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2021年12月22日

現代風になるとこうなるんだな

現代風になるとこうなるんだな アウディ、ケン・ブロックのために1台限りのEV製作…新作映像の主役に

アウディは12月15日、1台のみの限定EV『S1 e-tron クワトロ・フーニガン』(Audi S1 e-tron quattro Hoonitron)を発表した。

このEVは、ケン・ブロック氏のために製作された。アウディの伝説のラリーマシン、『スポーツ・クワトロS1』をモチーフにしたEVだ。S1 e-tron クワトロ・フーニガンは、同氏が今後数か月以内にリリースする新作映像の主役になるという。



アウディの世界に1台だけのEV、「スポーツ・クワトロS1」がモチーフ…ケン・ブロックのために

アウディは12月15日、世界に1台だけのEV『S1 e-tron クワトロ・フーニトロン』(Audi S1 e-tron quattro Hoonitron)を発表した。

このEVは、ケン・ブロック氏のために製作された。アウディの伝説のラリーマシン、『スポーツ・クワトロS1』をモチーフにしたEVだ。S1 e-tron クワトロ・フーニトロンは、同氏が今後数か月以内にリリースする新作映像の主役になるという。

◆アウディとケン・ブロックのパートナーシップの最初の成果
アウディは、ケン・ブロック氏とパートナーシップを結び、EVなどの電気モビリティの分野で共同プロジェクトを行う。米国出身のケン・ブロック氏は、現在53歳。2005年からラリーとラリークロスのドライバーとして活躍しており、高性能モデルを限界走行させるビデオシリーズで、世界的に有名な存在となった。

また、ケン・ブロック氏は最近、さまざまなEVでテストやレースを行っている。2020年にはダカールラリーの最終ステージにおいて、EVプロトタイプで3番目に速いタイムを記録した。同じ年、スウェーデンで開催された「プロジェクトE」ラリークロスシリーズの初レースにおいて、優勝を果たしている。

アウディはケン・ブロック氏と、EVの分野で協力する。最初のプロジェクトとして、今回発表されたのが、ワンオフEVのS1 e-tron クワトロ・フーニトロンだ。

◆WRCで活躍したスポーツ・クワトロS1がモチーフ
S1 e-tron クワトロ・フーニトロンは、アウディの伝説的ラリーマシン、スポーツ・クワトロS1をモチーフにしている。アウディは1980年、ジュネーブモーターショーで、アウディ『クワトロ』を発表した。同車でアウディは、1981年からWRC(世界ラリー選手権)に参戦。以降、「WRCはフルタイム4WDでなければ勝てない」という常識が生まれ、新たな自動車の歴史を築いた、と自負する。

スポーツ・クワトロS1は、アウディが1981年からWRCに投入したアウディ『ラリー・クワトロ』の進化形として、1984年から実戦投入された。WRCでのタイトル争いが苛烈になるにつれ、ライバルメーカーは、当時のグループBのレギュレーションの許容範囲を活用して、ラリー用にミッドシップレイアウトを含めた新設計モデルを製作するようになった。それに伴い、アウディも1984年シーズン途中に、ホイールベースを縮めてハンドリングの敏捷性を高めたスポーツ・クワトロを投入した。翌1985年シーズンには、パワーを500hpまで高めたスポーツ・クワトロS1をデビューさせた。

スポーツ・クワトロS1には、排気量2110ccの直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載していた。最大出力は476psを引き出す。車両重量は1090kg。0~100km/h加速3.1秒、最高速240km/hの性能を備えていた。スポーツ・クワトロS1は1986年、WRCのモンテカルロラリーにおいて、ヴァルター・ロールがドライブして優勝するなど、活躍を見せた。

◆ツインモーター+AWDにカーボン製シャシー
S1 e-tron クワトロ・フーニトロンは、このスポーツ・クワトロS1を再解釈し、EVパワートレインを搭載する。2つの電気モーター、全輪駆動、豊かなパワー、カーボンファイバー製シャシー、FIA(国際自動車連盟)の基準を満たす安全装備を採用している。

開発は、アウディの高性能車とモータースポーツ部門のアウディスポーツが、ドイツ・ネッカーズウルムで実施した。アウディのEVスポーツ、『RS e-tron GT』の開発でのノウハウが生かされたという。

ドイツ・インゴルシュタットのアウディデザインが外装などのデザインを担当した。マーク・リヒテ氏が率いるデザインチームには、通常1年から1年半かかるデザイン工程を、4週間で完成させることが求められた。そのため、ケン・ブロック氏と連絡を取りながら、集中的に作業を進めたという。

ケン・ブロック氏は、「内燃エンジンとトランスミッションを搭載したさまざまな車に乗ってきたが、停止状態から150km/hまで一気に加速し、アクセルペダルだけでドーナツスピンに持ち込めたのは、初めての体験。素晴らしいチームワークを見せてくれたアウディスポーツに感謝したい」とコメントしている。



アウディ、ケン・ブロックのためのEVプロトタイプを開発『S1 フーニトロン』初公開

 アウディは12月15日、大人気ビデオシリーズ『ジムカーナ』を手掛けるケン・ブロックのために用意された1台限りのEVコンセプトカー『アウディS1 フーニトロン』を世界初公開した。

 この電気自動車は、アウディのアンバサダーを務めるラリードライバーで、世界的なドリフトアーティストでもあるブロックのチームが製作し数カ月以内に公開される最新ビデオ“Elektrikhana(エレクトリカーナ)”の主人公となるクルマだ。

 その外観は、アメリカの有名なヒルクライムレースであるPPIHCパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム、別名“レース・トゥ・ザ・クラウド(雲へ向かうレース)”で1980年代に優勝した『アウディ・スポーツ・クワトロS1』をモチーフに、その車両デザインが現代風にアレンジされたものとなっている。

 ブロックは「このプロジェクトは僕にとって夢をかなえる」ものだと語った。

「アウディS1 フーニトロンは、アウディが1980年代にすでに有名だった多くの要素が組み合わされている。たとえば、このクルマの素晴らしいエアロダイナミクスは(当時のマシンデザインが)完全に現代的なフォルムに変換されている」

「アウディのデザイナーたちは、自分たちの過去(のクルマ)からインスピレーションを得て、テクノロジーとデザインを独自のかたちで現代のクルマに移し替えたんだ。彼らの仕事は素晴らしいものだと思う」

 モデル名とスタリングの両方で、往年の名車であるスポーツ・クワトロS1を彷彿させる1台限りのEVコンセプトカーはふたつの電気モーターを備え、非常に強力なパワーを全輪駆動によって路面に伝える。シャシーはカーボンファイバー製でFIA国際自動車連盟が定める安全基準を満たしている。

 車両開発はアウディスポーツがドイツ、ネッカーズルムで実施した。この地は市販のEVスポーツ『アウディRS e-tron GT』が生産されている場所でもあるため、プロジェクトには最適な場所であったという。

 スタイリングは、インゴルシュタットのアウディデザインが受け持った。担当したマーク・リヒテと彼のチームにとってこれはありふれた仕事ではなく、アウディのチーフデザイナーを務める同氏は、「このプロジェクトについて最初に聞いたとき、チーム全体がすぐに奮い立った。我々のブランドのアイコンと未来を組み合わせたクルマを開発する機会を得たのだからね」と語った。

■ケン・ブロック「学ぶべき新しい発見がたくさんあった」

 彼らに突きつけられた課題は非常に大きかった。「それは、S1パイクスピークを現代的に解釈したフルエレクトリックカーを作り上げるというものだ」とリヒテ氏。

「タイムラインは非常にタイトで、通常1年から1年半かかるデザインプロセスを最初の図面から最終的なデザインまで4週間で仕上げなければならなかった。私たちはつねにケン・ブロックと彼のチームと連絡を取り、集中的に意見交換を行った」

 そうして完成したクルマを11月に初ドライブしたブロックは、電動化されたアウディS1モデルについて次のように語っている。

「アウディはドイツで数日間それをテストする機会を与えてくれた」

「僕はエンジンとトランスミッションを使用する多種多様なクルマに精通しているが、ここでは学ぶべき新しい発見がたくさんあった。停止状態から右足だけを使ってすぐに150km/hでドーナツターンに入っていく経験は、僕にとってまったく新しいものだったよ」

「(テストでは)クルマに慣れることに焦点を当てた。素晴らしいチームワークを提供してくれたアウディスポーツ・チーム全体に感謝している」

「アウディとのコラボレーションは僕にとって非常に特別なパートナーシップだ。このブランドとモータースポーツへの情熱が僕をラリーの道に向かわせたんだ」

「そのアウディが僕と僕のチームのためにクルマを開発してくれたことは、まさに夢のような出来事だ。フーニトロンは我々の歴史の次の章を書き、ジムカーナのストーリーを未来へと導いてくれる」

 世界中のファンはまもなく、アメリカのスターの成功を“エレクトリカーナ”というタイトルのもとで目撃することになる。
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Posted at 2021/12/22 22:20:39

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