2021年04月11日
最早この値段だったとしてもGT3の性能を考えるとお買い得なのだろうか?
ポルシェジャパン、新型911GT3の予約受注開始---価格は2296万円
ポルシェジャパンは、自然吸気エンジン搭載のトップグレード新型『911GT3』の予約受注を4月7日より開始した。
新型911GT3は、フロントアクスルにダブルウィッシュボーンを市販911として初採用。スワンネック・リアウィングやディフューザーなど、GTレースカー『911RSR』譲りの空力デバイスを備える。
4リットル6気筒ボクサーエンジンは、最高出力510ps/最大トルク740Nmを発生。先代と比べて出力は10ps、トルクは10Nmアップしている。トランスミッションは6速MTと7速オートマチックPDKを設定。最高速度(6MT)は従来の『911 GT3RS』を上回る320km/h、0-100km/h加速は3.4秒と、圧倒的な動力性能を発揮する。
価格は6速MT/7速PDK、右/左ハンドル、いずれも2296万円。
ポルシェ911(992)のハイパフォーマンスバージョン「GT3」が日本での予約受注を開始
最高出力510psを発生する4リットル自然吸気フラット6エンジンに、フロント・ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用した新型ポルシェ911 GT3が日本での受注をスタート。車両価格は2296万円に設定
ポルシェ ジャパンは2021年4月7日、第8世代のポルシェ911(992)のハイパフォーマンスモデルに位置する新型911 GT3の予約受注を開始した。車両価格は2296万円に設定。ハンドル位置は右/左の選択が可能である。
改めて新型911 GT3の特徴を解説していこう。
1999年に登場した996型911のGT3から数えて4代目となる新型GT3は、パワーユニットに自然吸気で専用セッティングの3996cc水平対向6気筒DOHCエンジンを搭載する。吸気系には6バレルのスロットルバルブを組み込み、一方で排気系のスポーツエキゾーストシステムは2基のパティキュレートフィルターを内蔵しながら従来よりも軽量化。最高出力は先代モデル比で10psアップの510ps/8400rpm、最大トルクは同10Nmアップの470Nm/6100rpmを発生し、レブリミットは9000rpmに設定した。組み合わせるトランスミッションはデュアルクラッチタイプの7速PDK(7速ポルシェドッペルクップルング)のほか、オートブリッピング機能を配した6速MTを採用して後輪を駆動。性能面では、7速PDKモデルが0→100km/h加速3.4秒、最高速度318km/h、6速MTモデルが同3.9秒、320km/hを実現した。
シャシー面については、フロントアクスルにレーシングカーの911 RSR用をベースとするダブルウィッシュボーン式サスペンションを、市販911として初採用したことが特徴。また、リアアクスルは標準911と同形式のマルチリンク式ながらロアウイッシュボーンにボールジョイントを組み込み、路面追従性をいっそう高めている。さらに、走行状況に即して後輪が最大で2度動く後輪操舵システムのリアアクスルステアリングも装備。シューズには前後異径サイズ(前9J×20/後12J×21)のセンターロック式鍛造アロイホイールと前255/35ZR20/後315/30ZR21タイヤを装着し、制動機構にはアルミニウム製モノブロックキャリパーを配した前Φ408mmディスク+対向6ピストン/後Φ380mmディスク+対向4ピストンを採用した。オプションとして、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)も用意している。
エクステリアに関しては、フロントフードやリアウイングなどをカーボンファーバー(CFRP)材で、サイドおよびリアのウィンドウを軽量ガラスで仕立てたうえで、軽量ステンレススチール製スポーツエキゾーストシステムや軽量スターターバッテリーなどを装着し、効果的なライトウェイト化を達成。エアロダイナミクス性能も徹底追求し、前後ディフューザーや各スポイラー、スワンネックマウントのリアウイング、フルクラッド化したアンダーボディなどを採用して、最大ダウンフォース量を先代モデル比で約60%アップさせた。
内包するインテリアは、新機能のトラックスクリーンを配した専用グラフィックエレメントのメーターパネルやブラックのRace-Tex素材を使用したステアリングホイール、Race-Tex素材に加えてブラックレザーやアンスラサイトブラッシュアルミニウムインレーを組み込んだブラックトリムストリップなどを導入したことがトピック。シートは電動サイドボルスターやシートの高さおよびバックレストの角度の電動調節、前後位置の手動調節を備えたスポーツシートプラスを標準で、カーボン織目仕上げの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製フルバケットシートをオプションで装備する。また、専用の認定ロールケージや6点式シートベルト、バッテリーディスコネクトスイッチなどで構成するサーキット走行向けの「クラブスポーツパッケージ」をオプションで設定した。
ニュルで量産NA最速タイムをマークした「ポルシェ911GT3」の予約受注が開始!
「911 RSR」由来のスワンネック型リヤウイングが最大の特徴
ポルシェジャパンは、「新型911GT3」の予約受注を4月7日より日本全国のポルシェ正規販売店にて開始したことをアナウンスした。価格は6速MT/7速PDKのいずれも22,960,000円(税込)となっている。
第7世代目となるタイプ992型911GT3は、最高出力510ps、最大トルク470Nmの4Lフラット6を搭載。これは先代モデルとなるタイプ991のGT3より10ps/10Nmの上乗せで、最高回転数は9000rpmをマークする。トランスミッションは6速MTと7速DCT(PDK)が設定され、0-100km/h加速タイムはMTで3.9秒、PDKで3.4秒を発揮、最高速はそれぞれ320km/h、318km/hというパフォーマンスを誇る。
モータースポーツ由来の空力性能は、ドラッグを最小限に抑えつつ強力なダウンフォースを発生。特にGTレーシングカーである「911 RSR」と同様のスワンネック型リヤウイングとディフューザーは、高速コーナリング時に大きな効果を発揮するという。
こうしたハイパフォーマンスを発揮する一方、車両重量はMT仕様では1418kg、PDK仕様は1435kgと先代と同等に抑えられたことで、ドイツのニュルブルクリンクサーキット北コースにおいて、20.8kmのフルラップを6分59秒927、かつての20.6kmのコースでは6分55秒2をマークするなど、自然吸気エンジンを搭載した市販モデルとしては初めて7分を切るラップタイムを記録しているのもトピックだ。
Holger Maske Juli 2020
新型ポルシェ 911 GT3の予約を開始。4L自然吸気エンジン搭載の最強モデル、価格は2296万円
2021年4月7日、ポルシェジャパンは2月にワールドプレミアを飾った新型「ポルシェ 911 GT3」の予約販売を開始した。
サーキットからの先端テクノロジーを投入
ポルシェのモータースポーツ部門の手による、サーキット由来のポルシェ 911 GT3の最新モデルの予約販売が開始された。搭載される4L水平対向6気筒エンジンは自然吸気で、最高出力510ps/8400rpm、最大トルク470Nm/6100rpmを発生。トランスミッションは6速MTと7速DCT(PDK)が用意され、駆動は言わずもがなのRR。
最高速度320km/h(6速MT)、0→100km/h加速3.4秒(7速DCT)の高性能を有し、ニュルブルクリンクでは、自然吸気エンジン搭載市販モデルとして初めてラップタイム7分を切る6分59秒927の記録の持ち主だ。
ハンドル位置は右と左を選択でき、車両価格(税込)はトランスミッションの違いに関わらず2296万円となる。
ポルシェ911GT3主要諸元
●全長×全幅×全高:4573×1852×1279mm
●ホイールベース:2450mm
●車両重量:1418kg(6速MT)/1453kg(7速DCT)
●エンジン:水平対向6気筒 DOHC
●総排気量:3996cc
●最高出力:375kW(510ps)/8400rpm
●最大トルク:470Nm/6100rpm
●トランスミッション:6速MT/7速DCT
●駆動方式:RR
●燃料・タンク容量:プレミアム・72L
●タイヤサイズ:前225/30ZR20、後315/30ZR21
●ハンドル:右/左
●車両価格(税込):2296万円(6速MT/7速DCT)
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ポルシェ | 日記
Posted at
2021/04/11 22:34:18
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