後の評価結果や新たな知見を盛り込んで、より高いレベルを目指したのが第2世代のSGPだ。

さらに、新型レガシィ/アウトバックからボディ製造時の手法であるインナーフレーム構造がまずアメリカ工場で採用され、続いて群馬製作所に導入され新型レヴォーグにも適用することになったのだ。

もちろん、従来の製造工法からインナーフレーム構造に切り替えるためには、工場の生産設備の大幅な変更が必要であり、大きな投資が必要となる。プレス金型の開発も一新する必要がでてくるなど、製造技術に関する投資が大きくなる。それでも第2世代のSGPとインナーフレーム構造を組み合わせて採用することは、大きなメリットがあると判断したわけだ。

インナーフレーム構造

一般的には、あまりなじみのない用語で、その構造の意味はほとんど知られていない。インナーフレーム構造とは、最初にプラットフォームとボディの骨格部分を溶接して組み立て、最後にアウターパネルを溶接する工法。

従来は、プラットフォームにフロントフレーム、Cピラーを含む左右リヤサイドボディ、左右の大面積のサイドボディなどを組み合わせて溶接し、ボディを組み立てる工法であった。骨格部とアウターパネルが一体のユニットが多いのが特長だ。

ヨーロッパ車は以前からインナーフレーム構造を採用しているが、日本車の場合は骨格部とパネルが一体化した大型のユニットを組み合わせる工法が一般化していた。そうした常識を打ち破ったのはホンダで、初代N-BOXの生産を鈴鹿製作所で開始するにあたり、インナーフレーム構造を導入し、続いて寄居工場で生産するクルマにもインナーフレーム構造を導入した。

したがってスバルは日本の自動車メーカーとしては2番目にインナーフレーム構造を採用したことになる。スバルは10年以上前から設計部門ではインナーフレーム構造採用の構想を持っていたといわれるが、実際には多額の投資が必要となるため、なかなか採用できず、ようやく2019年(インディアナ工場)、2020年(群馬製作所)に実現したわけである。

インナーフレーム構造の特長は、最初にプラットフォームとボディの骨格を溶接組み立てし、この時点ではアウターパネルがないため、ピラーなど骨格部に自由にスポット溶接を行なうことができるのがメリットだ。従来工法では、骨格と一体化されたアウターパネルなどが障害となって思うようにスポット溶接ができない場所が発生していたのだ。

またより高い強度や剛性が必要な場所には十分な骨格構造とすることが可能だ。従来工法では、後付けの補強材を追加する必要があったが、こうした後付け補強方式に比べ、インナーフレーム構造はより高強度、高剛性にしやすく、しかも結果的に軽量にすることができることがメリットとなる。

しかし、一方で、ボディ骨格を組み上げた上でアウターパネルを溶接するため、骨格が高精度に組み立てていないと、アウターパネルとの整合が狂うことになる。つまり従来のような大物板金部品による辻褄あわせができないため、従来の工法より数段高精度なボディ骨格精度が必要になる。さらに、それは製造ラインも高精度であることが求められるのだ。こうした点はインナーフレーム構造を採用する上での最大のハードルでもある。

新型レヴォーグはワゴンボディのため、特にリヤのサスペンション取り付け点の周囲はボディ骨格の段階で十分な強度や剛性が与えられている。

さらに、新型レヴォーグは従来よりはるかに多くの部分の結合部に、構造用接着剤を採用している。インプレッサと比べ4倍になっており、国産車の中ではトップレベルの接着剤使用量だろう。構造用接着剤は、液状のため生産ラインを汚しやすいので生産現場では嫌われるものだが、今回は技術革新により大幅採用が実現したと思われる。

この構造用接着剤はプラットフォームとその骨格部の接合部に多用されており、路面からの微小な振動を減衰させる役割を果たしている。その結果、フロア面の振動が低減され、さらにボディ全体の剛性フィーリングの向上に効果を発揮しているはずだ。

サスペンション

新型レヴォーグのサスペンションは、フロントがストラット式、リヤがダブルウイッシュボーン式で、従来タイプと同じだ。しかしフロントのストロークは約25%、リヤは10%(STIスポーツは5%)増大されている。仮にフロントが従来は200mmであったとすれば50mmも増大されたことになる。

もちろんウレタン製バンプラバーも採用されているので、増大したストロークではプログレッシブなバネ特性になっているはずだ。こうしたストロークの増大により、車体のピッチングやローリングの過渡的な特性や、限界域でのコントロール性の向上など、いわゆる懐の深い特性が実現するのだ。

もう一つ大きな進化は、フロント・サスペンションのキングピンオフセット量の改善だ。キングピンオフセット量とは、通常は前方から見てキングピンの延長線がタイヤの接地中心点からどれだけ離れているかという点で捉えられるが、正確にはホイールセンター部でのホイールセンターとキングピン軸の間隔の大きさを意味する。

スバルはマス・オフセットという用語を使用しているが、一般的にはキングピンオフセット量と呼ぶ。このオフセット量が大きくなるほど、外乱入力が大きくなり、逆に言えば操舵フィーリングに不要な入力が多くなるため、それを緩和するためにステアリング系での逃げを作る必要がでてくる。

キングピンオフセット量を低減すれば、そうした逃げが少なくなり、よりダイレクトで雑味のない操舵フィールが実現する。ダブルウイッシュボーン式に比べ、ストラット式はキングピンオフセット量が大きくなる宿命にあり、それを回避するためにはBMWのようにロワアームをダブルジョイントにする、あるいはルノー・メガーヌR.S.やホンダ・シビック タイプRのようにダブルアクシス式ストラットにするなどの手法がある。

スバルは現行のインプレッサ以来、ハブキャリアの形状を工夫することでキングピンオフセット量を縮小しており、この新型レヴォーグでも引き続いてこの手法を採用している。キングピンオフセット量が従来比で15%縮小したことで、よりダイレクトで滑らかなステアフィールを実現している。

このあたりもドライビングプレジャー、動的質感にこだわりがあることの証明といえるだろう。

なお操舵フィールに関しては、パワーステアリングが従来のシングルピニオン・アシスト式電動パワーステアリングから、デュアルピニオン式電動パワーステアリングに進化したことも貢献している。もっともデュアルピニオン式電動パワーステアリングはフォルクスワーゲン・ゴルフなどは以前から採用しており、むしろ採用が遅かったといえるかもしれない。

操舵支援を含むレベル2の高度運転支援システムはもちろん、将来を考えるとより大容量・大操舵トルクを発生できるパワーステアリングシステムが必要で、さらに、電気的な故障が発生しても操舵を維持できるフェイラー・バックアップ・システムは、今後不可欠なステアリングシステムとされている。

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“今年の最優秀車” 新型レヴォーグは史上最高のレガシィを越えたか

 最も優れた“今年の車”で話題。スバル 新型レヴォーグは、歴代最高と名高いレガシィを越えた? 絶賛の理由と本当の評価とは。

 2020年12月7日、1年で最も優れたクルマを表彰する、日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)の大賞に、スバルの新型レヴォーグが選ばれた。その評価を裏付けるように、10月15日の発表時点で公表された先行予約は8290台に達し、ワゴン人気が衰退するなか確かな評価を得ている。

 新型レヴォーグは通算2代目となるモデル。同車は、レガシィが大型化し、日本市場に合わなくなったことから日本のユーザー向けに開発されたモデルでもあるが、果たして史上最高との呼び声も高い、かつてのレガシィに届いているのか。

 自動車評論家でCOTY選考委員でもある国沢光宏氏が解説する。

文/国沢光宏、写真/スバル、撮影/池ノ平昌信

【画像ギャラリー】スバル名門ワゴンの全系譜 新型レヴォーグ&歴代レガシィワゴンを見る!

今年の“イヤーカー” 新型レヴォーグの原点=レガシィはスバル黄金期の象徴

新型レヴォーグは、日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021で大賞を受賞した

 今年の日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)は、新型レヴォーグに決まった。60人いる選考委員のうち、26人がレヴォーグに満点を投じ、27人はレヴォーグに2位の点を付けている。

 自動車に対し格別な造詣を持つということで選ばれた60人のうち、53人も今年1番か2番目に優れたクルマだと評価したのだから素晴らしい。

 果たして新型レヴォーグ、それほど魅力的なクルマなのだろうか? ちなみに私は満点の10点をGRヤリスに投じた。厳しい企業平均燃費規制(CAFE)始まるなか、本格的なハイパワーモデルをラインナップできた点を高く評価した次第。

 新型レヴォーグは8点としたけれど、クルマの仕上がりという評価軸だとレヴォーグが今年No.1とも思う。

 さて。スバルファンにとって大きなテーマになっているのは「4代目レガシィから乗り換えたくなるようなクルマがない」ということのようだ。

4代目レガシィは、スバルが初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したクルマである。(販売時期:2003年~2009年)

 2003年に発売された4代目レガシィ、スバルにとって初のCOTY受賞車になるなど良いクルマだった。思い返してみれば、スバルというメーカー、1989年に初代レガシィが出るまで、他メーカーと比べ見劣りした。

 レオーネ時代、最後こそ一部にOHCを投入したものの、他メーカーじゃ“はるか昔”に消え去ったOHVを主力エンジンとしていたほど。

 時代に乗り遅れないよう投入したターボもインタークーラーなく、出力低く、ターボラグ大きく、がちゃがちゃ賑やかで驚くほど燃費悪い。それをイッキに最新スペックとしたのが初代レガシィである。

1989年2月に発売開始したスバル 初代レガシィ(販売時期:1989年~1993年)

 初代レガシィで何とか時代に追いついたスバルは、ここから信じられないほどの猛ダッシュを開始!

 毎年の如く改良を加え、2代目のマイナーチェンジで当時2L最強の280馬力ツインターボまで作る! バリエーションモデルとして出したインプレッサも改良を続け見事WRCを制覇! スバルの黄金時代が始まった。

歴代最高のレガシィ路線に「回帰」した初代レヴォーグ

 集大成となるのが4代目レガシィ。2代目でやっと絞り出した280馬力だったけれど、4代目になると低速トルクやレスポンスまでバッチリ対策できた。

 1989年にデビューしたEJ20型水平対向エンジン、WRC(世界ラリー選手権)で鍛えられ、気がつけば280馬力など余裕。車体の軽量化も進み、アルミのボンネットまで採用し3代目から強くて軽くなっています。

 当時の勢いを維持したら、ドイツ車に並ぶような奥行きのあるクルマになると期待されていたほど。

 しかしアメリカを向いた結果、大きく安っぽくなった5代目になり、多くのスバルファンは愕然とする。私もその1人。4代目まで全て乗っていたけれど、5代目を見た瞬間「やめた」。レガシィの流れを完全に断ち切ったと思う。

2009年にフルモデルチェンジした5代目レガシィ。4代目より車体が全長95mm、全幅50mm、全高65mmと大きくなった

 そんな5代目はアイサイトで評価を上げ、アメリカも大ヒット。スバルにとってドル箱に育つから面白い。

 ただ、4代目レガシィのオーナーにとって「乗り換えたいクルマ」がなくなった状況は続く。レガシィを失った人達に対する提案が初代レヴォーグである。確かに良いクルマだったけれど、スバルファンからすれば物足りなかった?

電動化も視野? 新型レヴォーグは4代目レガシィに届いたか

 ということで今回のテーマである「新型レヴォーグは4代目レガシィに届いたか」ということだけれど、結論から書くと「新しい世代の始まり」と感じている。

2014年に初代が販売され、2020年にフルモデルチェンジしたレヴォーグ

 詳細は今までの新型レヴォーグ詳細記事とバッティングするから省くけれど、車体骨格こそインプレッサを使いながら、徹底的に手を加えてきた。もはや別モノと言えるレベル。

 ステアリングギアボックスやブレーキのシステム、ダンパーなどクルマとしての基本構成要件をケチらず、日本車としてはダントツのスペックとしている。技術を統括している藤貫さんによれば「まだやりたいことがあります!」。

 初代レガシィの時と同じくらい伸び代があるという。そんな発展途上の状況でCOTYを取ったのだから素晴らしい。

 私が厳しい評価をしている電動化技術なしのパワーユニットも、遠からずモーターを組み込んだ新世代のシステムになっていくことだろう。エンジンの前後長を思い切って短くしたのは、モーター組み込むスペースの確保です。

 そもそもエンジンだって熱効率を徹底的に追求しており、パワー的に近いマツダのSKYACTIV-Xに実用燃費で並ぶ。

2020年11月上旬に一般公道での試乗が行われ、走りの安定感、乗り心地、アイサイトXなど褒める点が多かったと筆者は語る

 テストコースやサーキットで試乗した時も「いいね!」と思ったけれど、一般道はさらにステキだった。

 ZF製のダンパーからくる上質かつ滑らかな乗り心地や、コスト掛けたステアリングが創り出す安定感。そしてレベルの高い新世代アイサイト等々、褒めるべき点はたくさんある。クルマ全体の評価で言えば4代目レガシィを凌ぐ。

 とはいえ新世代スバルのクルマ作りは始まったばかり。1989年の初代レガシィと同じだと考えればいい。これからドンドン改良され、レベルアップしていくと思う。

 スバルから離れていた人達も、遠からず「六連星(むつらぼし)」のエンブレムがハンドルに付いているクルマに戻る日がやってくるような気がします。


レヴォーグ購入検討層もSUVが気になっていた!? 消費者行動データで分かったユーザーの心理とは

2020年10月にフルモデルチェンジを実施したスバル 新型レヴォーグ。オーナーたちはどのような比較検討を重ね、何に悩んで購入に至ったのだろう。ユーザーの調査データを基に、レヴォーグ購入検討者の心理や、意外な競合車種などを検証してみた。

日本のユーザーに向けて造られたレヴォーグはどんなユーザーが買っているのか

2020年10月15日に正式発売が始まったスバルの2代目「レヴォーグ」が、デビュー早々に第41回日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021に選出された。

レヴォーグは、かつてのレガシィツーリングワゴンで多くの支持を集めた4WDスポーツワゴンというコンセプトを受け継ぎ、日本のユーザーを第一に考え開発。2014年に初代モデルが誕生している。

日本一のイヤーカーの栄冠に輝いた2代目では、高度運転支援システムのアイサイトXをはじめ、新世代のスバルグローバルプラットフォームをフルインナーフレーム構造によりさらに進化させるなど、様々な新技術が投入された。これを300万円台からの価格帯に収めるコストパフォーマンスの高さも魅力のひとつだ。

そんなスバル レヴォーグを求めるユーザーは、どのような検討を重ね購入に至っているのか。自動車業界向けマーケティングサービス「IGNITION for Media」を提供するマイクロアドの消費者行動データをもとに、レヴォーグを購入した際の決め手や比較検討車種などを解説しよう。

レヴォーグ購入層の男性比率は75%以上と高め

2020年11月に調査したIGNITION for Mediaのデータによると、レヴォーグを購入したのは男性75.9%、女性24.1%(調査データ平均:男性68.9%/女性31.1%)と、男性比率は高め。年齢別では45~49歳が40.7%、次いで50~54歳が27.2%と、40代後半から50代前半だけで7割近くを占めている。

購入価格帯は200~300万円が20.2%、100~200万円が19.3%。続いて300~400万円が15.1%、400~500万円が13.9%となっている。新型レヴォーグの価格帯は約310万円から約409万円となっていて、初代レヴォーグも新車価格はほぼ同等だった。一部が重なるケースもあるが、主に300万円までの価格帯は中古車ユーザーと見てよいだろう。

レヴォーグ購入ユーザーが気になっていたのはやっぱり燃費!?

IGNITION for Mediaの調査データでは、ユーザーがクルマを購入する際の興味・関心を知る「クルマ選びのポイント・価値観」の項目も設けられている。

用途別には通勤・通学・買い物・アウトドア・趣味の5項目。重視するポイントとしては走行性能・乗り心地・エクステリア・インテリア・価格・安全性能・室内空間・燃費・荷室の9項目が挙げられた。

レヴォーグの場合、用途別には趣味が17.2%と多い。4WDが活躍するアウトドアレジャーでの需要が高いモデルであることが証明された格好だ。運転の楽しさを強く訴求しているスバル車だけに、中にはクルマの運転自体が趣味、と答えているユーザーもいるかもしれない。

重視するポイントとしては、燃費が24.4%とTOP。次いでインテリアが16.6%、走行性能が12.2%、エクステリアが11.8%となっている。外観デザインよりも、まずは燃費と走行性能を天秤にかけて検討しているようだ。

インテリアについては、新型は大画面のセンターディスプレイなどのデジタルコックピットへの興味関心が大きく影響しているものと思われる。

レヴォーグユーザーも、流行りのSUVは気になっていた!?

実に多彩な(バラバラ)な選択肢の中から選ばれていたレヴォーグ

レヴォーグは、国産モデルではすっかり少なくなったステーションワゴンモデルだ。果たして購入ユーザーはどんなクルマをライバルとして比較検討していたのだろう。

上位5台がなかなか興味深い結果となった。

1位:レクサス RX(検討率4.7%)、2位:スバル WRX(4.4%)、3位:スバル フォレスター(2.8%)、4位:アウディ S4(2.8%)、5位:スバル BRZ(2.3%)と、多彩な(バラバラな)ラインナップが検討されているのだ。

1位のレクサス RXは高級SUV。新車の価格帯はおよそ500万円台から800万円弱だが、マイクロアドの消費者行動データによる検討価格帯は400~500万円と出ており、主に高年式中古車との比較がされているようだ。

4位のアウディは、スバル同様に4WDへのこだわりが強いメーカー。S4はスポーツセダンで、スバルで言うとWRXやレガシィB4が直接の競合車となる。S4の検討価格帯は800~900万円と、レヴォーグとはかなり差があるが、予算を超えた比較検討がされるほど魅力的な存在ということだろう。

2位、3位、5位はスバル車だが、それぞれスポーツセダン、SUV、そしてFRスポーツカーとバラバラ。しかしスバルブランドという大枠の中で比較されていることからも、熱心なスバルファン(スバリスト)が購入検討していることがうかがえる。

いずれにせよ、レヴォーグユーザーはステーションワゴン車以外のクルマが比較検討の対象となっていた。特に流行りのSUVは気になる存在のようだ。

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]
ブログ一覧 | 富士重工 | 日記
Posted at 2020/12/16 23:12:23

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